青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

新開地デパート2階 ~豊中を代表する本屋!

2022-02-09 | 昭和・懐かしい北摂の風景

阪急宝塚線・豊中駅前の「新開地デパート」。1~2階が新開地デパート。3階以上がニチイでした。このブログの「懐かしい北摂の風景」で、何度か新しい資料が出て来る度に紹介させて頂いています。

僕が小学校~中学校時代、買い物と言えばここでした。2階にあったレコード屋「交声堂」と書店。ここで今の僕の礎になるレコードや本(参考書や問題集を含む)を沢山買いました。ここに無ければ近所の「マエダ楽器」や他の書店に足を運びました。今でもお店の姿や匂いまで思い出せます。近所の「中川ムセン」にも、ラジカセやオーディオのカタログを貰いに行ったものです。

この写真の本は、全て新開地デパート2階の書店で1976年に買った本です。(発売は1975年~76年)プロレス、映画、ゴルフ、ビートルズ、今も大好きなものばかり。ゴルフはシングルプレーヤーになりましたし、他の3つの分野でも評論家と並ぶ知識があります。(笑)これらの本は今で言う「新書」のような本で、カッパノベルズとか、このサイズの本が文庫本と共に当時は主流でした。角川の「犬神家の一族」の文庫本もここで買いました。個人的には、中高生の頃にいろんな分野の生涯の好みが、ほとんど決定してしまうような気がします。

問題は、これらの本を買った書店の名前を覚えていないこと。友人達もみんな新開地デパートの本屋と。(笑)物凄く思い出があり、書店の中まで風景を覚えているのに名前が分からない。それを読者の方が知らせてくれました。しかも、当時の懐かしいブックカバーの写真を付けて。本当にありがとうございました!

「新開地デパート2階・書籍部」です!(笑)新開地デパートの本屋・・僕らの呼び名は当たらずとも遠からず。

そして昨日またも見ず知らずの読者の方が、新開地デパートの情報を下さいました。本当にありがとうございます!その情報とは、豊中が舞台の「永遠の野原」という作品です。

作品の中に新開地デパートが登場し、そこからの一連の流れがストーリーの転換点になっているストーリー。新開地デパートの他にも、桜塚公園の象、玉井町末広町あたりの家並み、高架になる前の駅舎、今は建て替えられた五中の校舎など、ちょっと懐かしい景色がたくさん描かれているそうです。市立図書館にも地元が舞台ということで蔵書がある・・とのことで調べてみると・・・何と16巻まである!蔵書場所が・・・遠い。(笑)豊中市は図書館が昔から、あちこちに点在していますので。1番お世話になったのは岡町の図書館でした。

この流れから、今度は懐かしい図書館の今昔物語を書くことになりそうです。いつも読んで頂くだけではなく、情報まで頂き本当に嬉しく思います。本当はコメント欄をオープンにして、懐かしいお話を語り合いたいのですが、インターネット利用者全ての方が好意的な方ばかりではないので、クローズにさせて頂いています。このブログが思い出話などのお役に立てればと願って止みません。これからもよろしくお願い致します。