④いま大きな問題と思うのは、非正規教員の急増です。1992年から、2012年の20年間に小学校で4.4%から12.2%に、中学校で9.6%から19.5%にも増えているのです。
学校は今や、非正規教員なしでは成り立たなくなっています。
これらの非正規教員は、民間企業の労働者と同じく、賃金や福利厚生などにおいて劣悪な条件です。職場で意見を言うなどということは、再雇用にすぐ影響します。
金と効率を追求するあまり、身分も保障しない非正規教員を増やし続け、正規教員にも負担を多くする政策は、政府が「ブラック学校」づくりの旗を振っていることになります。
⑤教員の給与が高いという批判は、欧米諸国と比較して最低水準であることを知ると、公務員攻撃によって民間の給与も低く抑えるという政策のための宣伝が見えるのではないでしょうか。
教師を辞めたり、精神疾患になる教員が毎年数千にもなって大きな問題になっています。教師はゆとりや研修があって充実した教育が期待されます。
そのような保障が社会全般に広がることが大切ですが、公務員を攻撃して、賃金や労働条件を下げることは、結果的には民間の条件をも下げることにつながっています。足の引っ張り合いをさせられて得をするのは誰でしょうか。
⑥経費削減を言いながら、一方では予算の無駄遣いなどが会計検査院からも指摘されています。また、献金をなくすはずの政党助成金をもらいながら、献金も受けるなど矛盾だらけです。税金である政党助成金を違法なことに使っている議員も指摘されている通りです。
せめて教育に関しては子どもたちのために、じっくりと腰を据えて、取り組むことができないのでしょうか。嗚呼。
学校は今や、非正規教員なしでは成り立たなくなっています。
これらの非正規教員は、民間企業の労働者と同じく、賃金や福利厚生などにおいて劣悪な条件です。職場で意見を言うなどということは、再雇用にすぐ影響します。
金と効率を追求するあまり、身分も保障しない非正規教員を増やし続け、正規教員にも負担を多くする政策は、政府が「ブラック学校」づくりの旗を振っていることになります。
⑤教員の給与が高いという批判は、欧米諸国と比較して最低水準であることを知ると、公務員攻撃によって民間の給与も低く抑えるという政策のための宣伝が見えるのではないでしょうか。
教師を辞めたり、精神疾患になる教員が毎年数千にもなって大きな問題になっています。教師はゆとりや研修があって充実した教育が期待されます。
そのような保障が社会全般に広がることが大切ですが、公務員を攻撃して、賃金や労働条件を下げることは、結果的には民間の条件をも下げることにつながっています。足の引っ張り合いをさせられて得をするのは誰でしょうか。
⑥経費削減を言いながら、一方では予算の無駄遣いなどが会計検査院からも指摘されています。また、献金をなくすはずの政党助成金をもらいながら、献金も受けるなど矛盾だらけです。税金である政党助成金を違法なことに使っている議員も指摘されている通りです。
せめて教育に関しては子どもたちのために、じっくりと腰を据えて、取り組むことができないのでしょうか。嗚呼。
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