富士仰ぎ佳き日と決めて一人ゆく
「青丹によし」と習いたる地に今到る
闇の中はてなはてなの続きたる(二月堂)
譲り葉の世代交代ひっそりと
-俳句に寄せてー
*富士山。見えると思われる所にいると、不思議に毎日確認したくなる。天候次第なのに見えるとなぜか安心。
*平城京。広大な面積に改めて権力の強さを思い知らされる。ほとんどの人々はそれを維持するように納税してい たのだろうけど。匂うがごとくは何かむなしい。
*東大寺二月堂のお水取り。真っ暗闇の中を走る松明のあやしさ。空中に火炎が残るさまは疑問符のごと。
*譲り葉。昔、詩人河井酔茗の「こどもたちよ これがゆずりはです。・・・・」と習った気がします。子孫の ために自ら落ちていくのだという。ちょうど、あの『葉っぱのフレデイ』に描かれているような内容でした。
語りかけている。
「譲り葉の世代交代ひっそりと」
人間も此の様にありたいですね~。
ひっそりと。。。。1809
枯れるように・・・・ということがありますがきっと100歳ぐらいになったらそうなのでしょうね。100歳ぐらいまで楽しめる人もいるんですね!木漏れ日さんもきっとそうでしょう。