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首相の問題かくしの「あっち向いてホイ!」に あやつられない !

2017年07月15日 | 自然・自然活動
 ついに内閣の支持率が30%を切りました。不支持に至っては60%ちかくになりました。これは時事通信社の調査です。
今まで民意を無視して強行採決を繰り返してきた政権ですが、都議選から始まりようやくストップをかけることができる事態になりました。各社の調査でも30%台の支持率です。
 ただ残念なことに、TV各社では、この事態を「どうすれば支持を獲得できるか」という視点での番組が目立ちます。何局とは言いませんが、惨敗した自民党の立場からの論点の立て方ですね。自民党に近いコメンテーターや解説者が、「加計問題では、岩盤規制を突破するには首相の権限が必要なことを堂々といえばよい。」とか「説明の仕方が悪いのだからそこを改めればよい。」などと助言してはばかりません。これは、国民の立場からの発言ではないですね。

 森友問題や加計問題の本質は、政治の圧力によりゆがめられ、一部の首相のお友達などへの利益になるような不正が行われていたことだったはずです。これらのコメンテーター等の発言は、自民党の主張と同じで本質をねじ曲げそちらの方へ世論を導く「助言」ですね。

 もう一点は、違憲の「共謀罪」や「戦争法」の強行採決を問題とせずに、それは脇に置き、経済的な問題で「アベノミクスの再構築」で国民の支持を取り付ければよいという「助言」です。現に若者が安倍内閣をしてする割合が大きいのは就活などで現実的な対応を迫られているからだと言います。これは国民は経済さえよければついてくるという発想です。これらの発言をする某有名大学の先生方が、国民を[愚民]扱いしているかのような気がしてきました。皆さん、これでいいのでしょうか。

 首相は目先を変えてあげれば国民はすぐその気になるということを考えているのでしょうか。次に打つ手は、伝えられているように、内閣改造を早めて人気のある人を入閣させて、国民の目を奪い、人気回復に努めるといういつもの手です。
首相の繰り出す手に「あっち向いてホイ!」と、操られていいのでしょうか。というわけで、「加計問題」「森友問題」で窮地に追い込まれている政権が、次に打つ手にだまされまい・・・。人気者の一人や二人が閣僚になっても、安倍自公政権の強権体質、憲法を破り国民を監視しようとする体質は変わるものではないでしょう。違憲発言を繰り返した稲田大臣とそれを守る首相、金田大臣に発言させないで刑事局長に答弁させた事などを思い出せばすぐわかります。
 
 でも、驚くのは、その中に「甘利議員」が含まれているというのです。安倍政権下で今起きている加計問題」「森友問題」などの元祖ともいうべき「口利き疑惑」で大臣をやめ、何日も国会を欠席したご本人が、この問題で改造になる内閣の候補になっているということは、ずいぶん国民もマスコミも甘く見れられているということでしょうか。もうあの事は忘れたころでしょうと。

 政権がやってきた憲法違反の数々を考えると「あっち向いてホイ!」と操られるわけにはいかないのですよ。


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