マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

室生無山・M家の先祖送り

2021年03月21日 08時55分54秒 | 宇陀市(旧室生村)へ
やや腰痛ぎみだった身体を気分転換に出かけた行先は、奈良市都祁白石町。

食べたくなった塩っ辛い刺しさば買い。

思い立っての行動であるが、本日は盆の真っ盛りの15日。

夕刻では間に合わない売り切れを想定したが、気になれば、なるほどに気持ちを抑えられなくて・・。

行先は、以前も買ったことがある同町にある「ショッピングセンターたけよしのコマーシャルソング。

運よく、見つかった「たけよし」の刺しさばを手に入れてほっ。

時間帯は、日暮れ前の午後5時45分。

余裕ができたから、ちょっと足を伸ばした宇陀市室生の無山。

同地を目指したのは、先祖送りが見られるかも、と思って車を走らせた。

先祖さんを送る場は、マエノ川と称していた笠間川に架かる橋の袂。

時間帯が合えばいいのだが・・。

都祁白石町から直に室生多田に出る村の道を走る。

通り抜けたところに三叉路がある。

そこを右折れしたら無山に着く。

橋を目指していた、そのときだ。

右手に火の手が見えた。

その火は松明火。

急いで戻ったUターン。

広地に停めて小走りしたいが、坂道では無理がある。

見えた民家はすぐそこだ。

火はまだ点いており、煙も僅かだが立ち上っている。

藁松明は2本だ。

急坂を登る道は九頭神社に向かう参道。

階段を踏むすぐ近くの民家に人影が動いた。

送り松明をされていた男性に、お声をかけて急な取材をお願いした。

それなら、もう一度、藁松明に火を点けてあげよう、と云ってくれたMさん。



再現をするにあたり、新たに藁束二束を持ってきた。

まずは一束。

半分くらいに折ってみる。



半々に折った束の長さをざっとみて、曲げる位置を調整するのは、カドニワに仕立てた2本の青竹。

シシダケの名がある青竹の先は削って尖がらしておくと、藁を刺すので、動かず、座りがいい。

このままの状態では、藁束がほぐれて落下してしまう。



そのために藁紐でしっかり括って固定する。



もう一束も同じように固定し、カドニワの出入り口の両端に立てた。

2本とも調えたら火点け。

取り出したライターで着火する。



乾いた藁は、直ちに燃えあがる。

例年、午後6時に送り火をしている、という。

13日は、迎え火。

送りの15日と、同様の時間帯にしている。

昨日は、ソーメンをおましていた、というから14日のことだろう。

15日の朝6時。

迎えた先祖さんに供えて盆棚から、御供をもって前ノ川と称する笠間川に向かう。

田園が広がる向こう遠くに見える橋が、笠間橋。

その橋から、御供を川に投げこんで、川流し。

Mさんの話によれば、南の地区は、そこより近い別の橋から投げるそうだ。

橋に線香を灯して、水に溶けやすい御供を流す、と聞いて場を移動した。



M家のカドニワから遠望した笠間橋。

近くに見えた橋が、私の足では遠くになる。

胸のうちが騒ぐ線香の位置。

近寄ってわかった、欄干の下。

そこに並べていた。



線香の色は、それぞれ・・。

燃え尽き具合もあるから長さもさまざまだし、本数もさまざま・・・。

山の神の御供なら男の人数分とかあるが、これはそうではないだろう。

これまで取材してきた地域の人たち。

話してくださったのは、たいがいが、適当な本数、だと答えていた。

線香に見惚れて撮っていたときだ。

はっと気づいた橋の下。



目線を落とした川中に花束がある。

先祖さんを迎え、見送った仏さんの花だ。

視線をあげた川中には、経木もあった。



撮っていたときである。

ワンちゃんを散歩している女性と出会った。

仕事場は、すぐ近く。

以前も撮らせてもらったカドニワに立てた先祖さんへの松明。

今年は、来訪されたお客さんの関係で午後5時に送った、という。

また、ご近所のお家にも松明痕がある。

迎える、送る時間帯は、家ごとの事情に合わせて火を点けているようだ。

この橋の袂で線香を、のことを教えてもらったのは、平成23年の虫送りの夜だった。

7年経ってようやく無山の様相を拝見できた。

当時、聞いていた話によれば、藁松明で送る時間帯は夜間だった。

日が暮れ、暗くなる時間帯になってから送られるのだろう。

先祖さんは、早く迎えて、遅くに戻ってもらう。

今から思えば、そういう家だったのだろう。

翌年の令和元年の8月5日。

取材のお礼に撮らせてもらった写真をさしあげるために再訪した。

ご主人は不在であったが、母親にお会いできた。

母親は昭和2年生まれの92歳。

実は、と、話をきりだしたお嫁さんのこと。

悲しいかな、40歳半ばで亡くなられたそうだ。

当時、子どもらは大きかったらから、再婚に踏み切れなかった。

昨日は日曜日。お盆の時期には、実家に戻れないからと、11人の孫家族が集まってくれた、という。

カドニワに盛り上がった孫たちのバーベキュー料理。

来週は、「お盆を迎えるが、お父さんの姿を撮ってもらった写真は期日が合わないから見られへん。昨日に持ってきてくれたら、みな喜んでくれたやろ」。

「また、会える日おあるし、そのときの愉しみにしておくから」、と・・。

ここ、「M家のカドニワから見た田園風景が清々しく、とても気持ちがいいと、いつも孫が云ってくれるのが嬉しい」、と云ってくれた、その気持ちも嬉しくて、逆にお礼を伝えて帰路についた。

(H30. 8.15 EOS7D撮影)

ふり返る令和元年6月の介護まとめ

2021年03月20日 09時12分28秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

17日は、おふくろが耳の治療に通院する中加賀屋のやまね耳鼻科行き。

予約は午前11時。

診察の結果は、「きれいですよ」だった。

腫れ具合は消え、その後は、進展していない。

次の診察は、2カ月後の8月9日。

今日同じく午前11時の予約を入れた。

診察の待ち時間はまま長い。

この日も、加賀屋周辺地域の散策散歩。

1カ月前の5月24日に散策した加賀屋の商店街

今日は、時間的余裕もないので、ごく一部の再散策。

先に見ておきたかった加賀屋商店街にあるス-パー食品館のアプロ。

店内見て廻りの商品探し。

これはいいね!と買った小海老の唐揚げ。

奈良に戻った家で食べた美味しい唐揚げ。



それはともかくもう一度見たかった戦国武将たちのフイギュア。



麺処、食事処のそば処富二重(ふじしげ)。

お店はどうも閉めはったような雰囲気だが、フイギュア姿なった戦国武将たちは、是非とも拝見したいと思ってやってきた。



一人一人に姿、衣装、顔つき、表情、兜に武具・・。

見ていて飽きないから困ったもんだ。

27日、銀行送金ができない口座だったら、と心配しだしたおふくろ。

実弟次男は宮城県仙台に住む。

口座をもつ七七銀行は凍結なんぞしてないし、銀行から、次男の口座からちゃんと届いたから、送金ができないことはない、と伝えているのだが・・。

何から心配しだしたのか、さっぱりわからぬ不安感。

そんなけ心配するなら、次男に直接、電話したら、えーやんと、というのだが・・。

重い腰をあげて、携帯電話で次男に連絡を取り合った結果は・・・・。

夜の11時になってから電話した次男から直接聞いたこえは、「七七銀行でいい」っていわれた、という。

だから、そうだろ、と云っても、ごめんな、とも言わない頑固な一面をもつおふくろ。

ボケているわかでなく、ただただ心配が募って、不安が増しただけ。

聞きゃわかる話が、電話もかけない。

切羽詰まってやっとこさ。

(R1. 6.17 SB805SH撮影)
(R1. 6.27 記)

大和郡山城廻り線の計画

2021年03月19日 08時33分56秒 | 大和郡山市へ
当初案は二つあった大和郡山城廻り線。

近鉄電車・橿原線が通る電車道。

郡山城跡の北東角に踏切がある。

通行量が最も多い時間帯は朝、夕の出勤、退社時間。

以外の時間帯も決して少ないわけではない。

自宅から乗車したバス。

天理教信号あたりまで続く大渋滞に、近鉄郡山駅に着くまでの時間が長いこと・・・。

予定する時間から10分以上も遅れる日常茶飯事の交通量実態に、計画が持ち上がってから何年になるだろか。

遮断機が下りたままの踏切を渡らずに向こう側に行くにはどうすればいいのか。

そこで登場した案。

一つは高架にする。

もうひとつが地下にトンネルを掘って公道を造る。

たぶんに高所を跨る立体高架橋だと思っていたが、地下を潜り抜けるトンネルに決まったのはいつだったっけ。

都市計画法・決定告示があったのは平成20年3月11日。

あれから11年も経った。

その計画平面図PDFフアィル形式で見つかった。

完成後のイメージ図も公表されている。

都市計画・城廻り線は、京奈和自動車道(大和北道路)の(仮称)大和郡山北インターチェンジへのアクセス道路として、また、都市計画・石木城線、(主)枚方大和郡山線とともに北和地域の高度医療拠点病院である新奈良県総合医療センターへのアクセス道路として位置付けられています。しかし、当該路線は、踏切により著しい交通渋滞が頻発しています。平成28年4月には踏切道改良促進法に基づく「改良すべき踏切道」として法指定を受けました。踏切と立体交差(アンダーパス)とすることにより、踏切による慢性的な渋滞の解消を図ります。」。

この日に出かけたやまと郡山城ホール。

エントランスホールにあった立体交差図。



これもまたイメージ図。

周辺の環境下が、実態と一致しないのでわかりにくいが・・。

気になるのは、地下道を通過する道路である。

大雨、より雨量の多い豪雨の場合はどうなるんだろうか。

降った雨量にもよるが、一気に大量な雨が降った場合は、最深部に雨水溜まり、次の交差点が信号待ちでなくとも、往来する車が、多いほどに沈下することが考えられる。

各地にみられるゲリラ豪雨などは、短時間において冠水する恐れがある。

その場合は通行止めすると注意表記している該当地は、多く見られる。

溜まった場合は、いち早く通行止めの処置をしないと、知らずに飛び込んできた車は、間違いなく水没する。

そのような映像は、豪雨時期になれは、多く報じられる。

(R1. 6.30 SB805SH撮影)

アピタ大和郡山・風まつりのかき揚げ天うどん

2021年03月18日 08時57分57秒 | 食事が主な周辺をお散歩
アピタ大和郡山の2階にあるフードコート。

すがきやの横、横に丼・麺屋がある。

主に丼なのか、ちゃぽん麺が主力なのか・・。

そこから右の端っこの方にあるメニューの並びはうどん類。

目立たない表示に惹かれたうどん麺はかき揚げ天ぷらうどん。

お店はどうやら「風まつり」。

ラーメンから、うどん、丼に石焼ビビンバもあればソフトクリームにポテトまで売るお店。

以前から気になっていたお店の味

確かめる日がとうとうやってきた。

さすがの土曜日。

駐車場も満杯の土曜日。

日曜日はもっと多いが・・。

食事を摂る「風まつり」は2階。

テーブル席が何席もある。

注文している間にあっという間の満席状態。

ピピぴと音が鳴ったらできあがり。



一味を一振り、二振りふっていただく390円のかき揚げ天うどん。

意外と思ったくらいの美味しさ。

出汁は利いているし、コシのあるうどん麺に感激。

大きなかき揚げ天の味も上々。

揚げる油の旨さであろう。

とにかく美味しい。

かき揚げ天うどんの他のメニューに320円のきつねうどん、390円の海老天うどんに480円のカレーうどんもある。

また、うどんの他、そばも作ってくれる風まつりメニューに390円のざるそばもある。

いろいろ試しに食べたくなる。

(R1. 2.10 SB932SH撮影)
(R1. 6.29 SB805SH撮影)

突然に発生したOUTLOOK2013の試用期間終了期限切れ対応

2021年03月17日 08時05分58秒 | つうしん
午後9時半・・Office2013outlookが認証求めるウイザード゙が自動的に出現。

試用期間の終了にともないプロダクトキーが、あればそれをキーイン、またはコンピュータをアクティブなアカウントに追加するサインインを求める画面だ。

再度ライセンス認証するには、二つのうち、どちらかを選ばないと前に進まない。

さて、どうするか。

前に進むに、サインインをクリック。

ライセンス認証するにはメールアドレスまたは電話番号が・・とあるので、自宅番号を入力したら番号を確認してくださいと・・。

整合一致しているので次へ、を選んだが、アカウントが存在しないと返ってきた。

“××××@××・・・××を投入しても返される。

”◆◆◆◆@◆◆・・・◆◆”も受け付けないので日本国の自宅番号をキーインしたが、これもはじかれた。

仕方ない。

新しいカウントとして、携帯番号を入力したら存在が見つからない。

前に+81を付与し、携帯番号ををアカウントとして作成します、に・・。

パスワードを求めるから、秘匿していた“●●▲・・・▲”番号を。

さらに名前も求めてくる。

名に、事例が太郎とあるので、“眞人”を入れたらこの情報は必須とくる。

姓名とも”田中眞人“を入力したが、この情報は必須、と再度求める。

“眞人“に”眞人”を投入したら生年月日を求める。

これってどこまでいくんやろか。

西暦生年月日を選択したらガラホにメッセージが、マイクロソフトアカウントのセキュリティコードとして“××××”を使いますから、とあった。

その番号を投入したら登録されたようで、メールアドレスはどれにしますかときた。

以前と同様の“××××@××・・・××を指定したら、このアドレスは、既に登録済と返された。

アドレスが誤ったかと思い、”◆◆◆◆@◆◆・・・◆◆”を設定したら、そこへセキュリティコードを送ったという。

そもそも、それが動作しないのでガラホのメールアドレス、と思ったがアドレスは控えていない。

新しいメールアドレスを、今さら作ることもできないのでガラホのプロフイールにあった“★★★★@★★・・・★★”を指定したが、一時的な問題が発生していると返された。

万事休す、だ。

もしかと思って、念のために“★★★★@★★・・・★★”を小文字したが、弾かれた。

もう、最後の砦にすがりつくしかない。

探し出したグーグルメール。ただ、一度も利用したことのない“■■■■@■・・■”だが・・・。

試しにグーグルを立ち上げてメールを、gmailに投入したらパスワード求める。

ので“××××”をキーインしたらメール覧が出力された。

“■■■■@■・・■を投入しても、一時的な問題が発生していると返されるか、既にもっているメールアドレスをということで もう一度ヤフーアドレスの“××××@××・・・××も同じく一時的な問題が発生。

これで、完全なる万事休す。

にウイザード゙は失敗。

閉じることもできなくなり、マイクロソフトが要求する<購入>に応じるしかない・・。

だが、それすら不可。

であれば、最後の手段は、ためらいなく電源オフ。

午後11時。就寝時間にタイムアウト。

対応は、明日26日に継続するとし、ヤフ-しか考えにくいセカンドメールアドレスの登録からはじめよう。

ヤフ-新規登録連絡用アドレス“★★★★@★★・・・★★”。

IDに“<★★★■■19・・★”を、パスワードは“●★★・・・★。

他に、郵便番号、西暦生年月日、そしてパスワード忘れた際のキーワードの名前”◇・・・・◇“、性別の他にお知らせ配信にポイントカードを登録。

画像出力文字の認識を入力したら再確認に文字の再認識。
OK扱いにポイントカードに登録番号を求めるから、16数字番号を入力。

だが、フアーストメール登録に使用していたから、二重登録はできない。

そのために“持っていない”にレ点。

やっとこさの受領に、通信用メールに設定したアドレスにメールが届かない。

何故だ・・。

調べてみたら迷惑フオルダに自動振り分けされていた6桁の確認コード。

これをキーインし、ようやく設定が完了した。

セカンドメールの準備ができたので、Outlook2013を立ち上げたが、なんら問題もなく立ち上がった。

今まで通りに動作する。

いつまた要請されるかわからない、Office2013outlookが認証を求めるウイザードが自動的に出るまで待とう。

また、出現するとしたら対応は・・・。

サインインをクリック。

ライセンス認証するメールアドレス、または電話番号は登録連絡用アドレスと判断し携帯番号を。

パスワードは“●●▲・・・▲”を。

名前は、ネーム。

下段の再確認にもネーム。

生年月日は、西暦年は4桁の月日をキーインしたら、マイクロソフトアカウントのセキュリティコードが、セカンドメールアドレスに配信された。

セキュリティコードの“○○○○”を。

メールアドレスはどれにしますか、に登録したセカンドメールアドレスの“<★★★■■19・・★”を用意したが、異常も、反応も発生せず夜は更けていった 

(R1. 6.25 画面プリント)

昼は大黒食品のうま辛麻辣麺、夜は赤からソーメンの日

2021年03月16日 08時10分07秒 | あれこれインスタント
とっておきの買い置きカップ麺を食べる。

辛いものが食べたいときになったら是非味わってみようと思って買っていた。

大盛りタイプの大黒食品のうま辛麻辣麺

大盛りといっても麺量は85g。

ほどよい大盛り。

塩分含有量はやや高めの6.4g。

心臓にやさしくはないが、一年に一度や二度くらいは味わってみたいと思って購入していた。



かやくを入れて、お湯入れ3分間。

蓋を開けて添え付けの液体スープを落とす。

袋を挟んだ箸で絞り出す。

繰り返し、繰り返し袋を強く挟んで無駄なく絞り出す。

切れがなくなったら出し切り。

味はどうなんだろうか、と思って試しに舐めった液体スープの残りもの。

舐めったとたんに、ぎゃっ。

こりゃあかん感じの液体ソース。

舌が痺れる、痺れる。

旨味の一切も感じない、ただ痺れだけの味感。

ちょっと刺激がありそうな気配。

うすうす感じながらも箸で摘まんだ麻辣麺の香りに、こりゃいかん

熱々の湯に溶けた麻辣がえげつない香り。



ふーふー、して口に入れたら、ヒーハーだ。

インパクトありすぎくんの麻辣味が刺激的。



いつもよりか箸が進まないが、一口・・二口・・・三口、と食べても衝撃さに変化なし。

強烈、痺れ感のキツイ麻辣味を食べて少し汗がでてきた。

これまで食べてきた辛食の中でもダントツの痺れ感が恐怖にも値する。

以前として冷めないスープ。

一口、二口すすって、あー痺れる。

ところが、ずずっ飲んでいるうちに甘味を感じる。

これはいけるかなと思いきや、それ以上はもう無理。

カップに残ったスープはたっぷりあるが、完敗の域。

最近になって発売されたと思われる同味のカップ麺でなく、うま辛麻辣まぜそば

これもまた相当評判高い刺激的辛麺。

容器に「辛みが強いので、小さなお子様や辛いものが苦手な方はご注意ください」と注意表記している。

うま辛麻辣麺も同文表記。

ただ一点違う点がある。

それは暑いお湯である。

お湯に煽られたあの痺れ香り。

むせるほどに感じる香りが湯気とともにあがってくる。

その点、まぜそばには湯気の立ち上がりがない。

嫌気もなくまぜ麺そのものを美味しくいただけるはずだが・・。

この夜も具合が悪いかーさん。

ソーメンを食べたいというのでこしらえたが一口、二口で就寝。

モロ夏風邪で寝床行き。

半分以上も残ったソーメンをどういただくか。

残っていた赤からスープで、昼間の味替え。



ソーメンだけに嫌味な香りもなく旨味一本。

刻みネギにもみ海苔で食べた赤からスープ味のソーメン。

旨味に甘さを感じる赤から味。

以前に食べたときはもうっちょっと辛みがあったと記憶にあるのだが、大黒食品のうま辛麻辣麺のおかげで赤からの味記憶がぶっ飛んだ。

(R1. 6.24 SB805SH撮影)

矢野食品の唐紅激うま辛こんにゃく麺

2021年03月15日 08時57分02秒 | あれこれインスタント
昨今、こんにゃく製品が流行っている。

カロリーゼロ或いはゼロに近い低カロリー製品がぞろぞろと登場する市場。

ダイエットによろしいと健康志向にもてはやされているこんにゃく麺。

アマゾン・ドット・コムにこんにゃく製品の売れ筋ランキングがある。

そこに載っている矢野食品の唐紅激うま辛こんにゃく麺は14番目(令和元年6月25日現在)にある。

私の評判はヨコオデイリーフーズのこんにゃく醤油。

糖質ゼロにカロリーオフを謳い文句にするこんにゃく醤油麺が実に美味いのである。

たまたま買い物に出かけたハッスル5大和郡山店にあった唐紅激うま辛こんにゃく麺

辛みを全面にパッケージした唐紅激うま辛こんにゃく麺に惹かれて買った。



それからずっと冷蔵庫に眠っていた。

ようやくテーブルに登場した激うま辛こんにゃく麺。

つけ麺風でなく器に盛ってそこに添え付けの液体スープを垂らす。



一口食べたかーさん。

これいらんと一口で拒否反応。

これまで食べてきたヨコオデイリーフーズのこんにゃく醤油はそんなおとはなかった。

旨そうに見える赤辛に染まった麺を食べた。

これは・・・。

どっちかといえば酸っぱいのである。

旨味もなく酸っぱさが前面に押し寄せるこれは何の味。

激うま辛というよりも激酸っぱ味。

酸味があまりにも強すぎるので旨辛面をまったく感じない。

パッケージに小さな文字書き。

「ぽん酢しょうゆ付き」とあったが、柑橘系は何であろうか。

(R1. 5.30 SB805SH撮影)
(R1. 6.23 SB805SH撮影)

カルデイのオリジナル上海焼きそば

2021年03月14日 08時23分47秒 | あれこれインスタント
イオンモール大和郡山店内にある専門店のカルデイ。

これまでコーヒー豆売り専門店だと思い込んでいた。

コーヒーにあまり関心寄せない。

喫茶店に入って落ち着くこともない。

ところがあるブログで紹介していたカルデイが売り物のあれこれ。

乾麺もあるとわかって出かけてみた。

棚いっぱい、ぎっしり詰めた多様な商品の数々に圧倒した。

この日はカメラのキタムラで確認する現像あがり。

尤も映像を精緻に見るのは自宅に戻ってから。

リバーサルフイルムで仕上がり具合を確かめてからぶらりと立ち寄るカルデイ。

店頭にあった箱売り商品にカルデイのオリジナル上海焼きそばがあった。

賞味期限が近くなった商品は値下げで店頭販売。

それもあるが、上海焼きそばの味わいを久しぶりに・・。

見ていると無性に食べたくなって買い置き。

冷凍食品に日清中華の上海焼きそばがある。

ときおり買って冷凍買い置き。

たべたくなったら電子レンジでチン。

オイスターソース味にぞっこん。

麺に固さはあまり感じないが総じて美味い。

最近になって明星食品が売り出したカップ麺の中華三昧上海焼きそばがあるらしいが、インスタント麺より生麺がお気に入り。



オリジナル上海焼きそばもまたオイスターソース。

それも決め手にあるがコシのある麺が気にいった。

チンゲンサイ代わりに使用する葉タマネギ的柔らかさ、風味、甘さをもつ葉付きタマネギが抜群に合う。

イカを添えて炒めた具材。

一旦は3分茹でた麺は、湯切りしてオイルまみれ。

適度に焼いて焦げ目付け。

イカも葉付きタマネギも投入してざっと炒める。

美味しい香りが炊事場に漂ってくる。



一口食べてわかる旨さに感動。

どことなく創味シャンタン風味も感じる。

そうだ、もっと濃いめの味で、と思うならほんの少しの創味シャンタンだな。

これならいくらでも入ると喜んでいたかーさん。

また、イオンモール大和郡山店に出かける用事をめっけて、棚にあれば買っておこう。

(R1. 6.15 SB805SH撮影)
(R1. 6.23 SB805SH撮影)

プリント出力不可の原因はMPドライバーが消えていたから

2021年03月13日 09時38分02秒 | つうしん
キャノンプリンタTS8130出力不可・プレビューも出ずに印刷エラー。

メッセージが「CanonTS8130series_上 ZoomBrowserPrintingTaskを印刷できませんでした」だ。

Ccanoneasy-PhotoprintoEXでは、プレビューも出ずにプリントできません、となる事象の発生。

そのような状態であるが、アドベPHOTOSHOPEMENTは、プリントできるし、WiNアクセサリのペイント印刷はもちろん、プレビューもできるし、かつ印刷もできる。

その状態に確認したく、午後3時6分に電話したキャノンお客さま情報センター。

担当はKさん。

応対に事象を伝えた結果は、MPドライバーがWINやセキュリテイソフトの自動更新によって削除された可能性も否めない、という。

相談対応に、まず問われたドライバー有無や完全削除されずに上書きインストールが、上手くできなかったとか・・。

4月にも、当方に相談されている、とKさんはいう。

当時のトラブルは無線ルーターがおかしくなって・・、というような履歴があると・・。

WINの旗マークを左クリックして、ウインドウズシステムからコントロールパネルを開きアンインストール。

ところが、TS8130が見つからない。

MPドライバーはどこを探しても入っていないとわかった。

現状の2台のデバイスを削除する。

ハードウエアとプリントからデバイスプリンタを選んで2個もあるTS8130を右クリックで削除する。

何も動いていない状態にしてから検索する。

「キャノン011」をキーイン。

ダウンロードにTS8130を選択。

WiN10.64bitを選択。

MPドライバーver1.01をダウンロードする。

実行から終わるまで12分を要するダウンロード。

それが終わればセキュリテイスキャン実行。

プログラムが求める許可をしてショートカット整理とかを経てインストール実行が出ればUSB接続選んでライン接続。

しばらくしたら接続認識で完了したのでプログラムリストにMPドライバーの有無を確かめたら、あった!。

ZoomBrowserPrintingから写真印刷したらプレビューもなく直印刷。

これもまたコントロールトロールパネルからハードウエア、デバイスプリンタにアイコンを右クリックしてプリンタプロパテイにチェック。

テストページ印刷に基本設定して作業を完了した時間帯は、午後3時50分。

お礼を伝えて終わった。

(R1. 6.22 SB805SH撮影)

勝原の送り松明

2021年03月12日 09時55分25秒 | 山添村へ
前日訪問に続いて、今日も伺った山添村勝原のS家。

訪問目的は、S家のお盆の民俗

前日の13日は先祖さん迎え。

本日の14日は、先祖さん送り。

一般的には、13日の夕刻に迎え、送り日の15日も夕刻(※先祖さんはできるかぎり長く居てもらいたいから夜間という地域もあるが・・)であるが、ここ勝原の地は一日早い14日に送る習わしのようだ。

特に伺ったのは、14日にサシサバを供え、晩に食べると聞いていたからだ。

勝原は、迎えと同様に3本の藁松明を焚いて送る。

明るいうちに送る、という時間帯は午後6時を過ぎてから。

決まった時刻ではなく、それぞれの家事情で行われる。

西日が当たるころの松明が美しい。

カド庭に立てた3本の藁松明。



松明が倒れないようにブロック台に挿していた。

松明の竹は、青竹でなく、シノダケ(※充てる漢字は篠竹)を利用する。

お墓の花立もシノダケを使うが、花立に藁は無用だ。

今では稲藁になったが、二毛作時代の藁といえば、麦藁だった。そのころではないが、茅葺家だったころは、萱だけでなく、麦藁をも利用していたと、74歳の父親が話してくれた。

送りの前に拝見しておきたい14日のお供え。

先に拝見したいサシサバ。

大きなドロイモ(※一般的には里芋と呼ぶが、若い人以外はドロイモと呼ぶことが多い)の葉にのせた一尾のサシサバ。

旧都祁村内の一角にある奈良市都祁白石町。

西名阪高速道の針ICを下りてすぐ近くにあるショッピングセンター“たけよし”で買ったというサシサバ。



お供え用に1枚。

家族が食べる分にもう1枚を買っておく。

食べるサシサバは、今晩若しくは明朝に食べるそうだ。

売値は480円。

今日は“たけよし”で買ったが、普段の年なら勝原にやってくる行商売りから入手する。

その行商は、なんと大和郡山から来ている行商。

一週間に一度は、トラックに載せて売りにくるらしい。

時間帯はやや変動することもあるが、正午の時間帯の1時間ほど。

終われば隣村などに移動するようだ。

以前、天理市の藤井町でも見かけたことがあるトラック売りの行商。

山間地にときおり見かける行商であるが、ここ勝原では魚屋さんと呼んでいるようだ。

また、大和郡山市内の街中でも見かけたことがある車移動の行商。

山間地だけに限っているわけでもないようだ。

また、スーパーマーケットと契約している移動販売の「とくし丸」も、行商の一つの形態。

県内広く売りに廻っている豆腐専門店も、また行商の一種。

山添村切幡の住民から聞いた苗籠とか、箕、竹編み細工に鍋、鎌など売りのかなもん、荒もんの行商もある。

行商が売りに来る商品は、食料品や生活用品が主になる。

日々の暮らしに必ず要る大切なもの。

江戸時代から今も形態を替えて商売してきた行商もまた民俗。

出会ったとき、できる限り記録させていただければ、と思っているが、滅多に合うこともない。

週に一度は来る、と聞いていても空振りする場合もあるし、出会ったとしても、その都度に行商の店主ならびに買い物客の承諾をいただかないと・・。

※ちなみに関西では、かなもん屋をかなもの屋。

充てる漢字は金物屋。

鍋・包丁・釜・鎖など、金属製の器具を売っているお店があらもん屋。

一般的呼称があらもの屋。充てる漢字は荒物屋。

ざる・ほうき・ちりとりなどの家庭用品を売っているお店をこまもん屋。

別名にこまもの屋。充てる漢字は小間物屋。

荒物より小さいつくりの細々した家庭用品や日用品を売っているお店がせともん屋。

綺麗な呼び名がせともの屋。

充てる漢字は、もちろん瀬戸物屋であるが、せともん屋の主力は、お茶碗やお皿などの食器に花器などの瀬戸焼。

つまり、陶磁器などで作られた製品を売っているお店になる。

話題を戻そう。



ドロイモの葉にのせたお供え用のサシサバ。

左側に並べているのは先祖さんに食べてもらう柿の葉のせのソーメン。

茄子のおひたしを盛って、オガラのお箸を添える。



別途にこしらえた柿の葉のせのソーメン。

前日と同じく、屋外裏カドに供えるガキンドウに供える。



お供えは直接、地面に置くのではなく発泡スチロール製のトロ箱(※トロール船で漁獲した魚を詰める箱をトロ箱と呼んだのが語源)に入れて供える。優しいガキンド(※餓鬼)こと、無縁さんにも優しく心遣いされる。

そろそろ時間に近づいてきた。

お外に出たら隣近所の人たちが、送り火を焚いていた。

ついさっきに送ったばかりだというお向かいさん。



当家もまたシノダケ。

通称、ススンボ竹の名もあるシノダケは腰の強い竹だ。

終わったばかりの状態に送り火にまだ煙が出ている。

その状況を撮らせてもらってから、火消しに用意していたジョウロで水をかける。

その様子から、うちは今からする、という下のお家。

藁松明を立てる台はなく、山の崖地に直接立てる。



力を入れて、ぐぐっと押しこんだシノダケ。

3本、横一列に並んだ竹に半折りの藁束をシノダケに挿す。

これもまたぐぐっと押し込んで藁束を固定した。

土中が固いところは、身体全体を使って押し込む。

おもむろに火を点けた藁松明。

3本揃ったところで火の勢いが強くなった。



もうもうと煙る松明。

ある地域では、先祖さんは煙にのってやってくるし、送りは煙になって空に・・と、話していた。



また、松明でなく、線香を用いて迎える地域でも、煙にのってやってきて、また、お帰りになる、と・・。

その様子を見ていたS家も送りにお家から出てきた2人。

父親と次男さんもまた、藁の先っぽに火を点ける。

3本とも藁に火が点いた。

天を仰ぐような松明の状態が美しい。

燃える藁から煙も吹きだす。



空へ、空へと向かって、高く昇っていく先祖さん送りの松明火。

その状況を、熱い眼差しで見送る父と息子。

そこに用事を済ませた母親も一緒になって見送られた。



見送った直後、下のお家からご高齢の男性もまた先祖さん送りの準備をはじめた。

みなさん方は一斉にするわけでなく、時間差をつけて先祖さんを送っていた。

以前、取材した桜井市の北白木

在所に住むTさんが云った。

ここらは、藁松明に火を点けるが、お迎えも送りも鉦を打つ。

迎えであれば松明火の状態をみて、お家にあがって仏壇の線香を点ける。

逆に送る場合も鉦を打つが、松明火はカド庭に着いてからになる。

打つ鉦の音は、キーン、キーン・・・。

それと同時に迎えのときは「かえらっしゃい かえらっしゃい」。

送りのときは「いなっしゃれ いなっしゃれ」と云いながら送る。

そのときの鉦の音が聞こえてきたら隣近所もされる。

近くに鳴っていた鉦が、徐々に遠ざかっていく。

隣近所から、離れた隣近所へ。

鉦の音によってご近所に伝える迎え火に送り火。

鉦打ちは見られないが、ここ勝原も同じようにされているかのように思えた。



支度をはじめた高齢者は昭和8年生まれのKさん。

前回にお会いしたときは、真っ白な雪に埋もれていた日だった。

平成29年は2月11日、子どもの涅槃取材に向かう道すがらにお会いしたKさん。

丁度、そのときのKさんは、滑らないように雪掻き作業をしているときだった。

雪国でもない奈良県内で初めてみた雪掻き作業

その姿が逞しく、見惚れていたが、はっと気がつき、シャッターを押していた。

雪掻き道具はKさんの手造り。

それもまたえー感じだったことも思い出す。

雪国景観に出会ったその日から1年半後のこの日は真夏日のお盆

寒さから真逆の真夏日に、今日もまた、松明焚き姿も撮らせてもらった。

Kさんもまた着火型のライターで火点け。

直接、藁に点けるのではなく、丸めた新聞紙に一旦は火点け。



そして、藁に火点け。

乾いた藁松明は一気に燃えあがる。

一本の火点けから、もう一本。

3本目の藁松明も確実に火を点けた。



二毛作時代は麦藁だった。

油がある麦藁、燃える勢いも違ったそうだ。

明日は15日。

先祖さんは、西国浄土に帰るから・・・箱根八里は遠いから、とKさんはそう言いつつ、松明を燃やした。

つまり、13日は迎え。

14日に送って、15日は西国浄土にいる、ということだ。



その15日は、村行事の施餓鬼がある。

営みの場は勝原の薬師寺。

隣村の山添村毛原・長久寺住職にきてもらう。

真言宗東寺派の豊原山長久寺住職は京都住まい。

毛原、三カ谷に、ここ勝原檀家の営みがある場合に来られる。

先祖さんを送ったS家。

送る時間までに並べていたお供えも見せていただいた。



先祖さんには、白餅も供える。

ソーメン同様に柿の葉のせ。

山間地だけでなく、平たん部の民家でも見られる皿代わりの柿の葉を用いて供える。



それにしても何故に柿の葉にのせるのだろうか。

小正月に供える小豆粥は枇杷の葉。

チマキや団子は笹の葉。

すべて抗菌作用がある葉であるが、用途がそれぞれであるのは、何だろうか。

考えられるのはすべて常緑であるが、季節感は異なる。

その時季に間に合う自然の産物。

文明的な容器がまだなかった時代から、そうしてきたように思えるが・・。

次のお供えは昨日からの続きであろう。

大きな西瓜にマッカ瓜、カボチャ、胡瓜、茄子、ゴーヤなど同じだった。

あらためてお聞きしたS家のお供え。

13日の朝はない。

お昼はシンコで夜はおはぎ。

14日の朝は塩漬けのダイコ葉におかい(御粥)さん。

昼は野菜の煮ものにソーメン。

晩が餅。

そして先祖さんが帰らはるときには、中に餡を詰めたアンモチをもって帰らす。

今ではアンパンになったが、以前はアンモチだった。

いつ、持って帰ってもらうのか。



家族が寝る前におまして(※供えて)もって帰ってもらう、と話してくれた。

2日間に亘ってS家のお盆を取材させていただいた。

この場を借りて厚く御礼申し上げ、お外に出た時間帯は午後7時過ぎ。

赤く染まった夕景。



下弦の月は西の空にあるが、松明火に送られた先祖さんは、今ごろどこに行っているのだろうか。

(H30. 8.14 EOS7D撮影)