YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

点火系チェック(2)

2014年01月29日 | YBR電装系

[ピックアップコイル代用の試験治具・自転車ダイナモ]

これが成功すれば色々な車種にも応用できるし、手に入りやすいってところがいいね。

試験回路は前出のこれでかまわない。

[点火系チェックの実体配線]

そして実際に組んでみたのがこれ。

本当に回路図みたいな配置になった。

ダイナモの配線はライト端子と固定ボルト間の2本。
★この写真中の配線色は正しくは逆です。端子止めが白(+)ボルト止めが(-)。

動作試験が終わったらまた自転車に戻そう…

CDIのコネクタは防水仕様の特殊な物だけど、試験程度だから配線は普通の110型端子を圧着し、
熱収縮チューブを被せて隣同士の短絡を防ぐ。

110型・平型メス端子はそこらの車・バイク用品店で見かけるよ。
実際のコネクタ端子は規格違いで少し細いけれどこれで問題ない。

CDIのコネクタ近影はこんな感じ。

それぞれの端子に差し込むが、間違えて接続するとCDIが壊れますよ。

IGコイルは平型メスの250型かファストン端子で接続。

もちろん接地側はM6の適当なビス・ナットで固定すればいい。

点火プラグの接地側は手持ちの大型クリップを使ってみた。

配線の被覆を長く剥いてネジ部にグルグル巻きつけても構わない。

早速バッテリーを接続してダイナモのローラーをクルクル回してみると…
たまや~~~~、火花が飛んだ!!( ´ ▽ ` )ノ
狙い通りにCDI・IGコイル・点火プラグの3点セットの試験ができたよ。

なにが嬉しいって、これらの部品に故障が無かった事よりも、自転車ダイナモがピックアップコイル
の代わりに擬似信号として使える事が実証できた事だw
エンジンのローターを回さなくても点火系のテストができますよ、これ。

でも、まだ解決してない件・・・

原因が配線かピックアップコイルか、あるいは両方と言う可能性が残った・・・・

幸いこの検証のおかげでCDI・IGコイル・点火プラグは無罪で、自転車ダイナモがピックアップコイルの
代わりになると分かったから、動かぬ実車に接続してみれば配線確認が1発でできる。  づく                                                


点火系チェック(1)

2014年01月28日 | YBR電装系

YBRの突然の電装系故障であたふたしてる雷太です。
点火に関する故障は筋道を立てて検証しないと再発する可能性があるので、本格的に各部の確認を
する事にした。
一応サービスマニュアルの記述にしたがって確認を進めてみる。

[IG(イグニッション)コイルの検査]

以前、車体実装で動作確認はしてるけど念のために。

1次側の抵抗値の規定値0.32~0.48Ωに対して測定結果は0.4Ωで正常。

ねじ込み式であるプラグキャップをいったん外して2次側の測定。

規定値5.66~8.52kΩに対して測定結果は7.63kΩで正常。

プラグキャップも測定。

ノイズ制限用の抵抗器が内蔵されてて、規定値4.0~6.0kΩに対して測定結果は4.9kΩで正常。

これらの測定条件は常温20度における静特性なので、動作状態で温度上昇などを伴う動特性ではない
から、ここで安心して実装しても時間が経つうちに不具合が起きる場合があるのでやっかいだ。
とりあえずIGコイルの基本検査は合格。

[ピックアップコイルの検査]

規定値248~372Ωに対して測定結果が238.3Ωで不合格。!!Σ(゜□゜(゜□゜*)ナニーッ!!

さて、この10Ω差がどういう意味なのか…テスターの測定誤差?、コイル自体の不良?
微妙な値なので一応クランキングしてパルス信号発生電圧を測定してみる。

テスターの測定性能で不安定な表示になるがホールド機能で固定してみたら0.198V。
CDIの内部回路は半導体で構成されてるので、トリガーとなる入力信号はしきい値0.6~1V以上でないと
動作しないはず。
明らかに電圧不足である。
だが、ローターの回転速度の関係でオシロスコープで測らないと正確な波形や波高値は分からない。
周期が不安定な信号はテスターでは判断しにくいのだ。

どうしよう?wヽ(´A`)ノ

コイルの抵抗値が10Ω低い事から巻線の重ね巻き部分で絶縁破壊を起こしててレアショート(短絡)
が起きてる可能性がある。

巻線が短絡するとあたかも巻数が減ったようになり、結果的に発生電圧も下がるからクランキング時
の電圧測定結果の低さに現れてるのかもしれない。
ただ、早合点して決め付けるのも危険だから一応CDIも検査したいところ。

ところがサービスマニュアルにはCDIの検査方法は記述されていない。

点火プラグ・プラグキャップ・IGコイル・ピックアップコイル・配線と電源の5項目が正常な場合は
CDIを交換してみろという指示だけなんだな。w
CDIの検査は正確に行うには難しい部品だから、メンテサービス業向けには当然の作業指示だと思う。

だがしかし、転んでもただじゃ起きない俺。( ̄ー ̄)

ここはひとつ、簡易的なCDI検査でもしてみるかとピックアップコイルのタイミング信号の代わりになる物
でも考えなければならない。

ネットを徘徊しても周期まで変えられる本格的な物など自作CDI関連でしか見つからず、バイク屋さんの
メカニックさんもいろいろ苦労してるようだ。

電気・電子専攻の学生ならついついPICで擬似正弦波信号でも発生させたり、オペアンプとバッファーで
正弦波を作ってみたり、原始的にコイルと磁石と回転機構でも構成してみたり。いろいろアイディアが浮か
ぶだろうが、身近にいいものが有るんだ。

(´・∀・`)つ【AC100Vコンセント】

要は1V~10V程度の交流波形があれば良くてトリガー電流はせいぜい20mA程度なので、こんな回路を
考えてみた。

降圧トランスはジャンクの1.5~6V程度のACアダプタでも入手して分解してトランスを使い、一応
安全のために電流制限抵抗でも付けておけばいい。
家庭用AC電源コンセントは西が60Hz、東が50Hzの周期なので換算で60を掛けた値が回転数に
相当する。
3600RPMや3000RPMなんか実に都合が良いではないか。

と、思ったけれど、これはダメだ。

持ち運びしても都合の良いACコンセントがそこらに有るとは限らないので室内限定の治具だ。

無い頭を必死に絞る…脳みそがこぼれた(´ρ`)

・交流が発生する
・電圧はまあ2V~5Vあればいいか
・火花の発生を確認したいだけなのでキレイな連続周期でなくても構わない
・CDIの進角動作確認までする必要ないので可変周期回路は必要ない

なにかいいものはないかな~~? ・・・・・・・・   あった!

(´∀`)つ【自転車のダイナモ】

★写真中の配線色・赤と白は逆が正しい。
指でローラーをクルクル回せば希望の信号が発生するし、持ち運びもできるし、どこのご家庭でも1個は
自転車に付いてるだろうw

さっそく外して測定してみると、希望通りの交流信号が簡単に手に入った。

そしてCDIユニットの簡易動作確認回路はこんな感じになる。

これならどこでも作業できるしCDIとIGコイルと点火プラグが確実に働けば、残りは配線とピックアップコ
イルだけ。

実際に簡易動作確認回路を実行してみた・・・・つづく


立ち往生してみた(2)

2014年01月26日 | YB&YBR関係雑記

押し歩きでやっと辿り着いた駅の駐輪場に一晩置いたYBR号を今朝、引き上げに行った。
新品のMFバッテリやら他の部品を背負い、自宅から自転車で約30分かけて到着。

さっそく干上がったご老体バッテリーと入れ替えた。

約13Vで絶好調の新品。
早速エンジン始動の儀式!

・・・・・・・・・・・・・・かからない・・・・・・・・('A`)

スパークプラグを抜いてギャップの火花を目視確認。

・・・・・・・・・・・火花がとばない・・・・・・・・('A`;)

まずいぞ、まずいぞ、重症だぞ?・・・

簡略したYBRの点火系回路はこれ。

CDIに電源は来ていてクランキングでピックアップコイルの信号が発生し、CDIで点火出力を生成し、IGコイルで
昇圧してプラグで火花を飛ばす簡単なおしごと。

こんな事もあろうかと持参した動作確認済みのIGコイルに交換してみる。



・・・・・・・まだかからない・・・・・・・・('A`)#

どうしよう?どうしよう?
こんな(略)、CDIユニットも交換してみる。

・・火花?なにそれ、おいしいの?・・・・
('A`)・゜゜・。


各部のコネクタ間をテスターで導通試験してみるが不良が見つからない。

 ・・・・: (ノ'A`)>: どうなってるんだよ、これ??

残るはピックアップコイルじゃねーのか? ('A`)y-~

とても路上修理できるレベルじゃない。

しかたないのでさっさと押し歩きを再開。
結局バッテリーが原因でもなく、自走できないので体力のあるうちに押し歩いてやっと帰宅した。

総押し歩き距離約18km、河岸段丘二段上り、坂道4箇所・・・・('A`)
帰宅してちょっと休憩してから軽四で自転車を引き上げに行った。
とりあえず、今日のところは無事にYBR号は帰宅できましたとさ。
余談だけど真冬とは言え、汗だくになりながらの重労働のおかげで体重が4kg減りました。
ダイエットにお悩みの方、YBRを押して歩こう~!


立ち往生してみた(1)

2014年01月25日 | YB&YBR関係雑記

よっしゃーーー!ネタが向こうからやって来た!!

(ノД`)<YBRがエンコしちゃったよ~

エンコと言ってもエンコードではなく、エンジン故障、つまりエンジンがかからなくなってしまった。

先日買い物に出かけた時に途中で低回転時に息継ぎのような症状を起こしだした。
直前に満タン給油をしたのでまさかの粗悪ガソリン?と思ったけれど、そこのガススタは過去うん十年その様な事は
起こしていないのでこれは除外する。
買い物を済ませると元の調子に戻ったのでそのまま帰宅。

で、今朝始動してみると絶好調~。
そのままプチツーでもしようかと出かけて30分くらいしたら例の症状がまた出だした。
そしてついにおもいっきり田舎の場所でエンジンストップ。w
車載工具でいろいろ調べたらキャブまでガソリンは流れてるので燃料経路の詰まりは無い。
次に疑うのはスパークプラグの火花。

なんか弱々しいというより、
目の前でとつぜん火花が飛ばなくなったぞ?w

この症状はIGコイルの劣化に似てて昔CB750FやRG250ガンマで経験してるが、その場でどうする事もできない。

ここでふと思った・・・大陸の人ならどうする?w
となり町まで押しながら途中でトラックでもヒッチハイクしてどうにか辿り着くのかな?
また、震災時の帰宅難民を思い出すと帰路は大した距離じゃない。
エンコした場所が場所なだけに、しかたないので押し歩きで交通の便がましな田舎駅の駐輪場を目指す。

せっせと押し、途中、休憩ついでにちょっと車体をバラバラにしてみた。


路上点検w
幸い書類入れにはYBRの回路図、荷物にはポケットテスターが入ってたから各部をチェックしてみた。
配線のコネクタ間の断線も含めて色々調べたけれど問題無く、あとはIGコイルとCDIユニットくらいしか思い浮かばない。

あ!バッテリーはどうか??


ご老体バッテリー
を年末に充電したら復活したけれど、もしかしたら突然死の電極脱落かもしれない。

電圧を測ると微妙な値でセルを何回も回したせいでかなり放電してる。
そしてついにセルスターターリレーのカチッと鳴る動作音もしなくなった。

\(^o^)/オワタ

実は家に買い置きした新品MFバッテリーと動作確認済みの中古IGコイルとCDIが有るんだよ。(用意周到)
車体を元に戻してまた押し歩き・・・どうにか田舎駅の駐輪場へたどり着いたのひと安心。
公共交通機関を乗り継いでいったん帰宅した。

つづく・・・


軽四のブレーキパッド交換

2014年01月19日 | 雑記

YBRと関係ない話。
先日軽四の12ヶ月点検時に指摘されたのがフロントブレーキパッドがそろそろ限界なので早期に
交換するようにとの事だった。
以前、違う店で車検を通した時、半年前に交換したばかりなのに、ワイパーブレードが切れてて
限界だから交換させてもらうと言ってきた。
車を預ける当日に確認してて、ひび割れや切れが無かったにもかかわらず。w
電話越しじゃ目視確認もできず仕方なしに作業してもらったけれど、問題のブレードを受け取って
観察するとひび割れも無くて刃物でスパっと切れ込みを入れたようなきれいな切り口。
もう信用出来ないから以降は違う店に依頼した。

疑い出すと切りがないけれど、ブレーキパッドの確認くらいは自分でできるのでタイヤを外して確認。

確かに限界。
この店はちゃんと確認作業をしてるので信用できそうだ。 と、のんきに言ってる場合でもない。

旧友の整備士にこの話をしたら、週末に関東へ来るからついでに交換しちゃおうって話になって助言に
したがって純正パッドを通販で入手しておいた。

社外品でもかまわなかったけれど、純正は泣き止めシムも付属している。
メーカーはこのシムを単品販売しなくなったとのことで、古いシムがダメになってた時を考慮すると純正セット
にしておいた方が無難らしい。

整備士の手伝いをしながら作業を見る。
ブレーキフルードタンク内のフルードをスポイトで吸って下限付近まで液面を下げる。

これをやらないと新品分の厚みで液面が上昇して、最悪時はあふれる。
YBRもパッド交換前のどこかの時点でフルードの補充や交換をした時には、新品パッド交換時にマスター
シリンダーの液面をいったん下げないといけないのは同じ。

さて、問題はキャリパーピストンをどう戻すか?

幸いYBRタイヤ交換時に以前使ってた樹脂製のシャコ万があったので、これを使って簡単に押し込めた。
専用工具無しでもなんとかなるもんだな。

新品パッドの厚さを測ってみた。

約10mm。

掃除やブレーキパッドグリス塗布などをして装着。グリスは薄く最低限の範囲で十分との事だ。

トルクレンチでボルトを指定値で締める。
四輪はバイクと違って気軽にブレーキシステムにアクセスできないから緩み確認がやりにくいので、トルク
管理はかなり重要だと思う。
右側は彼が、左側は指導と確認をされながら自分で行った。
交換後、ブレーキを何度も踏んでなじませながら液面を確認し、両輪完了時にはMaxの位置にぴったり。

最初はウマやフロアジャッキを追加購入しなきゃならないと思ってたけれど、基本的には車載のジャッキと
タイヤ留めと適正工具やトルクレンチがあればできるのがわかったよ。
なんだかんだで整備士の手際の良さを拝見できたのが一番の収穫。
外したパッドについてるシムは大事にとっておいて、次回は社外品でも試してみたいな。

余談だけどリアブレーキライニング確認や交換は自分でもやりたくない。
30mmセンターナットの作業はエアーツールでもないと辛いし、リアはブレーキフルード全交換と同時に
シリンダーカップも含めて交換依頼したほうがいいと思ってる。
設備的に素人の限界はこんなものだ。w


タイヤ・F18ダンロップ

2014年01月13日 | YB&YBR関係雑記

出先で珍しいタイヤを履いたYBRさんがいました。

ダンロップのF18という名のモデル。

別のバイクで1回だけ見かけた程度のレア物。

フロント・2.75-18を履いてた。

純正サイズであるんだね、F18って。

トレッドパターンはかな~りクラシカル。

このまま旧車、それも40年以上前のモデルにでも履けば違和感ないけどYBRにはちょっと古風すぎるかな?
このF18はチューブ装着タイプなのでチューブ追加で入れてもらったとのこと。
前タイヤに関してはパンク確率が経験的、統計的に後ろよりも低いので困ることも無いだろう。
ちょっとチューブ分だけ重くなるので立ちが強くなるかもしれない。

なかなか排水もよさそうだし、細かい砂利道でもグリップしそうだよね。


でっかいYBR?

2014年01月12日 | YBR125ツーリング

ちょっと出かけたら出先ででっかいYBRを発見!
遠目で一瞬2005~2007年式黒のYBR125かと思ってよく見たらXJ750。

旧型YBRはブーメランデザインのタンク配色がなんとなくこれに似てて、懐かしさのあまりに旧型黒YBRを
選んだ方も居ることだろう。
よく比べて見るとあまり似ていないんだけどw
XJ400も似てるかも?

帰路は近道林道を通る。

両脇が常緑樹なので真冬でも緑が濃い。

融雪剤を撒かれた町中を通るより、泥と埃で汚れた方がまだ車体にいいのだw
マッドガード2号の性能は・・・あと5cmほど上へ伸ばすべきかな?
巻き上げた泥がほんの少しフレームに付着していた。


ノーメンテ期間

2014年01月11日 | YB&YBR関係雑記

昨年は色々な改造、改良、整備を連続して行った結果、ついにやる事が無くなってしまった我がYBR号。

ここ2年くらいは寒い冬の時期にちょっとバッテリーの様子をみたりしてたけれど、新充電器のおかげで
今朝も一発始動となって、御老体バッテリーは復活。
リアタイヤのDURO HF329もけっこう持ちがよくてまだ山がたっぷり残ってる。
特に欲しい装備や小技改造も思い浮かべず、ここへきて何もしない時期に突入したようだ。

つまり、車体に関するネタは尽きちゃったw

さすがに寒すぎだからステムの分解整備や2年毎のフォークオイル交換、ブレーキフルード交換はまだ
先である。
いつかはメーター内の電球をLED化しても見たいが、やはり運動性に影響するステムの整備が先で今年
のメインテーマになるだろうな。
なにせ、納車以来1度も確認してないんだw

あとは隠し持ってるライトスイッチの配線強化とかのネタもあるけれど、これは図面を書かなくてはならず、
面倒だしハンダ付けの技術に長けてる人限定の技ゆえに、公開したところで単なるつぶやき程度になって
しまうかもしれない。
できるだけ他人も再現できるネタでないと情報共有の面でもったいないしねぇ・・・

あ!消費税が上がる前に買い置きしておく大物(?)でもリストアップしなければ・・・・
寒い季節はしばらく雑記ばかり書くだろう。


リレー無しの強化配線

2014年01月07日 | YBR電装系

YBR125のメインスイッチの配線を観察してて気づいたのは、他の配線よりも太い事。///

メインスイッチ側の配線は太いけれど、バッテリーからの配線・赤とスイッチ通過後の車体ACC配線・茶
の線径は比べてみると細い。

配線の強化改造をあれこれやったのはいいけど、メインスイッチの接点容量を上手く利用すればリレー無し
でアクセサリー配線と充電系の改良もできる。

こんな感じ。

アクセサリー配線とは別に、バッテリとレクチファイヤ・レギュレータ間の配線も1.25sqで強化する。
車体全体は基本的にバッテリから電力を供給してるけれど、同時にレクチファイヤ・レギュレータからも
電力をもらったり補充電をしてるわけ。
ところが補充電をメインにしてる関係でバッテリとレクチファイヤ・レギュレータ間の配線は最小限の太さ
だから、バッテリの持ち出し以上の負荷がかかった場合にレクチファイヤ・レギュレータの供給で補おうと
しても、配線が細いから電圧降下が起きて能力を存分に発揮できていない。

そこで、バッテリとレクチファイヤ・レギュレータ間の既存配線に“並列で追加配線”すればいいわけだ。
既存線+追加配線でボトルネックを無くす手法である。
無駄に太くしても圧着がやりにくいから1.25sqで十分だと思うよ。

幸い既存のヒューズホルダーとレクチファイヤ・レギュレータのコネクタに使われてる端子は、コネクタ用の
「平型端子 250型」。  探せばきっと見つかるはず。

矢印の爪がコネクタに差し込んだ時にひっかかる構造だ。
レギュレータの既存端子は精密ドライバーか四輪のワイパーブレードの“骨”をちょっと削って治具を作ると、
隙間に差し込んで爪を寝かせて抜く事が可能だ。
この辺の話は画像検索でもすると、いくらでも作業実例が見つかるよ。

追加配線のみ表記した図はこんな感じ。

このくらい簡素化すれば、どんな配線を作ればいいかきっと分かるだろう。
セルモーターのアーシング線は測定結果から判断して無くても困る事はないから、さらに簡単な構成に
できる。

とりあえず図面のみの紹介なのは、簡略化した図面を見ても理解できない人は配線改造に向かないので
やって欲しくないだけ。
図面みて萌えたら大丈夫かな?
電気や施工が少しでも分かる人へのヒントとして今回はこのくらいにしますよっと。

本音を言うと、また細かい作業の記事を書くのが面倒だったからw

最後にネタのヒントになっていただいたのしろさんの趣味のお部屋」に多謝!
この方は着々と独自の電装強化改造を遂行中なのだ。


コンデジ試験撮影

2014年01月05日 | 雑記

買い替えたコンデジには色々な機能が付いてて、使いこなすのにひと苦労しそう。w
そこでちょっと撮影に出かけた。

フィルタに「ドラマチック」という設定があって曇天や雲を背景にして写すとナショナルジオグラフィック風の
絵になる。

もう少し効きを甘くしたいところだけど・・・

いつものダム湖にかかる橋。

見慣れた景色も光のさし加減を利用してみるとフィルタもけっこういいな。

他にピンホールレンズ風。

スマホのアプリを使ってる人も多いだろう。
背景に古い建物とか無いと使いづらいフィルタだなぁw

今日は曇天なのでいつか晴天の空を撮影してみたいものだ。

最近のオリンパスはデジカメ本体側USBコネクタが独自仕様で有ることが発覚してちょっと凹んでる。
電源ケーブル類はできるだけ汎用のほうが、出先での紛失トラブルに対応しやすいので、よく調べずに
飛びついた俺の落ち度だ。w
どこの部品メーカーとか、どの機種と共通なのか今後調査しながら複数入手しておこう。

色々細かい不満はあるけれど、ツーリングのお供にはいい選択だったと思う。
出先でもYBRで補充電できるメリットは大きい。


新春買い物ショー

2014年01月04日 | 雑記

早口言葉にもならないタイトルw

昨年暮に愛用デジカメが壊れて次期モデル選びに悩んでたけれど、思い切って単三電池仕様と決別
することにしたよ。
そうなると選択肢が恐ろしく増えて困ったw

キ◯ノンとも決別したく、幾つか候補を選び、店舗にて実機を触りながら欲しい機能や使い勝手を確認
した。
幸い近所の店で正月セール価格だったから(ほぼネット最安値に近い)思い切って購入し、そのまま
撮影テストをかねてダム湖へ向かった。(またかよ!)

新デジカメは専用充電池仕様でUSB接続で本体内で充電可能。 YBRにシガソケUSB電源
アダプタを付けて出先でも充電できる。

さっそく空の電池を10分ほど充電してみた。(この画像も本機で撮影)
このカメラはUSB電源を接続してると充電しながらでも撮影可能なので、流行りのスマホ用大容量外部充電池
などが使えて長時間露光や動画撮影で色々遊べそうだ。

試しに逆光条件にてYBR号を写してみた。

キ◯ノンでは破綻する明暗差が上手く補正されてていいな。 これてもPオートの出た目。
逆光処理モードが別に有ることを後で知った。

ダム湖も撮影してみた。
広角25mm側(35mm換算)。

今まで28mmだったからかなり広く捉えられる。

そして三脚無しで望遠側600mm。

手持ちでこれだけブレ補正が効くなら一脚や三脚を使えばもっとシャープになるだろう。
光学24倍(+デジタル合計48倍)ズームなんか必要ないと最初は思ったけど、使いこなせばおもしろい絵も
撮れそうだ。

で、結局買ったのはこれ。

手にフィットするからこの手のデザインが好きで、ハンペンみたいなのはキライだw
黒が欲しかったけれど真夏の炎天下での撮影ではシルバーの方が熱にやられにくいから、今回はこの
色にしたよ。
暗がりやカバンの中に放り込んでも目立つので探すのに苦労しないしね。

こいつのいいところは前回撮影時の設定を保存、次回電源オンでそのまま反映する機能だ。
露出補正やストロボ切りや短時間セルフタイマーなど、お気に入り設定のままになるから、いちいち立ち上げ後に
設定しなおす必要がない。
電装ネタ撮影時にたいへんありがたいのだ。

ダム湖の駐車場でノンビリしてたら顔見知りのG氏が現れて新年のご挨拶。
G氏の情報により某店にてホンダのオイルG2が900円で新春セールされてると聞き、さっそく一緒に行って
2本購入してきた。

これで在庫も含めて一年は戦える!

本当はUターンラッシュを観覧しに上野原の中央道側道でも行こうかと思ってた。
しかし、寒いしオイル買いたいしで、今日はこれで終了。


正月散歩ツーリングとか

2014年01月02日 | YBR125ツーリング

昨日よりも少し肌寒い感じだったけど、晴天なので散歩ツーリングに出かけた。
メインデジカメ死亡につき、メモ用に持ち歩いてるKODAKのPlaySport2を久しぶりに使い込んでみた。
スマホのような縦型ビデオカメラで広角単焦点F2.8という極めてレアな仕様。
余計な機能が無いのでメモ用には十分だ。

ちょっと山奥の休憩ポイントで撮影してみた。

独特の色合いで日本製のデジカメに無い描写が個性的だと思う。
意外にも空の色がくっきり出るが、ホワイトバランスがちょっと残念で条件によって色が破綻しやすい。
個人的にはお気に入りで、こんな色合いを出す日本製だとオリンパスかペンタックスかもしれない。
問題は好みにあった機能の機種が出てるからどうかだけど、最悪は単三電池仕様を捨てて専用電池仕様
に切り替えるかもしれない。
出先での充電に困るのが辛いけどねぇ・・・
単三のニッケル水素電池は、YBRでも手持ちのシガソケ充電器で行えるメリットが大きいので、それを
捨てる覚悟がなかなかできないよ。

さて、年末にちょっとYBRに細工をしたから紹介してみるよ。
マッドガード2号。

EUヤマハのエンジンガードから中華エンジンガードへ切り替えたけど、構造的にEUガード用に作った
マッドガード1号が転用できない。
100均ショップでよく見かけるシューズトレイ(車内等の靴置き)を切り出して、バーナーであぶったりしながら
一部を曲げて作ってみた。
これで前輪が巻き上げる水や泥、融雪剤などからフレームをなんとなく守るだろう・・・・
実際には保護目的というより掃除が楽になるからこの手の細工はかかせない。

いくら穏やかな日差しとは言え、山奥は寒いので今日もさっさと帰宅した。


2014年元旦だよ

2014年01月01日 | YBR125ツーリング

明けましておめでとう御座います。
     今年もよろしくお願い申し上げますよっと!

珍しく暖かくて穏やかな元日を向かえ、ちょっと近所へ散歩ツーリングに出かけた。
あまり向かわない多摩方面へ。

裏道ばかり通るのでマイナーなお寺さんとか神社さんが道中に点在するから、初詣にちょうど良い。

ここは東京都町田市の箭幹八幡宮(やがらはちまんぐう)
有名どころと違って混んでないから落ち着いてる。

ついでに小山田の丘陵地帯へ向かってみた。

これでも東京都。
多摩丘陵の端っこで少し進むと多摩ニュータウンに出られる。

多くの細道が点在してて、うっかり入り込むといつもの間にか獣道に変貌するからあなどれない。
徒歩で里山ハイキングみたいな楽しみ方をするのもいいかな。

元日早々に開いてたお店で今夜の夕食の買い足しをして帰宅した。
おせち料理みたいな昔ながらの保存食は苦手なので、サービス業の皆様、元日早々有難うございました。

今日はゆっくり過ごして明日は昼過ぎにでもまた、いつものダム湖にでも足を伸ばそう。