第1059話 どこに行った?

2015年08月30日 15時20分12秒 | 子育て・「おママごと」

残すところ今日と明日になった夏休み。

残る宿題に取り組むよう促すと、

息子は「夏休みはどこに行った?」 と過ぎ去りし日を探す(笑)

相変わらずのアホ男子である。


夏休みを振り返って思うのは、「うっざっ」「あっちへ行け」「うるさい」など

息子が思春期ではないかと思うほどよく怒っていたということ。

人より早く思春期が来たのではないかと思い(笑)

「思春期男子の育て方」(小崎恭弘著・すばる舎) を読む。

その中に作者不明の子育て四訓が紹介されていた。


乳児はしっかり肌を離すな

幼児は肌を離せ 手を離すな

少年は手を離せ 目を離すな

青年は目を離せ 心を離すな

 

成長段階にあわせ、言い得て妙の格言である。

息子は今「目を離すな」段階。

次のステージは、「心を離すな」なのだが、突如築けるものではないのが信頼。

「どこに行くの?」「どこに行っていたの?」

問えば、答えてくれるよう関係を築いていきたいと改めて・・・


で、息子はどこに行った?

あ、寝てる・・・膨大な作業量を前に現実逃避中。

 

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第1058話 キッザニア甲子園

2015年08月30日 10時15分00秒 | 遊ぶ

初・キッザニア甲子園、目指すは「お寿司屋さん」

すし職人は人気の職業にて求人倍率高く、

いきなり仕事にあぶれる親子(いきさつは前話参照)・・・不吉。

もうすぐ始業時間、なりたい職業を選択できる状況ではない。(社会の縮図あり)

あてもなくさ迷っていると、「お仕事しませんか?」

すぐできる仕事の勧誘があり、これも「縁」とついていく私に

息子が「なんで勝手に決めるねん」と怒っている。

親が勝手に決めた就職先にて不機嫌にこなす息子。

(子どもの人生に親が口出ししてはいけないという未来絵図・笑)

 

ガラス越しに働く息子を見守る。

交わされる英語がわからず、目が点になっている(笑)

最初、挨拶もユニフォームをハンガーにかけることもうまくできなかった息子が、

仕事をこなしていくうち どんどん上手になっていく(涙)

息子は人前に出ていくタイプではない。 コツコツ、ものづくり派。

親はついつい派手な職業に就いて欲しいと思うものの、

息子がエンターテナーとして劇場に立つこともテレビ局で働くこともないだろう。

親子って正反対になるのかしら? 一方、私は・・・

キャビンアテンダントになってみたい、声優体験してみたい、あぁ、あの衣装も着たい。

夢破れた大人にも憧れの職業体験の場を(笑)

 

お寿司は家でも作れるけれど、ハイチュウは作ることができない。

ラストチャンスは、ハイチュウにかけることに。

1部の間に入り口からお菓子工場までの道のりを何度も確認し、挑む。

その甲斐あって・・・

家にはハイチュウを手に微笑む息子の記念写真。 思い出の一枚。

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第1057話 方向音痴

2015年08月30日 02時11分55秒 | Weblog

もしも私が方向音痴でなかったら・・・

きっと体験できたであろう「すし職人」(キッザニア甲子園)

息子の希望は、すし職人とハイチュウ作り。

この超人気職業を攻略すべく、

奮発して「ONE TWO PLUS」(第1部、第2部利用チケット)を購入したのに(涙)

マップを手にしているにもかかわらず、お寿司屋さんに辿り着かず、

辿り着いた時にはもう「お並びいただいても受付できない可能性がございます」エリアで、

結果、私たちの少し前で受付終了宣告。

その後も希望の体験場所に辿り着けず、ぐるぐる、ぐるぐる。

もしも私が方向音痴でなかったら・・・

 

思えば、昔からずっとそう。

塾に通うとなれば、ちゃんと塾に行き、家に帰ってくることができるよう

事前の往復練習。

デパートの、駅の、化粧室から出たとき、いつも ここはどこ? わからなくなる。

出張と言えば、ちゃんと辿り着けるのだろうかと緊張し、

迷う時間も考慮し、人より早く出発しなければならない。

私は、人より遠回りをして 人より多く歩かないと 辿り着けない性らしい。

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第1056話 祭りのあと

2015年08月30日 00時33分42秒 | 子育て・「おママごと」

旅館から帰ってきた日の質素な家ご飯、

帰宅すると真っ先に洗濯物、の 祭りのあと。

海水浴場から帰ってきた翌日、

こんなところにもあんなところにも 砂、砂、砂 の 祭りのあと。

海水浴場に来たというのに往生際悪く日傘を差していた私。

不意に打ち寄せた波の勢いに飲み込まれてコケ、

日傘もろとも全身ずぶぬれになってしまったのだが、

数日後、差していた日傘に錆び発見 の 祭りのあと。

 

お祭りが終わった後、陽に照らされた翌日の道路。

前日の夜には気づかなかったゴミがそこかしこと落ちていて・・・

もの悲しい気持ちになる

長い長い夏休みがもうすぐ終わろうとしている の 祭りのあと。

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第1055話 変身

2015年08月26日 06時23分37秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

大河も朝ドラも脱落した今。

東野圭吾原作・ドラマ「変身」、キャストは 神木隆之介、二階堂ふみ。

役者への信頼に期待が高まる。


連続ドラマのいいところは色々あるが、

今回は、主題歌をあげたい。

このドラマの主題歌は、高橋優の 「おやすみ」


最終話を見終わった後、なんとも言えない余韻から抜け出せずにいる中、

救いとなるのが、これまで繰り返し流れてきた「おやすみ」の光。

幸せとは? 愛する者の寝顔を思い浮かべてしまう歌。



 

 


 

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第1054話 ミッションインポッシブル

2015年08月25日 05時52分02秒 | 子育て・「おママごと」

思い起こせば、夏休み前の終了式の日。

学童に迎えに行くと、

息子が一心不乱に夏休みのワークに取り組んでいるではないか。

そんな一気にしなくていいよと告げる私に

「一気に仕上げて、あとダラダラしたいねん」

・・・

宣言どおり、息子は机に向かう緊迫感なく、夏休みを過ごしている。

小学校側もそうならないよう 毎日コツコツ取り組まざるをえない課題も用意。

 

ミッション・ワン、ミニトマトの成長記録。

この猛暑の中、息子の自主性に任せていたら枯れていたであろう・・・

いつの間にか親の家庭菜園と化したベランダ・トマト。

(愛するトマトのために長期旅行できない親・笑)

 

ミッション・ツー、けんばんハーモニカの練習。

練習した日に色を塗っていく形式なのだが、

夏休みカレンダーはいまだ真っ白。

自宅待機中のピアニカが哀しげに横たわっている。

 

ミッション・スリー、自由課題。

選択肢がいくつか用意されているのだが、

「明るい選挙啓発ポスター」・・・小学校低学年で選挙啓発??

「動物愛護ポスター」(文字を入れず作成のこと)・・・文字入れれないの?

絵だけで愛護を訴えるのは大人でも難しい。

夏休みも残り1週間を切り、難易度の低い課題を探し、焦る親。

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第1053話 余波

2015年08月24日 06時42分21秒 | 子育て・「おママごと」

この日、(飛行機は) 飛ぶのか・・・

3日後に飛行機を利用する出張を控えているのだが、

今、どんなに考えても台風の進路、進行速度は刻々と変わる。

直前にならないと確かなことはわからず、

社会人として落ち着かない日々の中、

親としては子どもに夏の思い出を と 白良浜海水浴場に行くことに。

打ち寄せる波に大喜びの息子だが、

引き波に息子が流されないよう踏ん張る私の元にライフセーバーさんがやってきて、

「台風の影響でいつもより波が高くなっています。

あちらの方が穏やかですよ」 と教えてくれる。

まだ沖縄上陸前ではないか、

遥かかなたの台風の影響がこんなところにまで?!

自然の猛威を感じた瞬間。

 

それにしても 子どものためとはいえ、

ペーパードライバーで運転を怖がっていた私が、

軽自動車で片道3時間、往復6時間を超える運転をするまでになろうとは・・・

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第1052話 喜びは驚きと共に

2015年08月23日 08時20分05秒 | Weblog

行く先々で海外からの旅行客と出会う夏休み。

不意に話しかけられ、驚くもののカメラのシャッターを押すだけだった。

うまく撮れた自信がないので撮影後、「こちらでよろしいでしょうか・・・?」

恐る恐る尋ねると、Goodのジェスチャー付

「Great!」 をいただく。

日常生活で褒めらることのない私。

想像を超える大絶賛を受け、それがたとえ私への気遣いであったとしても

喜びが込み上げてくる。 いくつになっても褒められると、嬉しい。

「アメージング」、「ファンタスティック」、「ビューティホ~」に「アンビリ~バボ~」

もっと表情筋を動かして、会話をしよう。

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第1051話 今後の指針

2015年08月22日 18時02分53秒 | Weblog

旅先で日本語の美しさに触れ・・・今後の身の振り方を考える。

「お疲れ様でございました」 

一見 遠回りに思える語尾の長さに美しさを感じたのである。

今後、ここぞという場では、「です・でした」調ではなく、

「でございます・でございました」調に変調しようと。

若さ、可愛さ、新鮮さ、持って生まれたものを失っていくお年頃に

経費をかけず、加えることのできる美しさに言葉遣いがあるのではないかと。


「話し始め言葉」は既に実践し、その効果を実感している。

職場で ここぞという時、一人称を わたし ではなく、わたくし と

一音追加するだけで、その後の言葉に自制心が働く(笑) 不思議。 

大人の女言葉として これからは、「言葉終わり」も丁寧に発音していきたい。

 

 

 

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第1050話 ほっほ~(西村屋本館)

2015年08月21日 06時23分00秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

今年の夏休みのテーマは、「この一泊にかける」。

夏休みはどこも高い(宿泊費)・・・何度もお泊りできない。

かといって、家族でどこにも行っていないじゃあ 宿題の絵日記に華がない。

その一泊にすべてをかけ、選んだ旅館は、創業150年の「西村屋本館」

老舗のサービスとはいかなるものかをしかと拝見。

 

私が見るところは、

案内者の指先 (きちんと揃えられているかどうか)、

襖をしめる仕草と音 (音をいかにして立てないか)、

そして、何より言葉遣い (語尾の美しさ) であり、

主に細部であるが、

いかに神経と社員教育が行き届いているかがわかる。 さすが、老舗。

次に感嘆したのが、

あえてもうひとつ余分に添えられしモノたち。

釜で炊いたご飯が本来の妥当な量かと思われるが、

最初からおかわり用のおひつがあり、

お茶が入った急須もふたつ用意されている。

不足の事態を防ぐ「余分」の贅沢・・・あっぱれ、老舗!

明けて翌日、朝刊には

「おはようございます 本日のご多幸をお祈りします」 の朱印が。

朝刊サービスはよくあることだが、

そこに判を押すというひと手間を加え、気持ちのよい朝を演出。

ほっほ~ そうきましたかぁ~

目からウロコのおもてなしに 老舗の実力を見る。

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