YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

新緑の裏ヤビツ

2015年04月29日 | YBR125ツーリング

午前中に色々用事を済ませて昼飯を済ませてからプチツーに出かけたよ。
昨日の時点では大井松田界隈の山道を散策しつつ寄(やどりぎ)の集落にある鯉のぼり
でも見つつ新緑の茶畑を通り抜けて丹沢湖まで行くつもりだった。
午後からの出発なので時間的な余裕が無いから特に目的も無く、なんとなく舗装林道
を進んでみた。

新緑が眩しい通称・裏ヤビツ。

休日晴天だからなのか、すれ違うバイク、クルマ、自転車が多い。
狭い林道に不慣れな人も多くて離合に手間取ったり、対向車線へはみ出る自転車も
居たのでGW中は特に注意して走らなければならない。

菜の花台で休憩してから引き返した。


ハブダンパーは消耗品

2015年04月28日 | YBR125整備

ふとしたキッカケでリアスプロケットが振れてる事に気づいた。

指でつまんで左右に振ってみると・・・

ほんの少しだけどガタが起きてるのだ。
前はこんな事は起きなかったので、さすがに5万キロを越えると色々へたってくる場所も
あるもんだ。

構造的にスプロケットハブにあるベアリングが逝ってると想像してみた。

調べたら6004という規格のベアリングが使われてる。

さっそく近所のホームセンターで6004ZZを購入。

400円台で日本製が買えるんだから、わざわざあちら製を購入する理由は無い。w

作業の詳細は割愛するが、古いベアリングは若干ゴリゴリしてる程度で予想よりも
ガタは少ない。
せっかくなので新しい物と交換。

両面シールだけど片側だけシールを外して内部のグリスを洗い流し、新たにリチューム
グリスをたっぷり押し込んだ。
内側開放にしたわけは、スプロケやタイヤ交換時に清掃・グリス入れ替えが簡単にでき
るからであって、そのまま両面シール状態でもかまわない。

ベアリング交換後、組み立ててスプロケの振れを確認してみると・・・まだ振れてる。

あ!そういやハブダンパーが傷んでたな。

分解して比較してみると新品と違いは明白。

速攻で交換。

この後スプロケハブをはめるとかなりきゅう屈な感じに収まった。

組み上げてもう一度スプロケの振れを見るとやっと直ったよ。
振れの根本的な原因はどうやらハブダンパーのへたりだったようだけど、ハブダンパー
が先か、ベアリングが先かは定かでない。

長距離を走ってる人は一度ハブダンパーとベアリングのチェックをお勧めします。ノシ


凸凹シートカバー

2015年04月26日 | YBR125改造

物欲にまかせてついでに輸入したシートカバーでちょっと盆栽。

いきなり装着の絵。

凸凹の部分にはゲル緩衝材が入ってるんだけど乗ってみたところあまり効果は無いなw
すべり止めとキャンプ道具積載時のシート痛みの予防、突然の野良猫さん爪とぎ攻撃
からの保護って感じかもね。
YBR125無印用 タオバオid=40339294991 28元也。

車種専用で装着は簡単。

後ろのヒモを絞るだけでフィットした。

いろいろ見てると有名な毛毛虫ブランドのシートカバーの他に純正と同じ模様で絞り
装着の物も見つかった。
シートとの間にゲルクッションや低反発スポンジなんかはさんで座り心地を調整する
方法もあるな。

めずらしくポン付けで行けた社外品だったよ。


え?YS150ってなによ?

2015年04月21日 | バイク一般

中国でのYBRシリーズの兄貴分YBR250が生産終了になり、YS250が登場し
て時が経ったけれど、先ほど中国ヤマハのサイトを見たらまた新しいのがさら
に出てた。

YS150

新型FIエンジンを搭載したYX125っぽいデザイン。

特筆できるのはローラーロッカーアーム採用や始動を確実にするデコンプ機構
を新たに採用したこと。
14Lタンクとあいまってかなり航続距離も伸ばせるだろうな。


メーターもかっこいい

緑色の省エネ運転インジケーターも付いてるらしく、無駄なアクセルワークを抑えて
低燃費走行が容易になるとか。

詳しくは中国ヤマハのサイトで。
http://www.yamaha-motor.com.cn/mc/products/detail_40.html

だがしかし、これが日本に輸入されるかどうかは仏のみぞ知る・・・
軽量コンパクトで普段の足として自動車専用道のバイパスも気軽に入れて、いざとなっ
たら高速道路も走れるのがいいなあ。
静岡県モデルと言ってもいい感じだよ。w


純正クラッチ強化例

2015年04月19日 | YBR125改造

いくらネタ実験とは言え滑りまくったフルメタルクラッチをそのままにして置くわけにもいか
ないので早速次のネタを試したよ。

せっかく買った焼入れ合金製のクラッチプレートがあるので純正の代わりに使う事に
した。

上が純正で下が強化品。
まあ強化と言っても1枚1.8元なんだけどね。

フリクションプレートは純正のコルククラッチに戻した。

実は昨夜思いついてプレッシャープレートとの間に一枚クラッチプレートを追加する案
実行してみた。
プレッシャープレートとクラッチボスのハメ合い距離を確認して仮組みして動作確認して
みたけれど、特に引っかかりやハメ合いの脱落も起きなかった。

こんな構成で組む。

追加する外側のクラッチプレート1枚分の厚み1.5mmだけプレッシャープレートの位置
が変わり、クラッチボスとの関係でクラッチスプリングが1.5mm圧縮される。
相対的に1.5mm厚のクラッチスプリング強化シムを入れた事と同じになるわけだ。
しかもアルミ製プレッシャープレートの摩耗保護にもなる。
ただし、品質の面で言うと出来ればこの方法ではなくクラッチスプリング自体を強化
したりスプリングにシムを追加する方が安全でしょうね。
クラッチボスとプレッシャープレートのハメ合い部分の距離をあまり変更したくないから
だ。
モノタロウでM10小型(小丸)平ワッシャーを必要数4枚、前もって買えば済む話なん
だけど例えば臨時で強化を体験してみたい時に、もしもクラッチプレートの余分が手元
にあれば1枚追加で済むので好きな方を選べ良いと思うよ。


クラッチアジャスターも再調整した。

理屈通りに純正位置よりも約1.5mmほどアジャストスクリューが引っ込んだ。

試走した結果、非常に良いつながりになったよ。

スパッとつなげればグイッと食いついて進むし、例のニュートラルへの入れづらさも解消
された。

試しにロケットスタートさせようとしたら・・・
簡単にフロントアップしてウィリー!

4000回転くらいでポンと繋いでもフロントが持ち
上がるほどの強化になったぞ。

純正フリクションプレート4枚仕様ではあるが強化合金クラッチプレートとの組み合わせ
によるYBR系の強化クラッチは見事に成功したよ。

次回輸入する時にペーパーフリクションプレート(纸基离合器片)も買ってみよう。

探せば1枚5元とかあるし。 (タオバオのid=20205061864など)

あちこち試走して楽しんでるうちに小雨が降って来たので退散した。
以上、いろいろネタが豊富なYBR125のクラッチいじりでした。


フルメタルクラッチしてみた

2015年04月18日 | YBR125改造

タオバオで見つけた謎のメタルフリクションプレートとクラッチプレートを使ってYBR125
の純正4枚(フリクションプレート数)仕様から5枚仕様へ強化実験してみたよ。

とにかくクラッチカバーを外してクラッチユニットのプレッシャープレートを外した。
ここでクラッチシャフトの穴に入ってるスチールボールが知らぬ間に出てきて紛失すると
クラッチがまったく機能しなくなるので要注意だ。

試しにスチールボールを出して観察。

ついでなので寸法測定。

規格3/16インチ(4.7625mm)が近似値であり、ヤマハ純正は部品番号
93503-16824 で入手可能。
緊急時にはロードレーサーなどを扱ってる本格的な自転車屋さんに駆け込んでみると
シマノなどの自転車部品で同じサイズの3/16インチスチールボールがベアリング用
として置いてあるかもしれない。(この方が安いけれど余るほどの複数個単位)
精度を要求しない場所なので捨てるような中古ボールでも代用可能だ。
もしも紛失したりボールの割れ故障が起きた時のために覚えておくといいかも?

メタルクラッチに入れ替える。

それぞれ入れる順番はこの通りで特に問題なく収まった。

余談だけど、この手のプレス打ち抜き製法の部品には裏表がありクラッチに関しては、
エッジが滑らかな面をエンジン側に装着するのが基本だとの事。

逆だとつながり感触が悪くなったり滑る場合もあるとか。

換装実験なのでクラッチスプリングにはM10小型(小丸)平ワッシャーによる強化シムを
付けずに新品のクラッチスプリングだけを装着した。

ついでだからクラッチプレッシャーアジャスターも調整したよ。

ロックナットを緩めてからアジャストスクリューを回す。
クラッチレバーを軽く握って“遊び”が無くなって重くなる境目の位置でクラッチアームの
出っ張りとエンジン側の凹んだ所が合うように調整する。

適正位置が出たらアジャストスクリューを固定したままロックナットを締める。
ロックナットの指定トルクは8Nm、仮締め後にトルクレンチで本締めするか手加減で
判断して締めすぎに注意の事。

何度かクラッチを入り切りさせ違和感の有無を確認後、作業忘れが無いか再確認して
クラッチカバーを元通りに組み立てた。
最後に忘れてはならないのがエンジオイルでホンダのG2 10W-30を投入した。

暖気を行いながらクラッチケーブルの遊びを再調整してからいざ発進!

「・・・・・」
なんの違和感も無く極めて普通にクラッチが繋がった。w

いきなり全開とか無理をしないでトコトコといつものコースを試走しつつ様子見したら予想外
な事に気づいた。
発進時にギアをニュートラルから1足に落とすとシフトショックが少し増えた事と、停車時に
少しニュートラルへシフトしづらくなった感じがする。
この傾向は暖気直後のオイルが硬い条件でハッキリし、温まるにつれて緩和された。
まだハウジングとのアタリが出てないからクラッチを切った時に十分に離れてないのか、
枚数が増えた事でエンジンオイルがビスカスカップリングのような振る舞いをし、クラッチを
若干引きずってるのかもしれない。
この辺は正直なにが原因なのか特定できない。

だけど発進時の半クラが非常に滑らかでジャダー(引っかかり)もまったく起きないし異音も
起きない。

「なんかいいかも?」

十分に温まったところでいろいろ無理をしてみた。
激しくシフトダウンさせてエンブレを確認してみると滑らずに後輪の減速抵抗が伝わる。
上り坂は高回転(約7000~8000回転)でシフトアップしてもしっかりクラッチが受け止める
感触がした。
ところが一旦停止後、ロケットスタートのごとく8000回転でスパッと繋げてアクセルを開ける
と滑りが起きたよ。

これじゃフリクションプレートが1枚増えても強化とは
言えない。


純正クラッチスプリングが元々4枚仕様向けにギリギリの強さになってて、しかもキャブ改造
してる関係でパワー負けしてるのかな?
俺のYBRの仕様では5枚化しても強化シムと兼用したほうが良さそうだ。
つまりクラッチスプリングの強化と兼用した方が良いという感想だ。

急坂で停止して坂道発進をしてみると・・・

すっごく滑るよ~!(泣)

「フルメタル化したら強化できるって言っただろ?」


とりあえず今回は実験としてネタにしたけれど手放しでオススメできない。
安いのでついでに輸入してみたが、この特性ならノーマルクラッチに
例の強化スプリングシムを追加したり、さらにペーパー式フリクション
プレートに変えてみたり、評判が良い5枚化クラッチセットに入れ替えた
方がまだ良いと思う。
どうしても試してみたい方は最初から強化スプリングシム追加か最後に
入れるクラッチプレートに取り外した純正クラッチプレートを1枚追加して
外側が二枚になるようにしてプレッシャープレートの圧力を上げる工夫を
しないとダメだと思う。

いやあ~、怪しいと分かってて実行した
からいろいろ笑わせてもらいましたよ!

このままじゃ俺も困るので早急に次なる策を行う予定だ。


あ、YX125だ!

2015年04月17日 | バイク一般

以前紹介した中国ヤマハ発売のYX125の豪華版がついに日本に上陸したようだ。

YX125DXで検索すれば幾つかの店舗で販売を始めてるのを確認できるはずだよ。

以前南米向けの中国生産品YBR125K、通称2014年南米仕様をスポット販売した千葉
のオートショップ・ミヤシタさんでも扱いだした模様だけど、今回もスポット販売なのか恒
久的なのか定かでない。
輸入卸売会社のアトラスさんが扱いだしたら本格的に出回る事だろうな。

ちょっと興味があるから千葉までツーリングに行こうかしら?w


メタルクラッチ化机上確認

2015年04月13日 | YBR125改造

中華市場から荷物が届いたよ。
早速いろいろ確認してみた。

例のフルメタルクラッチを手持ちの純正クラッチハウジングに装着して確認した。

寸法を測ると誤差範囲内でぴったり収まったので実装と試走が楽しみだよ。
メタルフリクションプレート5枚とクラッチプレート6枚の仕様である。
共に厚さは1.5mmだった。
この検証でYBR125系エンジンとホンダの4スト125ccやAPE系縦型エンジンのクラッチ
プレート関係は互いに寸法互換あるのが証明できた。

さて、このフルメタル化には少しネタ的要素が含まれていて・・・
古くから有る湿式多板クラッチのフリクションプレートがなぜメタル構造じゃないのか?
摩擦材の新開発や変更のみで継承されてきてるのはなぜか?をいろいろ想像してみたら
フルメタル化のメリットはあまり無いんじゃないのか?って思うところもあり、今回はあくま
でも実験的な面を楽しもうかと部品を入手したのだ。
安いしね。w
上手く行けばヨシ、ダメだったら笑うという姿勢でないととてもこの手の怪しい部品に手が
出ない。

「そんな変な部品で大丈夫か?」

「大丈夫だ。問題ない」(←フラグ)

週末の天気がよければ実装してみよう。


桜ツーリングした

2015年04月12日 | YBR125ツーリング

2015年最後であろう桜ツーリングしてきたよ。

上野原市秋山の自販機HDS(ハッピードリンクショップ)前の広場で休憩


大月市の山の中


松姫神社


深城ダム下流


小金沢公園のサトザクラ(背景はソメイヨシノ)


公園で昼食


完成後、初めて通る松姫トンネル

通過時間約4分。
安房トンネルを思い出すくらいの時間短縮効果があった。
代わりに松姫峠が通行止めになってるのが少し残念・・・

できたばかりの道の駅こすげ

バイクがいっぱい、ちょっとしたツーリング先になってた。

国道139号線


山梨県道18号線


西原


撮り溜めに時間ばかり消費したから奥多摩まで行かずに適当に引き返したよ。
奥多摩は逃げやしないけど桜は散り始めたらすぐに終わる。

久しぶりにクネクネ山道ばかりを堪能した桜ツーリングでした。


キャブレタートップのキャップ

2015年04月11日 | YBR125整備

無改造のYBR125には関係ない話。

改造で搭載してるPZ27キャブレターをいじっててスロットルケーブルを通すトップの
ゴムキャップにひび割れが起きてるのに気づいた。

この部品は単体で入手しにくくてヨシムラやタケガワが補修用を出してるのを探すくらい
しかないし結構高い。

【そんなわけで帰り道にある、
        ホームセンターのゴム部品売り場にやって来たのだ】


「ウホッ!いいキャップ」


「流用しないか?」

内径9mmの先端保護キャップ
にケーブルが通るくらいの穴を彫刻刀で開けて装着。
なかなか見栄えも良くて防塵防滴の役目も果たせそうだよ。

以上、劣化した強制開閉式キャブレターのトップキャップの代替品でした。


天気悪う~

2015年04月04日 | YBR125ツーリング

どうにこうにも天気が悪いとせっかくの桜の季節が台無しだよ。
予報に反して雨は降ってないけど、遠くへ行く気にもなれず近所を徘徊してた。

霊園の駐車場の桜。

桜並木通りは花見客でいっぱいで駐輪するスペースも無かった。

キャブレターPZ27の再セッティングの状態はかなり良くてキビキビした加速と吹け上がり
に満足。
曇天・湿度高めな状態でも今までより吹け上がりがスムーズだ。
いつもの上り坂は少し“溜め”効かなくなったけど、シフトダウンして回転を維持すれば
どんどん上って行く。

詳しくはキャブ関連記事に追記しておきましたのでブログ内リンク集をたどってみてくだされ。


輸入代行

2015年04月01日 | 雑記

為替の動向を見ながら先週末にタオバオ購入するべく代行会社に依頼したんだけど、頼んだ
会社が実に迅速丁寧で他所よりレートがちょっと高いけど安心感、安心料として惜しくない事例
があったよ。

頼んだ品々の中で問題が起きたのがこれ。

例のフルメタルクラッチ化のプレート類。
出品はCG125用とCG150用の二種類なので特記(オプション)指定でCG125用と明記して
発注したんだけど、数はCG125と合致せず違う枚数で注文してたんだ。
月曜日になって代行会社から一報で出品者から「CG125用だと枚数が10枚・6枚のセット
なんだけど数が違うんでは?」との返事が来たらしい。
この出品者、ちゃんと機種毎に把握してるね。

代行会社を通じて「他車種への流用のためにこちらの発注枚数で欲しいが、この条件で販売
はできないのか?」と問い合わせてもらった結果、見事に希望枚数で注文が通って買い付け
へ進んだよ。
こんなやりとりを中国語で直接出品者とやれと言われたら無理だわな。w
英語で確認交渉するにも迅速な応対をしてもらえるかどうかもわからない。

代行会社の手数料と設定レートはこんなやりとりの手間賃も含まれてるのだ。

次回、同じ物を注文する時は「CG125用・他車流用なので~枚で発注します」と特記しておこう。