まつや清の日記 マツキヨ通信

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第1回行財政改革推進会議、よくある会長選任シナリオ

2010年03月19日 | ニュース・関心事
※※ 写真は昨日の空港裁判

第1回行財政改革推進会議が開催され、3人の公募委員含む10人の審議委員が紹介され、「よくある事務局からの提案を了承するだけの審議会ではない」を自負する酒井公夫委員が予定通りに会長に選出されました。

酒井委員は、静岡鉄道社長で前推進会議の会長、「普通と違う」というのだけれど、会長選任過程は、まさに「普通と同じ」。本当に「普通と違う」審議会でというならば、もっと「普通と違う」進行方法があるのではないだろうか。

進行方法について様々な意見。2010年から14年の219の個別事業議論の前に過去の総括が必要ではないか。その中で過去の163の事業のうち、5つの事業が継続、8つの事業は中止が明らかに。ただ、「内容は今は答えれません」。

井戸和美(元静岡市理事)委員が、「参考までに議会ではどんな質疑があったんでしょうか
」の質問に「新しい公共についての質問や13の事業について質問があり、大体にことについて報告した」と。そこで、え!!!

既に、最初の説明の時にはここでは答えられないとしていた対応が、議会には報告、審議会には答えられない、が明らかとなり、おかしさに気がついたのか、「事務局としては、ここで中身も報告できますがどういたしましょうか」。

これで、情報公開が原則です、市民が主体になってもらう「新しい公共空間」を語られても、何か空々しさを感じてしまうのは私だけでしょうか。皆さんは、どのように受けとめられるでしょうか。