まつや清の日記 マツキヨ通信

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総括質問は①財政見通しと②保育の質、退任前最後の答弁は「国際感覚と大局観」!

2023年03月03日 | 市政

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総括質問は①財政見通しと②保育の質、退任前最後の答弁は「国際感覚と大局観」!
2023年~30年に必ず起こる「台風15号並み災害」「低金利政策転換」に備えた財政とは!
2030年経常収支比率97.5は金利3%アップでどうなるか、海洋ミュージアムは今必要か!
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金利3%アップで市債370億の利子は10億円増加し、経常収支比率は0.5%アップするとの答弁。5年で100%を越えることになります。厳しい財政事情の中で地球総合ミュージアム240億(100億が施設建設費、140億が15年間の運営費、その半分を料金収入で賄う。10%以上の赤字には静岡市が半分を負担する)が今本当に優先すべき事業であるのか。

《質問》抜粋
タブレット格納資料は、4次総前期の投資的経費と市債についてのものです。3年目の2025年投資的経費は570億ととびぬけています。中身を見ると消防用ヘリ、消防情報システム、同法無線デジタル、最終処分場整備、災害に必要な事業が目立ちます。この前期3年間に地球総合ミュージアム73億4000万事業に市債49億5000万は、急がなければならない事業であるのか否か、市債事業比較においてよくわかります。
また、8年間に金融政策の転換は必至です。昨年6月議会において、池谷議員の質問、金利が1%上がった場合、2021年度の市債発行額522億円を前提にすると、単純な計算で5億円の公債費の増となるとの答弁がありました。アメリカの公定歩合は既に5%に近い状態です。
1,金利が3%上がった場合経常収支比率97.5%はどれだけ増加するのか。財政計画への影響や対策はどうなるのか。

<財政局長答弁>
単に金利のみが上昇し、GDPの上昇やそれに伴う市税等収入への好影響がなければ、後年度の利子負担 の増加により、経常収支比率は悪化する。 財政見通しでは、臨時財政対策債を含む市債の新規発行額は、平均で年間約370億円と見込んでいるが、 仮に、現在の財政見通しよりも1年間のみ金利が3%上がった場合は、翌年度以降の利子負担は、単純計算 で、1年あたり約10億円増加し、経常収支比率は、約0.5ポイント上昇する。 GDPが上昇せず、長期金利のみが上昇する状態が続けば、義務的経費の増加につながり、財政の柔軟性 が失われ、政策的事業の実施に影響を与えることになる。その場合は、さらなる事業の選択と集中による重 点化等の取組が必要になると考えている。