第299話 同世代会話

2010年07月19日 00時30分26秒 | Weblog

息子と共に「ウルトラマン」をみる。
大集合なだけあって父やらタロウやらセブンやらエースやら出てきて、懐かしい。
途中、ウルトラの母が登場するのだが、時を経て見ると、
「あの二つにくくったような髪型が無理に若づくりをしているようでかなしい」
と主人に言うと、あの髪型?は実は勲章だったらしく、とれるらしい。(母、ごめん)
途中から見たこともないウルトラマンやアニメのウルトラマンが出てきて、
あぁこの辺から自分は大人になったんだ・・・と思う。
主人「この頃までのデザイン性がすばらしい」
私「怪獣もよくできているね」
「円谷、すごいね・・・」夫婦で感嘆。

「あらいぐまラスカル」もみる。
DVDには第1話から第4話までがおさめられていたが、
どうしてラスカルを飼うことになったのか?
ラスカルが赤ちゃんだったころ、目の前でラスカルのお母さんが殺されたことが発端だったこと。
主人公スターリングの母は癌であること、
記憶に残っていないところを今あらためて確認すると、結構衝撃的だった。
主人「スターリングって、ええとこのボンやってんなぁ」
私「スターリングのお母さん、お婆さんみたい・・・スターリングって歳いった時の子供だったんやね」
などとストーリー以外にひっかかる。
「そういえばさぁ、私、母をたずねて三千里のマルコのお母さんさぁ、結構、ゴツいお母さんでショックやったわぁ」
と、夫婦でどうでもいい思い出話にまで拡がる。あぁ、懐かしい。

話はさらに拡がって、
主人「三菜一汁、私の忠実なしもべ、ロデムであってほしいね~。お呼びですか?ご主人様」
私「パパこそロデムであってほしいわ。あ、でも、パパのロデム、呼んでもこなさそ~。
 寝てばかりの白いロデムなんかいらんわ」
活字にするとなんて低レベルな夫婦の会話なのかと悲しいが、息子のビデオ鑑賞きっかけに拡がる同世代会話。

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第298話 私の中にある悩み

2010年07月16日 07時07分25秒 | Weblog
息子の今日の晩御飯は?
帰宅後、急いで晩御飯の用意をしている間は悩み事を忘れている。
次の段取りを考え、とにかく行動していかねばならないので、悩んでいる暇がない。
悩み事最大の防御は、集中力か・・・?
でも、ずっと集中し続けることは不可能だ。
不意に思い出しては、また思い悩む。

悩み事にも優先順位・・・いや、この場合は深刻順位(といった方がいいのか)があるようで、
数ある悩みの中から時に選ばれし一つがどんどん大きくなっているうちは他の悩みは後退する。
その一つも、今、親の介護問題など発生した場合、あっけなく思い出す暇もなくなるであろうし、
ある日突然、余命宣告などされた日には瞬時にして今ある悩み事はすべてリセットされるであろう。
(もちろん瞬間的に新たな悩みが生まれること必至だが)
ストレスと同じく、悩みなどまったく何もない状態もありえない話なのであろうか。

今、私の心を大きく占める悩み事がある。
大まかにいうと、対人関係。
その人との関係にずっととらわれていたはずなのに、
いつの間にか「自分」の壁にぶちあたっていることに気づく。
結局、そんな自分、との戦いだったりする。

思い悩み秘めていたものが、ある日、不意に口をついて出てくる。
感情に任せて訴えながら、あれ? 一番伝えたいのはこんなことだったっけ・・・
そのしょうもなさに話ながら焦る。
その深刻な核心部分を伝えてしまうと、自分自身をさらけ出すことになるからなのか
相談はうわずみだけを伝える結果となってしまうことが多い。

うまく伝えることができなかったが、いただいたアドバイスが実に確信を得ていた。
「言葉どおり受け取るのではなく、受け流す術を」
ず~っと前にもそう言われたことがある。全く同じ台詞を違う人から。
あんなことを話してしまった後悔と話をきいてもらえた嬉しさが入り混じりながら、
いただいたアドバイスをかみしめる。
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第297話 ものまね

2010年07月11日 06時42分49秒 | 子育て・「おママごと」

今日は「プールやで~」というと、「やったぁ!」ととても喜び、大はしゃぎでプールに入っていました。
ワニさんになり楽しそうでしたよ。(連絡帳、先生のコメントより)
大はしゃぎで入ったわりにはプールの中でワニ・・・動きねぇ(笑)
プールの楽しみ方も色々あるものだと、先生のコメントを手がかりに、
「今日、プールでワニさんになっていたの?」ときくと、
「Kと、M君と、Sちゃんと、Kちゃんと、こうやってこうやって、ワニになってるねん」と息子。
一匹ではなかったか(笑)
「KとM君、ちょっとだけ、顔、あげたねん」(ちょっとは動きあるんだ)
3歳児が小さなプールに集団でワニになっている様子を想像すると、笑える。

パパのベットに半身だけあずけて、宙に浮いている両足を左右に小さく振っている。
・・・ワニ?
半身を両肘で支えている息子がプルプルしながら「あざらし!」
腹筋と背筋を駆使しながら、左右に揺れる足はどうやら泳いでいるあざらし、らしい。

四つん這いで登場したかと思うと、すぐにごろんと横になる。
「たてがみのライオン、こうやって、ねんねしてた、なぁ」
って、ここでは止めよ。ショッピングモールの絨毯上でライオンと化すのは。
百獣の王を抱き起こす。

それにしてもよく見てる。
こうして、後日再現してくれるのも記憶してくれている証拠だと(動物園に)連れて行き甲斐がある。
平日の朝、なかなか起きない。起きてもごろごろしている。
息子が「その枕、とって」という。枕を手渡すと、抱いてゴロゴロ。
顔がパパなので、パパそっくり~・・・「パパ?」
息子「そう、パパ(の真似)」・・・ほんとよく見てる。

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第296話 暴言

2010年07月06日 00時26分05秒 | Weblog

主人は炊きたてのご飯が好き。
夫は朝ご飯を食べないので、いつも夜、ご飯を炊く。これが大変で、
早炊きは固いというので、職場から帰宅すると、何を置いても、
まずはお米を洗うところからスタート。必死でご飯を炊いた果てに、
主人「残業後帰宅途中、お腹がすいたので外で食べてきた」
って、何?

料理は基本、三菜一汁だという。
カレーライスやかやくご飯。
多くの食材を使って仕上げた一品はメインディッシュに値しないか?
主人「かやくご飯は、あくまでご飯だ。
かやくご飯にしたからといっておかずがいらない訳ではない」
・・・そ。

料理は基本、しつこく三菜一汁だという。
一度に三菜一汁を作るのは、大変なことで、
急いで作るを優先したため、台所が散らかる。そこは大目に見てもらいたいのだが、
主人「料理は片づけながらするものだ」と、食べる前に洗い物をする。
帰宅にあわせて作った料理が冷める。これが一番、腹が立つ。
三菜に満たない時、自分で自分の分だけを作り三菜にする。
勝手にしやがれ。

あまった野菜を使って、具だくさん味噌汁を作る。
煮えにくい野菜から素早く切っていく。必死で。
それもこれも野菜不足の主人の身を案じて、家族の健康を思ってのことでなのだが、
具が多ければ多いほど、主人のテンションが下がる。
主人「汁ものの具は1品か、多くて2品。私はお味噌汁よりおすましが好きなのだ」
・・・料亭にいってくれ、である。

ここまで書いた私のブログを読んだ主人が「止めて。こんなんUPしたら、私、悪人みたいやん」と。
悪人が悪人と気づいた瞬間(笑)

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第295話 3つ子の魂

2010年07月04日 21時37分58秒 | 子育て・「おママごと」
電車の中で騒ぎ始めたので、息子に「しりとり」をしようと提案する。
息子「りんご」
私「ごましお」
息子「おむすびまん」
私「あ゛~、最後にんのつく言葉は使っちゃいけないから、おにぎり」
息子「りす」
私「すいか」
息子「かめ」
私「めんたいこ」
息子、「こむすびまん」

毎朝、保育園に行くのを嫌がる。朝から「イヤ」「イヤ」
それなりに大変な毎日だけど、こういう3つ子の魂に触れると、
公共機関内だということを忘れて大笑いしてしまう。
私が涙を流して笑っているのを見て、息子も笑い始める。
息子のその真剣さ、浅はかさ、単純さが・・・愛おしい。
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第294話 3つ子の魂

2010年07月03日 15時24分17秒 | 子育て・「おママごと」
息子がうまく発音できないのを真似て、
私も「ペンギンたん」というと、
「ちがうで。ペンギンたん、やで」と念を押すように指摘された。
(どうやら本人は耳できく「さん」を自分ではきちんと発音しているつもりらしい)

「ペンギンさん」と、さ行が発音できず、
「ペンギンたん」と、た行に変換発音していた息子が気づけば、
「ペンギンしゃん」と、さ行まであと一歩のところまで近づいてきている。

今日で3つ・・・感慨深くて、今日はここまでしか書けない(笑)
コメント (4)
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第293話 リップサービス

2010年07月02日 20時43分42秒 | 子育て・「おママごと」
ひゃぁ、虫が!
主人に訴えると、「私も虫は苦手なのだ。あの細い足がどうも・・・」と逃げる。
こんな時、結婚した意味を見失う。

土日仕事の多い主人が平日に代休を取得。
私が帰宅すると、テーブルに晩御飯が! をついつい期待してしまう。
結婚して4年、いまだかつてそうあった試しなどない。

結婚前、子煩悩なパパになりそうな感じに見えた。
私だけでなく、周りの方もだまされているらしく、優しそうなだんな様ねと言われる。
一見そうなだけで、ぜひ私の百聞をきいていただきたいと思う。

銃撃シーンもあるので、夜、子供が寝てから韓国ドラマ「アイリス」(録画)を見る。
物語の緊迫感に耐えきれず、主人に「一人でみるの、怖いから、一緒に見て」と訴えると、
笑いながら「だいじょうぶだよ~」と言って、自室に眠りにいく。
あの人、絶対モテない・・・と確信。

一方、私がひゃあ、虫が! と言えば、
息子は「大丈夫。Kがいるから、大丈夫やで」といってくれる。
運転中、すれ違いや駐車で私が「きゃあ、きゃあ」言えば、
後部座席チャイルドシートから息子が「Kがいるから、大丈夫やで」といってくれる。
そばにいるだけで何もしてはもらえないのだが(笑) その一言にママは救われる。
2歳児でもこんなに包容力があるのに・・・

週末を母子で乗り越え、3日ぶりに主人が帰宅。
留守の間、大変だっただろう。君も疲れているだろうから
今日は私がKをお風呂に入れよう
そう言ってくれるのを期待して、待ってましたの「お帰りなさい」に
開口一番「あぁ、疲れた。しんどい」と横になる。
本心からであればうれしいのだが、こうなれば、本心からでなくていい。
台詞として、ねぎらいと感謝の言葉をいってくれ。
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