第576話 お受験

2013年04月27日 07時06分02秒 | 子育て・「おママごと」
「2013 お子様とお母様のための 面接のお洋服」(阪急うめだ本店の小冊子)
学校訪問や面接時のお洋服、揃えておきたい小物などが掲載され、
その価格展開や必需品の紹介が実に面白い。
スリッパ 6千円?!
ナイロン製の自立式サブバック 2万円!
ところで、ママのスーツはなぜ濃紺なの? 小冊子片手にネットで「お受験」を調べる。

似合う、似合わないではなく、学校側に敬意を表すると言う目的でスーツを着ます。
探せば濃紺以外もいますが、小学校受験界では濃紺は保護色です。

親のみならず子供の持ち物まで濃紺が主流。
濃紺以外でも構わないが、お母さん、あなたは(当日会場で)耐えることができますか?
と言わんばかりの展開となっており、お受験では協調性があり目立たず控えめであることが重要だという。
保護色、実に日本人らしい。

レッスンバック?
お子様自身のお荷物をお子様自身が持ち、お着替えなどをバッグに仕舞う。
上履きと脱いだ靴をお子様自身が持っていかれたシューズケースに出し入れする。
そんな自己完結の動作がとても重要になるらしく・・・
息子よ、そんなしつけすらできていない母さんを許しておくれ。
経済的理由もさることながら、何より小学校受験対策がまったくできていないということで、
我が家は「この土地で生きて行こう」と思うのである。
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第575話 現実問題

2013年04月19日 03時58分43秒 | Weblog

第573話、第574話と人材育成について書いてみたのだが、
改めて「子育て」が仕事に、「仕事」が子育てに活きていることを実感する。
仕事と家庭の両立が難しいだけに、いい相互関係になればと願う。

「首相 育休3歳まで延長の考え」というニュースを見た。
3年後、見知らぬ上司に「はじめまして」・・・とか?
入社2年目に子供を産んだとして、復帰時1つ年下の後輩はキャリアで先輩・・・とか?
そんな職場に復帰できる勇気があるかどうか・・・である。

私としては3年休暇をいただけるよりも、
まずは、時短制度(もちろん給与カット)を見直していただきたいと思うところである。
小1の壁、小4の壁と言われるよう働く女性にとって折々に様々な壁が存在する。
早い下校時間に加え、夏休み、冬休み、春休み・・・
年長児を持つ私は今、その壁に目前にどうしたものかと悩んでいる。
3歳児神話にあわせるよりも、一気にいただける3年分の時間を
毎日少しずつ早めの退社という形でいただきたいところである。

少し前に「育児休暇取得 プラス評価に」と記事を見たが、
これはどうか・・・とがっくりした。
産む性・産まない性、産む人生・産まない人生。それぞれに公平である方が、
取得する側にとっては取得しやすいのではないかと思うのだが。

子育ては産んでからが長い。
仕事と家庭の両立に対する時間的、そして、何より社会の意識改革的な
フォローアップ制度があればと心から願う。
産んだことより育てることを、評価ではなく応援という形で、お考えいただきたいなと思うところである。

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第574話 報・連・相(ほうれんそう)

2013年04月18日 05時53分42秒 | Weblog

部下(新人)を現場に放りこんで,成り行きで仕事の要領やコツを身につけさせる
「叩きあげ」の時代が終わり、
マニュアル(土壌)を作り、遂行した部下を褒めて伸ばさなければならない時代に。
もちろん感謝の一言も忘れず添えて!

実際、子育ての現場でも「褒め伸ばし」が主流となり、
私もこれまで息子ができたことに対し、
ハグありキスあり、かなりアメリカンに褒めてきた(笑)
子育ては母一人で背負うものではなく、多くの方と関わり合いながらする方がいいと思う
のは「報告・連絡・相談」にある。

まず私で一度タイムリーに褒めた後、パパ帰宅後に報告。
パパがまた時差で褒めるという仕組み。
パパでなくとも、園の先生や祖父母などママとは異なる誰かに報告するという行為を通じて、
間接的に褒めるとさらなる効果を発揮する。
「パパ、きいて。今日、K(息子)な・・・」
私の報告を息子が背中でききながら、彼の背が誇らしげに伸びているのが面白い。
で、最後・・・あえて息子に振る。「な、K」 振りかえった息子の得意顔。
まあ少々芝居がかっている感否めないが、彼の自信になればいいか(笑)

職場でもあえて新人が聞こえている場で間接的に褒めてあげてはいかがでしょうか?
育てるという行為の中に心理戦を利用するのも先輩の技!

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第573話 OJT

2013年04月16日 03時10分24秒 | Weblog

毎日が怒涛のごとく過ぎ、
新しい環境のもと洗礼を受けた新社会人の方も多いのではないでしょうか。
ネットでは「仕事始め初日に退社」や「退社申し出に母親同伴」、
「歓送迎会参加で残業代請求」といった記事が見られ、
私も後輩とどう接すべきか、また、息子をどう育てるべきかを思わずにはいられません。

「お母さん、
お子さんには玄関を一歩外に出たら、思い通りにいくことなど何もないと教えてください」

「例えば、放課後、子供が先生に「この本読んで」といってきたとします。
先生が可能な限り読んで、「続きはまた今度ね」と言った時、
思い通りにいくことなどないという考えが根底にあれば、
先生が少しでも読んでくれたことに感謝しますが、なければ「もっと読んで」と要求します」


なるほど、感謝するための布石言葉。
本人の中から生まれた感謝の心は、親が植え付けた人工的なものではなく自然発生。
直接の教え(答え)ではなく、その一歩手前で留める仕掛け。
こういう導き方もあるものだと学ぶ。

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