第2714話 慎みを食卓に

2020年09月07日 08時00分00秒 | Weblog

辰巳芳子著「慎みを食卓に~その一例~」

美しい日本語を味わう本として

さらに 読み進める。

 

春は いのちの発露を食す

夏は 暮らしと体を守る知恵

秋は 風土の恵みを豊かにいただく

冬は いのちへの感謝と門出

あぁ、この美しい日本の四季を

失いたくない。(と思う温暖化現象)

 

それにしても 読めば読むほど

台所仕事が 奥深い。

ここに、梅干しを入れるの?

そこで、梅干しを入れると

防腐の役割だけでなく、

味の奥行きが深まる・・・らしい。

そもそも、なぜ ここで

梅干しを入れようと思えるの?!

申年は、上質の梅ができると言われている。

って なぜ、申年!

先人が導き出した答えが 奥深すぎる。

 

※ 申年の梅とは? 平安中期 申年。

村上天皇が 梅干しと昆布茶で病を克服された

ことが発端らしく、まさに 病がサル!

梅干しが、平安時代からあったことに驚く。

誰が漬けようと思ったのかしら・・・偶然の産物か?


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1 コメント

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ありがとうございます。 (とーま由花)
2020-09-07 21:58:03
ご拝読、ありがとうございます。

一方通行ではなく、応答いただけましたことが
とても嬉しく、励みになります。

明日も お気に召します話が書けますようにと
願うばかりです。 おやすみなさい。

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