まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「青年海外協力隊」の経験から見えるもの「ハイチ支援}

2010年04月10日 | ニュース・関心事
今日、開催されたアジアを考える静岡フォーラムの定例講座のゲストは高島和音さん。ハイチの隣国ドミニカ共和国に青年海外協力隊で2年間の活動経験をかわれて民間国際協力会(nicco)からの依頼。

ドミニカ共和国への活動を終えてNPO「地球のステージ」の東チモールでの母子保健事業に参加した時に、スマトラ地震があり、NICCOに参加要請受け現地支援に行ったことが今回の活動に結び付いたとのこと。

ドミニカ→ハイチのコーディネーターをどのような形で進めたかについての具体的な話は、地震直後の求められる国際的な支援活動の在り方について様々な意味で多くの示唆を得ることができました。

現地コミュニティがしっかりしていて意外にも冷静に物資が配布できた、一部に伝えられた暴動は、支援の側が治安の悪いといわれてた所に「物資」を大量に持ち込んだことにも問題があった、との指摘。

ただ、今、現地政府が他国からの支援物資に対して税金をかけたり、物資の一部を政府に納入するよう要求していて、NICCOが搬入しようとしている支援物資が3週間もドミニカ国境で倉庫保管されている、にも驚き。

ハイチ支援カンパをお願いしましたところ、高校生からわざわざ会場に届けてくれた支援金含め会場の方々で13648円が集まりました。高島和音さんを通じてNICCOに寄付することにしました。有難うございました。