まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

映画「日本と原発」上映会 河合弘之監督(弁護士)の講演

2015年04月11日 | ニュース・関心事

映画を作った目的は「原発推進のへ理屈を全部論破すること。もうひとつは裁判官を説得するための材料とすること。あと15分延びてしまうので「原発とテロ」は避けたとのこと。熱い河合さんの話は本当に面白い。

敵の戦略は、加圧水型の川内原発、高浜原発再稼働をさせることで「1点突破全面展開」。今、差し止め訴訟を進めながら仮処分申請中。高浜原発仮処分裁判のドラスティックな報告。聞いているだけで勝ちそうだ。


市長選挙 明日は投票日 マスコミに見る選挙争点<4>駿府城天守閣再建 <5>東静岡市有地活用

2015年04月11日 | ニュース・関心事

<市長選挙 明日は投票日 マスコミに見る選挙争点<5>東静岡市有地活用>

投票率が極めて憂慮されています。是非とも投票所に足を運んでいただきたい。

このテーマも毎日新聞(4月6日)の自由記述がありわかりやすい。私自身は、南海トラフ巨大地震が切迫しており、なにも作らず防災の拠点としての使えイベントにも活用できる、緑地広場、公園でいい、という立場です。選択肢は、①多目的アリーナ、②サッカー場建設、③箱モノを造るべきではない、④その他

田辺氏ーその他。<理由>新たなにぎわい創出の拠点として「文化・スポーツの殿堂」を築くのが前提だが、時期を見極める必要がある。建設コストが高騰している現在は大型投資をすべき時期ではない。2段階の整備を考えている。第1段階はコストをかけず市民がイベントなどで主体的に活用できる広場として整備する。第2段階として財政状況や費用対効果を見極め、アセットマネジメントの視点を考慮し、市民の声を聴いて有効な施設整備の構想を定める。

松浦氏ー箱物うを造るべきではない。<理由>サッカー場、アリーナどちらも市内にある施設と重複しており、無駄である。該当市有地は副都心の市民の貴重な財産だ。活用は一部団体の声で決めず、市民全体の利益にかなうよう市民的議論を行って慎重に決める必要がある。箱物でにぎわいを作れる時代ではなく、維持管理費も莫大になる。駅前の有効な立地を活かし、イベント広場に活用する。防災対策にも生かしてイベントがない時は市民憩いの緑地広場にする。

高田氏ーサッカ場。<理由>原則として市民の意見を伺うことは大前提だが、その上で、イベントスペース付きスタジアムのような付加価値の高い施設を造りたい。経済効果を算出し市民に提案して判断していただく。費用面では寄付を全国から集める。静岡市内の企業は力があるし、私自身の全国経営者とのネットワークを駆使すれば集められる。市民の熱意・愛がポイントで、気持ちがない箱物を造るつもりはない。市民の思いがあふれる施設造りたい。

 <静岡市長選挙 いよいよ最終日 マスコミに見る選挙争点 <4>駿府城天守閣再建>

大半の新聞社が争点として取り上げている駿府城天守閣再建問題。毎日新聞(4月6日)が自由記述でわかりやすい。私は、100年をかける、都市計画(建物高さ規制、車抑制交通政策、北街道お堀復活)検討、税金を投入しない、最終的には住民投票、という意見。

天野市長、小嶋市長、いずれも選挙直前には建設賛成、当選後に見直しされるなど20年以上にわたる静岡市政の争点となってきた駿府城天守閣問題。3月7日に駿府城再建賛成、反対の方々に問題提起してもらい、どこが違い、どこが一致しているのか、シンポジウム開催。

主催はエコハウス、松風会など市民グループによる第1回目でしたが、大変好評でした。賛成、反対の立場の方々が一堂に会するのはおそらくはじめて。論点がいくつも出され、こうした機会をこれからも市内各地で継続してほしい、というのが参加者全員の一致点でした。

※※毎日新聞

田辺氏ー再建すべき、すべきでない、どちらも選ばず<理由>すでに第3次総合計画に策定している通り天守閣再建を目指し、まずは本格的な発掘調査を開始する。そのうえで土台部分を築造したいと考えている。しかし、天守閣の再建には多額の費用が必要となるため、財源調達の方法、他産業との優先順位や費用対効果を踏まえ、市民の声を聴きながら段階的に判断をしたい。

松浦氏ーすべきでない。<理由>市教委の調査や専門家会議の検討協議によって、設計図がなく復元できないため建設しないと過去に市が判断したのは当然だ。政治判断でまねた建物を造っても歴史的価値はなく市民の誇りにもならない。史実を大事にすべきだ。駿府城公園は歴史的価値のあるものをしっかり整備し、史跡公園とする方が観光価値も上がる。

高田氏ー再建すべきだ。<理由>天守閣は家康公及び静岡市のシンボルだ。(再建は)歴史的背景や観光政策を考慮し、市民にとって価値がある政策になる。自立した事業運営見直しを立案したうえで、ふるさと納税などを活用し、天守閣建立への寄付を全国の家康公ファンから募る形を取り、静岡の観光をPRする口コミファンを日本中に育てていく。