YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

道の駅たばやまツーリング

2015年05月31日 | YBR125ツーリング

松姫トンネル、道の駅こすげ と最近は山梨ネタが起きていたけど、ちょっと先の
道の駅たばやま(丹波山)まで足を伸ばしてみた。

お昼ちかくに到着すると駐輪場はバイクでいっぱい。

約30台ものモタードのグループが来てた。
周辺にはクネクネ道も多いのでモタード系に人気があるのだろうか?

めずらしく昼食は食堂で食べたよ。

豚トロ角煮丼。うまかったけどハラペコにはちょっと量が足りないかな?w

周辺の脇道を下見しつつ、小菅まで戻る途中に謎の林道を発見。

全線こんな感じのフラットダートでオンロード車でも走れる感じだったよ。
林道ケアラシ線という名が付いていた。

どうもこの界隈は脇道・枝道が豊富で、かなり探し甲斐がありそう。
うまくつなげれば一日中走れそうな地域なので、またいつか訪れよう。

サスペンションチューニングが終わって特にやる事も無く、しばらくはプチツーリングと
“YBR維持り”になる。
そろそろメッシュシートカバーの出番かな?


リアサスにシュッ!

2015年05月24日 | YBR125整備

フロントフォーク内にスラストベアリングを仕込んで遊んでたわけだが、
ちょっと気になる宿題があった。
前側のショック吸収が改善されたのをきっかけに、リアサスの動きが気になりだした。

ギャップ通過時に後ろが少しゴツンと突き上げる感触が残る

コイルスプリングの動きを確認してみた。

手で回してみるとちょっと固い。
フロント同様にスプリングの座面に細工できないか調べたところ、先人たちが実践して
いる。
スプリング座面にスラストニードルベアリングを入れる手法だ。
上下にベアリングシートを挟むコロ状のベアリングなんだけど・・・

規格寸法を調べたら使えそうなサイズはあったが・・・ダメだ。
スプリングのズレ止めとベアリング厚の関係であまり良い構造で組めないのだ。
さらにフロントと違ってリアサスのアウタースプリング構造は開放だから普段の使い方
では雨水、ホコリ泥など汚れやサビに対抗する手段が無く、レースみたいなその場
限りの使い方では無いので長期的に安定しないと思った。

そんなわけで、この方法はやめる事にしたよ。

代わりにスプリングの座面に注油してみた。

偶然目にした手持ちのシリコーンオイルスプレーを、スプリングの切れ目からシュッ!と
吹いて回してみたら少し回転が軽くなったぞ。

この調子で下側も。

回転させてみると座面のスプリングシートが供回りするので、擦れそうな場所にシュッ!

さらに裏側もシュッ!

イニシャルアジャスターとの間も回転摺動する。

この結果、スプリングがゴリゴリからズルズルと軽く回転運動できる
ようになった。


社外品YSS社の例ではあるけど、純正リアサスも同じようにスプリング座面に注油
したら変化が起きるかもしれない。

さっそく試走してきた。
明らかにギャップ通過時にリアの突き上げが少なくなったぞ!
腰痛もちだからこの手の変化には敏感なのだw

ヘアピンカーブも安定感が増した。

車体全体が路面に吸い付く感じに旋回できて、この感覚は今までに無い上質な乗り心地。

乗り味がクルーザーっぽくなって疲れにくい印象になったと思う。
下道ツアラー的には大正解。

五光の里は田植えがほぼ完了。

この季節がいちばん穏やかで美しい。

帰路の途中、怪しい脇道を発見したので入ってみた。

かなり急坂だったけれど開けた場所に出たら、対岸に道志みち・青野原の橋が見える
くらいに絶景だったよ。
裏は地区の墓地なんだけどな!!

リアサスのベアリング追加はあきらめたけれど、潤滑スプレーをシュッ!と吹くだけで
改善された後ろの突き上げなので、これはお手軽整備の範囲内だと思う。
ただし純正サスでも効果があるかは定かで無い。


フォーク内にベアリングを追加(追記あり)

2015年05月16日 | YBR125改造

【圧縮コイルばね(スプリング)は伸縮時に回転運動しようとする】

こんな特性を妨げないようなサスペンション改造があるらしくてネット上で色々調べて
みたら先人達が実行してたので興味が湧いてきたよ。

YBRのフロントフォーク内にもスプリングがあるよね。

赤丸の平ワッシャー(スプリングシート)がフォークスプリングやカラーパイプの間にあって
他のバイクも似たり寄ったりの構造になってる。
ここにベアリングを入れるとスプリングの伸縮動作の回転が円滑になってフォークの動き
が滑らかになるとの事。

いつもの様に簡単説明、画像多めで27枚! 長文覚悟せよ~

とにかく車体の調査。
フォークの内径を測るためにフォークトップを掴んでるアッパーブラケットの固定ボルトを
緩める。

これをやらないとフォークトップキャッブを回せない。

トップキャップはお馴染み対辺14mmの高ナットで緩める。

外すとカラーパイプが見えるので抜く。

外径24mmの17mmソケットは奥の段差にギリギリ入らないので内径24mmな感じ。

図面にあるワッシャーを針金で吊り上げて外径を測ると23.22mm。

内径と隙間はあったから外径23.0~23.8mmくらいのベアリングでも有ればいいん
だけど汎用規格の最小は24mmジャストだからダメ。
ベアリングってヤツは精度が高いのでピッタリでは入らない。
ニードルタイプの24mmスラストベアリングを使いたいんだけど、リテーナー(保持器)
の硬度と構造的に外径研磨加工は危険と判断してあきらめた。

GN125で実行した先人さんがボールベアリング型スラストベアリングで成功した例が
あった。
純正ワッシャーと追加購入ワッシャーで挑戦してみようと思い立ち、ホムセン加工用平
ワッシャー外径25mmを購入。

グラインダーで削って24mm以内に削り込めばイケるか?

旋盤でやれば正確な円運動で削れるが素人だからそんな設備は無い。
無い頭を絞って考えたのが固定冶具。

M10×30mmボルトとM10ナットでワッシャーを二枚重ねに固定して電動ドリルで
掴んで回転させる。

そして固定台で保持した電動グラインダーも使って削りこむ。

これなら円運動しながら削るので円形に近くなるだろう。

ベアリング使用時はワッシャーを保持しない構造なので少々精度が悪くてもいいし、
純正ワッシャーでさえ隙間があったので大丈夫と予想した。

荒削りして約23.5mmに。

さらに回転砥石の目を細かくして仕上げる。

これで左右フォーク分の二枚できたよ。

仕上がりは23.34mm。

これならフォーク内に入れられる。

数日経ってIHCモノタロウから注文してたNTN製のボール型・外径24mmスラスト
ベアリングが到着。

モノタロウブランド・大阪魂の物が少し安いんだけどNTNと同じくリテーナー外径は
公開されておらずGNさんの情報を元に寸法が確定しているNTNにした。

ボールレースの外径はやはり24mm。

いや、もしかしたら・・・入るか?

試しにフォーク内に入れてみた。

やっぱり途中で引っかかってスプリングまで到達できない。

リテーナー外径は23.3mm。

これなら純正ワッシャーと同様に入るだろう。

針金で吊って入れてみた。

ちゃんと純正ワッシャーまで落としこめた!

さらに追加工した市販ワッシャーを入れてみる。

これもベアリングまで落とし込めた。
隙間の具合を見ると外径23.5mmでも良かったかな。

ついでにこの構成で厚みを測っておいた。

約7.8mmなので純正ワッシャーの厚み1.5mmを引くと6.3mm分がスプリングに
プリロード(初期荷重)される計算である。

ボール直径は4.74mmで測定誤差があるから規格3/16インチ(4.7625mm)だ。


NTNの部品構成も測った。

8.91mmだけど図面上では9mmなので測定誤差範囲内。
この構成で使うならば7.5mmのプリロードになる計算だ。

他の方々はベアリングの厚み分だけカラーパイプをカットしたり新たにパイプを用意して
長さ合わせしてるけれど、元々YBR純正は若干フニャフニャ感があるのでパイプをその
まま使う事にしたよ。
YBRのカラーパイプ長は150mm・外径21.25mmだから気になる人は厚み分を切るか
22mm径くらいのパイプ(水道エンビパイプ等)で作っておくと良いだろう。
どうにかベアリングを放り込めたのでカラーパイプを戻し、トップキャップも締め込んで
アッパーブラケットのボルトも忘れずに締めて作業完了。

早速フロントブレーキをかけながら車体を前後に揺すってみると・・・

「え?すっごく滑らかに動くよ!ぬるぬる動くぞ!!」

こうなるとベアリング付属のボールレースも追加工して本来の構成を試してみたくなった
ので、25mmワッシャ研磨時に使ったボルト・ナットに装着してみた。
ボールレースはワッシャーよりも硬度が高いから削れるのか不安だったけど、いざやって
みると意外と削れるもんだ。
23.6m程度まで荒削りしてから細目で仕上げ。

23.5mm。

これならインナーチューブ内に落とし込める。

純正ワッシャーは必要無いから針金で吊り上げて取り除いた。


内側の穴径が大きいボールレースを針金で引っ掛けてそっと落としこんでみた。

みごとにスプリングまで到達。

ボール・リテーナーも入れる。

これは実証済。

残りの穴径小ボールレースも落としこむ。

はい成功!

カラーパイプを入れてみるとベアリング+ボールレース分の厚みだけ飛び出したけど
どうせ押しこむんだから問題ない。

トップキャップをねじ込む時にベアリング効果でスルスル回る感触がする。
キャップには気密用Oリングがあるのから軽く締めるだけで十分で、最後にアッパーブラ
ケットのフォーク固定ボルトを締めて完了。
これを左右共に行った。

【試走してきた】

・路面の細かい凹凸ショックがかなり減った。
・道路表示の白線の盛り上がりがほとんど感じないくらいの効果。
・フルブレーキング時のダイブ速度が速くなったので荷重移動がしっかりできて停車
 しやすい。

・ツギハギだらけの荒れた舗装路でも腕に感じるショックがすごく減った。
・カーブ途中の継ぎ目や排水溝のフタ通過時に跳ねなくなって安定するようになった。
・高速カーブでの不安定感、浮遊感が減ってフロントタイヤの吸い付きが増した。
・マンホール等の盛り上がりや凹みを通過する時に衝撃が柔らかくなってフワリと
 通れる。


・コンビニへの進入時に段差ショックが明らかに減った。
・伸びの反応速度がよくなったお陰なのか切り返しやコーナリングが上手になったと
 錯覚する。

・Uターンや8の字旋回がやりやすくなって旋回速度が上がった。
・ダート路面、玉砂利路面での衝撃がかなり減って悪路での直進安定性が増した。
・減速帯の凹凸がゴツゴツからフワリフワリへ変化した。
・総合的にギャップ通過のゴツゴツ感ははっきり減ったと感じ取れる。
・フロントの動きが良くなった分、リアサスの動きが感じ取りやすくなった。
・この調子で宝くじを買えば当たりそう。

スプリングがよく動くようになった証である。

しかも俺のYBRはフォークオイル油面を少し上げていて踏ん張りが増しているにもかか
わらずだ。
もしも実行するならNTN製にこだわらずモノタロウのブランド名・大阪魂のベアリングでも
使える。
実は読者さんが大阪魂品を試し買いしててボールリテーナー外径が23mmである事は
確認済なのだ。

約1,000円程度の出費でこんなに変わるとは思わなかったよ。
追加工の手間はあるけれど、乗り心地が高級車へ変わるなら苦労して加工する価値は
あるもんだ。
お試しなら下に無加工外径22mm平ワッシャー、中間にベアリング、上に純正ワッシャー
の構成で組んでみて、気に入ったら暇を見つけてボールレース研磨加工をすればいいと
思うよ。

こうなるとリアサスペンションもやってみたい気がしてきたぞ。
調べると四輪も含めてアウタースプリング式サスペンションのベアリング追加例があるん
だ。

河原のゴロタ石路面でさえベアリング効果を感じたくらいだから悪路走行も想定したGや
KGならもっと実感できると思うし、スクラブラー化したYB125SPでも有効な改造だと思うよ。
サスペンションの動きに不満がある他車種でもフォーク内径を測って一度やってみる価値
はあると感じた改造であった。

追記:
YBR125MEMOさんが無加工でニードルタイプのスラストベアリングを組み
込んだようです。
http://kogin.main.jp/ybr125/frontfork-bearing.html
この方が絶対に楽だよ。


色々買い物

2015年05月13日 | YB&YBR関係雑記

連休明けから頭が冴えて色んなアイデアが浮かんだから通販してみた。

IHCモノタロウで買い物~。

税込み3,240円以上の注文で送料無料になるという甘い話に乗って色々買ってしまった。
ユニコンカークリームなんか何年ぶりなんだろう・・・昔、セロー225に乗ってた頃かな。

ドレンボルト(マグネット付) ネジ径12mm×ピッチ1.5mm 443円也

ぷら~んw
記憶の隅にあるYBR用ドレンボルトのサイズに合うと思って買ってみた。
ホンダ4ストミニバイク用のマグネットボルトをYBRに付けてた人も居た記憶があるので
合うだろう。
17mmのレンチサイズだから純正と同じ扱いで交換できる。

ここしばらくタオバオ輸入ばかりだったけどモノタロウもなかなか良い品揃えで目が離せない。


謎の林道制覇

2015年05月06日 | YBR125ツーリング

連休最終日、いつものUターンラッシュでも観覧しようと上野原へ出向いてみたけど
中央道の流れはいたってスムーズ。

そのまま先を進み、小菅村へ進路を向けた。

鯉のぼりの渡しがずいぶん高いところにあったよ。

昨年秋に工事で通れなかった謎の林道へ入ってみる事にした。

この手の謎林道には目がないのだw

しばらく舗装がつづくがT字路に出たので左に行ってみる。

ちょっと進むとダートに変わった。

フラットで走りやすい。

この時点でいったいどこへ行くのかサッパリわからん。
結局山梨県道18号線に出た。

先ほどのT字路の右側が気になったからまた戻って右へ進んでみる。

やはりダートになった。

こっちもフラットダート。

距離は短いけれどかなりいい景色だ。

絶景。

小菅村の深い谷間が見下ろせる。

この時点でやっとフロントタイヤがDURO HF329だと思いだした。
オンオフ両刀のミシュランM62無き今、ちょっとしたダートならけっこうガンバル銘柄だと
感心したよ。

帰路の途中、中央道廃道転用裏道でバッタリと読者さんのCGL125と遭遇。

CGLも色々ネタが豊富で楽しい話に盛り上がった。
そのまま一緒に渋滞路を避ける秘密ルートを走り、みごと渋滞に巻き込まれずに帰宅。

結局今年のGWは遠出をせずに近場の日帰り散歩ツーリングだけで幕を閉じた。


赤いブレーキパッドの慣らし

2015年05月05日 | YBR125整備

前から気になってたYBR125用の社外ブレーキパッド。
実際に入手してたので使ってみたよ。

大力牌(タイリパイ DALI BRAKES AND LININGS)  箱は無駄に豪華

タオバオid=14192074753 ~06年式15元 07年式~18元

装着。

赤いパッドは3倍目立つ。

さて、効き具合は?
とにかく最初のアタリが出てないうちはちょっと怖いくらい効きが甘い。
ところが使いこんで行くうちに段々効きが増してきた。
この辺は普通のパッドと同じだな。
だがしかし、100km程度の走行距離じゃまだまだ慣らしが完了しない感じで減りが
遅いようだ。

約300km程度でようやく安定しだした感じ。
印象としては握りこみ初期の浅い時には効きがソフトでいきなりガツンと来ない。
雨の日や緊急急制動にはABSっぽく使えるかもw
握りを強くすると二次曲線的に効きが増してかなりいい。
社外品のXGP-270と対照的な効き具合という印象だった。
XGPは最初にガツンと来るけどその後は直線的に効く感じである。
好みの問題かもしれないけど、社外品としては合格圏内に入ってると思う。
クネクネ道の急坂下りを利用してフェード特性を確認してみたら、特に問題無く最後まで
効きは変わらなかった。

アタリの慣らしを終えて帰宅途中、河原で休憩してたら遠くでカワウも休憩してた。

望遠24倍(光学望遠のみ)手ブレ機能ONでどうにか写ったよ。
昨今のコンデジは使い方しだいで遊べるね。

大力の赤パッドは慣らしを十分に行えば使える印象だった。
まあ10元前後の模造パッドでも当たりを引けば効くんだけどなw


悪と戦う

2015年05月04日 | 雑記

先日、某所にて。

こんなのが突然真後ろにつかれたらどうしよう?

あなたならどっちがいい?

俺は両方イヤ(^_^;)

左なら思わずミラーを凝視して前方不注意で事故りそう。
右なら思わずスピードメーターを凝視して後悔w

みなさん連休中も普段も、急がず、慌てず、捕まらずで行きましょう!