青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

“ゆく年くる年” が懐かしい!

2023-01-01 | 日記
新年あけましておめでとうございます。
新しいこの1年が、皆様にとって素晴らしい1年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。
 
2023年・令和5年 元旦
 
僕は人生を振り返っても、自宅で新年の瞬間を迎えることが少なかったのですが、何年かに1度自宅でテレビを見ながら新年を迎える瞬間は、「ゆく年くる年」が全てのチャンネルで放送されていました。
 
 
それを見ては、「どの局も同じ。何か暗くて面白く無いな~」なんて言っていたのですが、今となってはそちらが1番落ち着きます。民放はいろいろやっていて、視聴率も取っているのでしょうが、僕にとっては何の興味も湧かない番組ばかりです。
 
 
 
 
今はこんなにも各局が、いろいろ放送しています。NHKの「ゆく年くる年」が1番落ち着いていいなんて思うようになったのは、僕が年老いた証拠?
 
昔はどこの局を見ても、同じ番組「ゆく年くる年」を放送していました。スポンサーはセイコーの1社のみ。在京キー局が持ち回りで年越しの番組「ゆく年くる年」を製作し、それを全国の民放テレビ局が同時放送していたのです。
 
現在のように各局が自由に番組を放送するようになったのは、1989年の大晦日から。「ゆく年くる年」は1988~1989年の放送が最終回ということになり、「昭和」と共に番組は終了しました。
 
同じ「ゆく年くる年」という番組名でも、NHKだけは独自に番組を製作していました。NHKはこの後新年最初のニュースを放送し、その後は朝まで放送休止と、放送局の中でも早じまいを1980年代まではしていたと記憶しています。NHK以外の局は、年末年始の休みを社員に取らせるため?に、80年代からはノーカット字幕スーパーの映画を頻繁に放送するようになっていました。
 
年末年始はビデオデッキで名作洋画をコレクションするのに忙しく、高価だったビデオテープ代を年末のアルバイトで稼いだものです。標準120分テープのハイグレード・ビデオテープが1本2,600円ほどでした。