ホテルの利用は宿泊に限らず、職場の研修会場や懇親会場として使用することもある。
これまでプチホテルジャンキーとして宿泊者目線でホテルを見てきたが、
先日、後者の主催者視点で利用することとなる。
私はその日、一番に会場入りしていたのだが、
ホテルマンが中に私だけであるのを見て去り、後からきた後輩男性職員が到着したとたん名刺交換をした。
もちろん、私にはなし。
会場を後にする時もお礼を告げた私を置いて男性職員めがけて走り、頭を下げていた。
まあ、女性の社会的地位を痛感することは今までも多岐に渡り、多々あるが、
名刺交換することも出会った縁をつなぐことも女性とはメリット一切なしの露骨さで・・・。
実は私、このホテルを宿泊者として利用したことがあるのだが、
あまりにも赤裸々なビジネスの裏側を見て、今後、宿泊者としての個人利用はないだろうと思う。
緊急搬送先の病院にて偶然、保育園時代のお友達ママに再会。
「こちらでお勤めなんですね」
親が就労しているから子どもを保育園に預けているんだという状況把握のみで、
それぞれどんな職業に就いているのかまでは知らない。
職業服(看護婦制服)に身を包むR君ママはとても素敵だった。
運動会などの保育園行事でお会いした時と雰囲気が異なって・・・
日中、子どもの知らない職業人としての顔がある。 働くお母さんて・・・格好いい!
(私も輝く職業婦人でありたい・笑)
久しぶりに息子がアナフィラキシーショックを起こし、経過を見るためそのまま入院となる。
小児科病棟での一泊・・・
なぜ泣いているのかわからないが、何かを患っていることが確かな赤ちゃんの泣き声が続く。
夜、隣りのナースコールの音に身を硬くし、
少し離れた病室からなのに間近に聞こえる子どもの泣き声が辛かった。
「お姫様抱っこ」というものを体験したことがない。
ドラマを見ていて、不意に、かつ、今頃、してほしくなる。
かといって、主人に頼みたくもない。
仕方なく小1の息子に頼むことにした。
「大きくなったらさぁ、ママをお姫様抱っこしてくれる?」
「うん、いいよ。 僕が38歳なったらな。 僕が38歳になったらママ何歳?」
「えっ、ママは・・・」
70歳を超えてお姫様抱っこ・・・
体重軽くなるわ、そんな気力失うわ、考えただけでもうどうでもよくなってくる。
一生お姫様抱っこと縁のない人生だと確信した夜。(にしても、なぜ38歳?!)
帰宅後、保育園に通っている息子を抱くと「園の香り」がする。
朝、送り出す時は柔軟剤の香りがするトレーニング服も朝から晩まで過ごすうち、
すっかり園の香りにのっとられてしまう。
私は一日の終わりに、息子から香るこの園の匂いが好きだ。
最初から園の香りに好意的であったわけではない。
朝、保育園に送り届ける時、息子は泣いて行くのを嫌がった。
主人は残業が多く、育児休暇中、母子密着型の生活を送っていた私は、
「私がいなくて本当に大丈夫なのか。母親が子どもを預けてまで働きに出てよいのだろうか」と
不安と不信に迷わない日はなかった。
担任の保育士との面談や交換ノートのやりとり、何より楽しそうに過ごす息子の写真を見、
少しずつ私の不安は安心に、不信は信頼に変わる。
そんな心の変化と共に、週末持ち帰るお昼寝布団や帽子に残る園の香りが好きになった。
息子は6歳、年長児だ。
初めて登園したあの日から5年が過ぎたことになる。
保育園最後の運動会では組み立て体操に挑戦した。
息子だけでなく、クラスのお友達のあの子もあの子も「みんな、大きくなったな」と感慨深い。
今では一人っ子の息子がおもちゃを奪いあい、喧嘩しあえる場所があることに心から感謝している。
春から息子は地元の公立小学校に通う。
7年前、私は嫁ぐ形で主人の実家があるこの街にやってきた。
子どもを産むまでこの街との接点はなく、希薄だった。
保育園を拠点に私はこの街の方々を知り、この街が好きになった。
私にとっても地元となったこの街の小学校はどんな香りがするのだろう。
期待と不安の中思うのは、
同じ釜の飯を食い、同じ香りの中で育った仲間がいるからきっと大丈夫だということ。
卒園後も私の記憶下に、息子の無意識下に残るであろう園の香りが心強い。
「泣きたい朝」(第732話)があり、
ブラッシュアップ(第733話)して、今回リベンジ(第752話)を図った。
私がプレゼンで目指しているのは、伝えなければいけないことを伝える中で、
私という人間を通して社を「信頼」していただくことと紹介しているモノに「期待感」を抱いていただくこと。
終了後、アンケートに「わくわくしました」という言葉を頂戴し、
お客様の期待感を少しでもくすぐれたことが嬉しく、この気持ちが購買意欲に繋がっていくことを願う。
実は、前回のアンケートで「押しが弱い」という意見を頂戴し、痛いところをつかれた。
ガンガン押していくのが苦手で、奥ゆかしく? お気に召しましたならどうぞについついなってしまう。
耳の痛い意見ほど貴重なご意見。ぜひとも次回の改善点に繋げたいと、今回ネタの中に少し押しを入れてみたのだが・・・
押しなれていない性格ゆえ気恥ずかしくなり、噛んでしまう。
ん~
見せるプレゼン(パワーポイントの作成)に時間がかかりすぎて音読練習まで至らなかったのが敗因。
音読練習せねばと思うが、職場で声をあげることはできず、
かといって家の中、息子の前で突然プレゼンも難しい。
お稽古する時間と場所の確保は次回さらなるリベンジまでの課題とする。
清田浩伸監督さんのことを存じ上げなかったが、偶然出会う。
もちろん実際に会ったというわけではなく、
ブログ「清田監督のどきどき日記」にて知るというレベルなのだが・・・
監督のブログに「コーチングで気をつけていること」という記事があり、
伸びる選手の共通点
・素直な心を持っている。
・純真さをもっている。
・正直で真摯さを持っている。
・わからないことはわからないとはっきり言える。
・中途半端で終わらせないでやりきる力がある。
・ごまかさない。
・感謝できる。
・当たり前と思わない。
・困難を乗り越えるポジティブな気持ちを持っている。
・明るい
・前向き
・大きな声で挨拶できる。
・夢を持ち続けることができる。
陸上競技の監督の言葉なのだが、子育てにも応用できる。
素直さと感謝の心・・・息子にも身につけてほしい心のあり方。
小1に13項目制覇は難しいので折々にひとつひとつ身につけさせたい。
学校給食試食会(前話・第749話「給食試食会」参照)での出来事。
試食会は4~5人のグループに分かれて食べる形式で保護者雑談会となる。
私の前に座った同じクラスのお友達ママが、
「子供が1行日記に今日の給食の○○が美味しかったって書いてあって(笑)」
「1行日記ってなんですか?」(そこに食いつく私)
「その日にあったことを、子供に一行だけ感想を書かせているんです」
「素敵ですね」
「ええ、後で見ていい思い出になるかなって」
そっか、その手があったか!
私は、ここ(このブログ)に自分日記(正確には振り返って書く後日記)を書く。
そうか、子供自身に書かせるという手があったか!
思いつかなかったことを悔やんでいるとさらに、
「うちは主人が(子供が)生まれた時から育児日記をつけているんです」
「え?、だんな様が!」うちではありえない現実に驚愕。
育児日記をつける。子供のことに関心が高い。きっと育児も家事にも積極的であろうだんな様・・・
それは、素敵すぎる。
帰って早速息子に「A君てさ、1行日記をつけてるんだって。素敵だよね~」
あまり息子に響かなかったので数日後気を取り直し「1行日記、つけてみない?」と誘ってみたが、
まったく息子には響かないようで、あきらめる(笑)
※ 第740話「素敵すぎる」
毎日息子が食べている(苦戦している・第734話「小1の壁」参照)給食とやらを私も体験すべく、
休日出勤の代休を「給食試食会」にあてる。
目の前に置かれたご飯と牛乳の組み合わせも給食用のスプーン(先割れスプーン)も
すべてが懐かしく、試食前からテンションあがる。いざ、試食。
配膳されて少したった汁物のぬるさ。
大人にはちょっと塩分控えめのやさしい味わい。
やっぱりあわないご飯と牛乳。
試食中もこみあげる懐かしさにお腹も胸もいっぱいになる。
食べながら、
先生という職業は毎日給食が食べれていいなとさえ思い、息子に教職はどうかとすら思う(笑)
給食万歳!
どうかお願いです。
夏休みを短く、給食を終業式ぎりぎり前日まで食べさせてください。
ニュースで見た5歳児義務教育案より、私にとっては現実的で切実な問題である。
前話に引き続き。
初めての参観日で「自己紹介・私の好きな遊び」の発表があった。(第719話・「My name is」参照)
クラスに「僕の好きな遊びはオセロです。お母さんと勝負して僕が勝つと10円もらえます」
と発表した子がいて、それを聞きつけた息子から早速の申し出。
「僕がオセロで買ったら100円な」
いきなりの報酬額引き上げに対し、料金据え置き10円勝負。
もちろんのこと、私が勝つ。
負けた息子が怒りをあらわに泣くわ、たたくわ・・・散らばるオセロ(石)。
「負けて怒るなら、もう勝負しないよ」と言っていた日々が懐かしい。
子供の成長は目覚ましく、今では何度しても私が負ける。
たかが10円、されど10円。荒稼ぎされないよう
技術力ではなく、運で勝負の人生ゲームを提案。(関連話。第728話・「人生ゲーム」)
息子に銀行役(人生ゲームにてお金を管理する人)をしてもらいながら思う。
足し算もままならないのにお金だけ計算できるのはなぜ?
人間、興味のあること、必要に迫られて、が一番上達するようだ。