YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

エンジン内部清浄剤の効果は?

2014年05月31日 | バイク一般

隠し持ってたネタを公開w

実はずいぶん前にホムセンで約700円で売ってたカストロール社のエンジン内部清浄剤
興味本位で買って我がYBR号に試飲させてみた。
お腹を壊さないか心配だったけど無事に約1,000㎞ほど走ったので結果を。

説明書きには4ストロークの二輪車にも使えると書いてあった。
ガソリン40L~60Lに対して1本200mLをタンクに投入とのことなので、計算した結果、YBRでは40mL
入れれば許容範囲内に収まり、かつ、数回連続して入れる時もリザーブに引っかかる10Lの容量で
再投入できる。

この手の添加剤は、入れすぎは絶対にダメだ。
主成分はハイオクガソリンにも添加されてる清浄剤PEAらしい。

なんでも過走行車には2~3回連続投入すると効果が期待できるとの事だったので、試しに2回連続投入
を実行してみたよ。

ただ単に「入れました。なんかイイ?」みたいなプラシーボな感想じゃメーカーの思う壺なので、投入前と
2回投入後のプラグの汚れ具合を比較するべく画像保存しておいた。

プラグの電極周辺のカーボンに変化でもあればいいかな?って思ってたけれど、あまり無かった。
いや、見方によってはカーボンが蓄積するはずが蓄積されて居ないから効果ありか?
でも過去の経験では燃調が適正ならばこの程度の変化しかなかった記憶もある。

つまり、一番高温になるプラグ周辺ではカーボンの焼き切れや電極の自掃作用で特に変化は見つけにくい
のだろう。
ファイバースコープ撮影か分解確認にてピストンヘッドやシリンダーヘッドの燃焼室のカーボン蓄積具合を
投入前、投入後で比較しないとなんとも言えない。
だから今回のネタに関しては特にオススメできるような効果は感じ取れなかったと言える。
まあ、700円程度で気休めになるなら1回くらいは買ってもいいかな?って程度と個人的には思う。
やはり実証するなら分解確認→投入後走行→分解確認→未投入走行→分解確認→・・・ってやらないと
分からない分野のケミカル用品だと思う。

まあ、そんな事までするくらいなら、分解ついでにオーバホールしちゃうけどねw


ステムベアリングを整備してみた

2014年05月24日 | YBR125整備

納車からかれこれ約4年半、一度もメンテナンスをしていないステアリング関係。
重い腰を上げて、やっとステムベアリングの整備をしたよ。

毎度おなじみ、細かい分解組み立て工程は割愛します。

まず、邪魔な前回りを分解。

本当は配線関係やケーブル類もいったん分離したほうがいいんだけど、面倒だからキャンプ用折りたた
み椅子の上に乗せてみた。
メインキースイッチの配線コネクタはライトけケース内から分離しておく。

ステムの上下ブラケット以外はスッキリ外して、ステム単体で動きをチェックしてみると…

指先の感覚で細かい動きを感じ取るように…なんて繊細な手つきをしなくても現状が分かった。

なにこれ?動きが硬くてゴリゴリしてるw

あきらかに締め過ぎかベアリングレースが逝ってる感じ。orz

タイヤ、フォークの重量や慣性の影響で感じ取る事ができない細かい動きがステム単体になるとすごく
分かりやすい。
手間をかけて分解してから確認して正解だったよ。

工具や部品の衝突によるキズを防止するため、タンクを養生しつつ27mmソケットとロングスピナー
ハンドルでステムナットを緩める。

これが意外と固かった。
セールで買ったロングスピナーハンドルの出番があってよかった~。
数年に一度くらいしか使わないであろう27mmソケットも輸入工具屋の安価品

ステムナットと平ワッシャを外し、アッパーブラケットを抜くとアジャスターナットの全貌が見えた。

上からロックワッシャー、ロックナット、ラバーワッシャー、アジャスターナットの組み合わせ。
なお、ロックナットとアジャスターナットは同一部品で裏表の指定は無い。

ロックワッシャーを抜いてロックナットを指で回してみたら簡単に外れた。

ラバーワッシャーの反発力で押さえてる程度のトルクで十分らしいし、サービスマニュアルでも手締めを
指定している。

アジャスターナットはフックレンチを使う必要があるくらいにトルクがかかっていた。

使ったのはキタコ ピンスパナ 150mm  674-0500801 。
なんと3/4回転も緩めてよいやく動きが滑らかになってゴリゴリ感が無くなった。

このまま戻そうか?w

せっかくなのでさらに分解。
ボールレースカバーを抜くとベアリングアッシーが登場。


上部ボールレースを抜くとボールアッシーがやっと見えた。

リテーナー付きでバラバラにならないのがイイ!
ボールにはサビは無く、きれいな物だ。

下側のボールレースを見るとサビたように見えるが、この色は劣化したリチュームグリスの色。

ちょっとボールの圧痕が見えるけど今回は気にしない。w

ロアーブラケットを抜き、下からべアリングレースを覗きこむと予想外にきれいだった。

分解したステムの部品構成。

順番や上下方向をメモするか写真を撮っておくといいだろう。

古グリスはウエスで拭いただけできれいになった。

結局サビは見つからなかったので、ボールレースカバーの存在は極めて有効だと思う。

ロアーブラケットのボールレースやボールに新しいリチュームグリスを塗りこむ。

すり鉢状のボールリテーナーには上下方向があるので間違えないように。

アッパー側のボールも同じようにグリスアップ。

指定グリスはリチューム石鹸系グリスで特に高価なものは必要としない。
AZの小型蛇腹グリスでまったく問題ない。(俺は奮発して極圧用を使ったけれど、これでも300円台だから
安いもんだ)
特にウレアグリスにグレードアップする必要は無いし、玉軸受けにモリブデン系は適さないので、
素直にサービスマニュアルに従うのがいいと思うよ。

グリスアップが完了したので逆順でどんどん組んでゆく。

俺の場合アジャスターナットは最初、指で力いっぱい締め込む程度のトルクで十分だと思ってる。
フックレンチをかけると微妙な締め具合が感じにくく、締め込みすぎになってボールが必要以上に圧迫
されて渋くなる傾向があったからだ。

マニュアル指定ではアジャスターナットを33Nmで締めてから1/4回転ゆるめてステムを左右に何回か
回してなじませた後、22Nmで締め込む調整方法となっている。
だが、個人でフック式トルクレンチを持って人はほとんど居ないだろうから、手締め方法が分かりやすい。

もちろん普通のフックレンチでステムの動きが固くなる絶妙な具合に締め込んだ後、、少しずつ緩めて
動きを確認しつつ、滑らかでガタが無い締め具合で決定する方法もある。
人それぞれの技能レベルや経験で行ってOK。

締め込みトルクが決定したらラバーワッシャーを入れ、ロックナットを手締めで回し、固くなりつつ凹みが
一致する箇所でロックワッシャーを固定する。


アッパーブラケットやステムワッシャー、ステムナット、フォークを仮組みする。
ここでフォークを仮組みする理由は、ロアーブラケットとアッパーブラケットの穴位置関係を一直線状に
位置決めするためだ

締め込みでブラケット位置が微妙に沈む構造なので、アッパー側のフォーク固定ボルトを緩めたまま
ステムナットを締め込む。

ステムブラケット組み込み後、フォークの突き出しを面位置に合わせ、各所固定ボルトを増し締めする。
他の部品もどんどん元に戻す。

ボルトが余ったり、長さや頭の種類が違う物で組まないようにね。w

さて、ハンドルクランプに前後方向があるのに気づいた人は少ないだろう。

前側に小さな凹み印があるんだな。

またハンドルクランプ固定ボルトも前側が短く、後ろ側は長いので気をつけよう。

自分でフォークオイルを交換した経験がある人なら、フォークオイル交換ついでに1時間くらい手間をかけ
ればステムベアリングの整備まで一緒の行える内容だよ。

今回はグリスアップまで行ったけれど、特に古い車体でもなくて確認と調整だけ行いたいのなら、以下の
方法でもいいと思う。

まず、アッパー側のフォーク固定ボルトを緩める。
ハンドルをいったん外してよけておく。

ステムナットを緩めてから、いきなりアジャスターナットをフックレンチで少しずつ緩める。

上から押さえてたアッパーブラケットが自由になると、アジャスターアッシーが供回りして回せる構造を
利用した裏ワザ。
ラバーワッシャーの役目はナットとステムのねじ山のガタを吸収する役目らしい。

硬さが無くなったら今度は締め込み、硬く感じ出した時点で止めてみると元の位置より少し緩めになった
はず。
動きとガタの有無を確認後、ステムナットを本締めしたらアッパー側のフォーク固定ボルトを本締めする。
フォーク固定ボルトが本締めしていない状態でステムナットを締め込むと、アッパーブラケットが沈む理屈
で分かるだろう。
この方法ならライト周辺の部品を外さないので短時間で行えるため、再度締め込み具合を調整する時にも
便利な技だ。

その辺を試走したら、まるで車体が軽くなった錯覚を覚えたくらいヒラヒラと曲がれるようになった。
だけど停止ブレーキングで小さくコツンとした衝撃がハンドルに伝わった。
何回か車体を前後に揺すってみると再現するので、戻って締め込みの再調整をした。
角度にして10度くらい増し締めしてまた試走…若干は衝撃が少なくなったけれどまだ感じられる。
さらに10度くらい増し締めしたらやっとコツンとした衝撃が収まった。

ステムが渋くなる手前のスイートスポットに合わせるのは本当に面倒だw
何台も調整して経験を積んでても毎回ステム調整は繊細で再調整も有ったから、いつもの事だと納得した。
むしろ1発で決まった方が「本当にこれでいいのか?」って不安になるよw

メンテ後の感触は極めて良くて、住宅街の裏道の細かい右左折がやりやくなった。
小さな8の字を描くと切り返しが円滑になり、倒しこみ直後の切れ込みが早くなったぞ。

今までちょっと倒しこみに遅れがあったのはタイヤ径18インチのせいだと思い込んでたので、この変化は
嬉しい。

狭い道でのUターンなんか楽々クルリと回れるw

ジムカーナや二輪車安全運転競技の大会をめざして日々鍛錬してるYBR乗りは少ないだろうけれど、切り
返しで伸び悩んでたり、どうも小道路転回や定常円旋回、オフセットスラロームがなかなか上達しない時に、
一度ステアリングのチェックをするといいかも?

俺が知る限り、YBR125でステムを再調整したら体感できるほど動きが良くなったと話してた人が2名居た
ので、製造時の設定は長年乗り続けてもガタが起きにくいように、わざと硬めにしてるのかもね?

これで昨年から行っていた大きなメンテナンス作業は終了し、後は消耗品などの通常メンテしか残っていない。
素人個人の青空整備じゃ分割して行わないと時間が足りないよ。
旧車の整備を天候や時間に左右されずに自宅ガレージで行ってる人を見てると、この手のメンテ期間は作業
場所で左右されると感じてる。

フォークオイルシール交換と同様、頻繁に行いたくない面倒な作業なので次回はいつになることやら?


ステムベアリング整備の準備・覚え書き

2014年05月19日 | YBR125整備

猛暑日になったら干からびちゃうので、そろそろ重い腰を上げてYBRのステムベアリングの
状態確認と整備をしなければ・・・

とりあえず準備しておく物を洗い出してみた。

 8mmメガネレンチ&ソケット
10mmメガネレンチ&ソケット
12mmメガネレンチ&ソケット
14mmメガネレンチ&ソケット
17mmメガネレンチ
19mmメガネレンチ

27mmソケット(ステムナットに使用)

スピナーハンドルかラチェットハンドル(大・小)
フックレンチ キタコ150mm(ステムアジャスターに使用)

#2 +ドライバー
#3 +ドライバー

あると便利なピンセットw

潤滑防錆オイルスプレー(古グリス洗浄用)
パーツクリーナー(各部洗浄用)
リチュームグリス(ステムベアリングに使用)

ナイロン手袋・軍手
ウエス大量
ダンボール(直置き養生用)

飲み物(熱中症対策)


あとは実行当日、薄曇り程度の好天になってくれる事を願うのみ。


きな臭い?

2014年05月18日 | 雑記

中国がベトナムに対して強行手段に出ようとしてるような感じ。
YBRにあまり関係無いようで大いに関係するか?

以前、華人にとって政治と商売は別腹と書いた気がするけれど、今度の状況はYBRの部品供給元と
なってる中国の国際問題だからマジで今後どうなるか分からない。

さて、きな臭くなってる地域を見てみると・・・

見ての通り日本にとっても重要なシーレーンが問題。
有事の際には海上封鎖などもあり得るため、輸出入に頼ってる日本にとっては間接的にシーレーンを
絶たれるといろいろ不都合が生じるだろう。

特に石油。

また対中のあんな事やそんな事なども今までとは行かなくなる可能性も。
のんびり中華バイクに乗ってられるのはいつまでか?
この状況下で某国の首相はのんきな事を言ってるが・・・


車載カメラしてみた

2014年05月10日 | YBR125ツーリング

よしよし、整備とか修理がひと段落するとツーリングネタが増えて、本来のライダーらしいブログになって
来たなw

さて、ネタ不足につき、今日は車載カメラを設置して道中を撮影してみたよ。

POSHのブレースバーはハンドル関係のアクセサリーを付けやすい構造なので利用する。
TANAX(ナポレオン)のステーホルダー SA-18は元々M10用ミラーステーとして発売された物なので、
剛性が高くてカメラマウントに都合が良い。

へたなバイク用安物カメラマウントよりもしっかりしてる。

これにクイックシュー付き自由雲台をつけよう。

雲台のネジ規格は1/4インチなので、知らずにM6を選ぶとネジ山が合わずに壊すから注意が必要。
1/4インチ×32mm長、M6平ワッシャ丸大、並丸、スプリングワッシャの組み合わせ。

これを組むとこうなる。

一見立派に見えるけれど、これでもカメラやビデオは振動で細かく動いてしまう。
がっちり固定してる分、ハンドルに伝わる振動を拾いやすいのがこの固定方法の弱点。

ISOをHIに設定し、高速シャッター側に寄せて、2秒セルフタイマーで道中を撮影。

走行中に撮影できるから電光掲示板なんかの記録が取りやすい。
気温22度で汗ばむ陽気になったなぁ~。

橋って妙に惹かれる建造物だよね。

今までは道端に停車してゴソゴソとカメラを取り出して撮影してたけれど、これならちょっとシャッターを押
せば済むし、後続車にも迷惑をかけない。
わざとメーターの一部が映り込むようにしたので臨場感が出ていいな。

集落の雰囲気も気軽に記録できる。

分かれ道の記録にも使えるので便利。

で、やってきたのは上野原市秋山の五光の里

やっと水入れが始まったばかりで、もう少しで鏡のような水面の棚田が見られるようになるだろう。

近くの林道に入ってみた。

軽トラが通れる程度の未舗装林道ならYBRでもノーマルタイヤで走れるが、デュアルパーパスタイヤなら
さらに安心して特攻可能。w

帰路は巌道峠経由と決めて山坂道を進む。

臨場感あふれる古風な橋の通過映像。
このくらいの田舎道をYBRで散歩すると気持ち良い。

峠を越えたら遠くに富士山が見えたよ。

めずらしく雲が無いので久しぶりに拝めた。

望遠で撮影。

午前中ならもっときれいに映るのだろうが、午後だと逆光気味であまりハッキリしない。まあいいかw

下りは落石や土砂が流れた跡があるので、減速しつつクネクネ道を楽しむ。

ヘアピンカーブの連続が楽しい。

道志みちに合流し、しばらく走ってたら事故レスキュー現場に遭遇。

こんなスクープ写真?を気軽に記録できるのが車載カメラのいいところだけど、逆の立場にならないように
気をつけよう・・・

今回カメラを取り付けてみてネタ用とは言え、撮影にかかる時間を大幅に短縮する事ができたので、これ
からもやってみたいと思ったよ。
なによりライダー目線に近い撮影ができるから、見直してて楽しい。
YBRの振動は5千回転を超えると目立って撮影ブレが起きやすいようで、約4千回転付近ならきれいに映
るようだった。
バランサー内蔵の小排気量と言え、単気筒の振動はバカにできないと思った車載撮影だったよ。


中央道渋滞観覧

2014年05月06日 | YBR125ツーリング

毎度おなじみ、大型連休最終日の高速道路渋滞を観覧しに上野原へ。
曇天で肌寒く、あまり標高の高い所へは行きたくないし、渋滞にもハマりたくないから、いつもの裏道
ツーリング。

正午前の上り線、上野原IC手前約2㎞地点で本格的な渋滞が始まってた。

対する下り線はガラガラ。

下りが空いてると言う事は、談合坂SA・下りも空いてると予想して場内へ徒歩入場したらガラガラ。

持ち時間も短く、すた丼のテイクアウトを受け取っていつもの貯水池へ。

今日の木陰ベンチエリアは地元衆の宴会が行われていたから、無人だった東屋で昼食をいただく。
無風ではあるが肌寒い・・・近くの自動販売機で80円のホット缶コーヒーを買い込んで食後の一服をした。

せっかくここまで来たのだから、先日見学した甲州街道の廃道の反対側へ行ってみる。

ここも江戸道だと思ってたが、後日、明治天皇が通るために開拓された“甲州街道・明治の新道”だと
いう事が判明した。
こんな場所を当時は人馬が往来し、あと少しで犬目宿にたどり着くけれど、途中に沢や峠があり、日が暮
れるまでにたどり着かないと大変だったであろう。

雨が降りそうで降らない曇り空なので、ここで引き返して帰路についた。
連休最終日は渋滞の無い裏道プチツーに限る。


雪の回廊 ?

2014年05月03日 | YBR125ツーリング

あ・・・雪っていつか溶けるんだよね・・・

先日徘徊した檜原村界隈の、行きそびれた場所に行ってみた。
実はダラダラと裏街道を走り続けた結果、奥多摩湖まで行ってしまった関係で、帰路に鋸山林道を通るしか渋滞回避が
できなかったからだよ。
この連休中、青梅とか五日市とか八王子は絶対に通りたくない。w

舗装林道とは言え、路面は荒れてるわ落石は多いわ、さらに落ち葉、枝、沢水など、快走路とはいかなくて、ナビに
誘われてうっかり入り込む四輪はかなり苦労するだろう。
事実、離合した二台の四輪は本当に恐る恐る端に寄る感じだった。

で、噂に聞いた場所。

大雪の爪の跡で大規模な雪崩が起きたらしい。

実際に通るとこんな感じ。

ちょwおまwマテw、雪の回廊じゃねーかw

某有名な雪の回廊と違って流された倒木が突き出てたり、ガレキが路上に残ってたりで、なかなかワイルドだろ?

まさかこんな景色を汗ばむ陽気のGWに東京都で見られるなんて。

いやあ、たったこれだけのネタのために足を運んだ甲斐がありました。


新茶ツーリング

2014年05月02日 | YBR125ツーリング

今日は松田町界隈をうろうろしてみたよ。

国道246「寄(やどりぎ)」から虫沢という集落に入る。

高松山登山口へ抜ける舗装林道を徘徊する予定だ。

登る途中、茶畑が広がってる。

新緑が美しい。

よく分からないけれどお茶が特産みたい。


峠にたどり着く。

虫沢峠とい名が付いてるけれど、「第六天」という別名もあるらしい。

峠は十字路になってて左がちょっとしたダートになってる。

さっそくGP-110の実力を試して見ることにしたよ。

林を抜けると視界が開けた。


さらに進むと左に枝道を発見したので入ってみた。

急勾配のダートをトコトコ上る。
GP-110の食付きのおかげで安心して行けてた。

先はヤブになってた。

よせばいいのに先に進んでみる。w

やっぱり行き止まり。

日陰でしばらく涼んだよ。

この界隈は枝道が多く、一日じゅう走り回っても飽きない。
しかも車の離合が困難な細道と急カーブが連続してて、原二には丁度いい徘徊地域だ。

下る途中に廃校がある。

旧高松分校跡
日差しが強くて汗ばんだ。

あちこち徘徊してから虫沢へ戻り、そのまま寄の集落まで行ってみたら、川に鯉のぼりの渡しがあった。

風になびいて気持ちよさそう。

みなさんもGW後半、マイナーな場所を徘徊すると、こんな意外な発見ができていいかも?
帰宅途中、不審な動きをする車が多くて何度も冷や汗をかいた。
交差点に入ってやっとウィンカーを出したり、まったく見ないで脇道から出てきたり・・・
連休中、お互い気をつけましょう。


謎の林道へ

2014年05月01日 | YBR125ツーリング

昨日と打って変わって快晴になった。
さて、どこへ行こうか?
GW後半とあって、へたな所へ行くとえらい目に合いそうだから、マイナーな場所を探してみた。
とりあえず上野原市街地を過ぎて某峠を目指す。

途中、なんの変哲もない場所で止まる。

ここは数少ない開けた場所なんだ。

峠を越えて檜原村役場方面へ曲がり、そのままひたすら真っすぐ進むと除毛という集落にたどり着く。

除毛だと!?
「よけ」と読むらしいけど、いったいどんな由来でこんな名前になったのか?

右に曲がるとすでに行ったことがある滝があるので除外
左はすぐに公民館らしき建物につながる。
問題は真っ直ぐの方で、地域案内図でもいまいちハッキリしない。

謎の道なら行ってみれば謎は解ける。

突き進むと林道が二股に別れ、とりあえず右へ入り込んでみたら、どんどん険しくなって最後は登山道み
たいな雰囲気になった。

冒険までする気はないし、足跡さえ無いのでなにかあったら遭難確実。w
さっさと引き返した。

横にきれいな沢が流れていて、ここらへんで椅子でも出してのんびり過ごしてもいいくらいだ。

短いダートであった。

二股から今度は左へ進む。
一部だけ未舗装で、その先は全線舗装路ではあるが、落石が多くて油断できない。
どこまで続くのかまったくわからないので、行ける所まで進んでみたら峠にたどり着いた。

現在地?よくわからんw
ポータブルナビは道路表示の無い山の中を走ってた軌跡だけが虚しく写っていた。
方角や主要道路までの距離は概算で分かるので、このまま下ってみる。

標高が下がって集落らしき場所を通過して出たのが檜原街道。

浅間尾根登山口らしく、数馬下という地名。
このルート、奥多摩周遊道路から来て渋滞回避に使えないか?
いやいや、結構な酷道だからYBRみたいな軽量バイクでなきゃ、かえって時間がかかるだろうw

話によると鋸山林道の途中が残雪で雪の回廊になってるらしく、最初はそこへ向かうつもりだったけれど
道草を食ってみたらまったく関係ない場所へ出てしまったので、今日はこのくらいで勘弁してやろうもらった。

戻る途中、お弁当を買い込み、いつもの休憩ポイントで少し遅い昼食をいただく。

新緑がまぶしい、のどかな場所。

前から気になってた林道の謎がやっと解けた。
脇道・枝道を幾つか見かけたので、次回は探索という宿題ができたよ。

特にひどい渋滞もなく、無事に帰宅出来た新緑ツーリングであった。