中さん

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日記(10.7)象牙

2016-10-07 17:50:11 | 日常
10月7日 (金曜日)

象牙と印鑑
と題するコラムが・・

 江戸時代、夫から妻への「三くだり半(離縁状)」に
 自分の印を押すことになっていたそうだ。
 すでに「ハンコ社会」であったわけだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
離婚時、女性は必ず三行半が必要だったワケとは?

  夫が妻に離婚を迫ることを、俗に「三行半(みくだりはん)を突きつける」というが、
  この三行半とは、「離縁状」のことである。

  江戸時代、離縁状を三行半で書いたところから、こう呼ばれるようになった。
 「三行半を突きつける」といえば、
 ふつう、横暴な夫が妻を追い出すというイメージがあるだろう。
 しかし研究者によれば、必ずしも、夫が主導権を握るケースばかりではなかったという。

 たとえば、離婚を望む妻が、夫に三行半を書かせたり、
 先に夫に三行半を書かせておいて
 「今度、バクチに手をだしたら本当に別れますよ」という
  脅しとしても利用されていた。

 このように、妻が愛想を尽かした場合でも、
 必ず夫が三行半を書いたのは、それがなければ、
 別れた妻は再婚することができなかったからである。

 三行半なしに再婚すれば重婚とみなされ、
 髪を剃り落とし、親元へ引き渡された。
 女性としては、たいへんな屈辱を味わうことになったのだ。

 というわけで、「三行半」は、別れた妻に対する再婚許可書という性格も兼ねていた。
 三行半には、これからは誰と再婚してもかまわないと記されることもあったくらいである。

 ただし、当時の男性のなかには、文字の書けない人もいる。
 そういう場合も、ほかの人に代書を頼まず、
 自分で「鎌」と「お椀(おわん)」の絵を書いた。
 そのココロは「カマワン」。

 これで再婚が許可されたと理解され、正式な三行半と見なされたのだ。

 ちなみに、江戸時代の離婚率は3%以上とみられ、
 けっこう高率だった。江戸時代の農民や町民社会では、
 妻も働き手だったので、発言力は意外と大きく、
 夫の仕打ちに泣く泣く耐えるという忍耐強い妻もいた一方、
 あっさりと離婚してしまう妻も案外多かったのである。
~~~~~~~~~ちょっと脱線した・・・
 ★江戸も今も文化はあまり変化していないなあ~!
 
 証文などに押す実印は名主や町役人らに届け、
 いつでも照合できる印鑑帳がつくられた。
 「印形は首とつりかへ」と命の次に大切なものであったという。
    

印鑑証明登録の様だなあ~!
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 アフリカゾウの絶滅を防ぐため、
 ワシントン条約締約国会議は象牙の国内市場を閉鎖するよう
 各国に求める決議を採択した。

 ただし閉鎖対象は密猟や違法取引の原因となる市場に限定され、
 日本は管理制度があるとして全面禁止を免れた。

 印鑑業界はほっとしたかもしれない。
 日本の象牙消費の約7割を占めるのが、実は印鑑という。
 象牙は耐久性がある一方で細工がしやすく気品がある。


 高価でも、「一生もん」と勧められたことがある。
 最近は開運印で売らんとしている。

 禁輸前に合法的に輸入、登録された象牙が販売されるが、
 環境団体は抜け穴を指摘している。
 違法かどうか一般の客が見分けるのは難しい。

 象牙文化を日本に伝えた中国は国内市場の閉鎖を表明している。
 世界の目は厳しくなりそうだ。

 年2万~3万頭のアフリカゾウが象牙を取るため密猟されているという。
 まず想像してみよう。
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[京都新聞06日掲載]
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日記(10.7)初雪葛

2016-10-07 09:02:21 | 日常
10月7日  (金曜日)
朝の散歩に出て 先日教えてもらった植木に出合った!

初雪葛 (はつゆきかずら

凄い いっぱいに・・・・
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・夾竹桃(きょうちくとう)科

・「定家葛」の仲間。
・葉っぱは、 ピンク → 白 → 緑と、色が変わる。
 
白に変わることに着目され「初雪」の名がついた。
★確かに白い時に目立つ!夾竹桃科のものは皆丈夫だ。

・別名
 「斑入り定家葛(ふいりていかかずら)」
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小さいが椿の実も赤くなった。

~~
朝顔も強い まだ咲く。


今年は柿が良くない話を聞くが・・
実際どうであろうか?

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エゴマを煎ったり。落花生をチンしている今日の朝だ。
香ばしい臭いが良い感じだ。
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日記(10.7)ペルシャの王族の末裔

2016-10-07 08:45:56 | 日常
10月07日  (金曜日)  晴れ   すがすがしい

NHK大河ドラマ『真田丸』では、草刈正雄さんが演じた真田昌幸に人気が集まった。
西沢裕子さんの歴史小説『波斯(ペルシャ)の末裔(すえ)』では、
敵役となっている。

主人公の司堂義保は、昌幸の非道に立ち向かって壮絶な死を遂げる物語だ。
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 ★司堂家のルーツは、現代のイラン付近を支配していた古代ペルシャ王国にある。
 奈良時代に日本に渡来して、
 信濃に移り住み、代々測量や普請(土木)を家業としてきた。
 

モデルは西沢さんの先祖である。
 つまり題名の通り、ペルシャの王族の末裔(まつえい)だと、
 父親から聞かされて育った。
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 ▼奈良市の平城宮跡から出土した8世紀中頃の木簡に、
 ペルシャ人とみられる役人の名前が書かれていた。

 奈良文化財研究所の調査で分かった。
 ペルシャを表す「波斯(はし)」と同じ読みの名字を持つ「破斯清通」なる人物である。


 役人を養成する「大学寮」の勤務記録から、
 役職と「天平神護元年」(765年)という年号も確認できた

 
 異国の文化を若者に教えていたのだろうか。
 西沢さんの先祖とも、関わりがあったかもしれない。・・

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★ 歴史のロマンを感じるなあ~!
コメント (2)
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