マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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桧原神社ご神火祭

2008年02月04日 09時33分39秒 | 桜井市へ
元日の日、新年を迎えた桜井市大神神社には多くの参拝者が来られる。

年明けた早々、拝殿でお火かりを授かった御神火は出御されると同神社の摂末社18社を巡拝する。

一本が長さ3m、重さ60kgにもなる大松明は三本を担ぐ。

太鼓を打ち鳴らし掛け声を掛けて凡そ60灯からなる小松明を持った氏子らが続き、一番遠く離れた桧原神社に到着するのが1時間半後。

月明かりに照らされてはいるものの道中は真っ暗闇。

松明の火が延々と長くなって光の跡を残す。

年頭に浄火を献じて天下泰平や五穀豊穣を祈る新年を祝うご神火祭は道を巡ることから繞道祭とも呼ばれています。

桧原神社で祭典を終えた一行は井寺池の畔を通って、出店で賑わう三輪恵比須神社に向かっていった。

(H20. 1. 1 Kiss Digtal N撮影)