まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「改正個人情報保護法」の適用を受けない市議会の個人情報保護条例・議員提案に質疑!

2023年03月17日 | 市政

※※※

「改正個人情報保護法」の適用を受けない市議会の個人情報保護条例・議員提案に質疑!

緑の党と共産党は提案者に加わらず、提案者代表の繁田議員と質疑をやりました!

ヤジは沢山で非常に充実感がありましたが、反対討論の方が趣旨は伝わるので紹介!

※※※

 

要は二元代表制、市長提案するだけで議決は議会が行っている、議員間の討論が重要だけど実態は行われず、何とか改善したい、というための議案質疑でした。

一番身近な政府において議員間討論がないことが日本の民主主義を弱くしている、議会改革をやり通したいという趣旨です。

発議2号 議会の個人情報保護に関する条例の制定について

 反対討論                2023年3月17日

 

 さすがに3回目の登壇となるといささか、えーまたーの感じですが静岡市議会の個人情報保護に関する樹齢に反対討論をしたいと考えます。

議案質疑の中で確認したかったこと以下の3点です。

第一は、議会の条例は、改正個人情報保護条例の支配を受けないことになっていることから独自の条例制定をしなければならない、とされています。その場合に、改正個人情報保護法の影響をどこまで受けずに条例制定できるか。

第二は、その場合に現在の議会も実施機関となっている現行の個人上保護条例の「個人情報の本人収集の原則、目的外利用の禁止、外部提供の禁止、オンライン結合の禁止」の規定が全部でなくても、例えば個人情報の本人収集原則だけでも組み込まれているか、どうか。

第三に、現行の個人情報保護条例のもう一つの核心は、個人情報の目的外利用や外部提供、オンライン結合について公益的必要性があるかを第三者委員会が協議して決定するという、自治体権限がある点ですが、市長部局の「法の施行条例」とは違った形で議会条例に部分的に残っているかどうか、

でした。

実際に、名称も違っていますし、条例の作りも現行の個人情報保護条例の枠組みに似たところも残っています。匿名加工情報の募集をできるような個人情報を保有していないし、そうした規定を持っていない、そうしたことから「よりましな」条例制定ができるかどうかでした。

提案者を代表しての繁田議員の答弁によると、結局のところ、改正個人情報保護法の支配を受けないとしながらも現実には法の趣旨に合わせるように規定されているということが確認できてしまったというものでありました。その意味においてこの条例には賛成できないわけであります。

議会として、現行の個人情報保護条例にできるだけ引き付けられる可能性があったにもかかわらず、このような条例案になってしまったことを大変残念に思います。

各会派代表者会議でそうした趣旨について必要な場面で発言もしてきましたが、そうした議論ができませんでした。これは提案者だけでなく私自身にも責任はあります。

日本の民主主義は弱い、日本の市民社会は弱いとよく言われます。

何故でしょうか。

国政における議員内閣制と自治体の二元代表制は原理も違っています。また2000年分権法の制定により中央政府と自治体政府は対等となりました。政治の変革というと国政における変革が政治の変革と受けとられる考え方が主流です。しかし、今日国政もグローバルな世界と切り離せず、「グローバル―ナショナル―ローカル」は複雑に絡み合っています。こうした時代に、予算の反対討論で藻谷浩介さんを引用しましたが、ローカルの民主主義が本来的な政治の変革に密接な関係にあると私は認識するところであります。

二元代表制である自治体の民主主義の基盤を強くすることが日本の民主主義全体を強くすることにつながります。市長は提案するだけで議会に議決権があります。その議決権は、議員間討論によって執行されるものであります。私も含めて市長には質問する場面が多いわけです。

二元代表制は、その質問をした後に議員間の討論が行われて議決されるということが想定されています。実態として会派性という形で会派の意見、つまり議員間の討論によっての議決でなく、市長を支える会派、という形の議決となっている現実があるわけであります。これが日本の民主主義を弱くしている制度上の問題ではないかと考えているところです。

今回の議会が法の支配を受けずに独自の条例を作ることができるわけですから、まさにこのことにおいて議員間の議論が7月からこの3月まで行われていないことを私は大変残に思うし、そのことが民主義の基盤を弱くしている私は考えています。私自身の力不足もありますが、少なくもこの条例提案についてもっと議論がなされてしかるべきでありました。そうした残念な気持ちを述べることで反対討論としたいと考えます。


今日からマスク自由と遅ればせながら3年ぶりのマスク無し街頭演説!

2023年03月14日 | 市政

※※※

今日からマスク自由と遅ればせながら3年ぶりのマスク無し街頭演説!

いつもの「どんなニュースが目に留まり耳に残っていますか」は袴田事件再審決定!

12年目の福島、緊迫リニア、藻谷さんの円安コメントと予算、まちなか再生指針・・!

※※※

風も強く寒い朝でした。

市役所から江川町交差点までの歩きの間にマスク無しの方は3人だけでした。


袴田事件、東京高裁が「再審」を認める! 袴田さん本人、お姉さんのお気持ち察するに余りあります!

2023年03月13日 | 市政

※※※

袴田事件、東京高裁が「再審」を認める!

袴田さん本人、お姉さんのお気持ち察するに余りあります!

支援されてきた皆さんの奮闘に敬意を表します!

※※※

 

東京高検は最高裁に特別抗告との報道です。

東京高裁決定にただちにしたがっていただきたい。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5550c5a46d77df1f67df098a5759dccce2797f3


「この不調はコロナ後遺症?もしかしたらワクチン後遺症では?」医療シンポに参加!

2023年03月12日 | 市政
※※※
「この不調はコロナ後遺症?もしかしたらワクチン後遺症では?」医療シンポに参加!
1980年代に種痘ワクチン被害者訴訟に関わった経緯からどのような議論となるかに関心!
済生会病院(15歳以下)と静岡病院がコロナ後遺症であれワクチン後遺症であれ診療受けいれると!
※※※
参加者は200人を越えていました。
まずは被害の実態を把握することから始まります。
主催されたこどもコロナプラットフォーム、静岡県賛同者の会の皆様、ご苦労様でした。

12年目の3月11日14:46メンバーで黙とう、37回目10年目に入る街頭募金!

2023年03月11日 | 市政

※※※
12年目の3月11日14:46メンバーで黙とう、37回目10年目に入る街頭募金!
政府の原発再稼働方針、しかし次から次の市民募金、12万8074円に希望を感じます!
昨年の街頭+個人募金の総額は36万6916円、13団体に応援の寄付、まだまだ続きます!
※※※
驚くような途切れることのない募金に協力して下さる市民の皆さん、素晴らしいです。
小さな子どもたちもたくさんの寄付をしてくれました。
子どもたにの風船アーツをプレゼントするリーダーの小笠原学さんにいつも感謝です。
お時間の都合で帰られた募金活動メンバーも何人もいらっしゃいます。


3・11から12年目を迎える中、岸田政権のあまりに唐突な原発再稼働への抗議声明!

2023年03月10日 | 市政

※※※

311から12年目を迎える中、岸田政権のあまりに唐突な原発再稼働への抗議声明!

望月俊明静岡市議会議長への県ネット、浜ネット、支援基金、なくす会による声明提出!

※※※

 

静岡県内の35市町の首長、議長への統一行動アクションでした。

議長だけでなく田辺信宏市長にも声明提出を行いました。

静岡県、中部電力に声明の提出です。

※※

静岡市議会議長 望月俊明様                      2023年3月10日

浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク

420-0851 静岡市葵区黒金町55 交通ビル3F FAX:054-292-4122

福島子ども支援基金

原発なくす静岡の会

浜岡原発を考える静岡ネットワーク

 

岸田自公政権による原発回帰政策の白紙撤回を求める声明

 

2022年12月、岸田政権は「GX実行会議」で、既存原発の再稼働の加速、原発の新規増設、60年を超えた老朽原発の運転期間延長などの、原発回帰政策を決定しました。 

福島第一原発事故以降の12年間、歴代政府は「原発の新増設はしない、可能な限り原発依存を低減する」と表明してきましたが、それを180度転換するエネルギー政策の重大変更です。国会での議論も国民的な議論もやらず、原発利害関係者や推進派が多数を占める審議会での検討と閣議決定だけで、一方的に決めたものであり、国民世論を無視していることや、民主的手続きをしていないことからも、認めることは出来ません。

 2011年3月の福島第一原発事故では、稼働中の3基の原発すべてがメルトダウンし、拡散した放射能で16万人以上が避難を余儀なくされました。未だに3万人が家に帰ることも出来ず、原発のデブリには手もつけられず、緊急事態宣言は解除もされず、福島の事故はいまだに終わっていません。 除染も道路近傍に限られ、山間部は手つかずのままで放置され、ふる里は奪われたままです。

福島第一原発事故の汚染水の海洋放出が始まろうとしていますが、薄めて流しても海の汚染量は変わりません。海洋生物の食物連鎖で濃縮され、ひとの健康を害する可能性があります。福島の「原発災害関連死」は今も増え続けて、2,333人となり、子どもの甲状腺がんも300人(発症率35~50倍)を超え、その被害の甚大さは、自然災害レベルを大きく超えています。私たちは福島第一原発事故の教訓も反省も投げ捨てる、原発回帰は絶対に許すことは出来ません。

原発は発電中に大量の熱を出して、海を温めます。原子炉1基が1日で、広島型原爆3個分の放射性物質をつくります。使用済み燃料も放射能と熱を出し続けて環境を破壊しますが、日本にはその処分場も無く、それを造る宛てもありません。

 推進派が期待する次世代型革新炉も革新軽水炉も、危険性は何も変わらず、小型原子炉はコストが高く、実現の見通しが立たないばかりか、軍事転用も心配されています。

浜岡原発は全国の中で唯一政府の要請で止まった原発です。しかし停止期間が運転期間に延長されれば、炉心の劣化が進むほど長く運転することになります。浜岡3号機は原則あと4年で廃炉ですが、この延長であの危険な場所に、現時点で72.5年、80年を超す運転も考えられます。静岡県民は危険にさらされ、移住ともいえる広域避難計画には実効性は無く避難は出来ません。

日本は自然エネルギーが豊富で、現在消費している電力の数倍の潜在能力があると言われており、再エネには燃料代がかかりません。今の技術でも飛躍的な施策次第で再エネ省エネが可能であり、また温室効果ガスも、放射能も出さない、地産地消の再エネ100%が出来るなら、もはや原発の新設はおろか、岸田首相の原発推進は全く不要です。

国は全力を挙げて省エネ・再エネ100%を推進すべきであり、時代遅れの原発回帰政策を速やかに白紙に戻すことを求めます。


市議会都市局予算審議、8番目の質問は辛い、大抵のテーマは質問されています!

2023年03月09日 | 市政

※※※

市議会都市局予算審議、8番目の質問は辛い、大抵のテーマは質問されています!

呉服町、紺屋町、御幸町、伝馬町、鷹匠町に関わる街中再生指針はTAPSテーマ!

あと、バス補助金・公共交通、盛土(リニア)調査、城北公園、公園審議会など質問!

※※※

 

今日の都市局審査は全員がいくつかの質問テーマで重なり、準備した質問はほかの委員が質問をしており「出たとこ勝負」となり自分自身の質問のレベルを試されました。日ごろからの準備が求められます。


旧統一教会問題に続いてアベ政治が「放送法への政治介入」総務省文書で明らかに!

2023年03月08日 | 市政

※※※
旧統一教会問題に続いてアベ政治が「放送法への政治介入」総務省文書で明らかに!
安倍元首相に倣ったのか、高市早苗元総務大臣「捏造だ、事実であれば議員辞職」!
官僚が手助けするとでも思ったのか、事実関係を徹底して明らかにしてほしいものだ!
※※※
それにして磯崎補佐官の暴言も許せない。
小西参議院議員の奮闘にエールを送りたい。