第149話追記

2007年05月15日 00時13分07秒 | 嫁ぐ・「花嫁はブライダルプランナー」

披露宴会場出口で渡すプチギフト。
手書きのご臨席お礼メッセージを添え、個人宛にお手渡し・・・
→ テーブル毎に分けて準備し、司会者より誘導していただくことにした。
私が参加した披露宴はすべて流れ解散。
一時に退席が集中、出口付近牛歩退場の混み合い。
これを何とか解消できないかと、
テーブル毎の退出を促す予定ですと式場の方に伝えると、思いがけず、
お褒めの言葉を頂戴する。
というのも、私たちは昼からの披露宴、夕刻からの披露宴準備が控えているのだ。
久しぶりの同窓会と歓談を楽しみ続ける女性客がいる間、次の準備ができない。

「大変申し訳ございませんが、退場はテーブルごとに順番にご案内致します。では、
○○のお席のみなさま、本日はありがとうございました。つづきまして○○の…」
主賓席より、最後は親族席の順番で。
私たちは主賓を待たせることなく、ご退席していただける。
式場側はゲストの退出を待つことなく、次の準備に入ることができる。
双方の利害一致を見、このお披楽喜、思わぬ功を奏する。これ、おすすめ。

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第149話 考える葦

2007年05月13日 11時16分21秒 | 嫁ぐ・「花嫁はブライダルプランナー」

常識、正式・・・オリジナルに拘れば拘るほどに、その行く手を阻むルールが既存する。

招待状の差出人名は親の名前が正式である。
正式であることに加え、
招待客に親の知人が多い、結婚式の費用を親が負担、または、親に援助してもらっている
などの意味合いもある。
結婚式は自分達の手で、両親をも招待する形にしたい・・・
そんな思いで私たちは差出人名を自らの名で、責任を負うことを決意した。
招待状は縦書きが正式である。
招待状のデザイン、チャペル式という挙式スタイル、披露宴会場の雰囲気など、
横書きの方が当日のイメージを伝えることができる気がする。
文面も温度を重視し、
皆様に見守られて、新しい第一歩を踏み出すことができれば・・・
という自身の思いをダイレクトに伝えることができるものを選んだ。
差出人名が新郎新婦でも・横書きでも・口語体でも問題はないが、
カジュアルになるらしい。どうすれば礼をつくせるのか・・・
→ 招待状に手書きで一筆添えることにした。
主賓や上司の方々にはこの手書きの文語体添え文で礼を尽くし、
友人・知人には、統一文面では表せない自分達の思いを個々に宛てた。

披露宴招待状に同封する挙式への参列依頼。
神前式と異なり、せっかく参列者窓口の広いチャペル式を選択したのだから。。。
私たちがこの式場で!と決めたチャペルの美しさを見ていただきたいから。。。
できるだけ多くの方々に・・・との思いに反して、
主賓の方には披露宴のみのご臨席依頼が正式。
ご多忙な主賓への時間的拘束への配慮であろう。
では、ご招待する目上の方々にはどうすれば・・・
→ 結婚式ご参列依頼を2種類作成。
友人・知人には
「当日は挙式時間○○分前までにお越し下さいますようお願い申し上げます」
の普通印刷プラン内・強要バージョン。
上司・目上の方々には、「当日ご都合よろしければ・・・」の相手に参列意思を委ねる
印刷プラン外自宅パソコン作成・お伺いバージョンの2種類。
相手のお気持ちをきけない分、知識としてルールを知った以上は、
非常識者とならぬようさすがに主賓の方には挙式参列のご依頼は控えたが・・・
しきたりの中で晴れない気持ちになることも。。。

フランス料理はナイフとフォークで食するのが正式。
祖母両親世代はうまく使いこなせないかも・・・
→ ご年配の方やアレルギーをお持ちの方に、
和洋折衷・別メニューサービスもあることを事前に親族に打診。
他の招待客と同じものでいいと遠慮するので、
せめてもと、ナイフフォークに加え、全員にお箸のサービスを依頼。
これなら周りを気にすることなく、自分の一番食べやすい道具を自然に選択できる。

当日、新郎新婦は身動きがとれない。
お世話になった式場の方々、受付、余興をして下さった方へのお礼や
主賓や遠方からお越しの方へのお車代。
結婚式は自分達の手で、両親をも招待する形にしたい・・・
が、立ちはだかるこの心づけ・お車代のお手渡し作業。
当日、我が両親は娘を嫁に出すだけでいっぱいいっぱいの精神状況であることが
予想される。どうすれば・・・
→ 挨拶・引き出物・プチギフトアイテム等、ゲストと接触可能なタイミングを利用し、自らの手で。
花嫁介添人・会場チーフ・美容着付スタッフ・カメラマンなどには、
当日、会場入りした際に挨拶と共にお手渡し。
受付・余興者などは事前に人選しているので、引き出物を品物に、
お心づけ相当額をアルバムギフトにして(引き出物と混同されないようその旨を一筆添えて)
アルバムギフトとして渡せない方へのお車代は披露宴会場出口で渡すプチギフト内にさり気なく。
プチギフトにお礼状と個々への手書きメッセージを添えて、個人宛にお手渡し。
その中に、お車代を忍ばせた。
これにて、両親の手を煩わせることなく自分達の手で・・・が可能になった。
引き出物を品物にするか、アルバムギフトにするか、かなり悩んだ。
最終的には品物にした我々はその選択を活かし、謝礼金のみならず、
夫婦で、また、親子でご臨席の方には一方をアルバムギフトに変更することで、
重複を避けた。
結果、式場スタッフの引き出物セッティングが煩雑になってご迷惑をおかけしたことは
否めない反省点である。

読めばあっという間のこのブログ、
どうすれば・・・から → こうしようが見つかるまで、
ルールとオリジナルの狭間に揺れ、時間がかかったところである。。。
これから式を控えている方へ。
私たちの解決策がベストであったかどうかは疑わしいので、
これらの苦肉の策をたたき台にし、新たな策を講じていたただければ幸いである。

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第148話 花嫁サポーター宣言

2007年05月03日 19時31分31秒 | 嫁ぐ・「花嫁はブライダルプランナー」

セリーヌ・ディオンの「ザ・パワー・オブ・ザ・ドリーム」をききながら。
この曲、私たちの披露宴オープニング曲をきくと、目頭が熱くなります・・・
どんなに式の準備が大変だったかを思い出して?(笑)
結婚式は、自分達が主役である以上に注意しなければならないのが、
自らがホストという立場。

例えば、招待状。
ゲストが予定を立てやすいように余裕を持って発送、
返信ハガキの締切りはゲストの都合を配慮し、披露宴当日1ヶ月前の吉日に定める。
この出席者数の確定をもって、式場とテーブル数・席次・お料理等の打合せができる為、
式の準備はご臨席者のご出欠状況が決定する1ヶ月前から本格化する。
そんなの大方の予想で進めていけばいいじゃないの?
と思われる方も、現に私自身もそう思いましたが、
式場側も私たちの為だけに何度も打合せに時間を割けないのが現状のよう。

なぜなら、席次表。
カフェのような2~4人の小さなテーブルの組合せならともかく、
式場のテーブルは6~8人、または、8~10人単位の大きさである。
上座・下座の伝統的日本の礼を尽くし、
和やかな雰囲気でご歓談を楽しんでいただける組合せになっているかの心を尽くし、
座席を決めていく。
一人の欠席が関連小グループ大移動を招く。
席次一案さって、また一案、練り直しの日々となる。
式場側は婚礼料理の食材発注数から、
テーブル数増減に伴うクロス・卓上花数の変更まで連鎖反応し、見積書大変動を招く。
それゆえ、ほとんどの式場は早い時期からの打合せは、人件費労力の無駄と判断してか?
1ヶ月前から始動、
引き出物の数から持込品の有無、ご臨席者の美容着付の予約から遠方者の宿泊手配などなど、
あれやこれやと花嫁は即断即決を求められ、とにもかくにも体力勝負、となる。

もちろん1ヶ月前から当日まで状況変動がないわけはなく、式直前に最終打合せがあり、
変更は可能である。
私も経験したが、披露宴ご欠席宣告はやむをえぬ事情と頭で理解していても、
精神的に、聞きしに勝る・慣れることなき衝撃的ダメージがある。
申し出る方もそんな相手を思うばかりに、ハガキの返信が遅くなることであること
想像たやすく、
出席から欠席への転身もこれまた辛く、確定を待ってしまう傾向にあるだろうが、
やはり早めの返信、事前の途中経過報告が望ましいと、自身がその立場に立って痛感。
私、今後はご招待して下さった方の礼に応える為、早急な返信を心がけたい。
早急な返信は、確実に式直前の新郎新婦の負担を軽減できる。
たったそんなこと?
そう、たったそんなことが、微力ながらも新婦を安眠へと誘い、
美しい花嫁を増やすことができるのです。
みなさん、お手元に未返信のハガキは残っていませんか?

式場の準備システムも一ヶ月前からなどといわず、
長いスタンスでプランニングしていけるように改善されればいいなと思う。
これまた、新婦の一時期集中負担を軽減し、美しい花嫁を増やすことができるのではないかと。

さらにここぞとばかりに欲張っていえば、高砂席でお料理をいただくのは難しい。
高砂で食すか、式後に食すか、選択できる制度があるとありがたい。
高級な婚礼料理。二人にとって思い出のメニュー。
メニュー検討時に同じものを食してはいるが(事前に有料で)、
やはり当日、改めてその味も記憶に残したいもの。
式場から再度作る人件費(手間)や衛生上の問題(賞味期限)があると反感を買いそう・・・
ならば、お祝い膳ならぬお祝い弁当として小品をつめていただくだけでも。
または、コース料理を食べないを選択した新郎新婦には、
ご臨席の方の手前もあるので軽食を用意、その軽食代金だけを徴収し、
高級フランス料理代2名分を節約できる制度にしていただいたり。
これ、大阪のおばちゃんのもったいない根性といわず、ぜひともご検討いただきたい。
こういう小さな心配りが披露宴成約に結びつき、大きなブライダル収入になるのではないかと。
式場の方、この企画をぜひ採用していただけませんか?

花嫁はブライダルプランナーシリーズ、自身の失敗を活かし、
この世に綺麗な花嫁増やすため、企画提案していきます!


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