goo

日本を遠く離れて




ブラッセルで水を買うためにこじゃれたコンビニに入ったら、パック入りの寿司が燦然と輝いていた。
このあたりはEUがあるため、寿司を昼食に食べるような非日本人人口(一般的に比較的裕福な知的階層)は多い。


不健康なファストフードの代替物として世界中のあちこちで寿司を見かけようになったが、「日本人が管理監督しているもの」しか口にしてはならぬという鉄則はワタクシとて学習済みだ。

紙のように水分と味の抜けたネタや、冷えきって固くぱさぱさになったすし飯...わたしの中の国粋主義が目覚める瞬間である。


だが、このパック寿司、ネタもつやつやで厚みも切り口もいい具合だし、なにしろノブのハウスロールのような太巻きが媚態を呈していたので、15ユーロ(6貫よ)を支払った。


...太巻きに入ったきれいな黄色の沢庵、噛んだとたんに黄色の生ピーマンであることが判明したらあなたはどうしますか?



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )