マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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神殿町・とんかつ屋まるかつの厚切りロースカツ定食

2019年05月13日 08時55分37秒 | 食事が主な周辺をお散歩
初めて訪れた日は前年の平成29年11月16日

メイン食に選んだソースカツ丼よりも記憶に残った食べ物は大きな広島産のカキフライだった。

店員さんがアンケートを書いてくださったら次回は300円のミンチカツを無料で食べられます、と伝えられたもらった無料券。

その券をもって再訪、というか、再食したいとんかつ屋まるかつ

奈良市神殿町にあるカツの専門店であるが、チェーン店ではない。

とにかくびっくりするほど美味かったカキフライの味。

魅力に憑りつかれてしまったようだ。

行きたい、食べてみたいと思ってはいるものの家の事情で離れるのも難しくなってきた。

ちょっとぐらい、食べるだけ、云われそうだが、踏ん切りがつかない。

正月の1日である。元日早々の賀状が届く。

その中の一枚。

お年玉年賀はがきではなく通常のはがきの裏面に「おめでとう」とあるから、これは賀状・・・でもなかった。

誕生記念日に是非ともお越しくださいという案内状である。

しかも、その賀状に「ささやかですが、1000円引きのプレゼントを用意させていただきました」とある。

なんと、ありがたい年賀状にお屠蘇が進む。

11月に入店したとんかつ屋まるかつ神殿店のメニューにある日替わり定食は千円を若干下回る価格。

カツ類などの揚げ物がメインのとんかつ屋まるかつはカツが勝負どころ。

と、いうか店主こだわりの食事を食べてもらいたいということだ。

誕生日近くなれば行く機会をとにかく設けよう。

そう思っていたが、正月三が日、小正月・・月日の経過は目まぐるしく回転する。

家の事情もあってバタバタしているうちに次への展開が勝手にやってくる。

この日は私の通院日

その帰りにありがたい誕生祝いのはがきをもって行こう。

そう思って神殿町にやってきたら突然のにわか雨。

真っ黒な雲にどっと降り出した。

そんな天候状態であるが、停めた車から走っていく。



入店したら2組の食事さんが食べていた。

1組は3人組。

お友達のようだ。

もう1組は男性独り。

黙々と食べてはった。

座った席に店員さんの注文取り。

カツは食べたいが、油もんはその気にならない我が家の家人。

いただいたはがきはありがたく独りで、よばれるというわけだ。

千円も支援してくれるありがたいプレゼントは有効活用させてもらいますと伝えたら、是非・・・。

こういうときこそ、という店員さんのお言葉に、選んだメニューは税込み1580円の厚切りロースカツ定食。

そう、千円も割り引いてくださるので、実質支払いは580円。

待つことおよそ15分。

アツアツ揚げたての厚切りロースカツを盛った定食膳が配膳された。

見た瞬間に、うぉっ、と声がでた。



これまでの私は豚カツといえば、「とんかつのKYK」にしか食べに行ったことがない。

ずいぶん前のことである。

サクサクの豚カツは美味かったのか、どうか、すら記憶にない。

とんかつ屋まるかつの揚げ物はカキフライで味も食感も魅力的だった。

それ以上かもしれないと思った厚きりロースカツ。

それ以上というのは大きさ、厚さ、柔らか肉、である。

一口食べて・・・。

えっ、である。

口の中に入れたのが大きすぎたのか・・。ではなかった。

厚みがあり過ぎて口の中にあったロースカツが噛めないのだ。

つまり、口をあけられない状態になってしまった。

顎が外れそうだと思った厚きりに思わず、「厚きりジェーソン」と声を挙げた。

添え付けの岩塩に少しだけつけて食べる。

一切れすべて食べ終えるのに、何口もかかってしまう厚きりジェーソン。

一口、一口に旨みがある厚きりジェーソン。

たまらん美味さに絶句する。

衣に歯があたれば、ザクっ。

そこから現れるロースカツがじゅわ。

柔らかいから口当たり、ではなく歯当たりがすこぶる良い。

一切れ目は岩塩。

二切目も岩塩。

三切れめに辛子。

四切れ目は特製ソースタレ。

五切れ目は再び戻った岩塩で〆。

その間にいただくご飯も美味い。

漬物も上品な味。

以前はトン汁だったが、店主が考えて健康志向のしじみ汁に替わった。

絶えず試行錯誤・・ではなく、お客さんのことを考えた料理に、もっとファンを・・。

同店に来られて美味しければ、FBにツイッターするだけでサービスをもらえる。

この日ももらったミンチカツはいつ食べに来ようか。

(H30. 1.23 SB932SH撮影)