中さん

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日記(10.15)コラム「宇宙気候学」

2017-10-15 12:06:44 | 日常
10月15日  (日曜日)   雨

南の海上に居座った秋雨前線が動かない。
予報も今週はこれが続くと・・・

列島にべったりと雨雲が張り付いている。

これではいつ降るか予想がつきにくい。
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義姉が午後来るので野菜を獲ってきておいて・・
と言うので行けば降ってくる意地悪な雨日だ
小松菜・水菜・ホウレン草・ナスの収穫を終えて濡れながら戻り。
他に頼まれているビラ配りもこんな日では出来ないでいる
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こんな日は読書が良い。
スマホでアプリ”青空文庫”で少し時代を遡って小説を読む。
カタカナ表記が面白い。

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 コラム 筆洗に
樹木の年輪は雄弁・・と
 
 300年も前につくられた弦楽器の名品ストラディバリウス
 その妙(たえ)なる響きの秘密は何か。
 弦楽器製作者や科学者が謎に挑み続けているが、
 その答えの一つは、
 地球から1億4900万キロ彼方にあるらしい。

 ▼17世紀半ばから70年間、太陽の活動は低調だった。
  欧州は曇りがちで、冷え込む年が続いた。
  そんな天候が年輪が細かく密な木を育み、
  名器の材料になったという説
である。

 ▼ストラディバリウスのような調べを響かすことはなくとも、
  樹木の年輪は雄弁だという。

  その時々の気温や雨の降り具合、
  そしてはるか遠い太陽の微妙な活動まで語ってくれるというのだ。
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 ▼『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか』

  (化学同人)の著者・宮原ひろ子さんは、

     屋久杉や南極の氷は、太陽活動や宇宙環境のどんな姿を教えてくれるのか
     地球46億年の変動を「宇宙気候学」で読み解く!
     もっとも身近な天体でありながら、多くの謎が残されている太陽。
     その太陽の活動が、
     200年に1度といわれるほど低調な状態にあるという。
 
     一方、太陽活動のアップダウンと地球の変動との密接な関係をうかがわせる証拠が     得られ始めている。
     では、現在の低調な太陽活動は地球環境にどのような
     影響を及ぼすと考えられるのか。
     本書では、過去・現在・未来の、地球と太陽、さらには宇宙との関係を、
     「宇宙気候学」の最前線から読み解く。地球を理解するための新しい視点。
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◆まえがきより
宇宙気候学は、非常に多くの分野にまたがる巨大かつ複雑なジグソーパズルのような分野ですが、宇宙に目を向け、そのピースを少しずつ埋めていくことで地球の未解決の問題がすっきりと解けるかもしれません。
本書でその面白さと大いなる可能性に思いを馳せていただけたらと思います。
1959年の伊勢湾台風で倒れた伊勢神宮の杉を調べた。
   樹齢は459年。
   室町の昔から昭和までを生きた
   「長老」は「十八世紀の終わりから、十九世紀半ばの西日本は、
    太陽活動の弱まりの影響で徐々に雨が増えていった」と教えてくれたという、

  ▼年輪を調べるにあたって、節目となる年があるそうだ。
   東京五輪のあった1964年だ。
   その前年、部分的核実験禁止条約が発効したが、
   米ソなどは発効前に駆け込みで核実験を重ねた。
   その痕跡が、年輪に特徴的に刻まれているという
  ▼樹木は、
     太陽の動きも
     人類の愚行も、
     すべて忘れずに書きとめているのだ
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コメント
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