YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

社外品スプロケット

2017年05月25日 | YB&YBR関係雑記

小物タオバオ輸入品の中にあったYB/YBR系用の社外品スプロケットを
紹介してみるよ。

実は中国の社外品スプロケットを注文するのは始めてなのだ。
今までは「正品(正規品の意)」とかで売られてる物を買ってみた
ものの、ほぼ偽物で中にはひどい仕上がりコピー品があったから、
今回はお試しに中国独自ブランド物を「天天摩配」という名の店
から入手してみた。
ID番号 26802256563 15元
ID番号 21835231714 41元
総額56元(約1000円)

かなりちゃんとした削りだしの加工品みたい。
特にドライブスプロケットのコピー品は純正品から鋳型を取って
製造された物が多くて、型取り時のボケや精度低下がモロに結果
に出てて、真円になってなかったりネジ切りが汚かったりで、
安い分だけひどい物が多かったのだ。

これを見れば良くわかる。
買ったのはフロント15T、リア41Tだけど、この組み合わせで使う
予定はない。
・YB純正:F14T、R43T
・組み合わせ1:F15T、R43T
・組み合わせ2:F14T、R41T
太文字の部分で使いたい。
現在は純正模造品のF15Tを臨時で入れてるけれど、精度がよろしく無い
から、今回買った物に入れ替えておきたいのだ。
そして消耗したら、ほぼ新品の本物F14Tと買ったR41Tを組み合わせしたい。

後日、粗悪スプロケットから社外スプロケットに交換したところ、押し歩き
の時に発生していた「ガラガラ音」が「シャラシャラ音」に変わって、
静かになった。
精度って音に現れるんだね。

中国でも社外品の中には結構良い物を作るメーカーがある。
あまりに酷いと売れなくなるくらいは知っているんだろう。w
YB/YBR系用に何種類かの歯数の物があるので、消耗品の買い置き時にこうした
社外品も視野に入れてみるのも良いかな。
嘘つき粗悪コピー品よりは遥かにマシな物もあるにはあるのだ。


謎の三爪スパークプラグ

2017年05月21日 | バイク一般

タオバオを徘徊してると面白い形のスパークプラグを見かける。

電極の形がよく見かける形状と違って、色々あるのはなぜなのか?

日本でも一部のマニアたちがアメリカやチェコの変形プラグを
愛用しているらしい。

効果のほどは割愛するけど、どうやら接地極が混合気の燃焼方向
を邪魔しないようにしたり、電極の放熱っ観点で色々な形に
工夫して開発されたみたいだ。
SFJ株式会社 SplitFire スパークプラグ(販売終了)
Jam Session[ジャムセッション] | ブリスク

俺の持論では点火に必要な火花は大きくても小さくても着火しちゃ
えば結果は同じ。例えば床にガソリンが落ちてたとして、着火
するのにマッチだろうがタバコの火だろうがC4爆弾だろうが壁の電気スイッチ
の接点が出す火花だろうが静電気放電だろうが、どれかが点火源になると
火事になるって感じ。
で、燃え広がり方は別要因と思ってる。
だから変な形状のプラグは火花を大きくするためじゃなくて、
火球の膨張形状や速度を制御するためなんじゃないか?って
想像したけれど、素人なので定かでない。

暇なので「摩托车火花塞」モーターサイクルスパークプラグ)って
単語でタオバオ検索して、さらに「摩托车三爪火花塞」の中から
謎の3爪型スパークプラグを選んで買ってみたよ。
LOWEN社の型番「A7TC」がYB/YBR系に適合するCR~HSA(NGK型式)
相当のサイズだ。 ID=539400959242

2.5元(約50円)と安いのでついつい5本も買ってしまったのだ。w
ダメで元々、ネタ用品と思って購入。
同時に3本の爪に火花が飛ぶと思うでしょ?
雷と同じアーク放電だから、その時に飛びやすい好きな場所で飛ぶため、
失火対策として複数の経路を設けておくためかもしれない。

NGK標準プラグと比較。見た目は3爪の方が強そうじゃないか?w

早速YB125SPに装着。

締め付けトルクは「初回1/8回転」が限度な感触。
NGK標準の「初回1/2回転」では明らかに締めすぎになる事が
判明した。

密閉ワッシャーの形状や材質の違いで、NGK値に従うと間違いなく
ネジ山を壊してエンジンヘッド重大損傷になると思うよ。

さて、走り回ってきた感想は・・・

・始動時の初爆が早くなった。(キュルルボンからキュボン)

・全体的にトルクが太くなった。
・緩慢だった5000回転からの上昇が改善されて吹け上がりが良い。
・加速時のスロットル開度が少なくて済むようになった


純正NGKプラグと4回付け替えて比較したので、この感触は
思い違いでは無いと信じたい
慣れた上り坂で1速落とさず上がれるのも体験し、プラグ1本だけで
こんなに印象が変わるのかと、ビックリしたよ。

スプリットファイアの説明が正しければ、シリンダー内の燃焼の
ムラが均一になって、パワーアップになったのかな。

実際の燃焼を視覚的に見たわけでないので、想像の域だけどね。
良いことづくめと思いたいけれど、たったひとつ残された疑問。

耐久性は大丈夫か?安定しているのか?

と言うのは、5本買ったうちの1本が不良だったのだ。w

打痕が無いのに曲がってると言うことは、製造時に曲がり不良
部品が混入し、しかもそれを気づかずに組み立て、最後に
品質検査や梱包時もすり抜けて遠路はるばる日本に届いてきた
という事実。

怖いでしょ?(^_^;)ねえ、怖いでしょ?

さらに・・・

LOWEN社では無く、別会社LUSHIMAN社の赤い普通型プラグ
では、購入者投稿でスクーターにつけて50米(50メーター)走った
ら突然止まって破損してたと言う報告もある。
(このメーカーは製造機械や品質管理があまり良くないのかな?)
と言うわけで、

心配な人は品質安心なブランド・NGKやDENSO
などを使いましょう!(^o^)


とりあえず乗ってて楽しい感じだから致命的な故障を覚悟のうえで、
このままLOWEN3爪スパークプラグでもう少し楽しむ事にしたよ。
壊れたら壊れたでネタになるしね~。

その後、燃費に変化が起きたので追記。
普段は平均でいいとこ43km/lな感じなのが、今回燃費を計ったら
45.6km/lになった。
けっこう回したり引っ張ったりしての結果なので少し驚いている。

二回目の燃費も45.2km/lを記録して、約2kmの燃費改善になった。
10LタンクのYBだと約20kmも進めるわけで少しの改善とは言え、
バカにできない数字だと思う。


駄目なバックミラー

2017年05月20日 | YB&YBR関係雑記

色々な小物を注文してたのが中国から届いた。

箱の一部に破損あり。
中国国内の物流か、あるいは日本国内のS急便なのか定かでは
ないけれど、どこかで投げたかぶつけたか?w
中身は無事だったのでヨシとしよう。

買った品々の中にバックミラーがある。
YB125SPの純正バックミラーは縦に広い面が内側になるデザイン
だからか、どうも後方が見え辛いと思うんだ。
車線変更時などで見たい斜め後ろが狭いのが前から気になってたので、
外側が広いデザインのミラーを見つけて注文しておいたのだ。

実際に届いた物は・・・えっと、YB125SP純正と同じデザイン
じゃありませんか!?(泣)ID:532971318846
しかも1本売りだと思いこんで個数2で注文したら、実は2本
一組だったというオチ。
おかげで4本も届いてしまった。
一組16.83元(約300円)なので気にしたら負けかな?w

若干大きいけれど・・・

見え方が違う。
純正は視野が広く見える凸面鏡に対して届いた物は平面鏡。
この時点でイヤな予感が増してきたよ。

ついでにヤマハ仕様の右側逆ネジ(左ネジ)との辻つま合わせの
ためのアダプターも購入。ID=548748838188

やっすいユニクロメッキだけど機能的には問題なさそう。
一組で約260円にしては上出来かも。

さて、YB125SPのバックミラー固定部の構造を理解してよう。

ネジ方向アダプターを介してちょっと複雑な回転方向で固定されて
いるので、緩める時には方向に注意しなけばならない。
この構造を採用した経緯は、正面や後ろからミラーに大きな力が
加わっても「緩む」事で怪我や事故や破損を減らすためらしい。

とりあえず購入ミラーを付けてみた。

見ての通り、遠くの木が近くに見える。
YBの凸面鏡だと広く見える代わりに遠くの物はより遠くに見える
んだから、「赤灯を回して近づくだれか」を早期発見するには平面鏡
の方が有利かも?って前向きに考えて走行してみたら・・・

そんな事より振動によるブレがあまりにひどい。
しかも迫りくる後方車がより大きく見えて、怖いのなんのってw

駄目だこりゃ。(-_-#)

タナックスのナポレオンミラーでも買った方が良かったと心底思う。

こんな感じで色々ネタが豊富な小物の数々で、しばらく記事が書けるよ。
つづく


殺虫ラケット(電撃追記あり)

2017年05月11日 | 雑記

蚊や羽虫が湧く季節到来。

近所のホムセンで、こんなもんを買ってみた。

殺虫ラケットのようなもの。w
電池で働き、狙った獲物に向けてブンッ!と振れば、網の目間の
高電圧で電撃殺虫するらしい。
注:世間がよく使う「高圧電流」って表現はあきらかに間違いだから
「高電圧」と表現。(´ε` )

部屋の中で殺虫スプレーやパーツクリーナーを噴射したくないのだ。
後日戦果を追記するつもりw

追記:「殺ったどー!」
キッチンに入り込んだ蚊をついに電撃したよ!

殺虫剤を使いたくない部屋に便利だ。
蚊を見つけた瞬間、ウキウキと別部屋へ電撃ラケットを取りに行く
姿に家族は呆れ顔。w


フェンダー裏の防錆塗装

2017年05月08日 | YB125SP整備

隠し持ってるネタを放出。
YB125SPのフェンダーは表面がクロムメッキで磨き甲斐がある反面、
裏側は錆びやすいよね。
裏側なんか目立たないのでメッキ処理は最低限なのか、飛び石や
融雪剤の攻撃にさらされると、いつの間にかサビが発生している。

去年から二回に分けて前後のフェンダー裏を防錆塗装しておいたのだ。

特にリアフェンダーは面倒だけど、付いてる部品を全部外す。

ほんと、裏側の目立たない場所はサビに弱い。

スチールウールやタワシ、真ちゅうブラシでサビを落としてから、
塗装部以外をマスキング。

太陽系で一番塗装が嫌いな俺でさえ、こんな手間をかけるのだ。w

下地はプラサフの代わりに防錆能力が優れてるジンク塗料スプレー
を塗った。まあ余り物なので使っただけだ。w

面倒なので一層のみ。
次にシルバー塗装。

これも単に軽四の補修用が余ってたので使ったのだ。
乾いたところで車体に戻して完了。

中国ホンダのCGL125なんかメッキフェンダー裏に防錆処理を
きちんと行ってある。
中国ヤマハは最低限で済ませている。

ひと手間かけることで何年か後にサビで悩む事が少なくなる。
融雪剤を多く使う地方や海沿いをよく走る機体には、こうした
手間を早めにかけておくと、後々悩まなくて済むだろう。
サビても死にやしないけど、まあ綺麗なほうが普段の掃除の
しがいもあるわな。
メッキ部品を多用してる車体の悩みどころだなあ。


新緑ツーリング

2017年05月05日 | YB125SPツーリング

新緑が眩しい季節になったので、山奥まで行ってみた。

八重桜もぎりぎり咲いてるけど、新緑の方がきれい。
鯉のぼりの川渡しがあちこちで流行ってるおかげで、その手のご当地は渋滞だった
から逃げるようにマイナーなルートを選択。

途中、短いダート林道にも入ってみた。

YBってノーマルタイヤでもこの程度の道ならトコトコ不安なく走れる。
気分転換にこうしたフラットダートな林道を気軽に通れるのだ。

帰りにいつも休憩している公園に寄ろうとしたら、ダムサイトに入る車の列で
入れなかった。
仕方なしに、ダム湖からの帰路途中にあるお寺さんの境内で休憩。

ここは展望も良くてベンチまで並んでいるので、休憩場所に都合が良い。
すごくわかりにくい場所だからか、地元の方々くらいしか来ない静かなお寺さん
なのだ。

ウインドスクリーンの調子も上々で、苦労して付けた甲斐があったよ。


やっと付いたウインドスクリーン

2017年05月03日 | YB125SP改造

昨年秋に臨時で付けたメーターバイザーでひと冬越してみた感想。
「やっぱり首周りに風が集中して寒かった」
てなわけで、ここ最近コツコツと取り付け金具を製作して、YBRで
愛用していたウインドスクリーンをYB125SPに付ける事に
成功したよ。

なかなか良い感じ。

YBRの時はスクリーン付属の金具を使い、高ナットやG型ライト
ガードと組み合わせて付けていた。

結局YB125SPのライト関係の寸法はYBRのそれと違ったので、
ポン付けできずにいたのだ。

幅が狭いなら広くすれば付くんじゃないか?

ホムセンでよく見かける金具を入手して・・・

万力、ハンマー、平タガネ、ドリル、金ノコ、ヤスリ、
モンキーレンチを駆使して、人力でこんな固定具を製作。

傾き止めまで計算して苦労しながらこしらえた。

だがしかし、どうやってもスクリーン付属の固定金具では
丁度よい位置に収まらない。

またまた金具を調達してきて加工。

切った、穴開けたの繰り返し。

こんなイメージで製作。

最初からL字金具を買えばよかったな。

万力とモンキーレンチで微妙な形に曲げる。

スクリーンへ何度も付け外ししながら角度を微調整した。

仕上がりイメージ。
仮に当てながら穴を追加してどうにか固定してみた。

これならいいんじゃない?

かっこいいかな?

ところが・・・

試走したら振動は多いわ、ライトの光が回り込んでスクリーンに
反射してトンネル内で眩しいわで、お話にならなかったよ。(´・ω・`)

しばらく枕を濡らして泣く日々が続いたが、気を取り直して
もう一度ライト関係を観察してみた。

ライトケースとライトステーを固定するための機構に注目。
これをうまく使えば・・・

固定部を外して内側からM8×25mmのキャプボルトを締め込む。

こんな構成で固定すればいいんじゃない?

スクリーン金具に追加でM8用の穴を開けておいた。

第二弾の固定方法。

高ナットを押さえながら締め込んで固定してみた。

しっかり締め込めば、風による傾きも起きないだろう。
最初に付属していたスクリーン金具は面積が小さかったので、
この方法では風に押されてスクリーンが傾いたけれど、今回は
板の面積が広くて摩擦抵抗が増したから大丈夫。

この位置なら光が回り込む事は無い。

ヘッドライトとの隙間もいい感じ。

YBRの時も使ったゴムパッキンによる緩衝材のおかげ、長年
使ってるこのスクリーンの穴は未だ割れる事が無いのだ。

全国どこでも手に入りやすい水道用・水栓ゴムパッキン・直径20mm
(呼び20水栓用)5個入りパック。

スクリーン付属のビスじゃ長さが足りなくなるので、トラスビス
M5×15mmも4個用意すると良い。

今度は振動も少なくなり、光の回り込み反射も無くなった。
往復150kmくらい走ってきたら、臨時のメーターバイザーに比べて
首周りの風当たりが無くなり、ずいぶん快適になったよ。

後日、自作スクリーン金具の使わない部分などを切ったり削って整形
して見栄えを良くしておいた。


以上、汎用の安いウインドスクリーンを加工してポン付けした
お話でした。