YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

バーライザーとソフトグリップ

2017年10月28日 | YB125SP改造

朝起きたら曇り空だったので、急いで支度してハニトラな購入品
取り付けたよ。まさに朝飯前!

35mmアップのハンドルバーライザー。

ハンドルバーをそのまま少し上へ上げる便利な部品。

二種類の高さを購入してたので細かい調整ができる。
最初は高さを大きく変えて違いを明確にして、運転してて高すぎ
ると思ったら低い物に入れ替えて追い込む予定だ。

取付方法。

中にステム側固定用のボルトが隠れている構造。

高い方のバーライザーは28.5mm/22.2mm兼用なので、付属の
シムを挟んでハンドルバーを固定した。
社外品の28.5→22.2mmテーパーハンドルはシムを外せば使えるの
で便利な仕様だね。

これで社外ハンドルバーの高さが純正とほぼ同じ感じに収まった。

パッと見、特に変な感じに見えない仕上がり。

ついでに社外品ソフトグリップを装着。

非貫通構造だけどカッターで穴を設けて付けた。

長さが純正125mmよりも短い120mmだが、バーエンドや
ハンドガードと兼用すれば問題なし。
握った感じはソフトなのに硬いというTIMTIMのような感触。w
表面が鮫肌(梨地)なのでけっこう滑りにくく、太さも握りやすい
感じ。
国内入手できるグリップは2~3千円するので、たった200円程度
でこの品質ならばオマケ輸入しても損は無いと思うよ。

雨が降り出しそうな中、30分だけうろうろ試走してみた。
前に比べて腰の負担が軽減されたような気がするし、最小Uターン
が極めてやりやすくなったよ。
グリップの感触も良くてスロットル操作も行いやすい。

もっと色々な条件で長く走り込んでみないと分からない部分も
あるだろう。
来週末の天気に期待するしかないなぁ・・・

以上、雨が降っていない貴重な時間を使い、急いで施工したバーラ
イザーとハンドルグリップでした。


買い物沼に落ちる

2017年10月27日 | 雑記

毎週土日が雨模様でいいかげん頭の中にサビが出て来たよ。
で、用もないのに中華市場なんか散策した日にはいらんもん
まで欲しくなるという悪循環。

イエーイ!
数点注文してしまった。w
これで正月開けまでのネタは確保したので、あとは天気が回復す
るのを祈るばかり。

ある情報筋によると来月11日ごろからタオバオでお馴染みのアリ
ババクループが年に一度の大セールイベントを開始するらしい。
世界的にも見てXマス商戦の始まりって感じかな。
期間中は物流や通関も滞りがちになるらしいから、今のうちに
発注しておいたのだ。

来週末こそ晴れてほしいもんだね~・・・


バイクの台風対策

2017年10月23日 | バイク一般

台風21号の被害情報がどんどん入って来てるね。
うちはサイドスタンド+鋼製束による転倒対策のおかげか無事
だった。

踏ん張り棒2 リンク

さてバイクの転倒報告がSNSに多く挙げられていて、大切な
車体に被害が出ている模様。

サイドスタンド駐輪していたにも関わらず転倒していた所を見ると、
今回の台風はかなり強風を伴ったようで、家屋の屋根や飛んだり
倉庫が倒れたりで、そうなるとバイク程度の重量では太刀打ち
できない。
他に特筆できるのはサイドスタンド駐輪でも倒れたバイクは皆、
スタンドの反対側へ風で押されている。
風向きも考慮しての駐輪方法も検討する必要があるんだな。
だがしかし、台風では風向きが変わる場合もあるので簡単な話
ではないのだ。
だから俺は鋼製束をスタンドの反対側に設置している。

鋼製束が手元に無くて、すぐ入手は不可能な場合はこんな方法も
ある。

可能であれば風裏にバイクを非難させる。
もしも風向きが変わって直接さらされる時でも、壁などに倒れそう
になった車体が寄りかかる程度で転倒しない駐輪方法。
できるだけ寄せておくのがコツ。
もちろん1速(パーキングロックの代わり)でサイドスタンド。
地面が土質なら埋まり防止の板をスタンド下に敷く。

実際、これで助かった例があるのだ。

どうやら次の台風は発生しているらしいので、悪あがきの一つでも
して迎え撃つのが良いと思うよ。

他にやっておいた方が良いのは・・・

・バイクカバーを外す(凧現象を無くす)
・キャブ車はガソリンコックをオフにする(転倒時ダダ漏れ防止)
・ブレーキレバーを輪ゴムで軽く縛る
・キースイッチとタンクキャップにテーピング(豪雨時防水)
・後付けUSB電源の箱にビニール袋をかぶせて輪ゴムで縛る
・時間があるならメッキ部品に防錆スプレー処理
・隣に駐車している車や自転車なども注意して工夫する
・転倒しても泣かない心と財力

KY(危険予知)活動だな。w

なお、雨音が大きい大雨には盗難件数が増える傾向もあるらしい
から高級車や人気車は「防犯ロックを出来る限り沢山」かけておく
のも忘れずに。

今週末は晴れるといいなあ・・・もう雨の休日はウンザリ。( ˘•ω•˘ )


気晴らしに大衆食堂

2017年10月22日 | 雑記

大型台風が近づいてきているので休日は雨~。
もう2週間も雨でバイクに乗れないので、ストレスがいよいよ
Maxになりかけているよ。
こんな時は気持ちを切り替えて別の事でして遊ぶ。
昨日は車でちょっと遠出して買い物と食事をして過ごした。

住宅街の中にポツンとある食堂。
出前用のスーパーカブが良い雰囲気を演出。w

頼んだのは焼き肉定食。

味付けはタレ焼きと生姜焼きのどちらかが選べる。

タレを選んでみた。
見ての通りおいしそうで、実際スゴクおいしい!!
小鉢も2つ付いていて、ごはんもしっかり盛り。
下調べして行った住宅街の中のこじんまりとした食堂だったよ。

大型ホームセンターのジョイフル本田や中古バイクパーツの
アップガレージが並ぶエリアである瑞穂町や武蔵村山市、東村山市
界隈をうろうろ。
地元神奈川と違った地形や市街地の雰囲気、商店の傾向など、
車で走ってもけっこう気分転換になるもんだな。

めったに行かないエリアを散策するのに都合が良い、雨の日の
気晴らしドライブでした。


雨の日はネタさがし

2017年10月16日 | YB&YBR関係雑記

休日が雨でひまひましていたよ。
で、毎度おなじみのネタ探しなんかしていたら、こんな点火系の
オカルトパーツを見つけてしまった。

読んで字のごとく、後付け容易で冬季に一発点火な増強器らしい。
検索用語「摩托车火花塞点火增强器」 id=551685540473

どうせダマシ商品だろうと購入者のインプレを見ていたら、
放電の様子を写真で紹介していた。

目に見える効果って妙に説得力があるよね。
店の売り上げ累計420個もあるから結構効果が表れる物かもしれない。
49元(約1000円)程度でお試しできるのなら悪くないおもちゃだな。
軽いし小さいのでついで購入しても送料負担は微々たるもの。

冬季運用が多い人には興味があるだろうけど、俺は実際に試した
わけではないからなんの保証もできないのだ。人柱にどう?w

次はYBR125系のキャブレター仕様とFI仕様の違い。

偶然、エアークリーナー内の様子を紹介している方が居て、
目視での比較ができた。
FIはキャブレターの様にベンチュリー効果に依存していない関係か、
吸入口がずいぶん絞られている。
エアークリーナーボックス内のリブの形状も少し違うんだな。
見えない所に違いがあるのはメーカーがそれなりに試行錯誤を
した結果なんだろう。
キャブレター仕様と違ってFI仕様はへたに素人が吸気経路をいじ
らないほうが良さそうだね。


霧雨の中の作業

2017年10月14日 | YB125SP整備

週末の天気が良くないけど、霧雨程度ならちょっとした作業が
出来そうなので色々改修してみた。

先日、大野山へ行った時に起きたトラブル。

チェーンカバーの固定部が振動で自然に割れてしまったのだ。
カランカランうるさいから応急処置。

固定部を裏返して押さえ込んで帰宅したよ。

後日YBR仲間から余っているYBR125用のチェーンカバーを
いただいて取り付けた。(感謝感謝!)

無改造のポン付けで付けられたよ。
黒い樹脂カバーは錆しらずでチェーンが横ぶれした時のカラカラ音
が出ないので、これも良いかな。

ついでにYBRから移植して使い続けていた社外品のウエーブディ
スクローターを交換する事にした。

限界値を超えて摩耗しているので、そろそろ気になりだしたのだ。

用意したのはYBR125用の物。
左がYB125SP純正、右がYBR125純正。
真ん中に塗装されているだけで、寸法も性能も同じ。

せっかくだからブレーキパッドも新品に交換。

大阪NTB社(Nippon Tansha Body)のヤマハ NMAX125 リア
用ブレーキパッド。

互換性があるけれど精度の関係なのか、ほんの少し装着がきつかった
から棒ヤスリで少し削って付けた。

交換後の比較写真。左はYB125SP純正、右はYBR125純正。

装飾の黒塗装の有無で随分雰囲気が変わるね。

ところでYB125SPを買ってもう1年以上経ってるけれど、今回
起きたチェーンカバー割れが最初の故障という事になった。
悪路ばかり好んで走るから普通より振動が多く加わってたのが
原因だろう。
しかし中国の市街地の悪路を想定すると、ちょっと壊れるのが
早い気がする。
昨今の話題の原材料鉄粉の関係なのか定かでないが、重大故障で
無かったし、簡単に直せたからいいや。w

貴重な休日なので、霧雨が降ったり止んだりの中での強行作業でした。


ハニトラな購入品

2017年10月13日 | YB&YBR関係雑記

中国の国慶節直前に発注した部品類が届いた。

こんな宣伝を見たのさ・・・

柔らかい感触のハンドルグリップらしいので、感情が先走って
2セットも注文しちゃった。w id=521054048895

で、届いたのはこんな具合。

OPP並みの柔らかさなはずが・・・若い男の子のCNK並みの硬さ。
短い夢だったぜ。
ハニートラップな写真にすっかり騙されてしまったよ!
手持ちのハンドルに仮付けして握って見たら、あれまあ悪くない。
「自室に居るような安心感」と表現するのが正しい感じ。w
案外悪くない製品だ。

ハンドルの高さを微調整したいので、バーライザーも購入。

アマ〇ンにも汎用品の類似品が安めに出てるけれど、ハンドル径
28.5mm用が多くて一般的な22.2mmは少ないので輸入せざるを
得なかった。

高さが高い方は約34mm、低いのは19mmアップな感じ。
高い方は28.5mm用と兼用できるシム式なので、後にテーパーハン
ドルに交換した時も変換用に使えるのでお得感がある。
高 id=534636021461
低 id=547034970559

ついでに送料相殺用品を入れておいた。

YB/YBR系のエンジンエグゾーストのガスケット径は40mm。
GN125やCG125など他車も実は同径なのが分かったので、
消耗品で使い捨てな場所だから、わざわざ車種専用品と書いてあ
る模造品を高値で買う必要も無いから汎用品を選んだ。
1個1.5元(約30円)なら国産代替品300円の1/10の値段。
消耗品として10個も買ったので、これだけで送料相殺できた。
id=544635631794 立机加厚有石棉垫片内31外40

週末から天気が思わしくないので、いつ実装できるか分からない。


ローターカバー交換

2017年10月10日 | YB125SP改造

だれも待っていないと思うけれど、エンジンのローターカバーを
交換したのでザックリ紹介するよ。

YB125SPとYBR125の2013年式以降などからローターカバーに
あった真ん中のサービスホールが廃止されて、タペット隙間調整や
カムシャフト周辺などの整備や改造、修理が極めてやりにくくなった。
オイルを抜かなければこの手の作業ができず、都合の良いオイル交
換タイミングなんかめったに無いから解決策を実行してみたのだ。

用意したのは
・YBR125(初代~2011年式)のローターカバー
 タオバオid=522671597403
・サービスホールの蓋(大小)
 id=45834170005 (大小各一个)
・サービスホールのOリング(大小)
 
 Oリングは国内で入手可能で安いし高品質
 93210-14369 (小)
 93210-32172 (大)
・交換用エンジオイル1L

・念のためにローターカバーのガスケット(結局使わず)

★後日、ローターカバーのフルセット販売を発見した。
タオバオid=520650014881

この方が手間がかからずお得だと思う。


ローターカバーの内側の仕上げが荒くて、バリが残ってる。

カッターの背やスクレーパー、目の細かい棒ヤスリなどで全て
のバリを削り取る。

室内作業なので、のんびり観察しながら丁寧に処理できた。
一応ついでにネジ穴の山をタップでさらってみたけど、予想を
裏切りちゃんとした山が切ってあったよ。
最後に屋外に出てパーツクリーナーで細かいカスやゴミを洗い
流した。

とりあえず、オイルを抜く。

油水分離器のおかげか、綺麗な飴色のエンジンオイルが出て来た。

スプロケットカバー外し、ローターカバーの溝に埋め込まれた配
線を外す。

一部が接着剤で固定されていたから配線カバーが破れてしまった。
意外と丁寧な製造工程だな。

ローターカバーのボルトを外す。

それぞれのボルト長が違う場合があるので、穴位置が分かるように
並べておくと良い。

これをやらないと後で苦労するよね。(経験者談)

ローターカバーをプラスチハンマーでコンコン叩きながら真っ直ぐ
引き抜くと偶然にもガスケットが綺麗に剥離してくれた。

破損が無いのでこのまま再利用しちゃった。w
今後は無いと言えないカバー外しの時のために、両面にシリコング
リスを薄く塗って固着防止処理をしておいた。

ローターカバー内から出ているピックアップコイルと発電コイルの
配線を外す必要が起きた。
あれこれ観察した結果、結局燃料タンクまで外す事になっちまっ
たよ!

バッテリーボックスも邪魔してたのでボルトを3本抜いて隙間を
作り、タンク下に収納されてるピックアップコイルと発電コイル
のコネクタを分離した。

元のローターカバーから配線を外す。

抜けにくいと思ったら配線パッキンにシーラント処理されていた。

発電コイルやピックアップコイル、配線押さえ金具のボルト類
を抜く。
これらのボルト類は緩み止めの「ネジロック」が塗布されてたか
ら、その固さのためにかなり慎重に回して外した。
中途半端な工具や作業だとダメと感じる箇所だったよ。

各部品を穴付きカバーへ移植する。
ネジロックが手持ちに無かったので、トルクレンチで指定トルク締め
しておいた。まあ大丈夫だろう。w
配線パッキンもシーラントを用意していなかったのでそのまま。
ダメだったら後でやり直そう。(後日確認してオイル漏は無い)

ローターカバーをエンジンに付ける。
ダウウェルピンの付け忘れの有無は超要確認。
当然少しずつの対角締めで、仕上げは指定トルク10Nm

ところが除けていたシフトインジケーター用配線がカバーの溝に
収まらない!
2011年式YBRまではシフトインジケーターが無いから、この配線
はニュートラルインジケーターのみの細い配線なのだ。
だから収納溝が細い。

転んでもただでは起きぬ。

破れた配線カバーに「ハーネステープ」を巻いて保護し、ロータ
ーカバーの脇に「短冊状に切った強力両面テープ」で貼り付け、
スプロケットカバーを邪魔しない位置に結束バンドでまとめた。
こうすれば高回転で回るチェーンとの離隔距離が確保されて安全。

交換したローターカバーのおかげでセンターホールに17mmのソ
ケットレンチを入れてマグネットローターを回す事ができるように
なった。

これなら作業のためにわざわざエンジンオイルを抜く事をしなくて
済む。
気軽にハイカム化なんかできるだろう。(簡単にできるとは言って
いない)

最後にホールキャップを「軽く」締めこみ、スプロケットカバー
を戻して「必ずエンジンオイルを入れて」から完成。

エンジン分解や一部整備の経験者なら難易度:低。
まったく無いなら難易度:高
それでもやりたい人で工具がそろっててエンジン構造が共通なYBR1
25の
英文サービスマニュアルを参照して、十分予習と理解をしてから
の作業なら難易度:中

このページだけで実行するのはちょっとキケンだと思う。
当ブログは丁寧な作業マニュアルでは無いのだ。

以上、前から実行したかったローターカバー交換の様子でした。


久しぶりの大野山

2017年10月09日 | YB125SPツーリング

連休最終日は見事に晴れたね。
今日は久しぶりに開けた場所に行ってみた。

出発が少し遅かった関係で、道中で見つけたドライブイン的な
みやこ食堂で昼食。

国道246号線ぞいで秦野市の端っこ。
駐車場が広くてトラックドライバーたちのオアシスになってる。

いかにも大衆食堂!

頼んだのはどこの食堂でも定番な焼肉定食。

ごはん大盛りがうれしい。

味は濃いめの辛目でごはんをモリモリ食べられた。

他にも人気メニューの鉄板焼き定食がある。

食後に向かったのは神奈川県山北町の大野山。

晴れた日の景色が絶景な場所だよ。
以前は県営の育成牧場が併設してあったけれど、廃止されてから
どうなったのか気になって来てみたのだ。

道はまだ解放されいるので車やバイクで気軽に来れるのがうれしい。
自転車でやけにスイスイ上るカップルが居たから不思議に思って
観察したら、山北町の観光用電動アシスト・レンタルサイクルだった。
急こう配を涼しげに上るのを見て、あれは奥様方に売れるわけだと
思ったしだい。w

帰りにちょっとした車体トラブルにあったけど、いつもの調子で
適当に応急処置し、渋滞を避けてヤビツ峠を越えて帰宅した。

汗ばむくらいの陽気だったね。


作業の後は大衆食堂!

2017年10月08日 | YB125SPツーリング

オイル交換の時期が来たので朝からついでにローターカバーの
交換なんかしていたのだ。

色々な理由で真ん中にサービスホール(整備用穴)があるYBR
125の部品に交換したよ。(詳細は後ほど書く)

早く仕上げるつもりが遅くなったので、昼食は遠出をせずに
プチツー感覚で行ける程度の地域を新規開拓。

上野原のなりたや
地元の方々でいっぱいで、店内の様子は撮影せず。

カウンター席だけは空いていた。

備え付けメニューの他に色々なメニューもあり、これは通うしか
無いくらいに美味しそう。

頼んだのは豚バラ辛み焼き定食(スタミナ コチュジャン味)

作業疲れが吹っ飛ぶほど美味かったよ。

店の左隣に四輪駐車場があるけれど自転車やオートバイ用は
見つからず、空いていたから四輪スペースの端に止めた。
近くに市役所があるので、そこに止めて歩いて行く方法もあるね。
あ、市役所の食堂も気になるなぁ・・・今度見てみよう。

食後のデザートにアイスクリームでも食べようかと道の駅こすげ
方面へ向かったが、空模様が怪しくなってきたので引き返した。

裏道をなんとなく走ってたら見覚えのある場所に出た。
中央道の高架下にある旧甲州街道(江戸道ルート)。

疲れが残っていたので日没前に帰宅した。


油水分離器

2017年10月01日 | YB125SP改造

やっとデータ取りが完了したので温めていたネタを書いてみるよ。
この謎の部品について。

タオバオを徘徊した時に偶然見つけた油水分離器。
ID番号 534448630859 19.5元(約400円)
説明書きを見ると、どうやらエンジンに付けてブローバイガス中の
水分を分離してエンジンオイルの乳化(エマルジョン)を抑えて
オイル寿命を伸ばし、エンジン保護に役立つらしい。

ちょっと眉唾物な部品だと思ってたら、中国のバイク乗りが
水分が溜まった排水パイプの画像を公開していたのを見つけて
速攻で輸入したのだ。w

実物を手に入れた。

想像したよりも大きい部品で、これ本当に付けられる空間はあるのか?

興味津々で内部を見てみる。

観賞用水槽のフィルターと同じような物が仕込まれていた。

エンジン側から来るホースの受け部分。

何か意味がありそうな格子状構造になっていた。

なるほど、さっぱりわからん!

問題はYB125SPのブローバイガス還元ホースの径で、この製品
のホースだと太すぎてガバガバになって付けられない。
こういう訳で数週間放置してたけれど、ある時ふと思いついた。

エンジン付属のブローバイガス還元ホースの上にかぶせるように
すればどうにか付くのではないか?

善は急げで実行してみたよ。

偶然純正ホースと同じ径の物がジャンク箱にあったから、長さ20mm
に切って太さ合わせに使う。

エンジン側。


エアークリーナーボックス側。

これで何とか行けるかな?

できた!

差し込み部分が入りやすいようにシリコンオイルを塗ってから
装着し、固定バンドでちゃんと気密保持に成功したよ!

フィッティング。

排水ホースも少し切って位置合わせしてみた。

排水ホースがぶらぶらするのでタイラップで固定。

分離された水分がここに溜まる予定。

もしも水が溜まったら適当なタイミングで止水栓を外して捨てれば
良い。
なんだかワクワクしてきたぞ!w

せっかくなので、エアークリーナーボックスに標準装備されている
ドレンキャップも掃除しておくことにした。

あ、少しオイルが溜まってる。

環境によってはここに水分も溜まってオイルが白く濁る乳化と
いう現象(エマルジョン)が目視できる。

エアークリーナーボックス内も確認。

ブローバイガス中の油分がこの小さな穴から出てくるので、定期的
に確認と清掃をすると良いらしい。

他者だけど実際にエマルジョンを起こした例。

短距離シビアコンディションや豪雨の中の長時間移動で調子が
悪くなり、開けてみたらこの状態だったとの事。

キャブレターの吸気側を見てみた。

霧化して入り込んだエンジオイルで少し汚れていた。
エアクリボックスと共の掃除して閉じた。

さて、この分離器を装着して約1ヵ月運用をしてたので、その
効果を確認してみたら・・・

排水ホースの一部に薄っすらと水滴を確認。
夏の終わりごろの急な寒波と今にも雨が降り出しそうな天気の日に
湿度で結露したエンジン内の水分が、ブローバイガスと共に排出
されて分離・落下してきたようだ。

エアークリーナーボックス内の様子。

やはり霧化したオイルが入り込んでいるけれど、前回と比べて
量が少ない。

キャブレターの吸気側も確認。

これも前回より汚れが少ない。
油水分離器の位置関係で霧化オイルがエアークリーナーボックス内に
入る前に阻止されているのだろう。
でもまだ半信半疑なのだ。

って事で、今度はエンジンオイルの乳化で悩んでいた読者様の
P氏のYBR125に装着実験をする。

太さの補正ホースに市販の耐油ホースを使ってみた。

内径9mm、外径13mmの燃料用耐油ホースで、ホムセンのホース
売り場でよく見かけるタイプ。10cm単位の切り売りが可能だった
ので20cm買っておいた。
これを先ほどと同様に20mm切って使う。

P氏のYBRに装着。

問題なし。

油水分離器を組み付ける。

排ガス浄化用AIS機構のパイプが装着されている状態でも
問題なく油水分離器を付ける事が出来たよ。

YBRのサイドカバーとの干渉は大丈夫?

ギリギリ収まってる。
少しホースを押している感じだから、気になるならサイドカバー
の干渉部分を5mmくらい切ってあげれば良いと思う。

さて、これを施工し1週間が経ち、P氏の排水ホースを目視。

すごい! 水分がしっかり分離されて溜まってる。w
1週間中、長距離+通勤雨天日1日の運用の約400㎞でこの量が
分離されていたのだ。

止水栓には水溜り。
これがドンドン溜まって行って、適当な時期に排出させれば
良いのだ。
押入れの除湿剤の溜まり具合みたいに楽しめるだろう。w

P氏の運用事例では通勤1.5kmの5分程度の繰り返しによる
超短距離シビアコンディションで、エンジンの暖気が済む前に
停止させるの繰り返し。
結露水分が蒸発・燃焼する前に停止するから分離水が多いの
だろう。
通常の構造ではこの水分の一部がエンジン内に戻ってしまうた
めに、シビアコンディション車の冬季運用時はエンジンオイルが
カフェオレ色に乳化しやすくて、その潤滑性能が著しく低下する。
だから短距離シビアコンディションは夏季よりも冬季のオイル
交換サイクルを短めにするように、整備士が助言する事が多いのだ。

怪しい油水分離器の効果が二例確認できたから、中国のバイク部品
界は凄いなあ・・・って思っていた所、市販車に採用されている例を
発見した。

建設ヤマハのメイト系の車種。
タイカブのWAVEシリーズのようなスポーティな感じの車種で、
別件でパーツカタログを眺めていたら見つけてしまった。

つまりタオバオで見つけた油水分離器はバイクメーカーが正式に
採用している機構なのだった。

これで安心して運用できる。
低温・高湿な日に結露が起きるであろう冬季運用時は、キャブヒー
ターと共にこの油水分離器が効果を発揮できると良いなあ・・・
って思ったしだいであります。

ところで、この製品を眺めているうちにこんな部品で簡易的な
油水分離器をつくれないか?って思ったのだ。

ホース用のT型ジョイントで各種径は売られている。
(実は手元に1個買い置きしてあるw)

そして、こんな感じに設置してはどうか?

分離の原理が良く分かっていないが、製品を見る限りではブローバ
イガスをどこかに衝突させると、そこに水分が張り付いて水滴に
育って自重で落下するんじゃないかな?
ならばT型ジョイントやエアクリの穴周辺の壁などで水滴を捕獲して
落下したものを下で受け止める感じ。

こんな話をしていたら読者様が以前から実行してるとの報告を
受けた。
実際、排水がけっこう溜まったらしい。

T型ジョイントはホムセンのホース売り場や園芸用品関係で見かける
ので入手は楽だけど、問題は耐油・耐高温のゴムホースの入手性と
適度に曲げる加工の難易度。
これは色々調べた結果、やはり完成品を流用して長さや方向などを
工夫した方が楽で早いと個人的には思うけれど、工夫する楽しみや
適材が自宅に転がってるなら簡易油水分離器も面白いだろうね。

ホンダの現行原2エンジンに簡易分離器を付けた人が居るけれど、
やはり単純な分岐ジョイントでも効果は出るようだ。

冬季のエンジンオイル乳化が激しいらしくて、その界隈では既に
流行っているらしい簡易油水分離器。

追記
オイル交換の時期が来たので廃オイルを目視してみた。

綺麗な飴色でエマルジョンによる濁りは皆無。
粘度もまだあって、もう1000㎞くらい使っても良かったかな。
これが油水分離器の効果なのか不明だけど、プラシーボ効果とし
ては下手な低燃費オカルト部品よりも目で分かって嬉しい。w

このページを公開してから幾人かが試してみて、その結果が続々
と舞い込んできたよ。

押入れの除湿剤みたいに溜まるのを楽しんでいるようだ。w

さらにエアクリの穴を広げると良い結果が出たから、こちらも
ご覧ください。
リンク 分離水の様子


いかメンチ定食

2017年10月01日 | YB125SPツーリング

あれ? もう10月になっちまったよ!

ちょっと用事を済ませに出かけたついでに以前行った事がある
大衆食堂に寄ってみたら、今日は営業していた。
ここ数週間、諸事情で不定期営業だったらしい。

お昼すぎなのではらぺこ。

頼んだのは「いかメンチ定食」。

前回来た時に気になっていたメニューなのだ。

自家製の烏賊入りメンチカツでサクサクのプリップリ!

ご飯、大盛りを頼んだら良かったと後悔するほどパクパクめしが
ススム。

腹いっぱいになって満足して帰宅した。