YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

貯水池めぐり

2014年03月30日 | YBR125ツーリング

昨日は残雪で閉ざされた散歩ツーリングコースをあきらめて新たなコースを開拓するために、普段
あまり走らない山梨県大月市をウロウロしてみた。

新調したパーソナルナビに前から地図上で気になっていた貯水池を登録しておいたから、迷わずに
辿りつけた・・・わけでもなく1回リルートしながら半信半疑で到着。

徒歩のみ敷地内を散策できるが、入り口にはゲートががっちりかかってた。右側から出入りする。

約5分ほど坂を上ると貯水池が見えた。

普通の野池・貯水池と違ってやけに青々してて、人造のくせにいい感じだぞ、ここ。

振り返ると大月の町並みと中央道が見渡せる。

明治道・旧甲州街道の線形が確認できるけど、みなさんは見えるかな?

時々通る登山客以外はだれも来ず、穴場的休憩場所をまたひとつ見つけた感じだ。
桜の木もあるので満開時には地元の方々で賑わうであろう。


フォークオイルシールの代替品

2014年03月28日 | YBR125整備

我がYBR号のフロントフォークオイルシールがそろそろ限界なので今年中に交換したいところだけど、
買い置きしてる物の他に他車種のオイルシールで使えそうな物が見つかったので公開するよ。

YBR125系やYB125Z、YB125SPで使える純正品番「4GU-F3145-00」をヤマハの部品情報
検索にかけて見ると値段は出てきたけれど、なんとビックリ「2,058円」。  気絶しそうになったw
これじゃ俺は困るが皆も困る。
ってことで、必死に「フォーク オイルシール 30mm」など色々な単語を変更しながらヤマハ系バイク
のオイルシール情報を探しまくったら、使えそうな品番が見つかった。

BW'S(ビーウィズ)100用 「4VP-F3145-00」(792円。2020年現在)

BW'S100は元々台湾ヤマハ製なのでこの部品も台湾製だ。

他にもJOG系(あまりに型式が多すぎて気絶)など、インナーフォーク(インナーチューブ)径30mmの
車種は国産でも存在し、それらのシールは品番や値段は違えど流用できそうだぞ。

入手した物をよく観察すると「KYB」って刻印がある。

「空気読めないバカ」?
いやいや、ショックアブソーバーで超有名なカヤバだろ、これ?
すげー徳した気分になった。

買い置きしてるタオバオで買った物とBW'S100のオイルシールを比較してみよう。

外径・高さはまったく同じだけど、内側の構造がちょっと違う。

裏側のリップはスプリングバンド付きで両方同じ。

ここがメインのオイル止め部分だ。

表側に違いがある。

タオバオシールはスプリングバンド付きだけど、BW'S100用はラバーリップのみ。

スプリングバンドが無いのでリップ構造が違う。

でも機能的には同じで、サブのオイル止め兼ダストシールとなってるのだろう。
このくらいの盛り上がりはダストシールと干渉しないので問題なし。

ついでに内径をノギスで測ってみた。

極わずかだけどKYB製の方が狭い。
これならしっかり密着して漏れ止めになるのかもね?(この手の技術的な構造はわからん)
両方共、刻印に寸法らしき数値があったけれど、30mmは適合軸径(インナーチューブ径)
をさし、他は実径か埋没穴径を示してるのかも。

とにかく、試しに実物を入手できたおかげで日本国内でもお手頃価格・普通の販売店で注文可能
YBR適合のフロントフォークオイルシールが見つかったわけだ。
この手の消耗品の代替品が見つかると、店に修理依頼する際にも「これが使えるからお願い(はあと)」
って出来るので助かる。
ヤフオクでも個人出品でYBR用2個セットが割りと安く売られてるから、BW'S100用は価格的に魅力は
低いかもしれないが、実績のある車体で確実なヤマハ品質と言う点では魅力的な代替品だと思う。
他に国産の車種とかないかなぁ・・・だれか追試をお願い!って他力本願になってては、いつまでたって
も情報は集まらないんだよな。

ええ、また検索しまくりましたよ。

ヤマハの国内正規販売でフォーク・インナーチューブ径が30mm(30Φ)の車種
・DT50
・TDR50/80
・TZ50
・TZR50/50R
・TZM50
・TT-R125シリーズ
・RZ125/125S(1982~1984・13W)
という検索結果が出た。
必ずしもYBRと同寸の外径40.5mm・高さ10.5mmとは限らないけれど、想像ではわざわざ違う径
や高さにするような無駄な設計コストはかけて無さそうそなので、価格が安ければ試し買いする手もある。
内径に関してはインナー径30mm適合で使えるのは分かってるから無問題。

また、台湾ヤマハの部品を得意とするKN企画から、台湾ヤマハのシグナスX・125(SE12J)の
30Φ用
オイルシールやダストシールが700円で販売されてる。☆見た目はYBR純正とそっくり☆

なお、本記事のBW'S(ビーウィズ)100用を実際に使って成功したので追記して
おく。リンク→ 
フォークオイルシール交換 1 フォークオイルシール交換 2


フロントフォークのひずみ修正方法

2014年03月25日 | YBR125整備

わがYBR125号の修理後、ついでにネタ画像を撮影しておいたので、フロントフォークのひずみ修正の
1例を書いてみる事にしたよ。

単なる立ちごけ程度ならせいぜいレバー類やミラー、バーエンドに傷が付くくらいで済むけど、走行時の
転倒
となると、衝撃で色々な箇所にひずみが生じる可能性が高い。
特に走行に影響するフロントフォークの組付け精度が低下するひずみが起きる場合がある。
力学的な解説は割愛し、車載工具だけで具体的に修正する例を・・・

まず、正常なYBRなら真っ直ぐ走ると以下のようにアッパーブラケットとフレームの関係が直角になって
るはずだよ。

ハンドルも左右均等で自然な感覚であろう。
だが、画像のように直角にもかかわらず違和感があるとすればハンドル自体が曲がってる可能性はある。
もちろんハンドル曲がりは操作性に影響するけれど、ブラケットとフレームの関係の方がはるかに重要で、
Fフォークが真っ直ぐ組み付けられてるかどうかの判断をしやすい場所だ。

【右側に転倒した場合】

走行転倒した場合、たいていハンドルが地面に接地しながら衝撃を受けるので、Fフォークの固定部4カ所で
ズレが生じてひずみを生む場合が多いんだな。

真っ直ぐ走らせた時に以下のようにアッパーブラケットとフレームの角度があたかも右側に傾く。

こんな時は間違いなくひずみが生じてるはず。
ハンドルも右側がライダーに近づいてるはずだろう・・・

ここまま放置すると走りにくいどころかフォークにひずみ癖が付くので、できるだけ早く修正してあ
げたい。


そこで電柱や立木、道路わきの何かにタイヤの先端を当てて、ハンドルを左側にグイっと曲げて
あげると、
ひずみが直る場合が多い。

右ゴケでは左にタイヤを当てて左にハンドルを切る。
切り具合は適当にやって試走しながら追い込めばいいだろう。

【左側に転倒した場合】

真っ直ぐ走らせた時に以下のようにアッパーブラケットとフレームの角度があたかも左側に傾く。

この場合は逆の方向へと力を加えればいいわけだ。

左に傾いてる場合は右側にタイヤの先端を当ててハンドルを右に切って力を加える。

あまり大きな力を必要としないけれど、YBRにまたがって行った方が加減がわかりやすいと思う。

この手の修正に慣れてる人などはタイヤを当てずに曲がってる方向と逆方向へハンドルストッパーまで
いっぱいに切ってからタイヤの先端を足で蹴ってひずみ取りをする例もある。
どうも力加減が分からないなら、一度固定部をゆるめてから行うと修正しやすい。
車載工具の内容でどうにかできる。

フロントアクスルシャフトを少しゆるめて動きやすくしてみる。

ゆるめ具合はせいぜい半回転程度で十分だ。多くても1回転程度。

これでもイマイチならば、ロアーブラケットの固定部を少しゆるめてみよう。
YAMAHAエンブレムを外す。

これも車載工具のスパナで行えるはずだよ。

そしてロアーブラケットのフォーク固定ボルトをゆるめる。☆アッパーブラケットはそのまま触らない事。

ここもゆるめ具合は半回転~1回転程度で十分だ。
ただし、ここのボルトは意外と固くしまってるので、無理せずナメそうになったらやめておいた方がいい。
メガネレンチで行いたい場所だ。

ここまでゆるめれば、手足だけでも簡単に修正できるはずだよ。
修正が済んだらボルト締め付けで元に戻して試走し、まだ修正が足りなければ少しずつ正常に追い
込む。
転倒衝撃が強かった場合はたぶんハンドルが曲がってるはずだけど、違和感は我慢して自宅や店へ行
ってから曲げ直しや交換を行えばいいよ。
軽度のハンドル曲げ直し方法はネット検索でいくらでも見つかるはずだ。

最悪、フォーク自体も少し曲がってしまった時は・・・とりあえず真っ直ぐ走れる程度まで修正してから店へ
直行するなり帰宅してからジックリ直し方を考えればいいだろう。
修正・試走をしても車体がぶれたりするなら危険なので、自走はあきらめてレッカー移動へ変更しよう。

暖かくなってきてツーリングに出かける機会も増えるだろうが、地方によっては山道でまだ一部凍結して
たり雪溶け水+泥や砂で転倒しやすくなってる場所があるかも?
出かける前にこれらの方法を覚えておくと、きっと役立つと思う・・・が、転倒しないのが一番だよねw
不幸にして転倒した場合は、とにかくライダーもバイクも自走できる状態である事を祈るよ。


梅ツーリングとか故障とか

2014年03月23日 | YBR125ツーリング

三連休最終日、家の用事を済ませてからまた出かけたよ。
少し肌寒い風が吹いてたけれど、電光掲示板の温度表示は14度。

晴れてる日が続いたので山の方では梅の花が満開だった。

道志みちの途中。

神ノ川林道の様子でも見てみようと脇へそれる。
道中に滝があるけど、沢にかかる橋の名が面白い。

昔のコジラ映画にこんな名の怪獣が出てた気がするけど観たことない。

滝と雪崩のコラボ。

いつもは見える滝壺が隠れてた。

奥まで進むと突然通行止め。

ここも雪崩で当分先へは行けない。
登山客は道端に車を駐車して、徒歩で進んでるようだった。
神ノ川ヒュッテも雪解けまで閉鎖だろうなぁ・・・

帰りに休憩してヘルメットをかぶろうとしたら、
ヘルメットホルダーのフックが解除できない!


鍵は回るがバネ式のラッチが解除できない故障を起こしたようだ。
しばらく悩んだ末に荷物を隅々まで探ったら、偶然にもベータピンが一袋出てきた。
車載工具のプライヤーで伸ばして、ロックの爪に差し込みつつ鍵を回したら解除できた。
どうやら内部のカムが折れたらしい。

このヘルメットホルダーはYBRの納車日に買ったものだから、かれこれ4年以上酷使してた物。
使いやすいけれど今回の故障から察すると、同型をまた購入しても同じ故障がいつか起きるかもしれない。
帰り道にバイク用品店で物色し、今度はデイトナのヘルメットロックホルダーを買ったよ。


雪崩林道を徘徊する

2014年03月21日 | YBR125ツーリング

昨日の雨でだいぶ雪が溶けたと予想していつもの散歩ツーリングコースへ向かったが…

雪で閉ざされてた場所はすっかり溶けていたから期待して奥まで進む。

やはり雪崩が起きていた。w
先はまったく分からない。

峠の反対側へ回ってみた。

即座にあきらめる。

だってこんな感じでしっかり雪が残ってるんだもんw

軽量で幅広タイヤなグロムやモンキーあたりでブロックタイヤを履かせれば楽しそうな状況だなあ。

仕方なしに戻って別の枝道に入ってんみた。

雪崩と共に斜面が崩落してた。
超マイナーな道なのでこのまま廃道化するんじゃないかな・・・せっかくのショートカットルートなのに・・・

ぐるっと回って別の峠を目指してみた。

途中にある廃校で一休み。

民家を過ぎて、簡易水道の浄水場までしか除雪してなかった。

ここも雪崩で封鎖されてる。

とにかく今年はこんな状況で神奈川の山沿いは例年に無く雪の影響をかなり受けている模様。
大好きなお散歩ツーリングコースが壊滅的なので、新たなコースを見つけ出さなければならない。
いじけてダム湖めぐりでもするか?
いやいや、雪崩探しツーリングも悪くないと思えるようになった。w


フォークオイル漏れ

2014年03月16日 | YBR125整備

昨日発覚したYBRのフォークオイル漏れ。
以前、フォークオイル漏れ応急処置方法(←リンク)でオイル漏れを止めてたんだけど、また漏れだした。
かれこれ3回も行ってたので、そろそろ本格的にオイルシールを交換しなきゃならない。

でも面倒くさいw(*´∀`*)

そこで本当に最後の悪あがきで、もう一度サンドペーパーでシールの密閉用リップの表面を均してみた。

もう手馴れてるから15分程度で施術完了。(やり方は上記ページを参照されたし)
今回は最後とあって、思いっきりしっかり磨いてみた。
・800番で10周→1000番で5周→1500番で5周
これで漏れが止まればいいな。

ついでにオイルシール交換となった時のために下調べをしておいた。
まず、フォークボトムのボルトの確認。

M10の六角穴付き(CAP)ボルトが使用されてる。
できれば組まれてるM10のシールワッシャー(銅製)も用意したいところだ。
ブレーキキャリパのバンジョーボルトに使われる銅ワッシャーなら入手が楽だろう。

六角レンチ(ヘキサレンチ・アーレンキー)は8mm幅でOKだけど、ここはソケットレンチ用を使いたいところ。

このタイプでは力をかけにくいので回らないどころかナメるだろう。

レンチの必要長を調査しておこう。

長さ45mm以上でないと奥まで届かずになめてしまうのだ。
また、この画像のように先端がボールヘッドになってる物は首が折れてしまう可能性があるので、ストレートタイプ
を用意しないといけない。 フォークの分解って色々難しいのだ。w

ついでに買い置きしておいたYBR用フォークオイルシールの寸法も確認してみた。

純正品では無いけれどYBRに適合し、うまい具合に寸法の刻印もあったぞ。
・内径30mm、外径40.5mm、厚さ10.5mm ダブルリップ(リング付き)摺動用オイルシール
この寸法がJIS標準規格であればいいんだが・・・面倒なので調べてない。
たぶんヤマハ国産バイクのいずれかで採用されたはずだから後で車種を探そう。
欲しかった情報が手に入ったので、さっさと組み立てて試走に出かけた。
道志みちの脇道林道に入ってみると意外にもかなり奥まで除雪が行き届いてたよ。

人家や蕎麦屋があるので、そこまで除雪したんだろう。

ところが蕎麦屋からキャンプ場へ抜ける道は除雪されてなかった。

キャンプ場は別のルートで行けるため、マイナールートはそのまま放置ってわけだな。w

約60km走って帰宅した後、問題のオイル漏れ箇所を観察する。

まったく漏れていない。
どうやら最後の悪あがきが効いたみたいだよ。

オイル漏れも直り、温かい日差しの中で残雪ツーリングもできたし、いい休日だった。


宮ヶ瀬の残雪

2014年03月15日 | YBR125ツーリング

先週につづき、飽きもせずに宮ヶ瀬湖方面へ。
前日は温かい雨が降ったので少し雪が溶けてるだろうと・・・

荒井林道は途中で雪がかなり残ってて引き返す。

この時、丁度都内から来た四輪が2台通ろうとしてたので身振りで制止したが、先頭が無視してそのまま
突入し、速攻でスタックしてた。
偶然にも反対側から1台四輪が来たので、もしかしたらこの先は雪が溶けてるのかと期待してたら、その
ドライバーさんが声をかけてきた。
なんと1ヶ月も荒井林道で車を放置せざるを得なかったらしく、今日やっとスコップで除雪しながら
自力でここまでたどり着いたとのこと。
先にいくつも雪崩跡があるらしい。
市の土木課などは除雪予算を使い切ったらしく、この林道は自然に溶けるまで放置らしいよ。
さっさとUターンして正解だった。

次に反対側ルートから早戸川林道の様子を見に行った。
管理釣場を過ぎてしばらく進むと雪崩で通行不可能。

ここもたぶん放置になるだろう。

山の方は生活道路を抜かしてまだまだこんな状態だ。
秩父や長野、山梨などはもっと凄いだろうからGWごろまで林道散策はきついと思う。

帰宅途中、右フロントフォークがオイル漏れし出してるのを発見。
サンドペーパー式延命法もそろそろ限界に来たらしい・・・もう一度やって見ながら次回漏れたら本格的に
オイルシール交換をせねばならない。
一応シールの買い置きはあるけれど、ちょっと国産品で試してみたいので後日発注しておこう。
はたして予想した車種のオイルシールが流用可能かどうか・・・?


復活のYBR

2014年03月09日 | YBR125ツーリング

凍結路面による転倒で怪我したYBR号の治療を午前中にしたよ。
約3時間でほぼ元に戻った。

エンジンガードのキズはサンドペーパー+塗装で誤魔化す。
歪んだり曲がった部品は曲げ直しや組み直しで解決。
割れたウィンドスクリーンは買い置きしてた新品に交換。

ぱっと見て前日に壊れてたと思えない仕上がりに満足した。
エンジンガードの歪みは取付部分のみだったため、昨日のうちに足で押して修正しておいたから、いったん
外してキズ隠しをするだけ済んだ。
つや消しブラック塗装は修正が楽でいいな。
フロントフォークの組付けよじれや曲がりが起きてなかったのは不幸中の幸いで、衝突事故さえ起こさな
ければエンジンガード効果はかなり有効だと思う。

午後からよせばいいのにまた道志みちまで出かけてみた。
例の場所の凍結は無くなってて、記念撮影が出来なくて残念だった。w

散歩コースのマイナー林道の様子を見に行ったけれど、入り口は相変わらず雪捨場状態で通行止め。

こりゃ、あとひと月くらいは通れそうもないな。

あまり深入りしすぎるとまた転倒するからUターンして引き返したよ。
気温がまだ冬並だけど、ふれあいの館の駐輪場はバイクでいっぱいだった。
皆、ここ一ヶ月我慢してたんだろうねw

今年は桜が咲く時期に残雪がまだありそうで、いい写真が撮れるかもしれない。


エンジンガード効果

2014年03月08日 | YB&YBR関係雑記

[壁]ω・`)チラ

[壁]彡サッ

[壁]ω・。)チラ

恥ずかしながらYBRで初めて走行転倒しちゃったw\(^o^)/

最初に書くけどケガは太ももの軽い打撲だけで他はありません。
600円程度の中華ニーシンガードが守ってくれた。(スゲー得した気分w

道志みちの小さなワインディングがつづく区間で、残雪が溶け出して濡れてる路面が1箇所だけ凍結して
たのだ。
日陰なので予想すべきだったけれど油断してたよ。
あまり速度を出してなかったけれど、フロントからステーンと転んだので姿勢制御をする余裕もなかったw

エンジンガードはこの通り。

これがあったおかげでスネや足首が守られて助かったよ。
固定ステップもちょっと曲がったけれど、おかげで足首をはさまれずに済んだ。

一番目立つ破損はウィンドスクリーン。

でもこのスクリーンとKG用のライトガードのおかげでメーターは小キズ程度で済んだ。
YBRの場合、守る物がなにも無いと確実にメーターが破損して大出費になる。

お約束のハンドル関係。

ブレーキレバーの先端がちょっと削れただけで曲がりは全くなし。
バーエンドも小キズ程度で済んだ。

エンジンガードは足で前方へグイっと押したら元の位置に戻ったので、中華製の頼りなさそうな固定部の
剛性がうまく力を逃してくれた様である。w(すばらしい
メーターカバーやライトガードのキズはサンドペーパーで修正すればいい。
中華ウィンドスクリーンは二枚購入してたから付け替えれば済む。
ブレーキレバーとバーエンドはサンドペーパーで適当に修正してブラック塗料でも塗っておくか。
ステップ(フートレスト)の曲がりはゴムを抜いて単管の足場鉄管でも差し込んで曲げ直せば済む。
道具の準備をすれば3時間程度で修理できるだろうな。
今朝、取り替えたばかりのリアウィンカーに関しては無傷で済んだので、たった15mmとは言え短くさせた
甲斐があった。

とりあえず新たな出費もなさそうで、中華エンジンガードさまさまだったよ。
なにより大怪我にならなくて本当によかった。

帰りがけに転倒場所を通ったら赤い原二スクーターさんが止まっていた。
彼も同じ罠にはまったらしく、大型スクリーンがパックリ割れてたけれど、大した怪我も無さそうでなにより。

関東地方の山沿いはまだまだ路肩に残雪があるので油断大敵だ。


ウィンカー改

2014年03月08日 | YBR125改造

昨年の8月頃にウィンカーのネタを書いた記憶がある。
ウィンカーのページで紹介したように前用と後用は長さが約15mm程度違うのだ。
YBR125の後ウインカーは純正状態で妙に飛び出してる感じで、狭い駐輪場で足を引っ掛けたりバイク
カバーを外す時に絡まったり、ヘルメットホルダーの位置の関係で内装に干渉したりで、少し不満があった。
元々は海外の発売国の法的基準に合わせて作られてるので仕方がない。

やっとやる気が起きたので、入手してた前用ウインカーを後ろに付ける改造をしてみたよ。
前後でたった15mm程度の違いだからあまり変わらないと思うけれど、この手の変更は付け替えてみな
いと雰囲気が分からないので実行。

左右サイドカバーとシートを外し、テールカウル付近を観察するとウインカーの配線が見える。

左右独立のギボシ端子方式なので簡単な作業になりそう。
付け替え後の配線の左右色関係は逆になるが問題ない。
ただし前後で配線の長さが違うから接続場所に届くかどうかが心配だった。

ウインカー自体はハメコミ構造なので、裏の抜けどめ固定板を外してこじれば抜けるし取付も逆順で
行えばいい。
結果、問題無く配線も長さが足りて接続する事ができたよ。

さて、重要な事柄にウインカーが日本国内の法的規定に適合するかどうかがある。
色々調べた結果を要約すると

・テールランプ(尾灯)より外側に設置する事。
・左右ウインカー(方向指示器)間の距離は15cm以上でなければならない。

実際に交換後の距離を測ってみた。

32cmあるので合格。

取り換えてみた印象は「普通」で他車種バイク並のイメージになった。

ぱっと見て純正とさほど変わらないけれど、真後ろや斜めから見た印象は今まで出っ張っていたウインカー
が国産他車と似たような感じの「普通」な印象になって気に入ったよ。
ホルダーに付けたヘルメットとの干渉やバイクカバーの引っかかりも減り、機能的にも満足だ。
内側へ寄ったので、もしかしたら転倒時のキズや破損も少なくなるかも?
外した純正後ウインカーは保存しておけば、補修用に分解・組み直しで前後共に使用できる。

特に車体の性能が上がるわけでもなく、単なる自己満足な改造ではあった。w


H4化カップラ配線

2014年03月02日 | YBR電装系

雨でつぶれた休日にネタをひとつ。

YBR125のヘッドライトを明るくしたいとH4バルブ仕様に改造する時に、カップラも含めてどう改造するか
悩む人が多いと思う。
日本の小・中・高校の理科や物理の授業で電気に関する内容をちゃんと理解してれば簡単だけど、忘れた
りしてるのがほとんどだろう。
そこで、市販の配線キットを流用してYBRに合った配線にする方法を紹介しよう。
小難しい回路図とか割愛して実例だけを書いてみるよ。

まず、入手できたのはこれ。

KITACOの商品コード:800-0600900 ヘッドライトソケット ホンダ用H-4バルブ対応。
これがよく店で見かけて入手しやすくて、しかも配線やらカップラまですべて揃ってるし安い。
だがしかし、ホンダ用なのでヤマハの配線とつじつまが合わない。
そこで端子の位置を入れ替えてヤマハ用に改造すればいいわけだ。

☆もしも入手できるならKITACO商品コード:800-0600910
ヘッドライトソケット ヤマハ 用
H-4バルブ対応 が無改造・ポン付けで
使用可能。(読者情報から)


オス側のカップラを覗きこむとこんな感じに端子が見える。

端子には抜け止めロック用の爪があるので、精密ドライバーなどで下に押し下げながら配線を抜く。

もしも純正のライトレンズのバルブ爪受けを削ってH4化改造する時は、抜いた配線を前もって防水ゴム
キャップに通しておくと良い。

社外品のレンズキットの場合は各自工夫する。

ロック用爪を上にして配線の順番をこの画像に合わせればYBRに適合する。

抜いた端子の爪が寝てしまってロックがかかりにくいなら、爪をカッターの歯で少し起こして上げればいい。
H4カップラのメス側(バルブ側)との位置関係をこれにすれば、社外品のライトでも自作配線でもOKだ。
これでYBRのメインハーネスから来たカップラと上手く繋げることができる。

問題はメインハーネスやスイッチボックスの配線がけっこう細い事で、調子に乗って大電力バルブを使う
とたぶん配線が焦げるだろう。
強化配線改造でもしない限り、55/60Wが本当に上限ギリギリだと思った方がいい。
配線が無改造ならば45/45Wにとどめたいところだ。

俺の経験からすると確かにH4 55/60W化すると明るくなるけれど純正レンズではマツシマの35/35W
H4BSハロゲンとさほど変わらない印象であった。
ライト改造後の明るさ比較
やはりレンズ自体を変えて配光を改善しないかぎり、明るく見やすくなると思えない。
YBR125のヘッドライト配光を改善する
どうせやるならレンズも含めていっきに変えたほうがいいと思う。
また、H4化が極めて楽なGN125のレンズが流用可能であるが、残念ながら配光に関しての記述を
書いたブログが皆無なので、どなたか人柱になって公開していただければいいかな。
まあ、GN純正のライトとバルブでも特に配光に関して気になるという話は出て無いから、たぶん大丈夫
なんだろう。

YBRのオーナー達の中で社外品の180Φレンズを使った例はいくつか見られるので、値段も考りょすると
それでもいいと思うし、配光の評判も悪くなかったと記憶している。