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政府・機構 答弁でたらめ 年金情報流出不審メール解析 訂正・謝罪くり返す 小池氏追及

2015-07-05 17:12:53 | 年金
しんぶん赤旗               2015年7月3日(金)
政府・機構 答弁でたらめ

年金情報流出不審メール解析 訂正・謝罪くり返す

小池氏追及

 参院厚生労働委員会で2日、年金情報流出問題の審議が行われ、日本共産党の小池晃議員の追及に政府や日本年金機構は答弁できず、審議がたびたび中断。ウソと無責任な姿勢が浮き彫りとなりました。

 同機構は、流出情報は基礎年金番号、氏名、住所、生年月日の4情報だけと説明しています。小池氏は、漏えいした共有サーバーには「所得情報を含むあらゆる個人情報が入っているはずだ」と質問しました。同機構の水島藤一郎理事長は「理論上は入っている」とごまかしましたが、小池氏に「外部委託している『ねんきん定期便』の作成などが4情報だけでできるわけがない」と詰められると、答弁不能となり、審議が2度にわたって中断。水島氏は「可能性については否定しない」と認めました。

 不審メールの解析もこれまでデータ管理委託先のNTTデータからウイルス除去会社に再委託し、「パソコンを提供」したと説明してきました。

 小池氏は、外部委託に関して「再委託は認めない」(社会保険庁解体時の柳沢伯夫厚労相)としていたのに再委託が行われているのは重大だとただすと、水島氏は「再委託という前回答弁は誤り。ウイルス除去会社とのサポート契約だった」と付随的サービスだと弁解。提供したのも「パソコンではなく、ウイルスの検体」と説明を変え、「おわび申し上げる」と述べました。

 小池氏は「“おまけ”のサービスで大事なウイルス解析をやらせたのか。だれが責任を取るのか。こんなことで個人情報を守れるのか」と批判。塩崎恭久厚労相は「ご指摘はその通り」と答えざるをえませんでした。

 小池氏は「つじつま合わせで、内規に触れるので訂正を繰り返しているだけではないか。デタラメぶりが浮き彫りになった。徹底解明が必要だ」と述べました。

<あなたに伝えたい>やっと納骨 悲しみ一区切り

2015-07-05 12:05:09 | 原発
河北新報より転載
<あなたに伝えたい>やっと納骨 悲しみ一区切り


フサさんの仏壇の手入れをする紀恵子さん

◎高野紀恵子さん(福島・浪江町)からフサさんへ

 紀恵子さん 母はとても明るい人で、自宅はいつも近所の人がお茶飲みに来るたまり場になっていました。自分で料理も洗濯もこなし、庭では毎日、花の世話をし、90歳目前とは思えないほど元気でした。
 原発事故による避難生活で一変しました。二本松市の体育館や北塩原村のペンションを一家で転々としましたが、やることがなくなり、話し相手もいない母はじっと動かなくなりました。食事も取れなくなり、みるみる痩せていきました。
 二本松市の仮設住宅に入って4カ月後に入院、その4カ月後の2012年4月1日に亡くなりました。事故がなければもっと生きられたと思うと残念です。震災関連死の認定を受けようと考えましたが、健康だったころの書類が足りず、諦めざるを得ませんでした。
 私と夫は共働きだったので、長女と長男の子育てはほとんど母に任せていました。母にとって初めての孫で、それはもうかわいがっていました。私が出掛けるときも「孫は置いていって」と必ず言ってきました。
 2人の子どもも母が好きでした。特に息子は帰ってくるなり、母がいないと気付くとすぐ探しに出掛けていきました。母が作るかぼちゃの煮付けやひじき炒め、漬物にうどん、どれも2人の大好物でした。
 実家のお墓の修理が終わり、ことし4月にようやく納骨をしました。気持ちとしては一区切り。相変わらず先の見えない避難生活ですが、支援を頂きながら元気に暮らしています。(日曜日掲載)

◎2人の孫を優しく見守る

 高野フサさん=享年(89)= 福島県浪江町の自宅で、娘の紀恵子さん(58)夫婦と孫の計4人で暮らしていた。東京電力福島第1原発事故により避難先を転々とするうちに体調を崩し、一家で二本松市の仮設住宅に入って8カ月後、心不全で亡くなった。


関連ページ: 福島 社会 あなたに伝えたい.

2015年07月05日日曜日

凍土遮水壁 年度内完了困難に

2015-07-05 11:48:44 | 原発
福島民報より転載

凍土遮水壁 年度内完了困難に


 東京電力福島第一原発の汚染水対策の柱となる凍土(陸側)遮水壁は、目標とする今年度末の本格凍結の完了が困難な状況となった。4月末に始めた試験凍結で、地中の温度を十分に低下できない技術的な問題が生じ、工程に遅れが生じている。さらに、原子力規制委員会が遮水壁運用の条件とする建屋周辺の井戸「サブドレン」からの取水などのめどが立っていない。本格凍結の遅れは今後の汚染水対策全体に影響を与える可能性がある。

■想定外
 東電は4月末から凍土遮水壁(全体で凍結管1551本)のうち約4%に当たる部分(58本)で試験凍結を実施している。
 地中の温度を調べる計測器を凍結管近くの18カ所に設置して観測している。今月1日までの2カ月間の平均地中温度は、12カ所で氷点下にならなかった。地点によって10・1度からマイナス20・9度まで約30度の温度差もあった。
 さらに1号機建屋周辺では、凍結後に地下水の水位が想定外の変動を見せた。
 東電の担当者は「どの程度地中が凍結しているかは目視できない。現在はまだデータを集めている状況」と説明。今後、原因究明や対策などを進めるとしている。試験凍結は数週間で完了する計画だったが、「終了時期の見通しは立たない」という。

■サブドレン難航
 規制委の検討会は1日、サブドレンからの取水などができない限り、遮水壁の運用を認めない方針を示した。サブドレンが機能しないと、建屋内の汚染水の流出を抑えている地下水の水位を調整できなくなる恐れがあるためだ。
 これを受け、規制委事務局の規制庁は、サブドレンでくみ上げた水を浄化後に海洋放出できない場合、試験凍結の次の工程となる本格凍結の作業を認めない考え。東電は地元の漁協関係者らに海洋放出を認めるよう求めているが、汚染雨水の流出などのトラブルが相次ぎ、理解を得られていない。
 東電はサブドレンを稼働しなくても、凍土遮水壁を安全に運用できるとする試算結果を公表しているが、規制庁は「試験凍結で既に予測できない事態が生じており、机上の試算では認められない」との姿勢を見せる。

■廃炉工程に影響
 遮水壁は国費320億円を投じ、政府が「汚染水問題の抜本的対策」に位置付けている。汚染水を減らす工程を示した政府の中長期ロードマップでは、今年度内に全体の凍結を完了、28年度内には1日約300トンの汚染水発生量が3分の1に減少すると見込んでいる。
 規制委検討会に参加している高坂潔県原子力専門員は「年度内の凍結完了は難しい。このままでは廃炉工程に影響が出る可能性がある」と指摘。経済産業省資源エネルギー庁の担当者も「前例のない取り組みでどれだけの期間で凍結が完了できるかは分からない。規制庁の認可も必要になるので年度内に終了するかは不透明」との見解を示した。
 県原子力安全対策課は「汚染水の発生量を抑えられない状況が続くと、将来的にタンク容量が逼迫(ひっぱく)することも見込まれる。早急に対策を講じてほしい」としている。


□背景
 陸側遮水壁は地下水の流れを遮断する目的で凍土方式による凍結工法を用いる。1~4号機の建屋周辺の約1500メートルに1551本の凍結管を設置し、冷却した冷媒(ブライン)を移送管で送り、地中に配置した凍結管の中を循環させ周辺の地盤を凍結させる。今年4月末から試験凍結を開始している。

( 2015/07/05 08:25 カテゴリー:主要

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