YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

サイドカバー外しの改善2

2015年02月28日 | YBR125改造

このネタはMortor-EngineさんがYOUTUBEに投稿された動画、
「YAMAHA YB125 SP ステップ等を交換」
を見て真似ただけなので俺が考えたわけ
ではありません。
動画の後半のオマケにサイドカバーの取り外しを容易にする工夫が紹介されていたのだ。
俺も以前「サイドカバー外しの改善」の項で固定部のキノコの角を丸めたりゴムのグロメット
にオイルを塗る工夫は紹介した事があるが、今回の方法はそれを上回る効果が起きるよ。

とにかく純正のグロメットは硬くてサイドカバーを外しにくい。

キノコ状の凸部を折ってしまうと固定が不安定になるし、もしも下取りや買い取りに出す
時には査定に響くのでさっさと柔らかい物に交換したほうが良いだろう。

純正グロメットはマイナスドライバーで押すように穴から抜く。

このゴムのグロメットを市販の柔らかいグロメットに交換するだけだ。

入手してきたのは KGE-14A というグロメット。
iteckの内径9mm、溝径14mm、外径21mmの物でホーム
センターのゴム部品
売り場や電材売り場付近でよく見かける。

これを


こうして                    (彫刻刀やカッターで薄膜を切り取る)

こうじゃー!               (単に純正グロメットと入れ替えるだけ)

たったこれだけの作業なんだけどサイドカバーを付け外ししてみるとビックリするほど
やりやすくなり、オイルを塗るとかキノコの角を削るのも不要。

新車でも中古車でもキノコを折る前にさっさと交換する事をオススメしますよ。
穴径・溝径・厚みも純正と変わらないのでサイドカバーとガソリンタンクのラインも違和
感なし。
一袋4個入りだったからついでにシュラウドのグロメットも交換しちゃったよ。

気軽にサイドカバーを外せるようになったので、車載工具を出したりバッテリー液の
液面確認が楽になる。

こうした有益な情報は水平展開して情報共有した方が良いので今回のネタにしました。


まだ冬だった

2015年02月21日 | YBR125ツーリング

先週は途中で断念した道志みちツーリング。
今日は道の駅までたどり着いたよ。w
午前中に家の用事を済ませてから出発。
道中、路面は全線乾いていたが路端にはまだ雪が残ってる。

途中にある休憩ポイント。

砂利の駐車広場だったはずが舗装され、東屋も建てられていた。
真夏の日陰休憩にいいかも。

今日は遊びで後方撮影機材を設置して走ってみた。

特にめぼしいシーンは無かったけれど思わぬ効果もあった。
迫り来る後続車(ヤンキー系)が車間を詰めてきた途端、なぜか減速して安全な車間
距離を保ってくれるようになった。
どうせ俺の前にも車は居るのであおる理由は普通ないから、お互い無事にドライブを
楽しめればいいね。

途中で平行する林道へそれてみたけどやはり残雪。

スノータイヤをはかせたトリシティなら行けるだろうなw

引き返して脇道林道を見に行った。

こんな感じなので引き返したけどトライヤルバイクが通ったタイヤ跡が付いてたよ。
低重心で足付きもいいKLX125やXR125Lみたいなスモールホイールのオフ車なら
トコトコ入り込んで遊べそう。
さすがに我が泥んこ号でもオンロードタイヤなのですぐに諦めた。

道の駅どうしまで乾燥路で無事に到着し、持参したオニギリのお供に道志ポークを
使った豚汁を買って昼食。

この豚汁は美味しいんだけど今までと比べて器がひと周り小さくなった事に気づいた。
ちょっと残念・・・すごく残念・・・ものすご~~~く残念。(´・ω・`)
もういいやw

改良型のマッドガードの威力はなかなかな物。

チェーンへの飛び散りはかなり回避できるようなったよ。

山の方はまだまだ冬の様相で梅の木も開花してなかった。
でも行き交うライダーの数も増えてきてるようだし、週ごとににぎわいが増すであろう。

山中湖までは行かずの道の駅で引き返して帰路についた。


YB125SPのピボット構造

2015年02月19日 | YBR125整備

「え?YBR125の話じゃないの?(´・ω・`)?」
いえいえYBR125にも十分関係する話であります。

読者様のM氏からYB125SPの貴重な資料をいただき、YB125SPと2015年型
YBR125
に関係するスイングアームのピボット構造が具体的に判明したのでネタに
するよ。

今までのピボット記事のようにYBR125系ではピボット構造がちょっと複雑で整備時に
難儀する場面もあったよね。
ところが机上調査してるうちにYB125SPに関しては構造が違っていてブッシュやカラーの
代わりにダンパーと名付けられた筒に置き換わっていた。
さらにYBR125の2015年モデルのパーツカタログを見るとSPと同じ構造に変わってる事
も判明した。

それでは2015年型YBR125とYB125SPはどんな違いや共通部品があるのか比較
してみると…

青色部品は共通で赤色に違いがある。
スイングアーム自体が互いに違うだけで他は共通部品番号なのだ。
3のシャフトは全年式共通部品番号だったから取り付け寸法的にはスイングアーム
互換でもある。
YBRの場合チェーンカバーの構造に若干の違いがあるので矢印部の有無にて両車の
部品番号が違うようだ。
こんな所、共通にしちゃえば管理も楽なのに・・・と机上では思ったけれどピボット部の
寸法をM氏が採寸してくれたおかげで2015年型YBRと以前のYBRとの違いがあるの
が判明したよ。

さすがにピボットシャフト部品番号はYBRシリーズ共通なのでブッシュ内径は14mm


ではスイングアーム側の内径(ダンパー外径)は・・・

27mm。
旧型YBRでは24mmなので3mmも太いのだ。

旧型YBRのカラーに相当するダンパーの全長は・・・

48mm。
旧型YBRでは44.5mmだったので3.5mmほど長い。
旧型YBRにあるスラストカバーという部品が両側に無いために寸法差が出るわけだ。
これらの事からYB125SPや2015年YBRに旧型YBRのピボット部品を使って入れ替え
整備は不可能って判断ができる。

YBR125シリーズのうち、2015年型と旧型は似て非なるものだ。

さて、ダンパーの構造を見てみよう。

二重管になってて間にゴムが充填されている。
内側のカラーはシャフトでフレームに固定され、外側のブッシュはスイングアームに圧入
固定されるからスイングアームが上下に動く時にはゴムがクニャクニャとねじれる事で
動きが発生し、なおかつ細かいショックも吸収するのだ。
旧型ブッシュ構造と違ってゴムの弾性により動きは少し阻害されるけれど反面、微振動を
吸収し構造も単純になるので悪い面ばかりではない。
ホンダ車でも一部採用されてる立派な構造なのだ。

新型のピボット構造が判明し、特にグリスアップ整備を必要とする場所は無いからYBR
125の2015年モデルとYB125SPに関しては定期的なメンテは不要と思う。
ただしM氏が分解確認したところによるとピボットにはグリスは無くピボットシャフトの
一部
にサビが発生してたとの事なので、一度はシャフトを抜いて掃除と防錆用にグリス
塗布する
と良いだろうな。
旧車・絶版車の中には何十年もピボットシャフトを整備してなかったためにサビで固着して
抜けなくなる例も多いとの事。
いざスイングアームを外さなければならない時に困るからなぁ。

なおダンパーのゴムは長年酷使するとひび割れてて役目を果たさなくなるので消耗品と
思っておくとよいだろう。
残念ながら今現在タオバオではその物ズバリのダンパーは見つからず、たぶん例の
YBR用と称する寸法間違いな模造ブッシュセットをあたかもYB125SPに使えるがごとく
出品されてる感じだw
「雅马哈中轴套」で検索すると使えそうなのはあるんだけど、こればかりは本当に博打
だと思うよ。

以上、YB125SPと2015年YBR125のピボット構造のネタでした。
Mさん、貴重な採寸資料をありがとうございました。


脇にそれてみる

2015年02月15日 | YBR125ツーリング

数ヶ月ぶりに道志みちを走ってみた。
だいぶ雪は溶けてるけど脇道に入ると一部はまだ凍結してた。

こんな日当たりのよい地域でさえ溶けきってないので先へ行かずの引き返してきた。

ダム湖付近はまあまあな乾燥路なので心配無かったけれど油断大敵。
あ~、はやく秋山の某峠林道が開通しないかなぁ・・・うまく繋げば松姫トンネル経由で
ひと周りできる気晴らしツーリングの新ルートができるんだけど。


マッドガード改

2015年02月14日 | YBR125改造

スイングアームへの泥はね対策で作ってみたマッドガード試作品。

一応効果は出てるけれどチェーン付近は防ぎ切れていない事が判明した。

付け根の掃除って結構めんどうなので改良を加える事にしたよ。

出来上がった。

40mmほど壁を立ててみた。
これなら少しはましになるだろう・・・

改良マッドガードを付けたのでちょっと仕入れた情報を元に行ったことが無い林道へ
出向いてみた。

全線舗装路の林道だけどかなりマイナーみたいで里山登山客以外は来る気配が無い。
もちろん熊出没注意の看板も有るw

川は綺麗で真夏に涼みに来るのに良さそうな場所だった。

こんな場所がいつものダム湖の近くにあるとは気づかなかったよ。

周辺を散策したら怪しい山道が幾つかあり、里山散策ハイキングにも良さそうだ。
もう走り尽くしたと思ってた地域だけどまだまだ知らない場所があるものだなぁ~。


キャブ温度を測ってみた

2015年02月11日 | YB&YBR関係雑記

せっかく温度測定機能が付いたテスターを買ったから遊びでYBRのキャブなどの
温度を測ってみたよ。
約20㎞ほど走行して十分エンジンが温まった状態で測定してみた。

外気温は10度。

寒いけど水の凍結温度には達してない。

インマニの温度。

アイドリング時で68度もあるのか。

キャブレターの温度。

俺の車体は真夏のキャブオーバーヒート対策でヒートスプレッダー(遮熱板)を一枚
間に追加してるのにもかかわらず測定結果は21度で外気温より11度高かった。
測定位置はアインシング対策でキャブヒーターを付ける位置であるスロー経路直近と
したので、2009年型YBRまでのアルミインマニ仕様なら真冬でもアイシングが起きない
理由が数値的に納得できるなあ。

ついでにエキパイの温度を測ってみた。

163度!あちちちちw
YBRのエキパイは二重管構造だけれど根元付近が一番熱い。

排気の温度。

サイレンサー内でウロウロしながら冷やされて53度になってた。
測ったところでなにが変わるという訳ではないが、温度が測れると普段分からない各部
の温度が分かって面白い。

ついでに新たに導入した秘密兵器の試験。

テスターのリード棒に付ける極細アダプターで針のように細い。
工具屋ストレートで見つけたのだ。

ACジェネレーター(発電コイル)の動作電圧を測ってみた。

3,000回転に合わせて50Hzなので測定結果は正確なはず。
ライト点灯時の最大負荷で17.7V。
これがレクチファイヤー・レギュレーターを通って直流約14~15Vに変換されるのだ。
ライトを消すと電圧は約15V付近に落ちる。
負荷が軽くなる分、電圧が上がってしまうのをサイリスタでコイルの出力波形を一部カット
してつじつまを合わせる回路動作だ。
これも測定したからどうって事は無いけれど、正常動作時の電圧を一度測って記録して
おくと、充電回路の不具合時にACジェネレーターの故障判定に役立つ。
サービスマニュアルに書かれているACジェネレーター単体のコイル抵抗ではわかりにくい
動特性なので、この方法がより実践的な検査方法だと思う。

まち針で極細棒を作る予定でいたけれど、時給換算で買った方が得だと思うくらいの値段
だったから良い買い物だったよ。

測定あそびに満足して裏ヤビツへちょっと入って途中の砂防ダムで引き返した。

道は乾いていたけれど周囲はまだ雪が残っており、寒いのでさっさと帰路につく。

まだまだ寒い季節だな~・・・(-_-;)


回路テスター買った

2015年02月07日 | 雑記

工具屋APさんのセールチラシに乗せられてデジタルマルチテスターを買って来た。
セール期間中は税抜き1,890円が1,400円の26%OFFなので買わずには居られな
かったよ。(笑)

今まで愛用してた物は学生時代に買った物で、その後すいぶん長い年月同じ形の
製品が色々なメーカー名で売られている。
信頼性とかじゃなくて単に金型とか制御LSIとか汎用性が高くて多くの製造下請け会社
が作ってるんだろう。
俺の物は液晶パネル内で一部液晶漏れを起こしだしたから、そろそろ買い替え時期だ
と思ってたところだ。

新しい物は表示ホールドボタン、バックライトボタンが単独で付いてて使いやすい。
温度プローブもあるので試しにつないでみたら室温17度だってさ。
帰宅直後で寒いわけだ。
導通ブザーもあるので配線の断線確認を表示を見ないで出来るから今までよりも楽に
作業できる。

バイクの場合、高価・高機能で無くてもこんな小型テスターを1個買い置きしておくと、
バッテリーの健康診断、暗電流測定、配線改造などの時にかならず役立つ。
もちろん使い方が正しくないと場合によってはテスターを壊すのである程度の知識は必要
だけど、日本の義務教育を受けてるなら電圧・電流・抵抗・並列・直列・電池と豆電球と
スイッチと配線をひと通り習ったはずなので復習すれば問題ない。

携行に便利な大きさなので旧型は退役させてこれからどんどん使ってみるよ。
温度測定できるので排気温度とか今時期のキャブレター温度とか測って遊ぼう。


エアーゲージの校正

2015年02月04日 | バイク一般

大きなネタが無いので小ネタを・・・

愛用してるタイヤの空気圧を測るエアーゲージの話なんだけど、前から気になってた
のが精度。
実は買ってから10年ちかく行方不明だったのを見つけて常備するようになったが、
どうも表示値が他のゲージと差があっていまいち信用して良いのかわからない。

先日バイク屋の店先のサービスエアーホースに新しいゲージが付いてるのを見たので
誤差を測ってみた。

結果20kPaほど誤差があった。w
つまり200kPa入れたと思っても実際は220kPa入ってるわけで、今まで10%低い値を
示してたって事。
補正値を表示して今後は針の値+0.2(×100)kPaを適正値として入れる事にしよう。
普段リア200kpa、フロント180kPaで過ごしてるから針は1.8と1.6を示せば良いわけだ。

たかが10%の誤差ではあるが意外と走った感触に違いが出るもので、今時期の路面
が滑りやすい季節では条件によってこの差が滑るか滑らないかの差になると思う。
まあ慎重に走れば済むんだけどね・・・

後日いつものガソリンスタンドのデジタルエアーゲージと比較したらバイク屋さんの結果
と同じだったので表示補正はこのまま信用して構わないと思ったよ。


携帯工具入れ

2015年02月01日 | 雑記

輸入工具量販店へ行ってきたよ。

セール価格でコンパクトツールロールって名の携帯工具入れを買った。

基本的には車載工具で足りない物だけ収納して携行すればロングツーリング時の出先
でもどうにかなるはずだ。
今までは筆記用具入れとか上履き入れなど代用してたけど、これなら必要最小に丸めて
おけるので荷物の邪魔になりにくい。
昔のトヨタ車の車載工具入れが大変使いやすくて丈夫だったから解体屋さんでもらって
愛用してた時期もあった。

今後のセールチラシももらったので眺めてたらちょっと欲しい物が幾つか目についた。
必ず使う物、今まで苦労してた作業がいっきにはかどる物を物色するのは楽しい。
ただし単なる所有欲にまかせて買いまくると本当に無駄になる事が多いので、セールの
チラシは目に毒でもある。w