YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

開設10周年

2022年09月27日 | 雑記

 今日は我がブログを開設してから10周年を迎えた日です。
大きな事故や怪我や病気も無く、今日まで無事に過ごす事ができました。

 今はYB125SPの特別限定色を運用中。

ここは開設当時に使った写真と同じ場所。

 10年前はこんな感じの風景だった。

開設当時のリンク→開設
背景の森が全然違う。w

 撮影当時はこんな道。

まだ斜面は下草の伐採などの管理がされていた。

この道は神奈川県道515線。
奥にはバリケードがあって当時も今も廃道になっている。
大量刺殺事件で有名になった津久井やまゆり学園の近所で
千木良(ちぎら)という地域である。
実は廃道になる前の昔、バイクに乗り始めたころに通り抜
けて行った経験があり、えらく細くて断崖の脇を走った思
い出があるのだ。

 10年の歳月で景色はこんなにも変わった。

今ではジャングルだ。w

こうして10年もの年月を目の当たりにすると感銘深いものがある。
最初はYBR125の日常をメモがわりにダラダラ適当に書くつもりが、
いつの間にか膨大な資料と化してカテゴリーも増えてしまった。
しかしダラダラと画像と簡単な箇条書きに徹したおかげで長続き
できたようなものだ。

偶然にも今日は身勝手な青年による銃弾に倒れて死去された安部元
首相の国葬の日。
複雑な気持ちの記念日になってしまった・・・

さて、最近はYB号の人気ネタである改造や大型整備はご無沙汰で、安
定期に入っているために目立つような話題は書けない。
YBRからYBに乗り換えて早や6年も過ぎているけれど、特に故障は起き
ずに長もちしそうだ。
たぶん俺自身の体の方が先にガタが来るだろう。w
 次の20周年目を無事に迎えられるか否かは不明なご時世なので、皆様
もご無事とご自愛ください。

以上、記念すべき?ブログ開設10周年の報告でした。


富士山五合目ツーリング

2022年09月19日 | YB125SPツーリング

 敬老に日を含む3連休は台風14号の影響で遠出ができな
かった人が多いだろう。

 まだ台風の影響が出ていない先週の16日金曜日の朝、御
殿場のライブカメラを見たら富士山に雲はほとんどかかってい
なかった。

よし!五合目までYB号で上りに行くぞ!
速攻で支度をして御殿場を目指して出発した。

 富士山スカイラインを上りはじめて自衛隊駐屯地や
演習場を過ぎてから気温が徐々に下がりはじめた。

21℃なんか久しぶりな快適気温。

 ところが水ヶ塚に着く頃には空が曇ってて肌寒い。

どう見ても富士ちゃんは雲の中。

 上り口まで行ってみる。

ここって標高1460mもあるんだ。
今のところYB号のエンジンは調子良く、キャブレターの
セッティングは正解みたいだ。

どんどん標高が上がるにつれて寒くなってきた。

標高1900mの七曲り駐車場に着く頃にはエンジンの吹け
具合が緩慢になってきて3速でもダルい。
ここで昔から考えてた事を実行する事にしたよ。

 エアーフィルターボックスの蓋を外す。


 二重構造のフィルターの表側にあるスポンジフィルター
をめくって外す。

これで下がった気圧とエアー量を補正して、混合比を少し
でも海抜に合わせられれば吹け上がりも改善するだろう。

 フィルターボックスのカバーを元に戻す。

蛇腹のペーパーフィルターのみの仕様になった。
ついでに持参した防寒着を着込んで出発した。

スポンジフィルターを外した効果はすぐに体感できた。
3速の吹け上がりが良くなって登坂常用域に戻った。 
トルクは少し下がったけれど快適に登れる。
標高2000mくらいからキャブレターのセッティングは
高地用に再調整するのが適切な感じだ。

 どんどん上って雲を抜けた。

空の色が青い!

 そして眼下に雲海が広がる。

すごい!
きれいだ!

 ついに五合目エリアまで上ってきたのだ。

このへんが森林限界でもある。

 富士山の頂上付近の建物も目視できる。

御殿場側から上る富士山スカイラインは天候さえ良ければ
125ccでも十分楽しめる登坂道だよ。

 人生で初めて富士山の五合目・標高2400mまで上がった瞬間だ。

YB号もよく頑張った!

 駐車場エリアを一周して下り始める。

下界の景色が見られない代わりに広がる雲海が
見れたのは幸運だ。
へたすると全部霧の中で何も見えない事もある。

 下る途中にある高鉢駐車場で休憩。

ここで買っておいたお弁当で昼食にした。
防寒着も一枚脱いで下界の気温に備える。
そして昼食後にエアフィルターのスポンジも元通りに装備
する。

帰りは帰宅ラッシュの渋滞があったくらいで快適な行程で
あった。

 今回の燃費は計算で約43.5km/L。

標高2400mまで上ってきての燃費ならまずまずである。

以上、3度目の富士山スカイライン走行でやっと五合目に
到達したツーリングでした。


ボックスを買い足した

2022年09月11日 | バイク一般

 先日バイク仲間から「~に寄ったらトップボックスの
セールをやってたよ」とお買い得情報をいただいた。
後日、実際に店に寄ってみたよ。

 ホムセンのコーナンにあったトップボックス。

約30Lと表示されているが、俺が愛用しているKAPPAの
30Lより少し大きい感じだ。

 これも表示は約30L。

このモデルは愛用中の30Lとほぼ同じ感じ。

で、実際にYB号からKAPPAの30Lボックスを外して店内で
展示品と比較をした。

結果、上の少し大きいサイズのモデルを税込み4,600円
購入できた。
余談だけどKAPPAの30Lは約10年前にNAPPSの年末セール
で当時5,500円で買った物なので今回は実にお買い得だ。w

 KAPPA・30Lと比較。





このように、コーナンオリジナルの方がKAPPA・30Lよりも
大きい。
視覚的には35~36Lくらいあるんじゃないかな?
箱の表示は購買決定部の表示ミスか判断できなくて「約」
と明記しての表示だったんだろう。
こんなもの、簡易的に水を底と蓋に波々入れてからこぼし
ながら測れば簡単に容積はわかる。
とにかくに2種類の大きさがあるのは明白だ。

 取扱説明書は親切。


 車体側に付けるベースはGIVIやKAPPAと同じ形状寸法。

左がコーナンオリジナルで右は買い置きしてあったGIVI
とKAPPA寸法互換のベースで似ている。

 コーナンオリジナルにちゃんと付くのがわかる。

これも店で確認してからの購入であった。w

 YB号のKAPPAのベースに加工せずにポン付け!!

つまりKAPPAと簡単に使い分けできるのだ。

 収納状態。

ヘルメットやグローブの他に余裕があるからレインウェア
を携行したり少しのお土産を入れながらツーリングを進め
そうだ。

 野外自炊セットをフルに入れてみた。

今までの30Lでは運べなかった物も積める。

 車体全体で見たシルエット。

コーナンオリジナル(35L?)でも大きな出っ張りには
ならない。

 KAPPA・30Lとあまり変わらない程度である。

車体の前方にベースを取り付けた効果もあるだろう。
リンク トップボックスの取付改善

さて、忘れてはならないのが軽四号アルトの狭い荷室に
収納できるかどうか?

 できたよ♪

これでアルトが今まで通りにボックス倉庫としても活躍する。

以上、トップボックスを買い足したお話でした。


接触不良を直す

2022年09月01日 | YB125SP整備

 うわ~、もう9月になってしまったよ!
先日、ふじてんリゾートで行われたバイク用品店のイベ
ントの行き帰りに起きたYB号の不具合。

右スイッチボックスのライトスイッチを操作するとエン
ジンが止まってしまう現象が数回起きた。

 実は俺のYB号は電装改造してあって、ライトスイッチと
キルスイッチがエンジン点火用CDIと連動させているのだ。

だから切替スイッチ操作してエンジンが止まるなら、矢印
の接点が接触不良を起こしていると判断できる。
出先だったので「何度も入り切り操作」して接触回復
促して無事に帰宅できたのだ。
原因は分かっているので後日接点掃除を試みる。

 スイッチボックスの中が見えるまで分解。

ライトスイッチ機構の接点部にパーツクリーナーを噴いて
はカチャカチャと入り切り操作の繰り返しを2回ほどやる。

 そして接点部分を綿棒で擦る。

これで銅製の接点表面が綺麗になったはず。

頻繁に乗る車体ならスイッチ操作も多く行うために、接点
がこすれ合う自掃作用で接点不良は再発しにくくなるが、
長期放置の場合は銅接点の自然腐食で再発する可能性が
ある。

 電気接点用の接点復活剤を使う方法がある。


 パーツクリーナーで掃除した後、接点復活剤を少量噴く。

成分の中に潤滑保護剤が含まれていて、接点の腐食予防も
行うのだ。
ただし、この保護剤が一種の油脂なので埃を抱え込む原因
にもなるため、噴いたら綿棒で軽く余分な液体を拭き取る
と良い。
まあ、この接点復活剤は使わなくても再発したらパーツクリ
ーナー式を再度行えば済む話だ。

キルスイッチ装備の車体でもキルスイッチ操作で不具合が起
きたら、キルスイッチの接点を整備すれば良い。
また、メインスイッチ操作で接触不良が起きたらメインスイッ
チの接点を整備すれば解決するであろう。
リンク→メインスイッチの接点整備 

台風11号が迫ってきて天気は不安定になりそうだ。
せっかくエンジンストップを直しても遠出できそうにない。
もうブログネタが枯渇したよ。w