受験あれこれ。

昨日の駅弁【伊達武将隊弁当】1,000円


第一志望の大学に合格し、コンチの受験生生活は幸せな終わりを迎えることができました。
また。の単身赴任中でコンチとずむり。の二人きり。
不安もありましたが、母と子二人三脚の受験は想像していたより穏やかで楽しいものでした。

いろんな意味で私達はとてもラッキーでした。
コンチの努力はもちろんですが、遠くから心を寄せてくれていた人たち、そして生活を支えてくれるまた。の力があってこその合格だったと思っています。

　　　　　　　　　　　　　　　

ところで。
仙台での受験の途中で『合格できたら笑い話としてお話します』と言っていたのを覚えていらっしゃるでしょうか。
→２月25日の日記
今回はその時のハプニングについてお話ししようと思います。


その一。
二泊三日の受験の旅は出だしから躓きます。
いつもは最寄りの駅までは車で行くのですが、泊まりなので普段は使わないバスを利用。
ちゃんと時刻表で調べて家を出たのですが。
バス停についてよく見ると・・・もしや・・・、
今日は日曜日だ！
ずむり。が見たのは平日用だったので時間が違っていたのです。
次のバスは20分後。ぎりぎり電車の時間に間に合うかどうか。
万が一間に合わなかったら、新幹線に乗り継ぐことができません。
タクシーを呼ぶか（電話番号はわからないけど）家に戻って車で行くか。
悩みつつ、とりあえず歩きだし。で、気付きました。
次のバス停である市民病院に行けばタクシーがいるはず！
予想通りタクシーに乗ることが出来、無事に駅にたどり着けました。

教訓：普段使わない交通機関を使う時は慎重に。

その二。
これはブログで書きましたが、予想外の雪に悩まされました。
東北とはいえ、仙台は雪深い土地ではないというので油断していました。
行かずに済みましたが、コンチがもし前期に不合格だった場合、明日の後期試験のために北海道に行く予定でした。
天候の影響を受けやすい北海道大学の試験は二日前に現地入りすることが勧められています。

教訓：雪や強風で簡単に交通機関のダイヤは乱れる。

その三。
極めつけがこれ。
コンチ、なんと受験票を忘れました。
家を出る前に何度も「受験票持った？」と聞いたのですが。
国立大学の受験には『大学の受験票』と『センター試験受験票』の両方が必要です。
コンチは大学の受験票だけしか持っていなかったのでした。
でも、結論から言うと「全く問題ありません」
試験前日の夜にずむり。が気付き、インターネットで調べたところ同じような事を言っている人がいて気持ち的に助けられました。
もし来年以降、そういう人がこのブログを見た時のために書いておきます。

受験票を忘れた場合、試験の要項によると、
「本部（もしくは受付とか）に申し出てください」
と書いてあります。
コンチの大学の生協でも持ち物として「受験票」の欄に、
「これがないと自分の会場がわかりません」（←学部によってキャンパスが違うため）
と書いてはあるけど、「忘れても取りに帰らないように。遅れたら試験が受けられません」とも。
そして、当日の入場ゲートでも、
「受験票とセンター試験受験票を提示してください。
　持っていない方はそのままでは試験を受けられません」
と言っていて、決して誰も受験できないとは言ってないのです。

コンチは入り口でその旨を伝えると、別室に案内され仮受験票を発行してもらえました。
「このことで不利になることは一切ありません」と言われ、実際合格しています。
受験票は家に帰ってすぐファックスで送りました。

教訓：説明は隅から隅まで自分で読むこと。
　　　もし何かあっても動揺せず誰かに聞いてみること。
　　　けっこう高い受験料を払っているのです。なんとかしてもらえます。


ずむり。は仕事をしている頃、
「ミスをしてもカバーできた時はなんとかなったうち」
と思ってやっていました。
どんなに気を付けても人には時にはミスはあります。
それを自分に許さないでいたら何もできません。
その時に考えて前向きに対処できたなら、まぁそれは良かったと思おうと。

今回の受験では次々と（もっと些細なことでも）うまくいかないことが多く、なんだか気持ちがぐったりしていました。
それでもコンチが動揺しないよう、努めて明るく過ごしました。
コンチも何も気にしていないようだったけど、実は同じだったのかも知れません。
本当に、笑い話になって良かったです。

昨日の部屋探しの話などもするつもりでしたが、もうこんな時間！
続きはまた明日にします。