人はさまざまなことに関わると出会いが多くなります。最近もうれしいことに、活動の中でさまざまな出会いがありました。
過日、小田急相模原駅前で「座間・九条の会」の方々と、「戦争法(安保法制)廃止」を訴えるスタンデングをしました。余り慣れていないので、訴え方も我ながらぎこちないと思うのですが、人が多いと勇気づけられるものですね。若いママさんたちが、必死に通行人に呼びかけたり、署名をしてもらったりしている姿に元気をもらって、あっという間に1時間が過ぎました。その活動の中で、二つの出会いがありました。
一つ目は、その訴えている若いママさんの中の一人に「○○先生ですね」と話しかけられました。話を聞くと、もう20数年前に教えた○○君の奥さんということで、○○君から聞いて知っていたということでした。私は、背が高く優しい○○君のことは当時の小学生姿のままながら覚えていました。こんな出会いもあるんですね。きっと○○君も奥さんの活動を理解してくれているのでしょう。とてもうれしい思いでした。
二つ目は、ショッピングカーを引いた年配のご婦人でした。署名をもらいながら、話を聞きました。
その方のお父さんが招集されて戦争に行った場所がかの「硫黄島」。日本軍がほぼ全滅してしまったという有名な戦闘が行われたところですね。日米の映画にもなりました。
その「硫黄島」ですから、当然お父さんは亡くなりましたが、何も遺品が残っていないと言います。当時軍が発行していた軍票などももちろん、遺品がないというのは悔しいということでした。「戦争は起こしてはいけないよ、頑張ってね。」ということでした。
後で知ったのですが、「硫黄島戦」(1945年2月16日開始)では、日本軍21000人が玉砕して、米軍も6000人と双方に大きな戦死者を出したのでした。戦闘の様子は映画で初めて知った次第ですが、残留兵が最後にまた突撃するなど凄まじい戦闘があったところで今でも兵器の残骸が残っていました。「硫黄島」は約22平方キロで、座間市約19.7平方キロと比較すると、端から端まで自転車で30分足らずで行ける距離ということになり、その小ささが分かります。こんなところでこれだけの戦死者です。
ボランティア活動ではよく人のためにやっているようだけど、結局次のように自分も得をしているといわれます。
人との出会い!
脳の活性化!
足腰の強化!
生きがいの獲得!
私もネイチャーゲームや施設訪問、ウオーキング活動などを通して、このことは実感しています。
ボランティアに限らずこのような戦争法廃止を訴える活動もそのような効能!があります。
それだけではなく、大げさに言えば、戦争に向かうことに反対する歴史をつくることに積極的にかかわることができるという面もあります。
なぜなら傍観者的に、何もしないで過ごすことも体制に有利なように消極的にかかわっているということもできるのですから・・・。)
理想ですが、自分のペースで、人との交流を楽しみながら、知恵を働かせて、歴史に働きかけること、動くこと、活動ができるといいですね。
憲法では、前文で国民主権や平和の大切さ、人権が天賦のものであることなど基本的なことが記述されていますが、
12条では、
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力にこれを保持しなければならない。」とあります。
戦後民主主義といわれるように、敗戦によってもたらされている民主主義。日本人が権力者から直接に闘いとったものではないという側面がある民主主義です。
あの時代にそこを踏まえて、「何時の時代にも権利や平和は国民が努力しないと奪われるものなのだよ。」という心配や教訓が込められているのだと、改めて憲法に教えられます。うーん深い・・・。
過日、小田急相模原駅前で「座間・九条の会」の方々と、「戦争法(安保法制)廃止」を訴えるスタンデングをしました。余り慣れていないので、訴え方も我ながらぎこちないと思うのですが、人が多いと勇気づけられるものですね。若いママさんたちが、必死に通行人に呼びかけたり、署名をしてもらったりしている姿に元気をもらって、あっという間に1時間が過ぎました。その活動の中で、二つの出会いがありました。
一つ目は、その訴えている若いママさんの中の一人に「○○先生ですね」と話しかけられました。話を聞くと、もう20数年前に教えた○○君の奥さんということで、○○君から聞いて知っていたということでした。私は、背が高く優しい○○君のことは当時の小学生姿のままながら覚えていました。こんな出会いもあるんですね。きっと○○君も奥さんの活動を理解してくれているのでしょう。とてもうれしい思いでした。
二つ目は、ショッピングカーを引いた年配のご婦人でした。署名をもらいながら、話を聞きました。
その方のお父さんが招集されて戦争に行った場所がかの「硫黄島」。日本軍がほぼ全滅してしまったという有名な戦闘が行われたところですね。日米の映画にもなりました。
その「硫黄島」ですから、当然お父さんは亡くなりましたが、何も遺品が残っていないと言います。当時軍が発行していた軍票などももちろん、遺品がないというのは悔しいということでした。「戦争は起こしてはいけないよ、頑張ってね。」ということでした。
後で知ったのですが、「硫黄島戦」(1945年2月16日開始)では、日本軍21000人が玉砕して、米軍も6000人と双方に大きな戦死者を出したのでした。戦闘の様子は映画で初めて知った次第ですが、残留兵が最後にまた突撃するなど凄まじい戦闘があったところで今でも兵器の残骸が残っていました。「硫黄島」は約22平方キロで、座間市約19.7平方キロと比較すると、端から端まで自転車で30分足らずで行ける距離ということになり、その小ささが分かります。こんなところでこれだけの戦死者です。
ボランティア活動ではよく人のためにやっているようだけど、結局次のように自分も得をしているといわれます。
人との出会い!
脳の活性化!
足腰の強化!
生きがいの獲得!
私もネイチャーゲームや施設訪問、ウオーキング活動などを通して、このことは実感しています。
ボランティアに限らずこのような戦争法廃止を訴える活動もそのような効能!があります。
それだけではなく、大げさに言えば、戦争に向かうことに反対する歴史をつくることに積極的にかかわることができるという面もあります。
なぜなら傍観者的に、何もしないで過ごすことも体制に有利なように消極的にかかわっているということもできるのですから・・・。)
理想ですが、自分のペースで、人との交流を楽しみながら、知恵を働かせて、歴史に働きかけること、動くこと、活動ができるといいですね。
憲法では、前文で国民主権や平和の大切さ、人権が天賦のものであることなど基本的なことが記述されていますが、
12条では、
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力にこれを保持しなければならない。」とあります。
戦後民主主義といわれるように、敗戦によってもたらされている民主主義。日本人が権力者から直接に闘いとったものではないという側面がある民主主義です。
あの時代にそこを踏まえて、「何時の時代にも権利や平和は国民が努力しないと奪われるものなのだよ。」という心配や教訓が込められているのだと、改めて憲法に教えられます。うーん深い・・・。
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