まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡市で3番目のクラスターが発生しました!98人の感染者!静岡新聞9月26日「コロナ検査 1日255件体制」報道のもとになった9月議会・まつや「コロナ質問」の一部を紹介します

2020年10月01日 | 市政

静岡市内364の介護関連施設への調査をもとに検査体制や介護施設側の公費負担であれば60%が検査を行いたいとの回答をもとに質問しました。今回は、静岡新聞報道になった部分の質問と答弁です。11月から一般診療所で、医師の判断でインフルエンザ症状かコロナ症状かを診断するために「インフルエンザ検査キット・15分」、「コロナ抗原検査キット・30分」を同時に検査できるようになります。そこに関連して質問しました。「コロナ抗原検査」は無料です。
<検査体制等について>
政府は、11月から1日20万件検査体制との方針を示しています。感染状況の違いもあり単純化はできませんが70万静岡市民で割り振ると1日約1Ⅰ00件です。静岡市は現在、1日100件体制、今回の補正で抗原検査130件の増加だけではとても賄えません。
1、 季節性インフルエンザ流行期を迎えるにあたり、検査件数が増えることが予想されるため、更なる検査機器の導入を含めた検査体制が必要と考えるが市としてどのような対応をしていくのか。
《答弁》
・ 現在、本市におけるPCR検査の実施可能件数は、市環境保健研究所及び民間の検査機関への委託を含め、1日当たり100件程度。また、市内の病院においても、PCR検査等が院内や外部委託により、1日あたり25件程度実施されている。
  さらに、市内の診療所においても、抗原検査を実施することで、1日当たり130件程度の検査が可能となる。
これらにより、本市では、1日当たり255件程度の検査に対応できる体制が整う。
また、本年7月以降の1日当たりの最大検査数が52件であったことから、検査体制には十分な余力があると考えている。
引き続き、医師会等関係機関の協力も得ながら、検査体制を確保していくとともに、クラスター発生時など、検査数が一時的に増加する場合には、市研究所における既存の機器を最大限に活用するとともに、人員体制の強化などで対応していく。

2、 現在の検査体制における濃厚接触者とはどのような方か、また、感染源検査として、感染日前2週間以内の接触者にPCR検査を実施する考えはないのか。
 《答弁》
・ 濃厚接触者とは、厚生労働省では、感染者が発生した場合の調査実施要領により、発症日の2日前からの接触者のうち、概ね1m以内で、マスクの着用など、必要な感染予防策なしで、15分以上接触があった者などと定義しており、PCR検査の対象となっている。
加えて、本市では、感染者などへの聞き取り調査により、厚生労働省の濃厚接触者の定義には該当しないものの、感染リスクが否定できない接触者がいた場合についても、幅広く、PCR検査の対象としている。
発症日前の2週間に接触のあった者については、感染源調査の対象となるため、本市では、調査の結果、検査を受けていただくことが望ましいと判断した方に対しては、PCR検査を行っている。
今後も、感染者の発生時における調査を丁寧に行い、検査が必要な方には積極的に実施し、感染拡大防止に努める。