任期満了衆議院選挙スケジュール飛び交う中、
立憲民主党幹事長の曳田県議会議員、
副代表の杉山淳県議会議員に、上記の要望書を提出しました。
県議会日程の優先で
南アルプス市民ネットの
各代表のスケジュール調整できず。
おかげで久しぶりにコロナ補正県議会を傍聴、
趣旨は幹事長に十分に伝えることができました。
※※要望書※※
立憲民主党静岡県総支部連合会代表 渡辺周衆議院議員様
幹事長 曳田卓県議会議員様 2021年8月30日
南アルプスリニアトンネル工事に関する要望書
南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク・静岡
共同代表 服部隆 有元利通 増田和明 八木功 松谷清
静岡市葵区鷹匠3-3-1 井口ビル2 地球ハウス内
TEL:054-209-5676 FAX：054-209-5675 MAIL:chikyu_house@yahoo.co.jp
コロナ緊急事態宣言の中、市民の命を守るために日夜、ご活躍のことと存じます。
私どもは、JR東海によるリニア中央新幹線工事の環境省の環境影響評価をふまえ国土交通省が事業を許可した20⒕年に山岳関係者など中心に設立された市民グループです。この7年間には様々な局面がありましたがJR東海、静岡市、静岡県に私たちの声を届け、働きかけ、大井川の水、南アルプスの自然、生態系の保全のために活動を続けてまいりました。
こうした中で2021年6月の県知事選挙は、「南アルプスリニアトンネル工事による大井川の水・南アルプの自然を守る」が最大の政治争点となり投票率もアップして95万対62万票という圧倒的差をつけて川勝平太知事が当選しました。この選挙戦で敗れた自民党公認の岩井茂樹氏は選挙直前の公開討論会で「ルートの変更かまたは工事の中止」を発言しました。このことから、川勝知事は、選挙直後に、今後の静岡県環境保全会議や国土交通省の設立した有識者会の動向を見守りながら、大井川の水、南アルプスの生体系に関わる議論、8市2町の意向も踏まえ、時機が来れば自民党と一緒に「ルートの変更または工事の中止」をJR東海に働きかけることを言明しました。
私たちは、今回の選挙結果を南アルプストンネル工事中止に向けた新たなチャンスととらえ3点の確認をしました。
１、「南アルプスを未来につなぐ会」（代表 山極寿）の設立を歓迎し南アルプス国立公園の拡大を静岡県を通じ環境省に働きかける（別紙）、
２、川勝知事が在任中の南アルプスリニアトンネル工事の進展はなく、1都6県の方々も含め「トンネル工事中止」国会請願署名（別紙）を開始する、
３、来る衆議院選挙においては、立憲民主党静岡県候補者の方々に「南アルプストンネル工事の中止」を公約として掲げ県民の声を更に強化していただけるよう要請する。
こうしたJR東海の進めるリニア工事お中止を実現するために市民、8市2町の住民、県民、1都6県の新たな運動を巻き起こしていくために以下の2点を強く要望いたしますので、9月20日までに文書による回答を求める次第です。
１、「南アルプスリニアトンネル工事中止」国会請願署名に賛同をいただき、国会提出の際に衆参議面にて立憲民主党の看板を立てていただくこと。
２、来る衆議院選挙において大井川の水と南アルプスの自然環境を守るために「南アルプスリニアトンネル工事の中止」を公約として掲げていただくこと。
