マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大阪・道修町の少彦名神社

2019年05月16日 09時24分39秒 | もっと遠くへ(大阪編)
歯医者治療を待つ間にぶらぶら散歩。

とはいっても車で巡る散歩。

同乗するかーさんも私も勤務地は大阪市中央区の今橋。

あの店もあった、この店もあった。

でもあそこはもうないね、と話題は30数年も前に通った食事処。

数軒を残していまやすっかり変貌する街の姿はビル街。

少し足を伸ばして眼科を探す。

おふくろから頼まれていた調剤目薬を入手するために出かけた眼科はすぐ近辺になる平野町にある。

初めて出かける眼科の住所をカーナビゲーションにタッチして、指図する通りに車を走らせたが、夕方の暗闇ではビル名がわからず難儀した。

店締め時間が過ぎて焦る。

たどり着いたもののさらに難儀した薬局はどこなんだ。

道行く人に聞いてなんとか所要をこなした眼科、調剤薬局を探してみた。

そこは道修町のすぐ南にあった。

それも筋一つが違うだけだった。

今から思えばカーナビゲーションの指図する位置は間違っていなかったということだ。

その道修町に神社がある。

見た瞬間にそこがどこの神社になるのかすぐにわかった。

神社名は少彦名神社。神農さんを祭る大阪の神社である。

奈良県内行事に薬関係者が集まって参拝される行事がある。

一つは高取町下土佐に鎮座する恵比寿神社境内社になる神農社で行われる神農薬祖神祭

もう一つは御所市宮前町に鎮座する鴨都波神社境内社になる神農社の薬祖神祭である。

両社で行われた神農社行事に間接的に関連する大阪道修町の少彦名神社である。

ネットをぐぐってみれば神社様相のある程度がわかる。

ビル街に建つ状況も見てとれる。

ゆるゆると走らせていた車窓。

えっ、ここにあったんだ。

車を脇に寄せて緊急停車。

ハザードランプを点滅させて停車している間に撮らせてもらった。



ほんの1分も満たない時間に前景および絵馬を吊るしていた通路などを撮っておいた。

その間にも参拝者が訪れていた少彦名神社。

薬関係者であるのか、それとも薬を服用している患者さん、若しくはその家族さんか・・・。

ところで少彦名神社のHPに道修町通りに医薬品に関する展示施設があるので、町を巡ってほしいと願うストリートマップがある。



その展示施設は少彦名神社にあるくすりの道修町資料館をはじめとして、杏雨書屋、大日本住友製薬展示Gallery、田辺三菱製薬史料館の4施設。

他にも展示施設ではないが、昔ながらの風情をみせる木造建屋やレンガ造りの建物をみるのもよかろう。

(H30. 1.24 SB932SH撮影)