まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

菅首相の「一定のめどが立った段階」の意味

2011年06月02日 | ニュース・関心事
ぎりぎりのところで「菅ー鳩」会談があり「大震災の復旧・復興、原発事故の収束の一定のめどがついた段階で若い世代に責任を引き継ぎたい」とする合意にこぎつけ、自民党・公明党の内閣不信任案は否決されました。

ただ、この合意は非常にあいまいで、鳩山首相は「一定のめどとは復興基本法の成立と第2次補正予算の成立でなく方向性のめどができた」時点と代議士会で述べましたが、首相発言の「原発事故収束」がはいっていません。

「原発事故の収束のめど」は実は全く立っていません。また、「責任を引き継ぐ」とは言っているものの「退陣」は明言していません。これが野党・自民党から大きな批判を浴びているところですが、菅首相の粘り腰です。

いずれにしても、3つの約束(1)復旧・復興に向け最大限の努力をする(2)民主党を決して壊さない(3)民主党中心の政権を自民党に戻さない、は一定程度の党内の支持を受けた形になりました。

「責任を引き継ぐ」意味や時期があいまいだからか、新党結成を視野に入れているためか、「菅ー鳩」合意に拘束されないと云う意味なのか、小沢元代表は国会を棄権をし姿を見せませんでした。小沢さんらしい。

菅首相が退陣を意識するなら、とにかく浜岡原発停止の歴史的決断、その先の原発依存からの脱却、原発停止基準ー地震発生時期、老朽化、新規中止、福島原発震災経験による新たな基準ーを明確にすべきです。


※※
<菅首相>退陣の意向表明 「震災対応、一定のめど後」
毎日新聞 6月2日(木)12時38分配信


拡大写真
民主党代議士会であいさつする菅直人首相=国会内で2011年6月2日午後0時13分、武市公孝撮影

 菅直人首相は2日昼の民主党代議士会で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の対応にめどをつけた段階で退陣する意向を表明した。自民党など野党3党の提出した内閣不信任決議案が同日午後の衆院本会議で採決されるのを前に、退陣に言及することで民主党内の造反を抑えるのが狙い。菅首相は代議士会で「一致団結しての否決」を求め、不信任案に賛成することを表明していた鳩山由紀夫前首相も反対に転じ、不信任案は否決される見通しとなった。

【よくわからない人間関係】明快図説■民主党の党内人脈図

 首相は国会内で開いた代議士会で「大震災に取り組むことが一定のめどがついた段階で、若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいきたい」と述べ、退陣の意向を表明した。今国会を大幅に延長し、第2次補正予算案が成立する今夏以降の退陣が念頭にあるとみられる。

 首相はまた、(1)復旧・復興に向け最大限の努力をする(2)民主党を決して壊さない(3)民主党中心の政権を自民党に戻さない--の3点を約束し、不信任案否決への結束を求めた。代議士会では首相の表明を歓迎する意見が相次ぎ、不信任案否決方針が拍手で了承された。党内からの造反は可決に届かないことが確実になった。

 菅首相は代議士会に先立ち、国民新党の亀井静香代表、鳩山氏と首相官邸で相次いで会談し、震災対応が一段落した後に辞任する意向を伝えた。鳩山氏は代議士会で「菅首相は重大な決意を申されたと理解する。ぜひ一致して行動できるように私の方からもお願いしたい」と不信任案の否決を呼びかけた。ただ、鳩山氏は「補正の成立というよりも、めどをつけていただきたい」とも述べ、2次補正成立前の早期退陣を求める考えも表明した。

 一方、民主党の小沢一郎元代表は代議士会後、議員会館の自室で小沢系議員に対し、不信任案の対応について「これまでと違う状況を引き出した」と語り、自主投票を指示した。小沢グループは2日午前、都内のホテルで会合を開き、2月に民主党会派離脱を表明した16人のグループら新人衆院議員を中心に約50人が集まった。

 これに対し、執行部側は党内の締め付けを強めた。安住淳国対委員長は2日午前、国会内で記者団に造反者への対応について「不信任案に賛成すれば、誰でも何人でも除名(除籍)する。(本会議終了後)今日、役員会、常任幹事会を開いて一気に決める」と強調。一方で「賛成票を投じる重さは欠席とは違う」と欠席については差を付ける考えも表明した。岡田克也幹事長も代議士会で「厳正に対処する」と強調した。

 衆院の定数は480。採決に加わらない横路孝弘議長や欠員1に加え、棄権する共産党9議席や社民党6議席を除いた過半数は232票になる。衆院本会議は2日午後1時半に開会。自民党が不信任案の趣旨説明後、各党がそれぞれ賛成、反対の討論を行う。採決は記名投票で行われ、開会から約1時間半で結果が判明する見通しだ。【須藤孝】

 ◇具体的時期、あいまい

 菅直人首相は2日、民主党代議士会で東日本大震災の対応に「一定のめどがついた段階」で退陣する意向を表明したが、退陣の具体的時期は、はっきりしない。鳩山由紀夫前首相は代議士会で「11年度2次補正予算にめどをつけてほしい」と発言し、2次補正予算案を編成した段階で早期退陣するよう求めた。「一定のめど」が「編成」か「成立」を指すのか、不信任案採決という決戦を前にしたぎりぎりの合意は同床異夢の面も残した。

 首相の退陣表明は、民主党内の大量造反が確実な情勢となったことが背景にある。何の手も打たなければ、午後から開かれる衆院本会議で内閣不信任決議案が可決される可能性が否定できず、否決することができても党分裂は必至の情勢となっていた。首相周辺は、「不信任案が可決されれば解散に踏み切る」とのメッセージを発していたが、地方選も実施できなかった被災地の状況も考慮しなければならない。

 いずれにせよ可決されればさらなる政治の混乱は避けられず、東日本大震災の対応や原発事故対応も混乱することは確実で、首相としてはなんとしても可決は避けなければならなかった。

 首相は代議士会でのあいさつで「民主党を壊さない」と強調した。代議士会の開会直前まで続いた鳩山氏との会談でも、結党時の党首として民主党に強い思い入れのある鳩山氏に対して同様の認識を強調したとみられる。対決姿勢を強める小沢一郎元代表ではなく、鳩山氏に対して「一定の区切りをつけた後」の退陣を表明して、合意にこぎつけることで不信任案否決の方向をなんとかつけようとした。【須藤孝

「浜岡ローカルサーファーズ」の福島原発震災を考える「こころの寄り合い」集会に参加

2011年06月02日 | ニュース・関心事
不思議な縁がとりなすライブのような集会でした。ニュヨークで活躍する現代美術家、写真家の平川典俊さんから6月1日に「浜岡の若い世代が福島原発震災を受けて地元で勉強会をやるので協力して欲しい」から始まりました。

主催は上記の通りですが、講師陣は、平川さんと私とフォトジャナーリストの豊田直巳さん、縄文エネルギー研究所の中山康直さんの4人。参加者は30人くらいですが、若い人ばかり、子連れのお母さんたちも結構いました。

会場は、さすが原発立地市だけあって豪華絢爛、これが地域の公民館、びっくりするような立派な建物でした。ですが、福島原発震災が地元の方々に与えた影響がすごいものであることを参加者のまなざしに感じました。

私自身は「原発立地地域と都市消費者、特に若者との出会い」を願って「ふきのとう」メンバーに車の運転をしてもらって参加したのですが、パワーポイント完成が15:00過ぎ。国会での党首討論聞きながらの作業でした。

浜岡原発停止という事態の中で御前崎市内の原発推進勢力と廃炉勢力の暗闘が繰り広げられていると思いますが、若い世代の「賛成でも反対でもない」とする新しい主体の登場に大きな期待をしたいと思います。

マスコミ取材の中での「こんな形の公的な集会を企画して地元でのいやがらせとかやりにくさはないの」の質問に「全然、みんなネットで得た情報を伝えていくことあちこちでやっています」と元気いっぱいの返事。

私自身は地元の若い青年たちとの出会いだけでなく平川さんからの「第五福竜丸のドキュメンタリー映画の海外での反響、福島原発震災に駆けつけている海外の技術者たちの反応」の紹介は興味深く聞きました。

そして、豊田さんの「劣化ウラン弾による内部被ばくや福島原発直後に1000マイクロシーベルトを越える現地のすざましいばかりの状況、静岡県茶の放射能汚染は東京電力に賠償請求すべし」など刺激的発言になるほど。

「ふきのとう」メンバーはどう受け止めたのでしょうか。新しい時代が始まっています。今日の内閣不信任案は一体どうなるのでしょうか。原発依存からの脱却こそ、国会が明確にすべき最重要課題であると思います。