びっくりするニュースが飛び込んできました。あの憲法学者小林節氏が政治団体を設立して、比例候補に10人程たてるというのです。
青天の霹靂とはこのことでしょう。
今日の朝日新聞によると「国民怒りの声」設立とありました。
理由として、「民主党の失政はゆるせず、共産党に投票する気になれない多数の有権者の代弁者として第三の旗を立てる」としていました。
このニュースを見て、皆さんはどう思ったでしょうか。
私は、「ああ、自民党が一番喜ぶことを何でするんだ。」という思いでした。
本当に変です。今まで氏が唱えてきたことはなんだったのでしょうか。
①安倍政権は危険な戦争に向かっているから、その暴走を止める必要があるけど、野党が多く分かれているからバラバラでは力にならない。そのために「野党共闘」を市民団体や多くの国民が考え、共産党の提案もあり「野党は共闘」の方向へきたのではなかったでしょうか。
②野党共闘が大切だと取り組んできた結果、北海道5区では敗れはしたものの、大差で自公候補は勝つという予想をあと一歩まで追い上げ、自公も野党もともに「野党共闘」の力は大きいと見直したのではなかったのではないでしょうか。
③しかも、この北海道5区では、浮動票と言われる支持政党なしの7割近くを野党共闘候補が獲得し、民進党、共産党支持者もその9割以上が投票し、共産党と一緒では票が減る宣伝をうちやぶり、「野党共闘」の勢力は大きな力を得て、現在1人区では31県のうち23県にまで広がっているのでしょう。
④したがって、このまま政策に基づく「野党共闘」が進めば、民主とはどうもとか、共産党はどうもという人たちにも大きな受け皿が出来上がりつつあるということができます。だからこそ、自公は必死になって、野党分断政策として「野合」だとか、「共産党はこわい」などの戦前の特高的な宣伝を始めているのではないでしょうか。
⑤1人区で野党共闘候補がすべて勝つとは言えないでしょうし、かなり勝ったとしても、比例区で同じような政策をもつ小林氏たちが政治団体を立てることによって、野党票がさらに分散することは明らかです。結果的には、民主、共産はじめ野党の議席減につながることは明らかです。
⑥いままで「野党が分散しているから野党共闘を」と実現し始めて、自公に脅威を与えていた中、新たな野党が増えるという矛盾をどう説明するのでしょうか。
うーーん。戦う前に野党共闘が分断され始めたと自公はニンマリでしょうね。これでは自公政権は安泰でしょうね。今まで、野党共闘をめざして頑張ってきた人たちにも大きな打撃ではないでしょうか。
今までもこんなことがあった?と歴史を調べたくなりますね。
関ヶ原の戦いで、小早川氏が徳川に懐柔されて豊臣を裏切った?これは古い。
1977年参議院選直前に中山千夏氏などが「革新自由連合」(革自連)を結成。当選者は一名でしたが、野党は分断で、自民党大勝という歴史がありました。くわしくは調べていないですが。
最近では、東京都知事選挙で舛添自公候補に、宇都宮候補で戦っていた野党側が、直前になって、小泉、細川の元首相の反原発の訴えに分断されて細川候補を応援し始め、結果は舛添当選、宇都宮2位に、細川候補は3位に。この時の田母神候補は今になって逮捕へ。直前の分断かあ、似ているなあ。
歴史は繰り返すとのんびりと言ってはいられないのですが、残念、くやしい。
選挙直前の今までの言動とは違う行動の本当の意図は?
青天の霹靂とはこのことでしょう。
今日の朝日新聞によると「国民怒りの声」設立とありました。
理由として、「民主党の失政はゆるせず、共産党に投票する気になれない多数の有権者の代弁者として第三の旗を立てる」としていました。
このニュースを見て、皆さんはどう思ったでしょうか。
私は、「ああ、自民党が一番喜ぶことを何でするんだ。」という思いでした。
本当に変です。今まで氏が唱えてきたことはなんだったのでしょうか。
①安倍政権は危険な戦争に向かっているから、その暴走を止める必要があるけど、野党が多く分かれているからバラバラでは力にならない。そのために「野党共闘」を市民団体や多くの国民が考え、共産党の提案もあり「野党は共闘」の方向へきたのではなかったでしょうか。
②野党共闘が大切だと取り組んできた結果、北海道5区では敗れはしたものの、大差で自公候補は勝つという予想をあと一歩まで追い上げ、自公も野党もともに「野党共闘」の力は大きいと見直したのではなかったのではないでしょうか。
③しかも、この北海道5区では、浮動票と言われる支持政党なしの7割近くを野党共闘候補が獲得し、民進党、共産党支持者もその9割以上が投票し、共産党と一緒では票が減る宣伝をうちやぶり、「野党共闘」の勢力は大きな力を得て、現在1人区では31県のうち23県にまで広がっているのでしょう。
④したがって、このまま政策に基づく「野党共闘」が進めば、民主とはどうもとか、共産党はどうもという人たちにも大きな受け皿が出来上がりつつあるということができます。だからこそ、自公は必死になって、野党分断政策として「野合」だとか、「共産党はこわい」などの戦前の特高的な宣伝を始めているのではないでしょうか。
⑤1人区で野党共闘候補がすべて勝つとは言えないでしょうし、かなり勝ったとしても、比例区で同じような政策をもつ小林氏たちが政治団体を立てることによって、野党票がさらに分散することは明らかです。結果的には、民主、共産はじめ野党の議席減につながることは明らかです。
⑥いままで「野党が分散しているから野党共闘を」と実現し始めて、自公に脅威を与えていた中、新たな野党が増えるという矛盾をどう説明するのでしょうか。
うーーん。戦う前に野党共闘が分断され始めたと自公はニンマリでしょうね。これでは自公政権は安泰でしょうね。今まで、野党共闘をめざして頑張ってきた人たちにも大きな打撃ではないでしょうか。
今までもこんなことがあった?と歴史を調べたくなりますね。
関ヶ原の戦いで、小早川氏が徳川に懐柔されて豊臣を裏切った?これは古い。
1977年参議院選直前に中山千夏氏などが「革新自由連合」(革自連)を結成。当選者は一名でしたが、野党は分断で、自民党大勝という歴史がありました。くわしくは調べていないですが。
最近では、東京都知事選挙で舛添自公候補に、宇都宮候補で戦っていた野党側が、直前になって、小泉、細川の元首相の反原発の訴えに分断されて細川候補を応援し始め、結果は舛添当選、宇都宮2位に、細川候補は3位に。この時の田母神候補は今になって逮捕へ。直前の分断かあ、似ているなあ。
歴史は繰り返すとのんびりと言ってはいられないのですが、残念、くやしい。
選挙直前の今までの言動とは違う行動の本当の意図は?