まつや清の日記 マツキヨ通信

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「計画の見直すことも視野に」最終答申案 リニア新幹線環境影響評価専門家会議

2014年01月09日 | ニュース・関心事

本日13:30より16:00まで、静岡市議会会議室において第5回リニア新幹線環境影響評価専門家会議(会長 岩堀恵佑宮城大学教授)が開催され、マスコミ注視の中、14日田辺市長提出の最終答申を協議の上、確定しました。

中身は廃棄物等(建設残土)、南アルプスエコパークなど9項目にわたり、全体構想においては「評価書作成の前段階においても関係自治体及び専門家等との意見交換に努め、必要な場合においては計画を見直すことも視野に入れるべきである」。

残土問題については「地震動、水流、土石流、風等の自然力によって発生土置き場からの飛散や流失がないように場所の選定と構造等に万全の措置を講ずること」、エコパークについては「登録承認を妨げる環境影響を可能な限り回避」。

エコパークの移行区域での自然復元の原則の再確認、大井川水系の減水については下流域の生活・経済への影響については現状の確保。佐藤副会長は「計画の再検討」部分についての意味について可能性も含め強い口調で発言しました。

狩野委員は「静岡県側には活断層や大きな破砕帯など大きな懸念は見受けられない」と発言。終了後に真意を確認に。「静岡県側はそうだが山梨県側に問題がある」と。この答申を受けて、田辺市長がどのような意見書を作成するか、が焦点。

明日11:50から昼休みランチトーク。テーマは「南アルプスとリニア」。参加の方はご連絡を。