まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

福島原発事故から8年 現場からの報告に驚愕と涙の連続in第9回原発震災情報連絡センター総会研修

2019年05月16日 | 市政

現地に来なければ現実を理解することは難しい、このことを実感した研修。テーマは3つ。1、廃炉作業での過労死裁判。防護服つけての廃炉作業・車両整備に派遣されていた猪狩忠昭さんが倒れた、1ヶ月前に心臓手術していたにもかかわらず労働日数が増えていた、倒れてもERに入れないそして死亡、何が起きていたのか真実を知りたい、ただそれだけだったが不誠実な雇用主と東電、過労死と労働基準局判断に訴訟となるが、夫が生きていたら「自分のことはいい、倒れた時に運んでくれた同僚が心配だ、廃炉作業の過酷な現状をあまりにも知らなすぎた、裁判で真実を知りたい。2、放射性廃棄物の中間処理ごの金属や土砂はどこに流れているのか調査した「放射能ごみ焼却を考える福島連絡会」。中心メンバーは処理施設をパン屋さんの店のそばにつくられた和田央子さん夫婦。徹底した調査、国会議員で組織される「原発ゼロの会」で報告したが国会議員はこれらの事実を知らなかった。3、 放射能汚染水から海を守っている福島県漁協連合会会長の野崎哲さんの報告。厳しいチェックで基準を越えるような魚を市場に出したことはないこれまでの実績、汚染水の陸上管理を強く主張、イオンとの取引も始まっているが築地の卸は福島産を受け入れない、しかし、WTOにおいて敗訴、こうした矛盾の中でどこに向かうのか。

市長提案の賛否を決める前日は眠れない晩であって欲しい」議会は多様な意見の集合体で議決機関!

2019年05月16日 | 市政

第30回「地方×国」政策研究会での江藤俊昭山梨学院大学教授の言葉。2000年の地方分権法で地方政府と中央政府は対等となった。だが、市長提案を議決する機関である議会、ある意味において市長より重い責任があるが「議員間討議」は全くない実情。この責任は「眠れないほど」のものでなければならない。この20年間の議会改革議論の到達地平と言える。内閣府・厚生労働省、文科省の「幼保無償化」の仕組みの説明、沼尾波子東洋大学教授の問題提起、非常に勉強になった。国会議員と地方議員は対等はまつやの持論だが、こうした場面での質疑の鋭さ、試される。