中さん

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日記(10・3)ノーベル賞のこと

2018-10-03 18:07:03 | 日常
10月3日  (水曜日)   晴れ

コラム

 人類が初めて「免疫」という現象を史書にとどめたのは紀元前5世紀
 シラクサ(シチリア)に進攻したカルタゴとギリシャとの戦争の故事である。





 戦争中に疫病が発生、カルタゴが撤退した8年後のことだった。

▲新鋭の傭兵で再来寇(らいこう)したカルタゴを迎撃した
シラクサ防衛軍は前の戦役を戦った老兵だった。
そこに同じ疫病が発生、カルタゴ軍は壊滅したが、ギリシャ側は病気にならなかった


「二度なし」が免疫に与えられた最初の名前であった。
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▲今では人を病気から守るメカニズムとして、小学生にもよく知られる免疫だ。
 ならば今日最も恐れられるがんも免疫の力で退治できないか。
 医学に詳しくない者が素朴に夢見る道すじを、
 まさに現実にした日本人医学者の研究である。

▲京大高等研究院特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さんが
 今年のノーベル医学生理学賞を受賞することになった。
 がん細胞を攻撃する免疫の力にブレーキをかけていた物質を発見し、
 それを取り除くことでがんを免疫療法で治す道を開いた功績である。


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▲言われれば、価格の高さで印象に残ったオプジーボ」という薬を覚えている
 あれは免疫のブレーキを取り除く薬なのだった。

 一度それが「できる」ことを立証すれば、
 続く研究者がどんどんと治療の前線を広げていく医学の世界だ。

▲医学に縁の薄い素人が免疫に好感を抱くのは、
 それが人の体が蓄えている本来の力だからである。
 「敵」を制するには力ずくだけでないことを示した
 シラクサの老兵とともに応援したいがんとの戦いだ。

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★月75万円もかかる薬が月17万円になると聞く。
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日記(10.2)朝ドラ「まんぷく」

2018-10-03 17:36:37 | 日常
9月2日  (火曜日)  晴れ

1日からNHK朝の連続ドラマ「まんぷく」が 始まった。
 夫婦の物語である。
 
 
夫のモデルは日清食品の創業者でインスタントラーメンを生み出した実業家、
安藤百福(ももふく)氏。

ヒロイン福子は妻仁子(まさこ)さんがモデルだ

▲戦前から戦後にかけて、夫はさまざまな事業を手がけては失敗を繰り返す。
 それでもはい上がる敗者復活のドラマだ。
 夫婦でようやくチキンラーメンを完成したのは安藤氏が48歳になってからだった。
 内助の功を描くドラマでもあるだろう。
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▲本紙「毎日俳壇」の選者で俳人の小川軽舟(けいしゅう)氏が著書「俳句と暮らす」で、
 時代と夫婦について書いている。

 <蠣飯(かきめし)に灯(とも)して夫(つま)を待ちにけり>(杉田久女(ひさじょ))。

 久女は明治の生まれだ。
 小川氏は久女のように、
 当時は妻が夫を詠むと
 「世間の目が良しとする妻を演じてしまうところがあったようだ」と言う。

▲戦後になると夫婦の関係は変わる。
 「まんぷく」でも福子は当初、事業に没頭する夫に振り回され、
  耐えるだけの女性だった。
  しかし、やがて夫を支え、引っ張っていく強い女性になるという。
  時代の流れとともに女性が変わっていく物語でもある。

▲では平成の時代に女性はどう変わったのか。

 <夏の雨夫の目覚ましで起きる>
今回(江渡(えと)華子)。
  共働きの夫婦。小川氏は
 「夫を描くことが自分の生活を描くことにもなっている。
  これが平成の時代の夫婦なのだと思う」と記す。

「まんぷく」が終了するのは来年の3月末。
  そのひと月後には平成が終わる。
  また新しい夫婦の形が生まれることだろう。


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今回の
★ヒロインは安藤サクラさん
 

本名
柄本 さくら(旧姓:安藤)
生年月日1986年2月18日(32歳)
出生地 東京都
身長160 cm 配偶者
柄本佑(2012年 - )著名な家族
犬養毅(曽祖父)
犬養健(祖父)
緒方貞子(再従姉妹)
奥田瑛二(父)
安藤和津(母)

安藤桃子(姉)
柄本明(義父)
角替和枝(義母)
柄本時生(義弟)
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