まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

寒かった!桜が丘病院移転、コロナクラスター、市民文化会館大規模改修、気候危機非常事態宣言挫折、リニア、福島トリチウム汚染水、議会報告のテーマは沢山ありました!

2020年12月22日 | 市政

2020年は清水庁舎住民投票条例・コロナ感染に揺れ続けた1年静岡市政でした。2021年は、静岡市政の中間選挙として市議会議員選挙を皮切りに、県知事選挙、衆議院選挙の選挙イエアー。ガンガンに演説させてもらいました。年内にもう一度セノバ前に立てるか!?29日???

 


静岡市とJCOH桜が丘病院、清水駅東口公園に移転で合意!津波浸水区域への病院建設、土地交換における「無償貸与も協議」報道、どう受け止めるべきであろうか

2020年12月21日 | 市政

清水庁舎の移転の是非を問う住民投票条例を進めてきた住民グループ、そして私たちはこの協定をどのように受け止めるべきであろうか。桜が丘病院側に移転候補地として挙げたという意味において庁舎建設は事実上の白紙撤回を意味したわけだが、その意味において住民運動の側は勝利したことになる。

ただ、7300㎡のうち4900㎡が病院スペースで残り2400㎡にデジタル化庁舎として建設の余地は残っていることになり完全な白紙撤回でない要素が残るともいえる。政府のデジタル庁設置と市役所の在り方検討で最長5年、最短2年ともあいまいな表現の中で、次の争点は、現庁舎の大規模改修か新築かとなる。

問題は、桜が丘病院側が「津波浸水区域でも問題ない」との姿勢をとっていることに対してどう臨んでいくのか。また、土地の交換における「無償貸与も協議」報道がどのような内容であるのか、現段階では分からない。少なくも、静岡新聞スクープ後の各会派への説明では、この説明はなされていない。

本来なら大内新田に建設すべきであったものを長期間にわたって放置してきた桜が丘病院側の責任、自社土地での建て替えも可能でああったはずであり代替地を市に要請する安易な姿勢については厳しく検証が必要である。いずれにしても市長はどのような説明責任を果たそうとするのか、そこからが新たな出発となる。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20201221/3030009735.html


「市民文化会館のミライを描くワークショップ」第3回目、「平田オリザさんのような館長を招請してみたら?!」盛り上がった意見交換!

2020年12月19日 | 市政

1回目は、「建物の改修」論、2回目は、「会館前の広場」論、そして第3回目は、「市民参加」論。コロナ感染拡大の中だけに欠席者も多かったのですが3チームでワークショップ。市民文化会館、市民文化会館通り商店街、常葉大学を足もとのプラットホームを活かして、インスタなど大学のボランティアサークルの情報発信サイトはできないか。

豊岡市のような「名物」館長の招請、マリーナ―との春風亭昇太さんのような形で、独自イベントに館長にふさわしい方を参加してもらい要請するとか、ピンクレディはという発言もあり。移動したグループには、常葉大学のサテライトを市民文化会館に設置してもらい大学と文化会館をつなぐ橋を架ける、北街道にアーティストレジデンスゾーンとか。

北街道との回遊性を高めるために現在の会議室建物を取っ払い、道としてお濠に橋を架ける、減った建蔽率を活用して会館前広場に観ることのできる制作スタジオ、北街道にアーティストレジデンスエリアを作る、VRなど最先端テクノロジー活用した演劇スペースの確保とか、いろんなアイディアが公共空間を考える会から提案されています。


福島原発「トリチウム汚染水」請願に賛成討論!

2020年12月18日 | 市政

支援交流「虹っ子」(代表 小笠原学)、浜岡原発を考える静岡ネットワーク(代表 鈴木卓馬)、原発なくす静岡の会(代表 林 克)の3グループからの請願で、請願紹介議員が内田隆典議員とまつや。「トリチウム汚染水」の現状についてもっと具体的に把握してほしいという想いと県漁連が断固反対している現状を理解してほしいと賛成討論を組み立てました。結果としては、40対4で否決されました。残念!

 

トリチウム汚染水の海洋放出に慎重な判断を求める意見書提出を
求める請願・賛成討論    緑の党 松谷 清

 ただいま議題となっております「トリチウム汚染水の海洋放出に慎重な判断を求める意見書提出を求める請願に緑の党としえ賛成の討論を行います。
 委員会審議を傍聴しましたが不採択とする理由として共通していたご意見は国の判断を見まもる、委ねたいという点でありました。
 「トリチウム汚染水」の海洋放出問題は、国が海洋放出を決定しようとしたことに、全国漁連、福島県漁連の絶対反対の表明がなされ、決定を先送りにしている段階です。請願の趣旨は、全国の自治体議会において反対、あるいは慎重な判断を求める意見書が採択され地方から「海洋放出の白紙撤回」の流れを作りだしてほしいというものであります。まさに自治体議会の見識と力量が求められるものであります。その意味において、委員会での不採択の決定は大変残念であります。
 改めて、「トリチウム汚染水」について考えてみたいと思います。
 まず、「トリチウム汚染水」とは何か、ということであります。トリチウムとは三重水素で陽子1個と中性子2個から構成される水素の同位元素で半減期、12.32年の放射性物質でベータ崩壊しヘリウムに代わります。宇宙線が地球の空気にぶつかったときに生成して自然界にも水の形で存在します。原子力発電所においては、沸騰水型でも発生しますが、特に加圧水型原子炉において、冷却水において添加しているホウ素(B)やリチウム(Li)が中性子を吸収することで生成します。トリチウムのベータ―線は、人体への影響は少なく、ヒトの体に蓄積されることはないとされています。排出濃度基準は原子力施設ごとに定められていますが、福島第一原発は年間22兆ベクレルです。ただ、周辺のサブドレン、地下水バイパスなどの排出においては1500ベクレル/ℓとしています。
 福島第一原発においては、事故により核燃料がむき出しとなり水で冷やし続ける以外に対処方法がなく、その過程でトリチウムが大量に発生しますがフランス製多核除去装置ALPSでは除去できずトリチウムを含む汚染水が大量に生成され、現在、原発施設に2020年3月段階でタンク979基汚染水は119万㎥となっている現状にあります。トリチウム汚染水といわれる所以であります。
 この海洋への放出に反対する理由は5点あります。
 第1は、トリチウム汚染水が、トリチウムだけでなく半減期1570万年というヨウ素129、半減期28.9年のストロンチウム90、半減期21万8000年のテクネチウムなど放出できる告示限界濃度をはるかに越える放射性物質を含む汚染水であるからです。AIPSで、トリチウム以外は除去されるといわれてきましたが、何のことはないALPSが十分に機能していないという事実が明らかになりました。現在、タンクにためられた水の979基119万㎥の7割が、トリチウム以外の62の放射性物質が混入しており、濃度が全体として排出基準を上回っています。基準値の1倍から5倍が32%、5倍から10倍が19%、10倍から100倍が15%、100倍から最大で2万倍が6%という無茶苦茶な汚染状態にあります。
 2年間をかけてこの放射性物質をALPSによって除去するといっていますが、事故から10年がたとうとしているのに除去できなかったALPSの機能が改善するんだろうか、大変疑問がある点です。まずは除去してからの海洋放出議論でなければなりません。
 第2は、分離できないトリチウムは人体に影響はないということは科学的に検証されているのか、という疑問があるからです。119万㎥のなかにトリチウムが持つ放射線量は860兆ベクレルで、事故前の基準値以内で年間2.2兆ベクレルでしたので390倍になります。泊原発や玄海原発周辺での白血病やがん死亡率の増加が指摘され原因を含め評価が専門家の間で分かれており再検証が必要です。DNAを構成するする水素と置き換わった場合にはトリチウムがヘリウムに壊変しDNAが破損されることが指摘されています。薄めればいいというような量の問題ではありません。
 第3に、では海洋放出以外の現実的手段が原子力市民委員会から提案されている点であります。その一つが10万㎥という大型タンクを敷地内の800m×800mという広さの土捨て場に建設すれば1日150㎥として48年分の汚染水を貯蔵できると指摘されていることです。アメリカのサバンナ・リバー・サイト核施設の汚染水処理で用いられた「モルタル固化処分案」でも対応ができ同じ土捨て場に処分するとすれば18年分が保管できます。敷地内の土捨て場については経済産業省の小委員会で議論もされているのに海洋放出ありきで事態が進められようとしているのです。
 第4に、これが最大の反対理由でありますが、福島県の漁連の皆さんが、これまで試験操業をしながら放射能測定行いながらようやく流通に福島県産魚介類が動き出してきているこの折に、このような海洋放出がなされたら、福島県の漁業者は、実質被害、風評被害を受け壊滅的打撃を受けるという点です。昨年の水揚げ量は。3600t、震災前の14%程度です。流通が広がらない理由に一つに東京・築地、今は豊洲が受け入れて異なことがあります。だからこそ、福島県漁連だけでなく岩手県、宮城県、茨城県、千葉県、東京都の6都県の134の漁協のうち回答のあった42のうち9割が海洋放出に反対を表明し、85%が福島県以外の漁協に意見を聞くべきであると回答しています。当然ながら、全国漁連が絶対反対を表明し、我が静岡県漁連も断固と反対を表明しております。福島県内59自治体で41の自治体が「反対または慎重な判断」を求めています。
 第5に、そもそも2041年~51年の廃炉作業の完了を目指す計画自体が現実的なのかという根本問題があります。海洋放出の最大の理由は、敷地内タンク貯蔵量の限界が137万㎥で2年後に満杯になるとして、タンクの存在が廃炉作業の支障になるというものであります。廃炉作業自体が幻の計画といわざるを得ません。通常の原発でさえ廃炉、燃料デブリを取り出す作業に30年はかかるのに、この未曽有の事故で燃料デブリを取り出すのに最低でも100年はかかる、あるいは取り出せず半永久的に現在の状態で保管せざるを得ない、これが現実で、廃炉計画の根本的な見直しが必要であります。この状況で海洋放出を急ぐ必要はないという点です。
 以上が海洋放出に反対で請願に賛成する理由であります。是非とも本会議場に参加されている議員の皆さんに、委員会の決定は不採択でありますが、静岡県漁連が断固として反対している現状に鑑み、賛成をしていただきたいことを切にお願いして賛成討論を終わります。


第18回北安東塾 「元ジャーナリストと韻文を読む」 ナビゲーターは木村力さんです

2020年12月17日 | 市政
 
12月20日(日)15:00~17:00 柳新田公民館です。通常は、月の最終土曜日の10:00からです。今回、年の瀬「LYB豚」を食べる会が17:00から予定されていました。ただ、コロナ感染拡大の中で1月24日に延期となりました。ご関心のある方はご連絡ください。

富士宮市で始まった福祉・医療・教育・消防などコロナ感染予防に向け無料のPCR検査!注目です

2020年12月15日 | 市政

静岡市は、飲食店への無料のPCR検査、600人弱の申し込み、そして、市職員によるコロナ対策の点検のための飲食店訪問も始まりました。9月議会、11月議会、同じ「いつでも、どこでも、何度でも」無症状のエッセンシャルワーカーへの、まずは、介護施設の職員、利用者からPCR検査を開始すべきではないか」には残念ながら「イエス」の答弁はいただいておりません。富士宮市の対策に注目です。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/7977/?fbclid=IwAR0soGQOxBbM84wkMqSEM8jfRfDZRSyjH1L-DsVAqOL7AIyFntIADYODMYY

 


コロナ禍、「リバティリゾート」1角お借りするという1月31日「ゴミゼロフェスタ」は延期とのこと!事前下見で「糸魚川構造線ミュージアム」にびっくり!

2020年12月13日 | 市政


実は恥ずかしながら初めての現地見学。沼上清掃工場の大規模改修工事で「ゴミゼロフェスタ」の先送りの中、「リバティリゾート」での開催決定を聞いていました。実に素晴らしい会場でした。

ただ、ゴミゼロフェスタfacebook情報ではコロナ禍で延期とのこと。「リバティリゾート」社長の福原良佐さんと地質学者の塩坂邦雄さん、お二人のつながりの中で生まれた今回の試みに大きな期待です。

「リバティリゾート」は新たな「総合リゾート」。そこには「徳川家康ミュージアム」の再開と同時に、なんと!「糸魚川構造線ミュージアム」が併設されていました。塩坂さんのアイディアと推測。そして、学芸員・中村ともみさんがいらっしゃいました。大いなる期待を込めて記念写真です。


コロナクラスター続出!「3・11を忘れないin静岡」サンタ街頭署名、第27回目!4万2331円の募金が集まりました。感謝!

2020年12月11日 | 市政

 

3月、6月、9月、12月の11日の恒例の活動ですが、あまりのコロナ感染か拡大の時期。やるか、やるまいか。チラシをまくか、募金をしてくださった方々だけに渡すか。市民の皆さんどんな反応をしていただけるか、心配をしながらの街頭募金。静岡市議会での「トリチウム汚染水の海洋投棄は慎重に」請願活動の紹介をしました。


自治の観点なき「トリチウム汚染水」請願に対する市民環境委員会審議!請願紹介人として傍聴しましたが残念です!

2020年12月11日 | 市政

3つの市民グループの関係者傍聴する中、「虹っ子」代表の小笠原学さんの力強い小笠原学さんの力強い意見陳述でした。しかし、市民環境委員会委員からは誰の質問もなく、粛々と進んだ委員会審議。福島県内の自治体の多くが反対をしている実情に「想い」を期待しましたがかないませんでした。