YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

バックミラーのネジ部分の防水

2017年06月24日 | YB125SP改造

見やすくて絶好調なドラッグスターのミラー流用。
でも少し気になるところがある。

ニコイチミラーなのでネジ部分が露出している。ゆえに雨水が侵入
すると内部が錆びる場合がある。
昔、古い車体で錆びによる固着で苦労したので防水処理を試みた。

タナックスから防水ブーツが販売されているけど、なにか代用
できそうな物は有るかとホームセンターを物色したら、都合の
良さそうな物を見つけた。

電材売り場で見つけた電気配線の裸端子用絶縁キャップ。
22スケア用で15個入りの袋売りがなんと120円。

付けてみた。

いい感じに被さる。

ミラー側もネジ部分が隠れてくれた。

まるで正規品のようだ。w
ビニール製なので耐候性は不明だけど、11個も残りが有るから
劣化したら交換すれば良い。
カテゴリー外なのに珍しく完全ポン付けできる流用品だったよ。

改造ばかりしていてちっとも乗っていないんじゃないか?と
思う読者様に報告。

休みの日は時間を作ってはちょい乗りしてますよ~。

今日は近場のダム湖周辺を徘徊し、ちょっとした林道にも寄って
みた。
梅雨の合間の貴重な晴れ日はこうして走ってるのだ。
たまには遠くへ行きたいな。


サイドスタンドのワイドアダプター

2017年06月17日 | YB125SP改造

こんな物を入手していたよ。

サイドスタンドの足に付けて踏み代を広くするパーツ。
タオバオID番号:536457100447 35元

説明書きではホンダとヤマハのサイドスタンドに合うように設計
されているとの事で、溝の寸法も公開されていた。

34mm、28mm、52mmの範囲内なら他の車種でも使えるのかな。
YB125SP純正のサイドスタンドを仮置きしみた。

いい具合。
仮止めしてみた。

けっこういい感じに見えるけれど・・・
どうもYBの足は若干肉厚なので、ネジの長さが短くてねじ込みが
とっても浅い。

ネジをもう少し長い物に交換すればしっかり押さえる事ができる。
汎用品なので微調整は必要なのだ。

次にYBR125のサイドスタンドを仮置き。

彫ってある溝にピッタリな感じだ。
今度はネジの長さも問題ない。

鮫パワーw(強そう)

いい感じに固定できたよ。
普段はYBR125G用を使ってるけどコレに決定!

今回、車体に付ける時に小細工をしておいた。

用意したのはジャンク品を見つけて買い置きしていたホンダの
スラストワッシャー。内径14mm厚さ0.5mm

スラストワッシャーにグリスを塗って裏にペタリと貼り付ける。

前から気になっていたスタンド根元の隙間のガタツキを補正し
たかったのだ。これだけでも傾きが改善されて大変よろしい。

さらに小技。

このサイドスタンドワイドアダプターを履くと5mm~8mmほど
ゲタになって傾きが緩和されて都合が良い。一石二鳥だったよ。

裏側はこんな感じ。

少しは滑り止めになるのかな?

さてYBR125のG系統のサイドスタンドではどうか?

元々ワイドタイプなので無理です。w

柔らかい地面でも踏ん張るだろうと思って買ったから、試して
みた。

純正状態だとめり込む場所も大丈夫みたいだよ。

過信せずに気をつけないと倒れる事もあるだろう。
だが、今までよりは安心感がある。

追記:読者さまがYBR125用のサイドスタンドにT-MAX用の
社外ゲタをポン付けできたとの事。

ボルト関係も無交換でそのまま行けたとの事だ。
国内の大手通販サイトでも見かける形で、通称はあまりわからない。
「サイドスタンドボード」とか「CNCサイドスタンド」って名称
をたどってみてはどうか?
単品輸入するよりはお手軽で安いと思うよ。

中国のバイク用品は、かゆいところに手が届く小物もあるので
面白いねぇ。


カムチェーンテンショナーの固定治具

2017年06月16日 | YB&YBR関係雑記

またまた別件でYB/YBR系やXTZ、YX、TT-R125系共通エンジンの
カムチェーンテンショナーを入手した。
TT-R125用を国内で買うと約7000円もするのでYBR用を他の部品
と一緒に輸入した。約20元

実はテンショナー部品より興味があったのは矢印の謎の部品。

カムチェーンテンショナーをエンジンに組み付ける時に、押出
ロッドを一時的に縮めてあげないと付けられない。
普通は細いマイナスドライバーで行うけれど、これだと片手が
塞がってボルト2本を締めるのが大変やりにくい。

で、謎の部品は治具なのだ。

中の溝に差し込んでから右回転で回すとロッドが引っ込む。

適当に引っ込んだら治具を表面の溝に差し込むと一時的に固定
される。

これで両手が自由になるから、後はパーツカタログ通りに各部品
を組んで、テンショナーを固定したら治具を抜く
これでロッドが内部のバネの力で勝手に適正値にセットされる。
オートテンショナーだから細かい調整の必要は無いし、確認のため
なら治具かドライバーでもう一度2回転くらい締めてから開放すれば
よい。

さて、欲しかったのは治具の寸法。

1mm厚の鉄板か適当な金具でも切り出して削って作れば、カム
チェーンテンショナーの脱着時に苦労する事がなくなるだろう。

俺のYBはまだまだ大丈夫なんだけど、距離を走った個体でタペット
隙間を調整しても音が大きい時に、カムチェーンテンショナーの
不具合や劣化が原因の場合ある。
セロー225やYBR250他でこのような事例があり、テンショナーを
交換したらウソのように静かになって直った報告を見かける。
バイク屋さんのブログでも、合わせてカムチェーンを交換して
リフレッシュさせている記事を見かけた。

出番は少ないけれど暇な時に治具を作っておくと、カムシャフト交換
やボアアップの時にきっと役立つだろう。


自作ベアリングプーラー

2017年06月11日 | YB&YBR関係雑記

ちょっと別件でYB/YBR系エンジンの純正カムシャフト
を入手してたのでネタにするよ。
実はYBなど後期型エンジンに使える純正カムシャフトの
欧・国2・3を注文したら届いたのが旧型の欧・国1型。
こまった事に、このままだと奥側のベアリングがすでに
圧入されていてYBに使う時にやりにくい。
YBRのハイカム化の時にさんざん苦労してたね。
ハイカム化作業の問題点を参照。

ベアリングプーラーって工具はそこそこ値段が高いわりに、
素人作業では出番が少なくて買うのもしゃくだから、カムシャ
フト専用に自作を試みる。

ホムセンで見つけたL型アングルの固定金具に穴を開けて、手持ち
のM8フランジボルトなどを使って製作を試みてみた。

・アングル 1本
・M8×50mmボルト(できればフランジ付き) 2本
・M8×70mmボルト 1本
・M8ナット 4個

使い方。

ベアリングを引っ掛けて抜く構造は市販品と同じ。

恐る恐る回したらパキっと音がして抜けてきた。

時々パキっと音がするのは、どこかで引っかかってる証拠。
けっこう強い圧入みたいだ。

抜けたよ!

この方法ならタオバオで見かけるハイカムでも施工できそうだ。

軸を観察。

焼入れ処理後に軸径の仕上げはやっていないみたい。

ちょっと細工をしてみた。

400番の布ヤスリを買ってきて、短冊状に切ってから巻いて、
シコシコと擦ってみる。
できるだけ外周が均一に削れるように、定期的に回転させながら
のんびり削る。
時々抜いたベアリングを測定治具代わりに当てて、そのまま入る
まで少しずつ擦る。

約20分程度で仕上がった。

荒れていた面がツルツルになって、ベアリングも手で抜き差し
できるようになった。
慎重に追い込んだからガタは起きない。
これなら組み込まれているカムシャフトと交換が楽になるなあ。

調子に乗ってハイカムの軸も擦った。

ハイカムもベアリングを純正同様、手で抜き差しできるようになった。

ハイカムにはOリング溝が刻まれている。
欧・国2以降の純正カムもそうなんだけど、残念ながら部品表に
はOリングの部番の記載は無い。

色々調査した結果、ホンダの部品で代用できる事が分かった。

91305-PE2-003

今回の誤納品とプーラーの自作で色々な事がわかったよ。

・欧・国1型カムシャフトのカムハイトは欧・国2~3型より0.1mm
 高い(若干のハイカムだが正確なプロファイル差は不明)
 初期型YBRの馬力が少し高い背景に、バルブ径やカムプロファイル、
 ポート形状、キャブレター形式などがあると聞いていたけれど、
 本当な気がしてきた。w
・中国ハイカムは純正欧・国2~3より0.5mm高い。(以前の調査結果)
・Oリングの代替品が判明したのは大きい。
・小加工で欧・国1型やハイカムを欧・国2~3型と同様な組み付けができる。
・ベアリングを治具代わりに使えば0.01mm削る素人加工はできる。

さて、これでちょっと妄想も含めてエンジンの改造を進められそうだよ。


バックミラーを改善した

2017年06月10日 | YB125SP改造

駄目なバックミラー」で諦めかけていたバックミラーの改善
がついに出来たよ。

某氏から不要になったミラーを3個も頂いたのだ。

もらったのは反射鏡だけでアームは無かったけれど、偶然にも
固定部がM10のネジだったから、ダメダメ中華ミラーのアーム
だけを流用してセットを組む事ができた。
ここで発覚したのがアームの長さ。
納品された中華ミラー4本のうち1本だけ短いのだ。
さすが中国、最後まで笑かしてくれますよ。ww
結果的に同じ長さが3本のミラーが出来上がったので無問題。

ヤマハ独特の右側逆ネジ仕様に対応するために買っておいた
アダプターを介してミラーを取り付け。

安いアダプターなのに珍しくちゃんと機能してくれた。

このミラーに見覚えがある。

ヤマハのドラッグスター系の純正ミラーがこの形だったような。
一時期新品かヤフオクで入手するつもりで価格調査して、結構
高いからタナックスのナポレオンミラーAZでも買おうと思って
いたので、良いタイミングで入手できた。

YB125SPと違って外側が幅広。

この形が欲しかったんだ。
鏡もちゃんとした凸面鏡で見やすい。

走行してみた結果、ちょっと振動する場面はあるけれど、元々
アームに付いていた中華安物ミラーみたいなブレよりも少ない。
ミラー本体に重さがあるので安定しているわけだ。
結果的に大きく雰囲気を崩す事無く、見やすいバックミラーに
なって大満足。

これで安全に車線変更できるし、クルクル回る赤灯の早期発見
期待できそうだ。

試走してきて新しいリアタイヤにも慣れた。
皮むきが進んで初期の滑る感触が無くなって気持ちよく旋回できる。
梅雨入りしたのに見事に晴れたので、有意義な週末になったよ。


メッシュシートカバーで夏仕様

2017年06月03日 | YB125SP改造

お? 6月になってしまった。(汗)

輸入小物の中にメッシュシートカバーがあったので付けてみたよ。
販売店ではYB125SPに装着した写真があったから注文してみたら、
届いたのは専用品ではない汎用品だった。

タオバオID番号:531506056759
黑色加厚蜂窝网 19.9元(約400円)
「摩托车蜂窝网座」や「YB125SP蜂窝网座」で検索すれば他も
見つかるはず。

本当に付くのか?と不安になりながらYB号のシートにかぶせてみた。

マジックテープの位置が斜めに縫ってあったぞ。
実に中国品質らしいけど安いから気にしちゃダメだ。w
どうせ裏なので見えないし、付けばいいんだよ。
シート裏に少し干渉し、固定する時にシートを押し下げながら
固定ボルトをねじ込んだ。斜めに締めこまないように注意。

厚みがある分サイドカバーとの隙間が少なくなり、サイドカバー
装着が若干やりにくいけど付いてしまえばどうと言う事はない。

コツさえつかめば脱着も普通にできる。

「加厚」との事で厚みがある。

通風性やクッション性は良い。

結果、汎用品でもフィットしてくれたよ。

お尻が涼しくて汗で蒸れる事も無いので、もう定番の夏仕様だ。
YBRの時に気に入ったメッシュシートカバー。
YBにも付けられて嬉しいかぎりだよ。