まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

国会議論と世論

2015年02月03日 | ニュース・関心事

昨日の国会議論はどう評価すべきでしょうか。

共産党と民主党はとする中、論点は、1、拘束知りながら何故、中東外交か。2、エジプトでの発言を何故行ったのか。3、拘束後から1月20日までに何を交渉してきたのか。

安部首相は、イスラム国の残虐非道性への批判、空爆有志連合には加わらない、後方支援も行わない、自衛隊派遣法整備は必要だが安保法制議論と重ねることの回避、明確な情報公開をせず。中東外交の本質を双方が明確にせず。

いわば、民主党政権が原発事故に直面し、安部政権がイスラム国テロ事件に遭遇し、統治能力を問われるという共通項があることで論争がきちんとされない印象でした。そうした中、news23での藤原帰一東大教授の発言のいらだち。

への国際社会の対応策がみえない、空爆でないことは明確だが、難民支援、民政支援だけでは速効性がない、何をなすべきか。イラク国の発生はイラク戦争に端を発しており、そこから日本はテロ対象国。

後藤さんの目指したもの、紛争の中の人々に寄りそうその生き方、日本が、アメリカとの同盟国であるが独自の外交を貫くべき、中東紛争への欧米と違った関わりかたをもっと積極的に進めるべき、安部首相のではない。

マスコミもどこに論点を絞っていくか、躊躇しているようにみえる。私達自身もどこに向かうべきか、一人一人の声があがる中で定まっていくように思える。後藤さんへの想いを大切にしなければならない。