新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2024年2月バンテリンドームナゴヤで「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR」その3

2024-04-21 03:21:27 | 海外アーティスト

2024年2月バンテリンドームナゴヤ

「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR」

レポの続き

アンコールから

 

と…UNで
出てきたのは…な、なんと
またまた…もうこの会場にいるに違いないと思わせるような

映像の
Freddie Mercury…

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ただ出てくるだけじゃなく
な、なんと

お客さんとコール&レスポンス

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Freddie Mercuryの伸びやかな歌声は
実に臨場感たっぷりで
ホントその場にいるかのよう…

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で…Freddie Mercuryが去った後には



「We Will Rock You」

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もう怒涛のような盛り上がり
そして客席との一体感は
圧巻!!


この曲をやり続けたら
きっとドームの床が抜けるな…笑

そして、


「Radio Ga Ga」再び

観客全体で、同じ振り付けで、手拍子しながら踊る
このダダ広いドームの空間で、見事すぎるお客さんとの一体感

ラストはBrian May のエレキが唸り
ADAM LAMBERT の唄声が、その音に被さる

「We Are the Champions」

終わってほしくない
終わってほしくない

「 We Are The Champions」
ずっとチャンピオンのままで、この場にいてほしいと心から思ってた…

もう夢心地…

夢だとしたら目覚めたくない程の
素敵な夢

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あっという間の2時間強…

「2度あることは、3度ある」って言うじゃないか
これから、老化(ろうか)が進むだろうけど、3度目をみるために意地でも健康でいなくちゃ!!


もう一度、もう一度このドームの空間で見られることを楽しみに…
生きていこう…笑


余韻に浸っていたいけど、
いろんな身体の部位で、バンテリンにお世話になっていそうなタコボーさんと

そろそろかえ老化…もとい…帰ろうか

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タコボーさんの奥様が、待っているところまで…

くいーん…汗

このオヤジギャグで、せっかくの感動が、台無しじゃないか!!


2024年2月バンテリンドームナゴヤで「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR」その2

2024-04-20 02:04:21 | 海外アーティスト

2024年2月バンテリンドームナゴヤ

「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR」

のレポの続き

 

Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」

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メロディーは
どこまでも優しい
Brian May が歌う!!

実にしっとりと…しっとりと…
そして


♩手を取り合って このまま行こう 愛する人よ
静かな宵に光を灯し 愛しき教えを抱き~

Brian Mayの奏でるギターの旋律にのせて、お客さんが大合唱!!

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ここでは

大歓声のお客さんに応えるように
Brian May のMC
Freddie Mercuryと歌えた喜びをイングリッシュで語る!語る!!

続いては
Drum Solo
映像では、若い時のかっこいいモントリオールのティンパニソロのときRoger  Taylorの写真、そして今…笑…の Roger  Taylorとの対比で、あまりもの違いに映像でお客さんを、ちょいと笑わせつつ

でも年齢を重ねてもカッコイイドラムを連打する Roger  Taylor
重低音のRoger Taylorのドラムソロ
なんたって74歳…なのに…この刻むリズム…そして迫力は
凄すぎる!!


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「Under Pressure」

そのイントロに
Brian May のエレキの音色が絡む

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ミディアムテンポにのせられて
Roger Taylorのコーラスが実に印象的で
躍動感満載


曲の後半は
ADAM LAMBERT の実に伸びやかな唄声がドームいっぱいに響き渡る!!
もうADAM LAMBERT なしのQUEENは、今となっては想像できない程
存在感抜群!

さらにクラシカルな要素を曲調に加えて畳みかけるコーラスは圧巻!!

唄い終えてADAM LAMBERT はMCでお客さんを煽り



「Tie Your Mother Down」

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重低音のパーフェクトなドラム、ベースのリズム隊が刻むリズムの中
うねるBrian May のエレキ
重低音のサウンド

そこに溶け込むように歌う
ADAM LAMBERT の唄声


美しくハモる
コーラスの響き…


曲のラストは
素晴らしすぎるほど
高らかに伸びる…ADAM LAMBERT の唄声に
心底惚れて…それはそれは鳥肌もの…

曲の終わりには

ADAM LAMBERT とのコール&レスポンスでボルテージも最高潮


「Crazy Little Thing Called Love」

ご機嫌なナンバー

まさに名曲そのもの
爽快さを感じるメロディーライン
自然発生する手拍子
ホントADAM LAMBERT の伸びやかな歌声は圧巻!!


そしてBrian May のエレキの音色が溶け込むようで…




そんなグルーブ感満載のサウンドに
Brian May のエレキの音色が溶け込むようで…
ラストはBrian May のエレキが会場いっぱいに響き渡る
もう、心は煽られっぱなし



唄い終えてのMCはADAM LAMBERT 
「日本のお客さんは素晴らしい」的なことを英語で語って



「I Was Born to Love You(You Take My Breath Away)」



ノリノリのナンバーであるにも関わらず
メロディーラインが実に美しい…
これぞQUEENの旋律と断言できるほどのメロディーライン
この曲に乗って歌う

ADAM LAMBERT の唄は、あたかもFreddie Mercuryが降臨して憑依したかのよう
もう唄声だけ聴いてると、そこにFreddie Mercuryがいるみたい

間奏でのメロディアスなBrian May のエレキは、徐々に疾走感を増していき
ラストはADAM LAMBERT が高らかに歌い上げる
もう、ADAM LAMBERT がいるからこそ、QUEENの楽曲が蘇ったんだなと心から思う…

ADAM LAMBERTの唄声に惹きこまれ、圧倒されっぱなし
伸びやかな
ADAM LAMBERTの唄は実に感動的


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「Who Wants to Live Forever」

イントロは魅惑のコーラスで魅了する

幻想的なサウンドの中、間奏ではBrian May の奏でる美しいメロディーラインに、目も耳も釘付け

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ADAM LAMBERT の唄声は
歌っても歌っても衰え知らず!!
もう…ずっと圧倒されっぱなし…
もうサウンドはご存知のように

無限の広がりを感じる圧巻のサウンド…


そして
Brian May が惑星に降り立つ…

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「Brian May Guitar Solo」のコーナー


惑星でエレキを唸らせながら


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奏でる旋律は
神秘的な…まさに宇宙を感じさせる…
さらに…途中からは
どこかアジアンテイスト
中近東を感じさせる音階を含みつつ奏でるギターの音色に惹きこまれる!惹きこまれる!!
そして
ドヴォルザークの「新世界より「家路」」

いやあ、素敵すぎて

目頭が熱くなる!!

その流れで
Roger Taylorのドラムのリズムが重なり
ベース音が重なり
それはBrian May のギターに寄り添うように…惹きたてる!!!


ラストは
ソロでまた緩急自在に惹きつけ
しっとりと

悲し気な旅愁感を漂わせながら…

「Is This the World We Created…?」

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貧困、戦争の悲しみがADAM LAMBERT の唄声からひしひしと伝わってくる
目頭が熱くなる!熱くなる!!

 

「A Kind of Magic」

幻想的なイントロ
圧倒されるADAM LAMBERT の唄声


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スローから始まり、リズム隊のリズムは確実に刻みながらも、加速し

ミディアムテンポの曲調に
その曲調にのって歌い上げるADAM LAMBERT の伸びやかな唄声
間奏では
Brian May のエレキが彩り、世界観をより醸し出す


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「Killer Queen」

自然発生する手拍子
もう気分は最高

QUEEN色に染められて…
独特のこれぞQUEENならではのメロディー
これぞ、まさにQUEENワールド

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絶妙なコーラス…
そしてADAM LAMBERTの唄声から伝わってくる
なんとも言えない…色気…のようなもの…笑
が…醸し出されているような

ここで初めてのMC
ADAM LAMBERTから
Brian May を筆頭に
QUEENのメンバー紹介…
さらに今夜、ここに集まってくださったみなさんに感謝の言葉を添え

「Don’t Stop Me Now」

これまた
開放感満載の
QUEENの代表曲

もう…ステージから
私のみている席が離れているからでしょうけど
ADAM LAMBERTのボーカルがFreddie Mercuryのようにきこえる

まるで

今夜…ここバンテリンドームナゴヤで
Freddie Mercuryが歌っているように…
ステージから離れた席で…これ、よかったかも…
近くでADAM LAMBERTをみてたら
Freddie Mercuryにみえることは絶対なかったはず…



それくらい
ADAM LAMBERTの唄声はもちろん
仕草一つをとっても
Freddie Mercuryぽかったのよ…

で…そのFreddie Mercury???の唄声に呼応して
Brian May のエレキが映える!映える!


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疾走感溢れるBrian May のエレキ
その音に被さってくるFreddie Mercury???の凄すぎる唄声


思わず…

Freddie Mercury???とBrian Mayの饗宴に
サビは…一緒に…
♪ Don’t Stop Me Now~



と歌いたくなっちゃう!!
もちろん曲のラストは
♪ラララ~と大合唱!!


「Somebody to Love」

優しく美しいメロディー
ADAM LAMBERTの
♪Somebody To Love~のリフレインが心地よい
さらに
間奏のBrian May のエレキがソロで響き渡る!!
もう最高!!
ラストに畳みかける

ADAM LAMBERTの伸びやかな…歌声に圧倒!!
もう鳥肌もの!!
凄い!凄い!!
凄すぎる!!!


被さってくるコーラス
ハモリがめちゃ心地よくて
壮大さも感じられる
ADAM LAMBERTの唄声…高らかに歌い上げる!!
ラストの
♪Somebody To Love~のリフレイン
はみんなで大合唱!!!

「The Show Must Go On」

いやあ、これぞQUEEN!!の代名詞!!

若い頃
TVで何度も観た「ミュージックプロモーションビデオ」の映像が
心に鮮やかに蘇る!蘇る!

もう…私にとっては
ADAM LAMBERT が
「ミュージックプロモーションビデオ」でみたFreddie Mercuryの映像と被る!

もう圧巻の唄声に
痺れっぱなし!!
ADAM LAMBERT の唄声とBrian May のエレキとが共鳴し
もう至福の気分…
臨場感があって…迫りくる感じが

曲調にあって…この曲、最高ですよね!!


「Bohemian Rhapsody」

映像とともに
実に美しい見事なハーモニーは
まるで映画をリアルに3Dで体感しているかのよう

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ホント映画のあのシーンが飛び出してきたかのような
感動がここに…


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さて、この後はアンコール…

そのレポはまた明日に…続く!!


2024年2月バンテリンドームナゴヤで「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR」その1

2024-04-19 06:21:51 | 海外アーティスト

2024年2月
2020年にみて感動した
QUEEN + ADAM LAMBERTのライブがまたみれる!!

「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR」

2020年にみたあの感動が蘇る!!

「生」の「生」のQUEENを

ADAM LAMBERT さまをみて…さらに演奏を…そして…歌声を聴いて
テンションあがりっぱなし…
目頭が熱くなることも何度も…
今、想い出しても最高の夜でした…

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そんなに

めちゃめちゃQUEENを
若い頃、聴いていたかと言われれば
そうでもなくて…

でも
若い頃…
街を歩けば…カフェに立ち寄れば
どこからか聞こえてきた
QUEENの音楽…

さらには
私…バッド・カンパニーが好きで
要は…
Paul Rodgersが好きで…


何年前のことか
忘れちゃったけど
このナゴヤドームに
クイーン+ポール・ロジャース (Queen + Paul Rodgers) を観に来たことも…


さらに…

あの映画「Bohemian Rhapsody」で感動して…

その勢いで2020年QUEEN + ADAM LAMBERTのライブをみたら、もう鳥肌もの
ADAM LAMBERT さまの唄声が、圧巻で!!
時にはFreddie Mercuryが憑依してるんじゃないかと思えるときもあって

唄っているのは、間違いなくADAM LAMBERT なんだけど…

聴こえてくる伸びやかな圧巻の唄声…
さらには、ステージから遠くて、2,3ミリの大きさで見えることも手伝って
今、ステージで歌ってるのは
Freddie Mercuryじゃないだろうか!!


と錯覚しちゃったシーンも何度か…
いやあ…それくらい
ホント…ホント…ADAM LAMBERT が凄かったのよ!!


それまで

ADAM LAMBERT を知らなくて
生きてきたことがもったいなかったな…
なんて思えるくらい…

さてさて、今回
バンテリンドームナゴヤ

本多aco-bow正典さんと待ち合わせ

とのその前に、時間がちょいとあったのでイオンモールナゴヤドーム前ショーピングセンターで時間を潰そうと思って立ち寄ったら
平ぺったい
QUEENのメンバーが勢ぞろいしてました
あの世からFreddie Mercuryも
はい、みなさん、平ぺったい上に若い!!


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QUEENのナゴヤでの展示では、なんどもみてる
名古屋城来訪の写真パネルも


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そして、銅像になってるFreddie Mercury


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さてさて、ナゴヤの Roger  Taylorこと(あ、勝手にこの日だけ、命名)
若かりし頃はイケメンだった??
タコボーさんと一緒に、バンテリンドームナゴヤへ


ステージをバックに記念撮影


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先を急ぐ、
ナゴヤの Roger  Taylorこと
タコボーさん


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おお、三塁側のベンチ
開幕したら、ここに岡田監督が座るのか
おーん!!」

はい、この日は
QUEENの「おーん楽を満喫するぞー」

「そらそうよ!」


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開演前には、タコボーさんと私
あの「アリーナ入口」の看板があるとステージと被って、みにくくなりそうで、始まる前にとり外されるかどうかを、ずーと気にしている二人
それ以外の会話をしていなかったような

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はい、開演直前に、ちゃんと取り外されました…

ではでは、安心して

QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR
名古屋公演のライブレポ
をば

早速…

QUEENのみなさん、 ADAM LAMBERT がステージに姿をみせるときなんか
自然災害、地鳴りが起きてるんじゃないかと思えるほどの客席のボルテージ
登場する演出も豪華で…荘厳さも感じられる演出

ところで、よーくみるとADAM LAMBERTの後ろにも人影
バックステージもチケット販売してたのでしょうか…


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さてさて、オープニングは

1984年にリリースされたアルバム「ザ・ワークス」からの「Machines (or“Back To Humans”)」の曲とがイントロで繋がることによって
より盛り上がりが感じられる

もう、のっけから総立ちの

「Radio Ga Ga」
「Machines」と曲の雰囲気が似ているので、実に自然に感じる…
サビでの爆発力は凄まじく

それはそれは
客席と…見事な一体感!!!

寄り添うBrian May のエレキが素晴らしい!!!

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「Hammer to Fall」

まさにQUEENらしい
先ほどの曲と同じく
ノリノリのロックナンバー
炸裂するBrian May のエレキの響きに
心奪われ…もうめちゃめちゃ
カッコいい
そして…美しいコーラス
間奏のBrian May のエレキがフューチャーされた
旋律なんて…最高!!!
そして、圧巻のADAM LAMBERT の唄声が高らかにバンテリンドームナゴヤの隅々にまで響き渡る


「Another One Bites the Dust」

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80年代を彷彿させる

行進するように刻むリズムをベースにした
ロックンロールサウンド
躍動感満載で
実に心地よいフレーズ


ホントADAM LAMBERTがかっこよくて
かっこよくて…


この曲のときには
ADAM LAMBERTが
マイケルジャクソンに似てる気もして
さすが…エンターティナー!!
もう…ADAM LAMBERTの一挙一動を追ってる私…
恋する乙女のように???

神秘的な摩訶不思議な世界観を感じさせるサウンドのイントロ
ADAM LAMBERTの唄声はドームがまるで狭い空間であるかのように
響き渡り
Brian May のエレキの音が歪む!歪む!!

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そして
ADAM LAMBERTの絶叫!!
ドームの天井に突き刺さるほどの唄声と
歪むエレキとの饗宴!!

「I’m in Love With My Car」

イントロは自動車のエンジン音

そして畳みかける疾走感溢れるサウンド

Roger Taylorが熱唱する!!
めちゃカッコいい!!
そしてサビのハーモニーの美しさと言ったら
まさにQUEENワールドに陶酔!!
唸るようなBrian May のエレキ
畳みかけるRoger Taylorのドラムのリズム

それはそれは
実に見事なグルーブ感を醸し出し…


続いては
自転車のチャリンチャリンという音からはじまる

「Bicycle Race」

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自転車なのに
バイクに乗ってきた…笑

絶妙なコーラス…
間をとって…タメを作って
お客さんを煽る!煽る!!
疾走感溢れるサウンド
ラストのADAM LAMBERTのシャウトは
圧巻!!


「Fat Bottomed Girls」

神秘的な荘厳さを感じる世界観はまるで宗教音楽のよう
静寂さをも感じる空間の中、ADAM LAMBERTの唄声のみが、バンテリンドームナゴヤいっぱいに響き渡る

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「I Want It All」

いやあ…

このメロディーが生で…生で…
QUEENの演奏で、生で聴けるなんて

Brian May のエレキの音の響きが

実に快感!!

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さらに
心地よい
サビのリフレイン

♪ I Want It All~


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は、もちろんみんなで大合唱!!

Brian May のエレキのソロの見せ場を挟んで
ラストは♪ I Want It All~
手拍子込みの大合唱!!!

♪ I Want It All~の大合唱の中
歌うADAM LAMBERTの唄声は圧巻!!

ここからはBrian May のアコーステックコーナー

日本語で
「ナゴヤのみなさん、コンバンハ、また、日本にこれてとても嬉しい…いっしょに唄ってください…お元気ですか??」とカタコトを通り過ぎた、見事なほどの日本語でBrian Mayが挨拶した後に

「Love of My Life」

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お客さんが歌う
それを元にBrian May がハモるように歌う
お客さんのアイフォンの光に包まれる中に
惹きこまれる優しい歌声

奏でるギターの響きにのって…

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と…ここでまさかまさかの
Freddie Mercuryがまるでここバンテリンドームナゴヤにいるかのように
映像なんだけど実に自然に登場…

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時空を超えた
Freddie Mercuryと
Brian May の夢のハーモニー

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いや…夢じゃなくて
これは…現実
なんか自然と目頭が熱くなる!!!
もう…それはそれは
鳴りやまぬ拍手歓声!!
実に自然にまるでステージそでにこの場にいるかのように下がるように消えていく
Freddie Mercuryの残像を心にしっかりと刻みながら

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すると、この後に
ADAM LAMBERTも登場

厳粛な雰囲気を漂わせる

教会をイメージする摩訶不思議な感じを思わせるサウンドの中
ADAM LAMBERTの心に染み入る歌声
実に高音の伸びなんか神々しくて
唄声に惹きこまれる!惹きこまれる!!


Freddie Mercuryに被って見えちゃうほど素晴らしくて
もう感動で目頭が熱くなる

と、ここまで、長くなっているので、次回に続く!!




2023秋…Zepp Nagoyaでテデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)

2024-04-04 05:21:55 | 海外アーティスト

2023年の秋

Zepp Nagoyaでの
テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)の名古屋公演を観に行く

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とにかく、サウンドが1970~80年代…
どことなく

オールマン・ブラザーズ・バンドの匂いがぷんぷん…
(あ、Derek Trucksはオールマン・ブラザーズ・バンドでもエレキを奏でていますね…)



どことなく
ドゥービーブラザーズの匂いもぷんぷん…
 (音が70年代のロックテイスト満載なのよ!)


演奏から感じられるのは

70年代~の
ブルース色満載の
サザンロックを中心に…
カントリーもあり
R&Bもあり…といった…
私のような…オジサンにはドストライクの
大迫力の
アメリカン・ミュージックを聴かせ楽しませてくれるのです…

そう、私が若かった頃の懐かしさを感じるアメリカを感じさせ
それが12人の大所帯で、圧倒されんばかりのグルーブ感で、心を震わせてくれるのよ
Derek Trucks、Susan Tedeschiのギター&ボーカルの2人を代表として、ステージ前方にはオルガン/キーボード奏者、ベーシストが…そして、後方には2人のドラマー、3人のホーン・セクションと3人のコーラス陣
もう12人から繰り出される音の洪水に溺れて、実に心地よいのよ

12人の大所帯なのに…
みなさんの息がびったり…
それも、肩苦しいものではなく…
演奏者のみなさんが…それぞれのフィールド内で…
個性豊かに自由にリズムの中を踊っていて…それでいて…
演奏に見事な一体感が感じられて…
ホント凄いのよ!!

メンバー記しておくと

 
Guitar Vocal Suzan Tedeschi
Guitar Derek Trucks
Guitar  Vocal Mike Mattison
Keyboards、 Vocal Gabe Dixon
Bass Brandon Boone
Drums、 Percussion Tyler Greenwell 
Drums、 Percussion Isaac Eady
Vocal Mark Rivers 
Vocal Alecia Chakour
Saxophone Kebbi Williams
Trumpet Ephraum Owens
Trombone Elizabeth Lea

以上12名

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そして
Derek Trucks
もう新たなギターの神様…と言いたいくらい
独特な指弾き、さらには超絶したスライドギターは、あたかもギターが歌って、叫んでいるようで、もうかっこよすぎる!!

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Derek Trucksの奥さまのSusan Tedeschi
ちょいとハスキーな…

色艶のある…唄声はドストライク…
圧巻の歌唱力で…

痺れるほどの…歌声

人妻だけど…
一目惚れ…いや一聴惚れしちゃいそうな…笑…


ブルース色満載の…
歌声…
ときには…シャウトし…
この色艶のある…ブルースロックにぴったりとハマった
唄声がタマンナイ!!
前回、おそらく7年前にみたときよりも、お腹廻りがふくよかになってましたが…
変わったのは、そこだけ…
おそらく50代に突入したと思われるけど、やっぱ綺麗だし、ミニスカートもハマってるし、彼女と言えば、このグリーンの誰のサインか当然確認できないけど、サイン入りテレキャス…うん、綺麗を越えてカッコイイ!!

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そしてこのテデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)の最高なところ
それは、来日したら、過去も含めて名古屋飛ばしをしないこと
これぞ、名古屋弁で
テデスキ、でらスキ」ということで…

さてさてゆっくりとメンバーが入場…
そして、Derek Trucksがギターをかき鳴らした瞬間、目はDerek Trucksに釘付けに…ギブソンのSGをほとんど素のままで使い、フィンガーピッキングで緩急自在にエレキで語りだす…


Derek Trucksはステ―ジでは、バンドのみなさんのそばで…
寄りそうときは…寄りそったバンドの面メンとの
呼吸を大切にしているので…

お客さんに…

「お尻をむけてること」…笑

…も…しばしば…

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でも…

何よりも大所帯バンドなのに…
一寸の狂いも生じさせない
…質の高い演奏を聴かせることを優先する
Derek Trucksのこの姿勢に心からあっぱれ!…


Derek Trucksのお尻を眺めて…
またまた…痺れちゃう私なのです…笑


(けっして「お尻フェチ」ではありませんよ!!…笑
 念のため…)

まずは
「Anyhow」
から
のっけから、Susan Tedeschiのちょいとしゃがれた…でも声は高らかに伸びやかに歌い上げる歌声に拍手喝采



重低音のBrandon Booneのベースをはじめとしたリズム隊の刻む音が、心にずしずし伝わってくる
懐かしいアメリカを感じさせてくれるミディアムテンポのこの曲
間奏でのDerek Trucksの奏でるエレキの旋律が、Susan Tedeschiの唄声と戯れているかのようで、聴いてて実に心地よい
そして、間奏の後半では、ホーン隊のグルーブ感が、これまたタマラナイ
そして、Susan Tedeschiのシャウトするようなブルージーな歌声が、Zepp Nagoyaのハコに響き渡る

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「Hear My Dear」

メロディアスなしっとりと
懐かしきアメリカを感じさせてくれるナンバー
Susan Tedeschiの唄声をよりひきたたせるように、キーボードのGabe Dixonの音色が色を添え、またコーラスが、さらにSusan Tedeschiの唄声をより響かせる

後半はSusan Tedeschiの唄声にDerek Trucksのエレキが被さる…それはまるで、感情を抱いて歌うかのように聴こえてくる
そして曲の後半に行くにしたがって、バンドのグルーブ感は最高潮に…もう圧巻の一言以外、言葉が浮かばない…


「Playing With My Emotions」

ご機嫌なナンバーにのせて
Susan Tedeschiの歌う歌声は、ミニスカートにぴったり…不思議と、先ほどまで歌ってたブルージーなSusan Tedeschiと違って、かわいらしく聴こえてくる…

もう、曲によって、唄の表現の仕方ががらっと変わるのに驚きを感じつつ
テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)のグルーブ感、心地よさと言ったらもう最高


間奏ではDerek Trucksの奏でるエレキは疾走感満載

そのエレキで奏でる旋律はまるで、リズム隊の奏でるリズムの上で、戯れているかのように心に伝わってくる…
後半は、バンドの面々の音が重なってきて、迫力のあるサウンドに
その中でも、圧倒的な存在感を示す聞き惚れるほどのDerek Trucksのエレキの響きは、もう鳥肌もの

Susan Tedeschiが一言、客席に感謝の言葉を発して
次の曲は

「Ain't That Something」

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キーボード
のGabe Dixonがボーカル
Susan Tedeschiがハモり、サビではSusan Tedeschiのボーカルが映える!!

間奏ではGabe Dixonのキーボードがフューチャーされ、後半はホーン隊が見せ場たっぷり
そしてラストはDerek Trucksのエレキがブイブイ唸らせる…


演奏後は
Susan Tedeschiが歌ったGabe Dixonを褒め称え


「Bell Bottom Blues (Derek and the Dominos cover)」

スローなブルース
Eric Claptonもよく演奏するブルース
歌うは
Susan Tedeschi

これがまたいいんだよね
Susan Tedeschiのブルージーでありながら透き通った感もある歌声にハマっている

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そのSusan Tedeschiの唄の世界観をよりひきたたせるDerek Trucksの泣きのエレキ
そして、その雰囲気をより醸し出すかのように被さってくるバンドサウンド
いやあ、日本武道館での
Eric Claptonの姿とも被って、鳥肌もの!

「Why Does Love Got to Be So Sad? (Derek and the Dominos cover)」

疾走感溢れるバンドサウンド
もう歌声はノリノリのSusan Tedeschi
そして、見せ場たっぷりのコーラス隊
間奏は強烈な
Derek Trucksのギターソロ
後半に行くにつれて、バンドアンサンブルがより鮮やかに
特に際立つのが
Gabe Dixonの奏でるキーボードの音色、より世界観を包み込んで

「Gin House Blues (Bessie Smith cover)」


Gabe Dixonの奏でるキーボードのリズムに乗せて
自然発生する手拍子
ボーカルは
Mike Mattison

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ブルージーで疾走感満載のこのサウンド、タマラナイ!!
Gabe Dixonの奏でるキーボードの旋律が思い切りフューチャーされてて
後半はDerek Trucksのエレキの音が覆いかぶさってくる

演奏を終えると
Susan TedeschiがMike Mattisonを称えて


「Last Night in the Rain」

しっとりとした古き良きアメリカを感じさせてくれる懐かしさの感じるサウンド
Susan Tedeschiの情感こもった歌声
それを惹きたてるコーラスが郷愁感をより醸しだす
孤独感を感じさせるこの歌
しかし、けして内向的ではなく、曲の後半に行くにしたがって、ダイナミックな世界観へと広がっていく

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「Part of Me」

Derek Trucksの語るようなエレキのソロから曲はスタート
もう目と耳はDerek Trucksに恋する乙女のように釘付け
歌うはSusan Tedeschi
実に伸びやかに歌い、コーラス隊が
Susan Tedeschiの唄声をより惹きたたせる
ご機嫌なミディアムテンポのこの曲
中盤は
Kebbi Williamsのサックスのソロが思い切りフューチャーされ、その姿に目を奪われる
もう身体全身を震わせて、吹きまくっているのが、ひしひしと伝わってくるのよ!
そして、間奏は
Derek Trucksが、あたかも歌っているようなエレキの音をハコに響かせ
なんといってもDerek Trucksを中心としたバンドサウンドのグルーブ感
音の洪水に溺れっぱなし


「I Must Have Done Somebody Wrong 」

Allman Brothers Band coverのカバー曲
Derek Trucksのエレキが唸る!唸る!!歪む!歪む!!
ドラムの音と昇天していくかのように

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そして、ブルージーな
Susan Tedeschiの唄声
間奏はGabe Dixonの奏でるキーボードがフューチャーされてたかと思えば
またまたDerek Trucksのエレキが唸る!唸る!!歪む!歪む!!
唄っているかのように唸る!唸る!!
心にぐいぐい刺さる!刺さる!!
なんでも、この曲、今回のツアーで名古屋だけ演奏したとか
ありがたや!ありがたや!!

名古屋弁でもう1回テデスキ、でらスキ」

さらに、曲の終わりにはKebbi Williamsのサックスがフューチャーされ
ツインドラムとのセッションは見応えたっぷり

続いてホーンセッションから始まる
緩急自在、そして疾走感満載の

「Shame」

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しっとりとした粘り気のある…かつ色気の感じられる
Susan Tedeschiの唄声
その歌声にホーンセッション隊が、真っ向勝負のように絡んでくる
その中で、高らかに歌い上げる
Susan Tedeschi
色を添える…いや、視線を一気に奪いそうなほどの
力強さと緩さ…そう緩急自在の
Derek Trucksのエレキ

まるで一つのストーリー性が感じられる壮大さを感じさせる一曲

もう、テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)のサウンドの渦にずっと溺れっぱなしで

「Midnight in Harlem」

イントロダクションでは、しっとりと奏でる
Derek Trucks
Susan Tedeschiのしゃがれていながら透き通ったなんとも摩訶不思議な世界観の唄声は静かに
曲調は果てしなくメロディアス
歌声は、どこまでも伸びやかで
そして後半からやってくる
Derek Trucksのスライドギター
爪びくサイケなサウンドを挟んで
もう泣きのエレキのサウンドがタマラナイ!!ホント鳥肌もの


「Yes We Will」

力強いサウンド
唸る
Derek Trucksのエレキ
ブルースフィーリング満載のこの曲
ミディアムテンポ…いや、むしろスローに近いナンバーか…
Susan Tedeschiの透明感の感じられるブルージーな歌声が曲調に溶け込む
懐かしの80年代のアメリカを感じさせるサウンド
80年代にタイムスリップしたかのようで、聴いてて若返ったような気分も
サビの
Susan Tedeschiのシャウトなんか最高!
そして間奏のDerek Trucksのエレキはブルース色に染められて、その響きが心に沁みる!沁みる!!

Susan Tedeschiが日本語で「どうもありがとうございます」と一言

本編ラストは


「Bound for Glory」



イントロでは郷愁感たっぷりに
Derek Trucksがしっとりとエレキを奏で
ラストはミディアムテンポのこの曲
Susan Tedeschiが歌う!歌う!!
もう12人の大所帯なのに、一寸の狂いも感じられないバンドサウンドのグルーブ感がタマラナイ

曲の後半には、惹きつけられる
Derek Trucksの泣きのギター
それに溶け込むようなSusan Tedeschi
ラストは
Susan Tedeschiのシャウトと
Derek Trucksの唸るようなエレキの音とが一体化したように感じられ、それはもう圧巻の一言

当然、鳴りやまぬ拍手!拍手!拍手に応えて

UN


「I Want More」

ツインドラムのリズムに合わせて自然発生する手拍子
その手拍子にのせて
ご機嫌なアメリカロックサウンド
Susan Tedeschiが歌うそのサウンドは
80年代の匂いがぷんぷん漂ってくる

間奏では
Derek Trucksのエレキ、もう指先が弦の上を戯れているかのように奏で

ブルース色を漂わせながら
圧巻のスピードで奏で、歪み、唸らせる

ツインドラムのソロを挟んで

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ラストは


「Beck's Bolero~
Freeway Jam」

Jeff Beckへの追悼か…
奏でるDerek Trucksのエレキの音は

あたかもそこにJeff Beckがいて、奏でているかのように、Zepp Nagoyaの床や壁にしみいっていったのです…
この曲だけは、Jeff Beckを何度も見た
名古屋市公会堂で、聴きたかったな…というのは贅沢な欲望
Derek Trucksのギターの凄すぎる圧と空気の振動を体感し
懐かしさの溢れる古きよきアメリカを感じさせるサウンドの沼に
浸って、浸って、その心地よさと言ったら…もう究極の幸せ…

ホント、ナゴヤ飛ばしをしない

かつ80年代のサウンドで、気持ちを若返らせてくれる


テデスキ、でらスキ」!! 

 


2023年春、日本特殊陶業市民会館で「The Doobie Brothers 50th Anniversary Tour」

2023-06-05 06:24:56 | 海外アーティスト

2023年4月

この時期には、

BOB DYLAN ERIC CLAPTON、Deep Purple

そして、今回書き綴る「The Doobie Brothers」まで日本にいてるという、驚くほどの…コロナ禍が明けての来日ラッシュ…

もう、おカネがいくらあっても足りないよ!!状態…でありましたが…

BOB DYLANはチケット代が高すぎて、かつ歌う選曲がマニアック過ぎて、正直行こうかどうしようか、悩みましたが…

 

ERIC CLAPTONと、この「The Doobie Brothers」は即決!!

特にこの「The Doobie Brothers」は、私が10代の時、彼らの曲を聴きながら80年代の古き良き憧れた「アメリカ」を感じさせてくれた…私の思い出のバンド…

悶々とした10代の頃、「The Doobie Brothers」のサウンド、トム・ジョンストンの唄声を聴きながら「アメリカ」に憧れていたのよ…

将来、こういったアメリカの田舎へ行ってみたいなと…「アメリカ」で暮らそうとは思わないまでも、漠然と憧れた「アメリカ」

そんな「少年時代のピュアな心」に戻してくれる「The Doobie Brothers」

な、なんと6年ぶりの来日…

もちろん、6年前のコンサートにも行ったけど…

今回のツアーは、もともとは、結成から50周年を迎える2020年に合わせて企画されていたツアーであったらしく、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響で日程変更を余儀なくされての、この2023年に、ついに実現された「50周年ツアー」なんだな…

なんと嬉しいことに結成50周年!!リユニオン・ツアー(50th Anniversary Tour)

もう私が、影も形もない頃からバンドを結成されてて…というのは噓だけど…私は、おおよそ45年くらいしか知らないけど…とにかく中学生、高校生の頃に、もう、このノリノリのアメリカンロックに翻弄されてた懐かしい日々…

もう、このサウンドを「生」で聴けば私も、きっと10代に若返る??はず…

さらに、今回はマイケル・マクドナルドが参加、正直、マイケル・マクドナルドがボーカルをよくとってた80年代、「The Doobie Brothers」はAORっぽいサウンドになっちゃって、トム・ジョンストンが歌っていた時のように「虜」になることはなかったけど、でも、マイケル・マクドナルドは「The Doobie Brothers」を語るにはもちろん外せない…

 

そんなマイケル・マクドナルドがトム・ジョンストン、パトリック・シモンズと一緒に同じステージに立つ…もう「小学生の時の遠足前夜の布団の中」にいるくらいワクワクしちゃうじゃないか…

もう思った通り…想像したとおり10代に若返ったような

「The Doobie Brothers」のコンサート

ステージに立ってるメンバーのみなさんは、なんせ結成50周年ですから…実際は、結成52~54年??見た目は明らかにおじいちゃんなんだけど、立ち振る舞い…歌声はあの頃のまま…

歌のキーもカセットテープで聴いたあの頃と一緒じゃないかと思えたほど…

メンバー、立ってエレキを、ベースを、サックスを奏でながら、動き回っている!!

それにつられて、お客さんも総立ち…

1曲目のファーストアルバムに収録されていた「Nobody」からアンコール曲まで約2時間…ずっと立ちっぱなし…

こんなオールスタンディングのライブの経験、いつ以来だろう…

20代の頃は、こんなスタンディングのコンサートに多く足を運んでいたのよ…と、まさに若返った気分…

バンドメンバーは

 

トム・ジョンストン、パトリック・シモンズ、ジョン・マクフィー、マイケル・マクドナルドのフロント陣と、それを支えるジョン・コーワン(ベース)、マーク・ルッソ(サックス)、エド・トス(ドラムス)、マーク・キニョーネス(パーカッション)の8人編成…

ではでは名古屋、日本特殊陶業市民会館で行われた

「The Doobie Brothers 50th Anniversary Tour」のライブレポをば早速… 

そうそう、ライブ前のSEは、同じくこの4月に来日している

Deep Purpleの「Smoke On The Water」

Deep Purpleの公演は名古屋でなかったから、あっさりと諦めたけど、もし名古屋公演があったら、散財するかどーか悩んだだろうな…

「The Doobie Brothers」を見た人が「Deep Purple」をみたくなるようにするためのSEだったのかな…

同じように「Deep Purple」を見た人が「The Doobie Brothers」もみたくなるように、Deep Purpleの公演前のSEは「Listen to the Music」だったりして…笑

 

さて開演

まずは「Nobody」から

メロディアスなマイケル・マクドナルドのピアノの音…

優しく奏でるパトリック・シモンズのエレキの響き…

もう、これだけで、あっという間にお客さん、総立ち…

支えるジョン・コーワン(ベース)、エド・トス(ドラムス)、マーク・キニョーネス(パーカッション)のリズム隊の奏でる安定したリズムに乗って、のっけから楽しませてくれる「The Doobie Brothers」のグルーブ感

私の大好きなトム・ジョンストンの歌うアメリカン・ロック

間奏はエレキが炸裂!めちゃカッコイイ!!

そして、♪Nobody~のハーモニー、コーラスワークの素晴らしいこと、もう1曲目から鳥肌もの…

そして

「Take Me in Your Arms (Rock Me a Little While)」

懐かしさの感じるロックンロール

始まったばかりだというのにお客さんのボルテージも最高…

もう、私もその渦に身を任せて、なんだか10代に若返った気がする…会場も昭和の匂いが漂う日本特殊陶業市民会館(旧名古屋市民会館)というのもいいよね…

トム・ジョンストンを中心に、ボーカルはメンバーが分け合って

でね!ホント「コーラス」…ハモリが気持ちいいのよ…

このハモリの美しさはセンチメンタル・シティ・ロマンスと被るところがあるような??

間奏はまたまたエレキが炸裂!

 

「Here to Love You」

アメリカン・ロックから曲調が変わり、AOR風…

マイケル・マクドナルドが歌う、とてもメロディアスな1曲

マイケル・マクドナルドの高音ボイスの伸びは衰えをさほど感じない…曲調からは壮大さも感じられ、間奏のマーク・ルッソのサックスが、より世界観を引き立てる…

自然発生する手拍子…

エド・トスのドラム音、ビートにのせてのハーモニーは圧巻!!

 

「Dependin’ on You」

懐かしいロックサウンド

唄うはパトリック・シモンズ…

70年代を彷彿させるサウンド…もう聞こえてくるだけでワクワクしてくる…唸るエレキの響きに痺れっぱなし

音の洪水に溺れて溺れて…

 

「Rockin’ Down the Highway」

続いての曲はトム・ジョンストンが歌う

このツアーも彷彿させる…ご機嫌な旅をする感じが曲調からひしひしと伝わってくる

サビのハーモニーの美しさと言ったら、それは、もう圧巻のハモリ…実に素晴らしすぎて…

間奏ではエレキが唸る!唸る!!

 

ここでMC…お客さんの歓声で、何を言ってるのか聞き取りづらかったけど…まあ、ご挨拶込みのMCだったような…

 

続いては

「Easy」

これは新譜の曲かな…トム・ジョンストンが歌う

メロディアスな1曲でサビの♪Easy~のフレーズが、いつまでも心に残る…聴いてて気分爽快…

唄い終えた後には

マイケル・マクドナルドのMC

MCの終わりがけにはジョン・マクフィーを紹介し

 

「South City Midnight Lady」

唄うはパトリック・シモンズ…

で、しっとりと、コーラスで魅了する魅惑的なサウンド

曲の中盤からはエド・トスのドラムが加わって、より躍動的に

さらに、唸るエレキ…

後半はドラムとエレキの掛け合いに惹きこまれる!

 

一言、MCを挟んで

「Clear as the Driven Snow」

続いても歌うはパトリック・シモンズ…高らかに歌い上げる!

実に美しい世界観…その世界観に惹きこまれ、さらには間奏では、響き渡るマーク・ルッソのサックス…

もう、その心地よさと言ったら、最高の言葉しか浮かんでこない…

 

「It Keeps You Runnin’」

歌うのはマイケル・マクドナルド

懐かしき優しい70~80年代を彷彿させるミディアムテンポのナンバー

間奏を彩るエレキ

そして響き渡るマーク・ルッソのサックス…曲の後半、ラストはサックスが高らかに響き渡る…

 

「Another Park, Another Sunday」

今度は一転、トム・ジョンストンが歌うご機嫌のアメリカのロックサウンド

実に躍動的で、間奏のマーク・ルッソのサックスを始めとして、もうバンドのグルーブ感が最高でタマラナイ!!

絶叫のようなマーク・ルッソのサックスの音に痺れっぱなし…

演奏を終え、マーク・ルッソを褒め称えるMC、さらには次の曲を紹介するMCを挟んで…

 

続いてトム・ジョンストンが歌う

「Eyes of Silver」

ミディアムテンポの郷愁感を誘うアメリカンロック…

メロディアスなエレキの旋律がトム・ジョンストンの歌をひきたたせる…

演奏後、トム・ジョンストンからマイケル・マクドナルドが紹介され、拍手に応えるマイケル・マクドナルド

 

「Better Days」

新譜から…歌うはパトリック・シモンズ…高音ボイスは圧巻!

間奏のエレキが壮大さを醸し出して…曲調をより引き立てる

 

「Don’t Ya Mess With Me」

これも新譜から…ボーカルはトム・ジョンストン

 

「Real Love」

重低音のジョン・コーワンのベースの響きが心地よい…その安定したベースラインの上を踊るようなエレキの旋律

そして高音ボイスのマイケル・マクドナルドの唄声が高らかに…

間奏ではマーク・ルッソのサックスがフューチャーされ、ご機嫌なAOR風のナンバー

MCはマイケル・マクドナルドが一言語り

 

「World Gone Crazy」

主ボーカルはトム・ジョンストン

もう圧巻のコーラスワーク…ハーモニーの美しいことと言ったら

ハモリの美しさはインパクト大

マイケル・マクドナルドのピアノの見せ場もたっぷり…

サックス、エレキも含めて、もうグルーブ感が凄すぎる!!

「Minute by Minute」

マイケル・マクドナルドが歌うミディアムテンポのナンバーは、それはそれは、客席との見事なほどの一体感…

マイケル・マクドナルドの唄声はライブ開始時と何ら変わらず…もう歌い上げる感じで…とてもじゃないが、唄声だけは70歳越えとは思えないほど(見た目は、間違いなくおじいちゃん!)

 

MCでは客席を思い切り煽って

「Without You」

圧巻のサウンド…ボーカルはトム・ジョンストンを中心に分け合って

これぞ「The Doobie Brothers」のサウンド

まさに元気の沸いてくるロックンロールはヒートアップ

そして特筆ものの見事なハーモニー

「Jesus Is Just Alright」

歌うはパトリック・シモンズ

AOR風のナンバーで、若干客席のボルテージを冷めさせた感じもしたけど、この曲特有のリフレインの繰り返しに手拍子で盛り上がる

しっとりとエレキが響き渡る中、パトリック・シモンズが歌い上げる…

間奏のエレキは鳥肌もの…

「NAGOYA~」と一言叫んで

 

マイケル・マクドナルドが歌う

「What a Fool Believes」

躍動感満載で壮大さも感じられるAOR

響き渡るマイケル・マクドナルドの唄声

そして、鳥肌もののハーモニー

そして、トム・ジョンストンが歌う

「Long Train Runnin」

エレキが響き渡る最高のロックンロール…

もう客席みんなで大合唱!!

見せ場たっぷりのソロを挟んで、もう畳みかけるサウンド、そのグルーブ感は凄すぎるの一言!!

「The Doobie Brothers」最高!!

本編ラストは

ノリノリのナンバー

「China Grove」

トム・ジョンストンが歌って〆る

 

 

当然、鳴りやまぬ拍手!歓声!拍手に応えてのUN

まずは

パトリック・シモンズが歌う

「Black Water」

いやあ、懐かしい…

もう、気分は間違いなく10代、20代…

 

このカントリーっぽいロックのサウンドが懐かしくも心地よい…郷愁感の溢れるサウンド…

 

続いては、マイケル・マクドナルドが歌う

「Takin’ It to the Streets」

世界観をがらりと変えて、イントロからマイケル・マクドナルドのピアノとマーク・ルッソのサックスが絡んで、ジャズテイスト満載かと思えば…

後半は音が重なって圧巻のグルーブ感で押し寄せる音の波は、AORっぽい楽曲…

マイケル・マクドナルドがシャウトしマーク・ルッソの唸るサックス…このノリノリのナンバーに大盛り上がり

演奏後は感謝の言葉のMCを挟んで

ラストは

「Listen to the Music」

もう、これぞカントリーロックの神髄…

メロディアスな明るいカントリーロック…

もちろん、サビは大合唱!!見事なほどの客席との一体感!!

 

いやあ、楽しい!楽しい!!楽しすぎる!!

ご機嫌なサウンドの渦に巻き込まれ…

気分も若返った…若返った…10代のあの懐かしきアメリカに憧れていた頃に…

「少年時代のピュアな心」に還って還って…

 

でも、久しぶりの2時間ずっと立ちっぱなしで過ごした代償は必ずやってくるようで…

翌日の足腰のキツカッたこと…

10代のあの頃には、全く感じていなかった痛みが…翌日に現れる

でも、元気なおじいちゃんたちをみて

まだいける…まだイケル…まーいける…マイケル!!

特にマイケル・マクドナルドをみながら

そう思った春の夜だったのでした…

 

 


2023春…愛知県芸術劇場で神様Bob Dylanの4月18日のコンサート「ROUGH AND ROWDY WAYS、WORLD WIDE TOUR 2021 - 2024」

2023-06-04 06:02:18 | 海外アーティスト

2023年春は、このコロナ禍の規制や制約がなくなったのと同時に

私にとって興味津々の大物アーテーストの来日公演が次々と…

 

たとえば、高橋研さんのライブとバッティングして、みに行けなかったけど

まずは「Jackson Browne」が3月に来名してからというもの、ホント大物アーティストが次々と来日

結成50周年が謳い文句の「THE DOOBIE BROTHERS」

「THE DOOBIE BROTHERS」のノリノリのアメリカンロックは大好きだから、これは観たいと思ってた…

 

もう一つは、名古屋でやってくれないけど

こちらは日本武道館公演が記念の100回目を迎えるという「ERIC CLAPTON」

「ERIC CLAPTON」79歳…もう、これが来日コンサートが最後かも知れないと思うと、どうしても観に行きたい…

 

と、もう「THE DOOBIE BROTHERS」と「ERIC CLAPTON」を観に行こうと思ってるだけでも十分に散財…

財布が悲鳴を上げてるんですが…

もう一人気になる…絶対に気になるアーティストが来名…

東京だけなら諦めもつくんですが…

名古屋にやってくる…

 

それも「ERIC CLAPTON」より3歳上の

82歳の生きている神様がやってくる

そう、それは「Bob Dylan」

神様を拝みに行きたい…

 

でも、お賽銭がめちゃ高くて、正直、悩んだ!悩んだ!!

最初は、今回は財布と相談して、見送ろうと思ってた…

でも、小山卓治さんマニアの野畑くんと話をしてたら、彼は2回も大阪の公演をみてきたようで、めちゃよかったと、オジサンなのに、少年のように目を輝かせて熱く語るのよ…

「Bob Dylan」82歳…

…もう、お歳からして…これが、ひょっとしたら来日コンサートが最後かも知れないと思うと、どうしても拝みに行きたくなって…

やっぱ名古屋にきてくれるならと、清水の舞台から、飛び降りたつもりになって…愛知県芸術劇場の当日券売り場へと!

さてさて、当日券と言えども2階席後方

私のように、当日券を求めて並んでいる人も多くいましたが

3階席、4階席は埋まらず…

私のように行きたいけど、お賽銭が高すぎる!!と、私は、足を運んだけど、きっと、財布と相談して見送った人も多いと思われるので…もう、ちょっとチケット代、安くすれば、きっと満席だっただろうにな…

さてさて、「Bob Dylan」は、ご神体だからか、撮影禁止…

それどころか、スマホは、監禁され(笑)

 

あの…私、時間を調べるのは、ずーと、スマホからだったので、スマホがないと、開演までの時間が分からなくて…いつ、始まるのかわからない…

 

待っている間、退屈なので…隣のオジサンに話しかける…知らない方だけど私と同様、当日券で並んだ人なので…なんでも、大阪公演を見て、この名古屋公演にもやってきた…といってる…心の中では、そんなに散財できるなんて、きっと、社長に違いない…と心の中で思いながらも、時間を尋ねると、その方も時計をもっていなかった…

いつ、始まるかわからない…Bob Dylanの公演

スマホがないといった非日常的な時間…

なんか、いつ始まるんだろうと、散財した金額(チケット代)以上のアドレナリンが分泌してくるのが、感じられる…

もう、遠足前夜の布団の中のようにワクワクワクワク…

そうそう、これも事前に野畑さんにお聞きした情報で分かってたんですけど、

双眼鏡も持ち込みNGで…競馬観戦用のいい双眼鏡をもっているのに…持込出来ず…頼るのはこの老眼、近眼の目のみ…

 

ステージは、薄暗くて、ビタミン不足の私には、この2階席後方からは、はっきりとはよくわかんなかったけど…

神様は、明るく照らしてはいけないのかな…

 

ではでは、高額お賽銭を払って拝んだ

神様Bob Dylanの4月18日のコンサート

ROUGH AND ROWDY WAYS
WORLD WIDE TOUR 2021 - 2024

のレポをば早速…

 

バンドメンバーは

Bob Dylan (Vocal, Piano, Harmonica)

Bob Britt (Electric guitar)

Doug Lancio (Electric guitar, Acoustic guitar)

Donnie Heron (Pedal Steel, Lap Steel, Violin, Electric mandolin)

Tony Garnie (Upright bass, Electric bass)

Jerry Pentecost (Drums)

の6人構成

 

客電が落ちてもスポットライトがBob Dylanにあたることはない…

もうビタミン不足もあって、誰が神様かわかんない…

あ、ピアノに座った…きっと、このお方が神様だ!!

薄暗くてよくみえないけど…なんだか興奮しすぎて、二礼二拍手一礼するのを忘れちゃってる…笑

正直、曲名は分かんない…メモは「歌った番号」の数字とその感想を一言…セトリは、他のWEBサイトに上がってたから、その数字と曲名を照らし合わせてのレポ…

しゃがれ声でブルージーで、唄は自由奔放で、Bob Dylanが歌い出したら、それに合わせて他のメンバーがついていくように、あたかもジャム・セッションしていくような演奏で、どれも同じ曲のように聴こえるのよ…

で、突然、聞き覚えのあるフレーズがあると、ああ、この曲か…なんていった感じで…

でも、あ、この曲だ!と思ったのは、実はほんの数曲

Bob Dylanといえば、これだ!!といった「Blowin' in the Wind」「Like a Rolling Stone」「Knockin' On Heaven's Door」なんて、全く歌おうともしないし…

セトリは実にマニアック…

 

まずは

「Watching the River Flow」

薄暗闇の中からTony Garnieの重低音の響き…それに引き寄せられるようなバンドの心地よいグルーブ感

しばらくインストで演奏したのちには

哀愁の感じられる…あの嗄れ声が…いやあ、さっそく拝みたくなっちゃう!

 

演奏を終え、「THANK YOU」の言葉を挟んで

 

「Most Likely You Go Your Way and I’ll Go Mine」

ピアノを奏でながら、しっとりと語るように歌った1番の歌の後には、

2番からJerry Pentecostのドラムが加わり、リズムに乗って、ビートを聞かせたおなじみの曲に…それはそれは、見事なほどのバンドのグルーブ感

それにのってBob Dylanが歌う!歌う!!

 

「I Contain Multitudes」

Bob Dylanのピアノ…奏でる音から始まる…

1番と2番は、しっとりとしたピアノの弾き語りで歌われる

語るように…歌うBob Dylan

曲調からは、郷愁感が漂ってくる…

曲の後半はインパクト大!!歌うというよりは叫んでいるように…かと思えば、今度は語っているように…もう自由奔放…気の向くままに唄っている、そんな感じも

 

「False Prophet」

 

Bob Brittのエレキがフューチャーされ、その響きから始まるブルース色の感じられる1曲

重低音で刻むTony Garnieのベース音が心地よい

これまた自由奔放なBob Dylanのボーカル

ブルース特有の単調なリズムの繰り返しなんだけど、わびさびの感じられるBob Dylanのしゃがれ声がタマラナイ…

後半はBob BrittのエレキがBob Dylanのピアノと絡まって、このブルースの心地よさと言ったら…

唄い終わった後、今の曲を紹介するBob Dylan

 

「When I Paint My Masterpiece」

ピアノを弾き始めるやいなや、即唄い出すBob Dylan

しっとりと…歌っているというよりは語っている感じ…やがてバンドの面々の音が加わって、曲の後半に行くにしたがってグルーブ感が増していく…曲の中・後半はリズミカルに…間奏では、バンドの面々のソロを披露…繊細なギターが心地よくて…

そしてBob Dylanのハーモニカが響き渡る…あたかも愛知県芸術劇場大ホールの床や壁に滲みわたっている感じすらする…

 

「Black Rider」

語っているのか歌っているのか、その境界線の歌声でピアノの弾き語りをするBob Dylan…

切なさの感じる哀愁漂うメロディー…やっぱり歌うというより語ってる…

曲調は静かでありながら実にドラマティックで、Bob Dylanの歌声は曲調に溶け込んで実に切ない…切ないエレキのリフレインが心に沁みて、重低音のベースの響きが世界観をより醸し出す…

 

「My Own Version of You」

闇の中で蠢くようなサウンド…幻想的な神秘的な世界観

暗闇に溶け込んでいくBob Dylanの歌声

力強く踏みしめ一歩一歩進むようなリズムに同調する力強いBob Dylanの歌声は圧巻!!…まさにBob Dylanワールドにどっぷり浸って、その心地よい世界観を満喫!!

 

「I’ll Be Your Baby Tonight 」

Bob Dylanのピアノから始まる…その奏でる旋律は、どこか懐かしさの感じるサウンドで…

とことん、自由奔放に、今、感じたままを歌ってるように思えるBob Dylanの歌声からは壮大さも感じられて…さらに、アクセントとなるBob Dylanのピアノの音は溶け込む感じ…

そして、曲の中、後半からはご機嫌なバンドサウンド…ロックンロール!!

ベースの響きは最高!!もうこのグルーブ感、タマラナイ…

まるで、即興のジャム・セッションを楽しんでいるような気分にも…もうBob Dylanから聴こえる鍵盤の音はものすごくて…指先が鍵盤の上を踊っているに違いない…もちろん、指先なんてみえませんけど…照明が暗く、Bob Dylan自体がおぼろげにしかみえませんけど…

 

「Crossing the Rubicon」

スローなBob Dylanの歌い出しから…始まり…切々と歌い上げる…そして、自然と音が重なり作られていくグルーブ感

重低音のベースと刻むドラム…

曲調は静かながらも、ドラマティックな展開に…

後半の畳みかけるBob Britt 、Doug Lancioのエレキは、もうブルースそのもの…

もちろん、Bob Dylanの佇まいもブルースそのもの

 

「To Be Alone With You」

ピアノを奏でるBob Dylan…と、またまた一人で、気ままに唄い出す…そこに、あたかもジャム・セッションのように、音を合わせていく…重ねていくバンドの面々…曲調はだんだんとリズミカルに…

リフの繰り返しが心地よく

間奏のDonnie Heron のViolinが、思い切りフューチャーされ、これまた実に心地よい…

唄い終え「THANK YOU」と一言、Bob Dylan

 

「Key West (Philosopher Pirate) 」

郷愁感が滲みてくるBob Dylanの歌声

スローな曲でTony Garnie のベースの響きが2階席後方の私にもびしびしと伝わってくる…

ここ、愛知県芸術劇場…音がめちゃクリアでいいのよ…

音響に拘った分もチケットの代金に加味されているのだろうか…

サビでは畳みかけるように…

囁くようなしゃがれた歌声は、存在感抜群でブルーステイスト満載…

曲の後半はドラムも加わって、そのグルーブ感に圧倒される…間奏は実にメロディアスで…

 

「Gotta Serve Somebody」

もう…自由奔放…感じたままに歌ってる気がするBob Dylanの歌…どの曲も同じような感じだけど…サビのフレーズで時々、あ、聴いたことのある曲だって分かる感じ…

この曲もソロで歌い出して、スローなピアノ弾き語りで始まり、バンドが加わって激しいロックに変わっていく

そのロックなサウンドにのって、Bob Dylanは歌うというよりも、囁いたり…かと思えば叫んだり…

刻むドラム、ベースのリズム隊、それにのってBob Dylanのピアノがフューチャーされ、ラストは畳みかけるドラムの響き…

 

「I’ve Made Up My Mind to Give Myself to You」

Bob Dylanのピアノの融合…そこにJerry Pentecostのドラムが加わって…

スローなナンバー…

しっとりと唄うBob Dylanのその歌声に惹きこまれっぱなしで…

実に郷愁感の感じられるサウンド…美しいメロディーラインが秀逸!

 

「That Old Black Magic (Johnny Mercer cover)」

Jerry Pentecostのドラムから入る…歩むようなミディアムテンポのサウンドにのせて…

ドラムとベースのリズム隊が実に爽快…

そこに自由奔放なBob Dylanの唄声が被さっていく…

 

「Mother of Muses」

実に美しい…神秘的なサウンドに包まれて… Bob Dylanのピアノの音が映える…

しゃがれ声のBob Dylanワールドに包まれて…歌はしっとりと…

切ない Bob Dylanの唄声が滲みる!沁みる!!

間奏のギターの響きが、より世界観を醸し出して…

ここで、 Bob Dylan、なんやら一言MCをば語って…

 

「Brokedown Palace(Greateful Dead cover)」

Bob Dylanのピアノの弾き語りから始まると、客席から大きな拍手が沸き起こる

切なさの感じるメロディアスなサウンド…重低音のベースの響きがタマラナイ…この曲が、一番、メロディにのせて歌ってる感じがしたな…

間奏のメロディアスな響きは…もう鳥肌もの…

そして高らかに歌い上げる神様に拍手喝采!!

 

「Goodbye Jimmy Reed」

歩むようなミディアムテンポにのせて歌に歌を重ねるBob Dylan…まるで、寸時の沈黙をも寄せ付けない感じで…

それを支える刻むドラムの心地よさ

間奏では見事なバンドサウンド…グルーブ感

まるで奏でるエレキが歌っているように聴こえる…

そして同じように…いや、それ以上に唄っているように聴こえてくるBob Dylanの奏でるピアノの旋律…

 

「THANK YOU」と最後に一言発して

ラストの曲は

「Every Grain of Sand」

間奏ではピアノを奏でながらメンバー紹介…

繰り返す3連音符のピアノ・リフ…そして、ハーモニカを吹き鳴らし歌う…

最後まで有名なヒット曲はやらずに…何も言わずにステージをさっていく…

 

客に媚びない…そんな

まさに今のBob Dylanを体感!!

一緒に、心の中で口ずさめる曲なんて1曲もなかったんだな…

 

大ヒット曲を歌ってお客に媚びるなんてことは、欠片もなく…

どこまでも、自由気ままで、まさに吟遊詩人…

 

それでも、それでも、それでも、やっぱり無理してでも(散在してでも)

神様を拝めてよかった!!

 

神様を拝んだから、きっとご利益があるはず…

私は、まさに、日々「風に吹かれて」「Like a Rolling Stone」のような生活ですが…どこかで転がりこんで来るかもしれない、ご利益を待つことにしようっと!!


愛知県芸術劇場で行われた「Whitney Houston's Hologram Concert(ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート)」に行く

2023-04-27 07:04:55 | 海外アーティスト

2023年2月…愛知県芸術劇場で行われた

「Whitney Houston's Hologram Concert(ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート)」に行く

ホンモノが出てきて唄う訳でもないのに、チケット代は12500円

正直、一庶民の私は悩んだけれど…

振り替えればウンと若い頃、今から約30年くらい前にみた映画「ボディーガード」の記憶は色褪せてはいないし

 

そもそもは

Whitney Houstonの唄声…あのケビン・コスナーとの共演、そして「ボディーガード」のテーマ曲「I Will Always Love You」での唄声に震えるほど感動して…

そんな中、ある日、レインボーホールでWhitney Houstonのコンサートがやるとの情報が…

もう「生」でみたくてみたくて電話予約…必死に電話をかけても繋がらなくて、約数時間後、奇跡的に繋がったと思ったら、残っていたのは立見席…立見席といいながら席があるわけではないよ!立ち見!!それでもWhitney Houstonがみられる喜びでテンションはあがってた…

そのコンサートは、ナ、ナント1時間遅れ…立ち見だったので…ただただ立って待ってたのが辛かったそんな記憶が残っている…

で、コンサートが始まったら、1時間ちょっとでおしまい、かなり物足りない感じで終わっちゃった思い出が…でも、あの名曲「I Will Always Love You」が「生」で聴けて、あの映画で感動したような美しく力強い歌声で魅了してくれて、それなりに満足して帰ったことを憶えている…

その後、数年後に、またまたWhitney Houstonのコンサートがあるとの情報が…でも、この頃よくあった、外タレの「名古屋飛ばし」

でも、私、大阪城ホールまでWhitney Houstonを観に行ったんだな…その時は、心底がっかりした思い出が…やはりコンサートは、1時間強、90分も歌ってなかったんじゃないかな…ただ、レインボーホールと違って、意味もなく1時間待たされるということはなかったと思う…まあ、この時は、立ち見じゃなくて、席があって座って待ってたから、そこそこスタートが遅れたかも知れないけど心には残っていない…それ以上に愕然としたのは…「DIVA」…歌姫と呼ばれていたのに、声が、あの高らかに歌い上げる音域がでなくなっていたのである…

楽しみにしていたあの名曲「I Will Always Love You」も歌ってくれたよ…でもWhitney Houstonの音域が狭まっていたことを配慮したような、アレンジに換えられていて、映画で見たあの曲とは別物…

もう、がっかりした思い出が…

わざわざWhitney Houstonを大阪まで遠征して観に行ったのに…

もう2度とWhitney Houstonのコンサートは観に行かないぞって…そう思ったことを…ふと思い出した

もちろん、それ以後、Whitney Houstonは日本でツアーをやったのかどうかわからないけど、その時には麻薬に手を出してたから、声が思うように出なくなっていた…なんて情報なんぞ、知るべくもなく…

でも…でも…その後でも映画「ボディーガード」を繰り返しみては、あの歌声に感動し、もちろんサントラ盤も購入して、何度も何度も聴いていた…

…と、それなりにWhitney Houstonにハマっていた私

 

 

時が経ち、もうほとんどWhitney Houstonを聴かなくなった今年のお正月に

映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」

をみたんだな…

あ、そのブログのリンク貼っておきますので、お時間あればぜひ!

2023元旦ファーストデー「TOHOシネマズ東浦」へ映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」を観に行く!

 

もう、その映画でのWhitney Houstonの唄声が凄すぎて…もう感動モノの唄声が再熱してきて

ホンモノが出てきて唄う訳ではないけど、そもそも、ホログラムといったコンサートは「初音ミク」さんがそうなんだろうけど、みたことがなくて…ちょっと気になって

ホンモノじゃないのに、チケット代はちょいと、高いと思ったけど、これを逃すと二度とWhitney Houstonに会えないような気がして

清水の舞台から飛び降りた気分で…いや現実的な喩えは、競馬で1万円やられたと思えば…と思って行ってきました

「Whitney Houston's Hologram Concert(ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート)」

生演奏でした!生演奏!!バンドのみなさんは「ホログラム」ではありませんでした…「生」…ちゃんと生きていました…

バンドマスターは、レニー・クラヴィッツのツアーにも参加したキーボード奏者、Kaleb James

ギターは菰口雄矢さん、ベースはLawrence Daniels、ドラムはJay Stixx

この4人の面々がホログラムのWhitney Houstonの唄声に合わせて生演奏!

さらに4人のダンサー、TAKA、ANGEL、NADiA、RICKYさんがホログラムのWhitney Houstonと踊る!踊る!!

48歳で亡くなったWhitney Houston

もし、ホンモノだったら、ここは59歳

でも、ホログラムのWhitney Houstonは20代から30代前半…全盛期のWhitney Houstonでした!!

なんでも、Whitney Houstonのホログラムは、過去のライブパフォーマンスのデジタルマスター版を使用しているらしく、生バンドの演奏とダンサーたちが、そのホログラムのWhitney Houstonと一緒にステージを演出していく…

 

ライブ映画やフィルムコンサートと呼ばれるものとは、明らかに異なる臨場感…

 

まずは、オープニングで、ダンサー4人が踊る!踊る!!

…と、舞台袖から登場する…なんていったことはなく…突然、浮かび上がるように現れるWhitney Houston!

ステージの照明で、角度によっては、足が透けてるよ!なんていったツッコミは置いといて、限られた範囲内ではあるが、リアルに動くWhitney Houston

 

まずは、ノリノリのナンバー、4人のダンサーと一緒に動き回りながら歌う

「Higher Love」

そして、あたかもそこにいるように次の曲を歌う前に挨拶のMCを語るWhitney Houston

なんとも不思議な世界観…臨場感はあるけど、あきらかにホンモノとは程遠い…

イントロでサックスの音色が会場を包む…サックスの音は「生」がよかったな…とは贅沢な感想

続いてはバラード

「Saving All My Love For You」

ジャズ風のサウンドにのせて、ホログラムだから、当然と言えば当然なんだけど、圧巻ともいえる心に沁みるWhitney Houstonの唄声…

もう鳥肌もの!!まさに、全盛期のWhitney Houstonがステージに浮かび上がっている…

ただ、ホログラムだからこそ、仕方がないんだけど、歌い終わるとスーッと幽霊のようにステージから消えるのよ!!

なんか、これが妙に淋しくて…ああ、やっぱり亡くなちゃってるんだなと、当たり前のことを切なく感じたり…

 

でも、次の曲のイントロが流れると、またステージ中央にWhitney Houstonが現れるんですけど…嬉しいことにステージ衣装を替えて…

続いてもバラード

「All The Man That I Need」

1982年にリンダ・クリフォードが発表した曲を、Whitney Houstonがカヴァーした曲…でも、もう完全にこの歌はWhitney Houstonの世界観に包まれて…

もう感動のあまり心が熱くなる!!この歌声を聴いていると、まるで、ホンモノのWhitney Houstonがウンと若くなって…私も20代に若返って、そこにいるような気になってくる…

 

 「I Have Nothing」

映画「ボディーガード」のシーンが蘇るよう…もう歌を聴き入っていると、私の心は20代に…若返ったかのよう!!

ホログラムということを忘れ、もう圧巻の唄声に、思わず拍手しちゃっている私がここに…

続いては一転、ダンスナンバーを

衣装を替えたWhitney Houstonがダンサーと共に、限られた範囲内で、けっして、ステージの前方に立つなんてことはないけど、一緒に踊りながら歌う

 

「I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」

Whitney Houstonよりダンサーが前方で踊るので、もうダンサーの一挙一動にくぎ付け…

 

そして、もう1曲、スローから始まって、中盤以降はノリノリのダンスナンバーを踊りながら歌うWhitney Houston

 

唄い終わるとスーッと消えて、衣装を替えて現れる

バラードを歌う前にはMCが、まるで、ホンモノが喋っているように…前から3列目だったので、表情まではっきりと分かる

タイトル曲は分からなかったけど、バラードを1曲

続いてもバラード曲

「Run to You」

あの…感動的な映画「ボディーガード」でも使われた曲…

いやあ、それにしても圧巻の唄声!全盛期の唄声は心に響く!響く!!

 

続いては、曲のタイトルが分からなかったけど

バラードから始まり曲の途中からアップテンポになるご機嫌なダンスナンバー

限られた範囲内をちょっとだけ動くWhitney Houston、その前を元気に大迫力でダンサーが踊るので、目は100%ダンサーの一挙一動に奪われる…

 

そして

「How Will I Know」

これまたご機嫌なアップテンポのナンバー

いかにも1980年代を想起させられるナンバー

ああ、あの頃は私も10代後半~20代前半…気持ちだけは、若返って!

でも歌い終わるとすーと消えちゃう…なんかこれが妙に哀しいのよ!!…生きていれば59歳

どんなんだったんだろう??少なくともホログラムのようなスタイルじゃないよね…このダンスナンバーも歌ってただろうか…

ふと、59歳の唄声を聴いてみたかったな…とご機嫌な曲なのに、しみじみとしちゃう…

 

「My Love is Your Love」

歩むようなムード溢れる曲調に色艶の感じられるWhitney Houstonのボーカルが映える

唄い終わると、姿は消え、ダンサーが踊りまくるダンスナンバーの後には、再度バラード曲

「Greatest Love Of All」

Whitney Houstonの包容力あふれる歌声

もう心が震えるほど…ホログラムでホンモノじゃないことは分かっていても…

日本語訳すると歌詞はこんなふう…

♪何を取られても構わない
でも私の尊厳だけは誰も奪えない
なぜなら 最も偉大な愛が
私を包んでくれているから~

この作詞はこの曲が1位を獲得する約1ヶ月前に乳がんのため亡くなったリンダ・クリードだった…ということもあり…若い頃から聴き入っていた曲…

切ないけど前向きで…歌声が滲みて沁みて

続いても曲名は分からなかったけど、バラード曲

この曲、きっとホンモノのコーラスが入ったら最高なのにな…

あ、なんならMariah Careyもホログラムで…笑

 

そして、Whitney Houstonの曲紹介のMCが入って、

その後にはWhitney Houstonと言えばこの名曲

「I Will Always Love You」

アカペラから入り、もうその歌声は鳥肌もの

間奏のサックスはホンモノが欲しかった…

でも、背景の映像が素晴らしい

花火が打ち上がり、嵐が吹き荒れ星屑が舞う背景スクリーンの美しさ…が見事に唄声に溶け込んで

サビの♪And I will always love you~なんか、もうホログラムなのに目頭が熱くなっちゃって

生演奏をバックに全盛期の歌声…その唄声に大満足!!

 

 

でも、曲が終わるとスーと消えちゃうのがホント寂しさを募らせるのよ…もう、この世にいなんだなって…改めて感じさせるというか…

続いてはダンスナンバー、ダンサーが踊る!踊る!!!

圧巻のダンスナンバー

 

そしてラストは

「I'm Every Woman」

Chaka Khanのカバー曲

しっとりとメロディアスな曲調から始まり…途中からスタイリッシュなダンスナンバーに…

もうダンサーと共に豪華なフィナーレ

それにしても、ホログラムに生バンド演奏と本物のダンサー…なんとも不思議な空間

ホント全盛期にこんなセトリで一度観てみたかったな…としみじみと

 

最後に感じたこと…

ホログラムのWhitney Houstonが歌い終わると拍手するんですけど、一体私はは誰に向かって拍手をしているのか?とつい思っちゃう

圧巻の唄声に感動して、拍手をしたいんだけど、その歌声の持ち主は、ここには実際にはいないし…

でも感動モノのWhitney Houstonの鳥肌ものの唄声に、やっぱり盛大な拍手をしちゃうんだよな…

この拍手、お空のWhitney Houstonに届いたかな…

後日、再度「ボディーガード」をみる

みている間だけ…は、私は10代後半の気持ちでね…

同じ姿勢でみてたら、腰が痛くて…痛くて…

おかしいなあ…10代後半のはず…なんだけどな…

 


2023元旦ファーストデー「TOHOシネマズ東浦」へ映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」を観に行く!

2023-01-02 08:20:18 | 海外アーティスト

2023元旦…には

映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」を観に行こうと決めていた…

 

 

今から約30年くらい前かな…Whitney Houstonの唄声…あのケビン・コスナーとの映画、「ボディーガード」のテーマ曲「I Will Always Love You」での唄声に震えるほど感動して…

そんな中、レインボーホールでWhitney Houstonのコンサートがやるとの情報、もう「生」でみたくてみたくて電話予約…必死に電話をかけても繋がらなくて、約数時間後、奇跡的に繋がったと思ったら、残っていたのは立見席…立見席といいながら席があるわけではないよ!立ち見!!それでもWhitney Houstonがみられる喜びでテンションはあがってた…

コンサートは、ナ、ナント1時間遅れ…立ち見だったので…ただただ立って待ってたのが辛かったそんな記憶が残っている…

で、コンサートが始まったら、1時間ちょっとでおしまい、かなり物足りない感じで終わっちゃった思い出が…でも、あの名曲「I Will Always Love You」が「生」で聴けて、あの映画で感動したような美しく力強い歌声で魅了してくれて、それなりに満足して帰ったことを憶えている…

 

その後、数年後に、またまたWhitney Houstonのコンサートがあるとの情報が…でも、この頃よくあった、外タレの「名古屋飛ばし」

でも、私、大阪城ホールまでWhitney Houstonを観に行ったんだな…その時は、心底がっかりした思い出が…やはりコンサートは、1時間強、90分も歌ってなかったんじゃないかな…ただ、レインボーホールと違って、意味もなく1時間待たされるということはなかったと思う…まあ、この時は、立ち見じゃなくて、席があって座って待ってたから、そこそこスタートが遅れたかも知れないけど心には残っていない…それ以上に愕然としたのは「DIVA」…歌姫と呼ばれていたのに、声が、あの高らかに歌い上げる音域がでなくなっていたのである…

楽しみにしていたあの名曲「I Will Always Love You」も歌ってくれたよ…でもWhitney Houstonの音域が狭まっていたことを配慮したような、アレンジに換えられていて、映画で見たあの曲とは別物…

もう、がっかりした思い出が…

わざわざWhitney Houstonを大阪まで遠征して観に行ったのに…もう2度とWhitney Houstonのコンサートは観に行かないぞって…そう思ったことを…ふと思い出して

DIVAと言えば、その後、レインボーホールやナゴヤドームでみた「タイタニック」の主題歌「My Heart Will Go On」のCeline Dionの方がウンとよかったな…

もちろん、それ以後、Whitney Houstonは日本でツアーをやったのかどうかわからないけど、その時に麻薬をやってたから、声が思うように出なくなっていた…なんて情報なんぞ、知るべくもなく…

でも…でも…その後でも映画「ボディーガード」を繰り返しみては、あの歌声に感動し、もちろんサントラ盤も購入して、何度も何度も聴いていた…

…と、それなりにWhitney Houstonにハマっていた私

 

さて、映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」

あの感動した「ボヘミアン・ラプソディ」のアンソニー・マッカーテンが脚本とあったし、

そのブログ記事も一緒にどーぞ…

映画「「ボヘミアン・ラプソディ」を観た…その感想をば…

ぐぐると、我が家から近い映画館は「TOHOシネマズ東浦」

 

 

それも、こないだ封切されたばかりだと思ったのに、もう1日1回、17:00からの回でしか上映していない…

はい、元旦のファーストディだと、割引の1200円で観られるので、初詣のついでに足を伸ばして、観に行ってきた訳…

あの…感動の映画「ボヘミアン・ラプソディ」と比べられるので、事前にチェックしたレビューでは評価は高くなくて、正直、観る前は期待度は高くなかったけど…

予想を反して

私を30代の…あの映画「ボディガード」に感動した30代の真っただ中…に連れてってくれた
実に素晴らしい!!凄い映画
でした!!!

 

ここからは、感想をだらだらと書きますので、ひょっとしたらネタバレになってしまう可能性もありますので…

まっさらな気持ちで映画を楽しみたい方は、ここで、一旦サヨナラを…また、明日会いましょう!!

 

さて、鳥肌ものだったのは、各シーンで館内を包む、Whitney Houstonの唄声…いやあ、懐かしいし、今聴いてもやはり素晴らしい…

教会でゴスペルを歌っている主人公ホイットニーと母のシシーの姿から映画が始まる…

歌手としてそこそこ有名だった母シシーは娘の才能を生かすために数々の一流歌手を育てたプロデューサー、クライブ・デイビスにホイットニーを引き合わせる…

一目でその才能を認めたクライブ・デイビスは早速レコード契約を結び、あっという間に爆発的にホイットニーの唄声は世に知れ渡ることになる

 

さてさて、これ、ドキュメンタリー映画じゃなくて

主演は女優ナオミ・アッキー

彼女が演じるWhitney Houston…最初は全然、ホイットニー・ヒューストンに見えないんだけど…不思議と映画が進むにつれて、もう本物のように思えてくるのよ…

コンサートで歌っている場面で聴こえてくるのは、ホイットニー・ヒューストンの唄声で、ナオミ・アッキーさんの唄声ではないらしいんだけど、まるでホイットニー・ヒューストンを演じているナオミ・アッキーさんそのものが歌っているように、まるで、ホイットニー・ヒューストンが乗り移っているかのように、思えちゃったのよ…

もう…ナオミ・アッキーさんが演じているんだけど、Whitney Houstonが当時の若さのままで映画、「ボディーガード」のように、Whitney Houstonが自分自身を演じているような錯覚すら感じるほどだったのよ

NFLの国歌斉唱のシーンなんか鳥肌もの…

さらには、作品の最初に出てくる曲ではナオミ・アッキーさんが歌っていたらしいんだけど、彼女も歌がめちゃ上手いのよ!!なんの違和感も感じない…

オフィスで曲を選んでいるようなシーンの時も、ナオミ・アッキーさんの唄声なんだけど、まるで、ホイットニー・ヒューストンが歌ってたみたいだったのよ!!

 

まあ、麻薬、ドラックで身を滅ぼすシーンはオブラートに包んだ感じで…実際は、もっと強烈だったんでしょうけど…「売人との取引」など、汚いところを晒さず、ぼやかされて表現されているのは、ファン、もしくは遺族への意図的な配慮かも

麻薬の売人はもちろん、マネージメントを仕切る父ジョンに徹底的に搾取され、軽いテキトーな男として表現されてる夫ボビー・ブラウンに裏切られ続けるシーンなど、出会った人が不幸というか…まあ、お金に群がってくる悲しい人たちなので…でも、そんな中、アリスタレコード社長のクライブ・デイビスが最後の最後までホイットニーの才能を信じて支えていたのは印象的だったな…

 

ドラッグの影響で浴槽で溺死するシーンをほのめかしつつ…ラストは歌ったことがない愛の歌のメドレーを熱唱、客席からはスタンディングオベレーションの大歓声を受ける圧巻のコンサートシーンで〆る…

 

映画の中、後半なんかナオミ・アッキーさんは、もうホイットニーそのものに見えたし、ラストのエンディングロールでホイットニー・ヒューストンとそれにまつわる方が写真ででてくるんだけど、ホイットニーの親友を始め、どの人も写真そっくりで演じていたのにも驚かされる

 

この映画、なんといってもホイットニーの唄声が心地よかった…もう、その一言に尽きるかな…歌声の凄さにあらためて酔いしれた…そんな映画でした…

映画「ボヘミアン・ラプソディ」より先に公開されてたら、もっと評価があがった映画だったかもしれないな…

 

個人的には2023年のどっしょっぱつに観に行って、ホントよかったと思える大迫力の唄声が感動的な映画でした…

 

そうそう、Whitney Houston ホログラムコンサートが、愛知県芸術劇場であるのよ…

ホンモノが来るわけではないのに…ホンモノが来るわけではないのに…チケット代は映画観賞代の10倍…

正直、ちと悩んだけど…

あの30代の感動を再び味わいたくて…清水の舞台から飛び降りた気持ちで、チケットを購入しちゃいました…

 

きっと、そのコンサートでは、Whitney Houston の音域が狭まって、伸びやかな歌声で「I Will Always Love You」が歌えない…なんてことはないでしょう…

ましてや、コンサート開始時間が、1時間圧すなんてこともないでしょう…

 

 

最後に紹介するは、大道芸のサンキュー手塚さんの「I Will Always Love You」

 

あの故ホイットニー・ヒューストンが

駿府城公園のステージに

今となっては信じられない光景
故ホイットニー・ヒューストンが駿府城公園のステージに甦った!!


歌うは…
あの映画「ボディーガード」


「オールウェイズ・ラヴ・ユー」

レモンを切って、ステージの準備は完了???



客上げOKとのことで、ホイットニー・ヒューストンから指名されたお客さんが照明担当??…

ホイットニー・ヒューストンの動きについていくも

必死さは全く感じられず…なんか淡々と無表情で行っているお客さんのオジサンの表情が実におかしくて…黒塗りしちゃったんで、読者のみなさんには、このオジサンの表情は伝わらないけど…やっぱ、大道芸は客上げが面白さを倍増させますよね…

ミラーボールをもってもらって…
そのミラーボールもてかてか光ってるよ…笑

そして…
このレモン…
このレモンを口にすれば…


その酸っぱさに…

サビの
♪I will always love you~

のところで…

絶叫!!!絶叫!!!絶叫!!!

もう…感動で…いや、笑いで涙が溢れんばかり

シャウトして
その様相は…もう感動でいっぱいに包まれる曲なので…
泣けちゃいます…
いや、実際は笑い過ぎて…泣けちゃってますけど…





2番からは、ダブル・ホイットニー・ヒューストン

 

そう…2番めのサビに至る前には…
いつのまにか
ホイットニー・ヒューストンにさせられて


お互いが
揃ってレモンを口にする…


♪I will always love you~



二人揃って
絶叫!!!絶叫!!!絶叫!!!
絶叫!!!の「嵐」!!


そして、3番

そして
ラストは
タバスコ、七味、わさびを付けて…



口にする…
もう…想像するだけでも…
まさにこの味…

♪I will always love you~

と間違いなく絶叫したくなる!なる!!

ラストは、再度レモンを咥え

故ホイットニー・ヒューストン君臨!!


いやあ…ホイットニー・ヒューストンの名曲…
「オールウェイズ・ラヴ・ユー」
…泣けます!泣けます!!


今でも
私…この「オールウェイズ・ラヴ・ユー」
が聴こえてくると
なんだか
口が酸っぱい感じがするんだよね…???

 

あ、おそらくホログラムのホイットニー・ヒューストンはレモンを咥えたりはしないと思われるけどね…

ああ、思えば、ホイットニー・ヒューストンもドラッグじゃなくて、レモンを咥えてたら、「ホログラム」じゃなくて、今でも、ホンモノの唄声が聴けたのかも知れないな…

…と思うと、とても残念な気が…

今夜は、レモンを咥えながら??映画「ボディーガード」を見返すことにしよう…


金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で、「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」を観に行く!

2022-09-23 06:45:10 | 海外アーティスト

金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で開催されている

「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」

を観に行く…

この展示、約2時間くらいは滞在してたけど…私、その80パーセント以上は、映像ではフレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)の一挙一動を追い、展示品ではフレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)のものばかりを目で追ってた気がする…

 

そんなフレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)を「生」で観たのは、若かった…ホントに若かった1985年の愛知県体育館、一度きり…チケットをとるために、早朝から名古屋駅地下街のレコード屋で並んだ…そんな記憶が…当時は、エリッククラプトンもそうだったけど、発売日に、ひたすらチケットをとるたびに並んだものでした…わくわくしてみた「QUEEN」のコンサート、2階席の端から、1~2センチのフレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)を目で追ってた記憶が…

それに比べると、この展示…間近で…間近で…フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)がみられちゃいます!!(当たり前っ!)

 

その後は、フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)があの世に逝っちゃって…

それでも、やっぱり「QUEEN」の音楽は大好きで

 

「Queen + Paul Rodgers」の公演もナゴヤドームへ観に行ったなあ…もう、それも15年くらい前…懐かしい…

個人的には、ブルーステイストが感じられたPaul Rodgersの「BAD COMPANY」も好きで…夢のよーな組み合わせだったんだけど…

いつのまにか消滅…

 

もも、もう私にとっては、ついこないだともいえる

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

その感想は、このブログでどーぞ!!

映画「「ボヘミアン・ラプソディ」を観た…その感想をば…

 

そして

QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR …ナゴヤドーム公演

そのレポ、このブログをどーぞ!!

 

QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR …ナゴヤドームにて…前篇

QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR …ナゴヤドームにて…後篇

 

といったように…フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)が…フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)があの世に逝っても、「Queen 」が大好きなのよ!!

 

ということで、ワクワクして出かけた、この「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」…けっこう、こういった展示って、ワクワクした割には、なんだ、こんな程度か…とガッカリすることも多いんだけど…

今回のこの展示には、ホント大満足!!

「QUEEN」のコンサートを満喫したような満足感が…

今回、足を運んだので、もう展示内容がばればれだけど、もう一度リピートしたい…フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)の唄声を…ブライアン・メイ( Brian Harold May)の奏でるエレキを、もう一度思い切り浴びたいと思えるほどの大満足の展示でした…

このテンション…きっと、もう1回行くかな…笑

 

ではでは、早速「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」の私なりのレポをば…

さてさて、動画以外は写真撮影OK!!

めちゃ、ありがたや!!ありがたや!!

 

展示会に足を踏み入れてからすぐの

もうこのロゴが目に入るだけでもテンションがあがるのに

OPENINGの「 Introduction video」では、当たり前だけど…動くフレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)が…モニターに

もう、その一挙一動にくぎ付け…まるで初恋の彼女をみつめるように…???

SCENE 1. クイーンの原点

フレディ、ベビー…面影がある!ある!!

ボクシングもやってたんだ!!拳を振れ!ディ(フレディ)!!絶対に、マーキュリー(負けら)れない…

このオヤジギャグ、めちゃ苦しくて、ダウン寸前…なんちゃって

このように、フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)以外にもブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの幼少・青年時代の写真のコーナーもあったけど…そこは斜め見…笑

 

さて、ここからは50年前のロンドンにいるような気分で

クイーンのデビュー期の聖地、伝説のライヴハウス

「“マーキー・クラブ” 」がここに…

この映像では、若かりし頃のブライアン・メイにくぎ付け…フレディ・マーキュリーのみならず…もちろんブライアン・メイもカッコいいのよ!!

このライブハウス、ストーンズとか、エリック・クラプトンのヤドワーズとか…セックス・ピストルズとか、偉大過ぎるバンドの面々の名前が…ずらーっと…

名古屋における???1990年代のハートランドや大須ELLのような???登竜門的なハコだったのかな…???

「QUEEN」デビュー当時のポスターから漂う…1970年代の匂い

 

下の写真は1984年

そして、デザイナー、ザンドラ・ローズの手による

「白鷺ルック」の再現衣装

ウェディングドレスから着想されたという衣装

1974年のAT THE RAINBOWでのライブの映像では、その「白鷺ルック」の衣装をきて動き回るフレディ・マーキュリーの姿が見られ、鳥肌もの

 

SCENE 2. ボヘミアン・ラプソディの誕生と飛躍

「ボヘミアン・ラプソディ」が生まれたロンドン郊外の背景

映像とともに「ボヘミアン・ラプソディ」の世界に陶酔!!

 

おお、フレディ・マーキュリーの直筆と思われるサインだ!!

おお、ブライアン・メイのサインだー!

そしてフレディ・マーキュリーが影響を受けたアーティストの名前が…音楽のジャンルの幅が広すぎることにびっくり!!

ブライアン・メイはギタリストがほとんど…ですね!


SCENE 3. 世界のチャンピオンに

ここでは、誰もが目に飛び込む…誰もが写真を撮りたくなる

「Live Killers」の 特大フォトが…

そして「Live Killers」ツアーでの中央に、ロジャー・テイラーが見えるような気がするステージセット

ここを覗けば…スパンコールの衣装

さらには「伝説のチャンピオン」のMV時の衣装

「世界に捧ぐ」のプロモーションアイテムだった「壁掛け時計」

もう…眺めてる私の気持ちは…10代から20代前半

 

SCENE 4. 新たな挑戦

ここでの流れる映像は「I Want To Break Free」のPV

そう、ヒゲをつけたまま女装姿で歌う、ちょいとコミカルな…実は、この映像を初めて観た時には、フレディ・マーキュリーの女装姿にめちゃ驚いたものでした…いやあ、懐かしい…

 

SCENE 5. ライブエイドの奇跡

エアコンの効いたハコの中ですが、まるでライブエイドを「生」で体験しているかのよう…それくらいの大迫力の映像

 

ライヴエイドは「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われたイベント

しばし、ここに立ち止まっていました…

映画「ボヘミアン・ラプソディ」のクライマックスシーンと被さって、それはもう感動モノ…

フレディ・マーキュリーは白いジーンズ、上には白のタンク・トップの衣装で、ピアノの前に座り「Bohemian Rhapsody」を…奏で…そして歌う!

そして「Radio Ga Ga (RADIO GA GA)」でフレディ・マーキュリーはマイクとスタンドを持ってステージ中央へ…

いやあ、かっこいい!!めちゃめちゃかっこいい!!もう、恋する乙女のように、大迫力の映像の中のフレディ・マーキュリーを目で追っていた至福の時

 

SCENE 6. 絶対王者の自信と誇り

「MAGIC TOUR」の衣装

「ザ・ミラクル」のツアーは行われなかったんだよね

LPのジャケット

私が行った愛知県体育館の「QUEEN」のコンサートのチケットは、どこにいったやら…

 

「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」の後半の後半になると

展示内容も悲しく…悲しく…

SCENE 7. フレディの別れ、そして伝説のクイーンへ

伝説のチャンピオンが逝く

1991年11月23日フレディ・マーキュリーがHIV感染を公表し、翌日自宅で息を引き取ったそう

 

そんなフレディ・マーキュリーに向けてのコメント

 

そして

エイズ撲滅「フレディ・マーキュリー・トリビュート」

…もう事実としてわかっているのに、…フレディ・マーキュリーが亡くなった記事を眺めると、あたかも、今、亡くなった如く、寂しい気持ちに…

しかしエスカレーターであがった次の階のスペースで

元気な…元気に歌う…フレディ・マーキュリーに、すぐ会えました

「THEATER. QUEEN Immersion Theater Live In Japan Seibu Stadium 1982」

大迫力な1982年「西武スタジアム」でおこなわれた来日公演を4面マルチ大スクリーンで上映されてて

映像では、フレディ・マーキュリーが埼玉西武ライオンズのキャップを着用して歌っているんだな…

照明もあって、臨場感のあるサウンドで…まるで、ライブ会場にいるみたいな迫力の映像

さらに、ここまで、立ったまま歩いて観て廻って1時間以上、やや足が棒状化してきていたので…汗…座ってみれるのがめちゃありがたい!!

「ボヘミアン・ラブソディ」「We Will Rock You」そして

「We Are The Champions (伝説のチャンピオン)」

いやあ、「QUEEN」最高!!

どっぷり浸って

2回繰り返して、みちゃいました…もう1回観ておいた方がよかったかな…この映像の「公開(こうかい)」を見ながら、後になって、ちょいと、「後悔(こうかい)」

 

さて、続いての展示パネルは、おそらく名古屋限定

 

おお、名古屋城!!

「MUSIC LIFE」の表紙

クイーンのナゴヤヒストリー

私、この中の1985年のツアーだけ、行ったのよ!!わざわざ、これのために、当時住んでいた山梨県から帰郷して…いやあ、懐かしい!!

 

そして、つい、こないだみた「QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR …ナゴヤドーム公演」

ADAM LAMBERTが Freddie Mercuryと被ってみえて、鳥肌が立ったあの公演、叶うなら、もう一度みたいな…

ブライアン・メイのギターピック

そして、ロジャー・テイラーのドラム・ステックはサイン入り

 

最後に、名古屋のみならず…日本でのクイーン・ヒストリーのパネルを,嚙みしめるように眺めつつ

 

 

 

 

物販コーナーに足を進めたら

な、なんと、フレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)とご対面!!

 

脇毛も、胸毛もあったよ!!(どこ、みてるんやー!!)

 

そんなフレディ・マーキュリー( Freddie Mercury)と夢の共演、夢デュエット!!

いやあ、もう、「QUEEN」の世界を耳で目で体感して、アドレナリン分泌しまくりだった約2時間…

もう一度、この展示が終わるまでに足を運びたいな…運ぶだろうな…そう思えるほどの大満足の「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」だったのでした…

またフレディ・マーキュリーに会いにいくぃーん!!

クイーンだけにね…笑

 

「QUEEN」50周年…ということで、指の形にご注目…

ホントは、フレディ・マーキュリーと同じポーズをしたかったけど、腰痛が…汗…


QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR …ナゴヤドームにて…後篇

2020-03-13 05:55:42 | 海外アーティスト
QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR …

ナゴヤドーム公演のライブレポの続き






「Doing All Right」


しっとりとした
歌い出し
ハーモニーの美しさは
心に沁みる!沁みる!!



歌い終わった後は
ADAM LAMBERT のMC

「クレイジー!クレイジー!!」
とお客さんを煽って

「Crazy Little Thing Called Love」









ご機嫌なナンバー
まさに名曲そのもの
爽快さを感じるメロディーライン
自然発生する手拍子

エレキの音色が溶け込むようで…



そんなグルーブ感満載のサウンドに
Brian May のエレキの音色が溶け込むようで…


途中Brian May のギターの弦が切れたようなハプニングのようで
ステージにBrian May が一瞬いなくなるという
ハプニングが…
でもそのハプニングをハプニングと感じさせない
グルーブ感…凄かったの一言に尽きる

それにしても
ホントADAM LAMBERT の伸びやかな歌声は圧巻!!



「Under Pressure」

重低音のRoger Taylorのドラムソロ
なんたって70歳…なのに…この刻むリズム…そして迫力は
凄すぎる!!

そのイントロに
Brian May のエレキの音色が絡む


ミディアムテンポにのせられて
コーラスが実に印象的で
躍動感満載


曲の後半は
ADAM LAMBERT の唄声がドームいっぱいに響き渡る!!
さらにクラシカルな要素を曲調に加えて畳みかけるコーラスは圧巻!!



ここでメンバー紹介のMCを挟んで…

そうそう
「ロジャーさんです。」なんて日本語で紹介してくれるBrian May …笑




そのRoger Taylorのドラムソロ
さらにはドラの音が響き渡る…
そこに
ベースの重低音のリズムが加わり
それらのリズム隊の上でキーボードの方の奏でる旋律は実に美しい…


「Dragon Attack」

重低音のロックサウンドの中
ADAM LAMBERT が高らかに歌い上げる!!
さらに唸るBrian May のエレキ
時にはベース音がフューチャーされ
そこに被さるエレキの響きが気持ちいい…


「I Want To Break Free」


もう圧巻!!
まるでADAM LAMBERT が
またまたまたまたFreddie Mercuryに見える!!見える!!!
Freddie Mercuryのような
伸びやかな…高らかな歌声は圧巻!!!



畳みかけるQUEENサウンドに溺れて溺れて…
Brian May のエレキが唸る!唸る!!
疾走感満載!!!
シンセサイザーの響きに
Brian May のエレキが唸るように被さる!!

ADAM LAMBERT の唄声が
心を突き抜けるように気持ちいい
そして聞き覚えのあるリフ

そうタイトルを知らなくても
どこかで聞き覚えのある
心地よいフレーズが次々と…


ラストの
ADAM LAMBERT のシャウトは
もう称賛もの!!
凄い!凄い!!凄すぎる!!





「You Take My Breath Away 」

これはイントロ
シンセサイザーの響きがフューチャーされて


続いては
美しいコーラス
壮大さも感じるコーラスから始まる


「Who Wants To Live Forever」

ADAM LAMBERT の唄声は
歌っても歌っても衰え知らず!!
もう…ずっと圧倒されっぱなし…













もうサウンドはご存知のように
無限の広がりを感じる圧巻のサウンド…


そして
Brian May が惑星に降り立つ…









「Brian May Guitar Solo」のコーナー

惑星でエレキを唸らせながら
奏でる旋律は
神秘的な…まさに宇宙を感じさせる…
さらに…途中からは
どこかアジアンテイスト
中近東を感じさせる音階を含みつつ奏でるギターの音色に惹きこまれる!惹きこまれる!!
そして
ドヴォルザークの「新世界より「家路」」










いやあ、素敵すぎて
目頭が熱くなる!!

その流れで
Roger Taylorのドラムのリズムが重なり
ベース音が重なり
それはBrian May のギターに寄り添うように…惹きたてる!!!


ラストは
ソロでまたしっとりと
悲し気な旅愁感を漂わせながら…

もうここからは後半戦
大盛り上がりのナゴヤドーム
会場…総立ち…


私…座り心地のめちゃイイ
クッションのあるめちゃイイ席ですが
もう…座ってなんかいられない!!…笑い

「Tie Your Mother Down」


パーフェクトなドラム、ベースのリズム隊が刻むリズムの中
うねるBrian May のエレキ
重低音のサウンド

そこに溶け込むように歌う
ADAM LAMBERT の唄声


美しくハモる
コーラスの響き…



曲のラストは
素晴らしすぎるほど
高らかに伸びる…ADAM LAMBERT の唄声に
心底惚れて…



「The Show Must Go On」


いやあ、これぞQUEEN!!の代名詞!!

若い頃
TVで何度も観た「ミュージックプロモーションビデオ」の映像が
心に鮮やかに蘇る!蘇る!!

もう…私にとっては
ADAM LAMBERT が
「ミュージックプロモーションビデオ」でみたFreddie Mercuryの映像と被る!

もう圧巻の唄声に
痺れっぱなし!!
ADAM LAMBERT の唄声とBrian May のエレキとが共鳴し
もう至福の気分…


臨場感があって…迫りくる感じが
曲調にあって…この曲、最高ですよね!!


私にとって
QUEENの曲の中で1曲だけ選ぶとしたら
これ「The Show Must Go On」で決まり???かな…


「I Was Born To Love You」


ノリノリのナンバーであるにも関わらず
メロディーラインが実に美しい…



そのままの流れで

「Radio Ga Ga」


サビでの爆発力は凄まじく
それはそれは
客席と…見事な一体感!!!

寄り添うBrian May のエレキが素晴らしい!!!



本編ラストには
やはり…この曲

「Bohemian Rhapsody」





映像とともに
実に美しい見事なハーモニーは
まるで映画をリアルに3Dで体感しているかのよう

ホント映画のあのシーンが飛び出してきたかのような
感動がここに…



ここで本編終了
鳴りやまぬ拍手、歓声…
は当然のこと…
だって…まだ…
あの名曲を残しているのですから…


と…UNで
出てきたのは…な、なんと
またまた…もうこの会場にいるに違いないと思わせるような

映像の
Freddie Mercury…


ただ出てくるだけじゃなく
な、なんと

お客さんとコール&レスポンス

Freddie Mercuryの伸びやかな歌声は
実に臨場感たっぷりで
ホントその場にいるかのよう…












で…Freddie Mercuryが去った後には


「We Will Rock You」










もう怒涛のような盛り上がり
そして客席との一体感は
圧巻!!


この曲をやり続けたら
きっとドームの床が抜けるな…笑


そしてラストは


「 We Are The Champions


終わってほしくない
終わってほしくない

「 We Are The Champions」
























もう夢心地…
夢だとしたら目覚めたくない程の
素敵な夢

あっという間の2時間強…




なんか…
祭りが終わったかのような
祭りが終わったかのような
祭りが終わったかのような




あれから1か月ちょい…
WOWOWで放映された
2018年に公開された映画『ボヘミアン・ ラプソディ』のラストシーンを
何度も観て…
未だに余韻に浸ってる私なのです…