マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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破壊された共用の除菌スプレーはだれが、どう対応する

2023年10月21日 08時04分01秒 | ぽつりと
入室したらず使用する除菌消毒スプレー器。

施設が整えてくれたコロナ対策のひとつ。

さぁ、それを手にして消毒しようとしたら、レバーごとポロっと落ちた。

なんで・・

もう1本あるからそれで除菌・消毒したが、先に入室した若い男性、何事もしゃべらない。

えっ、それって使えないの?というような顔でぽかんとしている。

そのスプレーは、レバーごとネジ切り部から外れている。

よくよく確かめたらスプレー口から吹き出すそれは、液面からの吸い上げポンプ。

管が接合部から外れた状態を見れば、ネジを切ったような状態。

無理に力づくで回転させた。

締めた際にポキっと折れたような状態である。

誰かがそれをやらん限り壊れるものではない。

壊れたなら、壊れたで申し訳ない、と会館受付の管理人に申し出ればいいものを放置していたのだ。

仕方ない、トレーニング終えたらそれを持っていき報告しておこう、そう思ってトレーニング開始。

5分後に入室したいつもの3人組、若い男はいつも入室するまで着用していたマスクを外し、トレーニング。

終わって退室したら装着。

部屋におってもトレーニングせずにスマホばかりを見て十数分間。

トレーニングが苦しいから外すならまだしも、何もしていないときも未装着。

いったいどんな神経しているんや。

男以外は若い2人の女性。

仲間の女性は一切、男性のふるまいに対して、何も動こうとはしない。

「入室してからスプレーを使おうとしたときに、すみません、そのスプレー壊れているので、終わってから管理人に報告しますので」と、伝えたら、女性はにっこり頭をさげたが、男はキョトンとするだけ。

そしてトレーニングを終わった私は壊れているスプレーを手にして、今から報告してきますから、と伝えたら、頭をぺこりとするだけ。

なんという反応なんじゃ。

普通なら、手を煩わせて「申しわけないです、よろしくお願いします」、と頭を下げるのが、普通の一般人。

この男は、まったくもって常識を持ち合わせていない。

社会人としての振る舞いがまったくできていない自分勝手な男。

全部が全部じゃ、と思うが、またまた酷い若い男を見てしまった。

赤になった信号に停車した瞬間、左側を抜け切るように早い速度で信号赤の状態に走り抜けたバイク運転の男。

左右からぴゅんと車が飛び出さなかったから事故にならなんだ。

こんなことやっていたらいつか、ほんまに事故起こすよ・・・・・

コロナ禍に、我勝手な行動をして家族まで感染させてしまう行為。

気がついたときは、すでに遅し。

これを学びとはいえない。

私一人くらい、えーやろ、という判断が社会を混乱させる。

この人たち、無関心社会人と言えばいいのだろうか。

(R3. 8.14 SB805SH撮影)

LINEテレビで繋がる1年8月ぶりの盆帰り

2023年10月20日 07時54分38秒 | つうしん
盆に帰れない長男夫婦とLINEテレビ電話。

午後3時から4時までの時間帯に会話した。

東京の感染者症は5千人越えにどこへもいけない。

だが、週に一度のスーパーに美味しくて安い店が見つかった、という。

生カツオの柵に寄生虫がおってな、びっくりした、という。

寄生虫を取り除いて食べたカツオがむちゃ美味しかった。

緊急事態宣言中の暮らしにどうしても必要な商品はコンビニ行き。

いずれも買い物客が少ない時間帯にしている。

退屈なこともあってゲームを購入した。

ワクチン接種はおばあさんがいきつけ医院。

母親のSさんは自治体による集団接種。

長男夫婦は世の中の状況を探っており、一周回ったら接種しようか、と話しているそうだ。

とにかく多いまがい物情報。

作り話丸出しのフエイク情報に惑わされんように、と伝えた。

なんせSNSで発信する人は、痛い、しんどい、叶わんと訴えたい人ばかり。

そのことによって余計に不安が募るばかりの怯え情報に煽られんように・・・。

映し出される画像が綺麗。

音声も途切れることがないLINEテレビ電話は光回線にしているからだとか・・・

(R3. 8.14 SB805SH撮影)

ハチ食品のアジアングルメ紀行キーマカレー中辛にとろけるチーズのせうどん

2023年10月19日 08時25分14秒 | カンタンオリジナル
私らは平打ち乾麺のきしめんを温かいうどん出汁で食べるから、1玉残っている冷凍うどんでもして、食べてや、といわれて・・・。

選んだカレーはレトルトパウチ食品。

買ってからもうずいぶんと経つ。

経年劣化なんぞ、よほどのこと。

賞味期限は、なんとさ来年の2023年1月19日。

使用するタイミングを失っても、よほどのことがない限り保存期間が長いレトルトパウチカレー。

商品は、ハチ食品のアジアングルメ紀行キーマカレー中辛

同社からシリーズで提供されているアジアングルメ紀行のカレーは、スリランカ風もあればタイ風に、グリーンカレー、レッドカレー、イエローカレーもある。

本日、口にするのはインドカレー味のキーマカレー中辛。

にんにくとしょうが、ガラムマサラの香りが効いたスパイシーなキーマカレー。

具材は、玉ねぎに挽肉であるが、コストを考えたと思われる鶏挽肉だ。

ただ、豚脂やペースト状の香辛料のチャツネが入っているからコクがあるらしい。

これらを頭において、ハチ食品のキーマカレーを美味しくいただくには・・・。

実は、キーマカレーは、これまで一度も口にしたことがない。

大阪に流行っているスパイスカレー

さまざまなカレー専門店が、テレビや情報誌に取り上げるようになった。

いつころか、といえば、おふくろが通う大阪・伏見の歯医者にあった雑誌に注目した。

カレーの特集号に、大阪が火付け役になったスパイスカレー特集。

こりゃ一度は食べてみたい、と思ったくらいだ。

その時期とは重ならないが、度々買い出しに出かける業務スーパーの棚にあった。

それがハチ食品のアジアングルメ紀行キーマカレー中辛。

私の概念は、スープカレーでない、汁なしカレーそのもの。

汁なしで食べるカレーの味ってどんなん?。

一度は口に・・・と、大阪に出るときは、予めネットで調べたお店に・・・。

と、いうつもりだったが、スパイスカレーよりも駐車場代が高くつくとわかって、その考えはやめた。

だが、キーマカレーは食べてみたい。

そこで登場したハチ食品のアジアングルメ紀行キーマカレー中辛。

余った最後の1玉を美味しく食べたいハチ食品のアジアングルメ紀行キーマカレー中辛。

冷凍うどんは早や茹で。



レトルトパウチのハチ食品のアジアングルメ紀行キーマカレー中辛は3分から5分も要する熱湯戻し。

皿に盛ってかけるだけでは、頭に知恵がないだけだ。



じゃ、どうするか、といえば、最近はずっと愛用しているいつものとろけるチーズをトッピング。

他に野菜炒め、特にズッキーニは、と頭の中にちょいとかすめたが・・・・シンプルに、と決断した。

できあがったアジアングルメ紀行キーマカレー中辛にとろけるチーズのせ。

香りつけに同じハチ食品から販売されている。

カレー粉をぱらっと落とす。

あーえー香り。

カレースパイスが利いたカレー粉は、今じゃ欠かせない一品。

チーズも、カレー粉を芯に据えてかき混ぜる。

冷凍うどんはコシの強いうどん。

つるつる麺に絡んだキーマカレーが旨いやん。

ずるずる食べるキーマカレーチーズのせうどん。



美味いのであるが、キーマカレー特有の鶏挽肉に玉ねぎの食感を感じない。

えっ、なんで。うどんやから??

うどんを食べきったチーズキーマカレー。



なんと、お皿にたっぷり残っている。

液体でもないチーズキーマカレーが残った。

これは、どうするか。

単純に考えて、出てきた発想はライス。

そうキーマカレーライスで締めよう。

パック入りできたてご飯を電子レンジでチン。

1パックすべてを食べきるのは、ちとしんどい。



およそ1/5程度のご飯を残り物のチーズキーマカレーに盛って、混ぜ込む。

箸からスプーンに換えて食べた一口目。

むちゃ旨いやん。



うどんでは味わえなかった鶏挽肉に玉ねぎがガンガン歯に響く。

舌も明確に感じる鶏挽肉に玉ねぎ。

なるほど、そういうことか。

キーマカレーはライスで食べる。

結論はそういうことだ。

後日に見ていたテレビ放送に「バナナマンのせっかくグルメ」ちゅうのがある。

番組で紹介していた稲庭うどんに、お取り寄せ商品のグリーンカレーとかレッドカレーをつけ麺風に食べていたシーンを見て、こりゃいけるんだ。

ちなみに、稲庭うどんは佐藤養助商店の稲庭うどん。

その佐藤養助商店謹製のグリーンカレーとかレッドカレーもセットにお取り寄せ商品として販売している。

ならば、ハチ食品のアジアングルメ紀行シリーズのグリーンカレーとかレッドカレーも、一度味わってみたいと、試したくなる。

佐藤養助商店謹製のグリーンカレーとかレッドカレーは、単品どちらも税込み378円とテレビ画像にテロップされたが送料が高こうつくと思われ、ご近所の業務スーパーに出かけて買うハチ食品のアジアングルメ紀行の方がお安く試せるでしょ。

ただし、佐藤養助商店謹製のグリーンカレーとかレッドカレーは映像を観る限り、赤・黄色・緑のパプリカやズッキーニに、なんと比内鶏肉などの大きな具材入り。

これはテレビ的な映像だろう。

念のため、佐藤養助商店のお取り寄せ商品をネットに探したら見つけたが、送料は商品の倍額。堪忍して・・・

東京・銀座、日比谷、赤坂に直営店で提供(1200円)しているようだが、これまた交通費がべらぼうに・・・

(R3. 8. 4、14 SB805SH撮影)

業務スーパー売り新商品は宮城製粉の手羽先の黒胡椒煮

2023年10月18日 07時42分30秒 | あれこれテイクアウト
身体のために、バナナや調整豆乳を購入。

ついでに商品棚をひと一通り巡って目ぼしいものを漁る商品探し。

どこのスーパーに行っても、この癖は自然体で行動してしまう。

おッと、これは、と思った新商品。

業務スーパー、固有、特有のパッケージに詰めた美味しい総菜調理品、

電子レンジでチンするだけで、すぐに食べられる。

シリーズの名は知らない。

基本の素材は、豚肉か鶏肉。

やわらか煮豚、チキンのトマト煮など・・。

なぜか牛肉は、シリーズに入っていないのが妙に気になる。

見つけた商品は、手羽先の黒胡椒煮

税抜き価格が298円。

見た目もネーミングも気に入って買った。

焼きではなく、煮物ってのも面白い。

味は旨い。



これならリピートになりそうだと家人は云ったが、95歳の高齢者には不向きだった。

大骨はすぐ見分けられるが、高齢者にとって難儀なのは小骨の類。

味は美味しいし、手羽先肉は、骨から外れた肉が、ほろろと簡単に取れる。

やわらか煮のなせる技に若いもんは、えーが、我が家の高齢者には不向き。

最近は骨なし煮魚も貢献しているが、手羽先の場合は、意外と小骨に悩ませる。

(R3. 8.12 SB805SH撮影)

名城食品の瓦焼きそば①

2023年10月17日 07時26分40秒 | あれこれインスタント
つい数日前に出かけたイオンモール大和郡山店。

食品でなく、写真でもない。

かーさんがすいぶん昔に買った電動自転車のことである。

なんでも、突然にバッテリーが充電できなくなった。

ざっと数えて7年目の自転車のバッテリーが放電、若しくは充電ができなくなった。

型番は古く、今じゃ生産していない専用バッテリー。

イオンサイクルで買ったから、調べてもらったら在庫が僅かにあった、と連絡が・・。

交換に立ち寄ったイオンサイクル。

私は、自由行動に食品売り場を見て歩いては、買い物かごにひょいひょい入れる。

これって凄い、と思って買った3人前入りの袋が、名城食品の瓦焼きそば

たしか298円だったような気がする。

3食入り、しかもつゆで食べる瓦焼きそば。

その商品名通りにフライパン、いや鉄板代わりに瓦で焼く焼きそばなんだが、本物の地元発祥の地では、そうであるかもしれないが、名城食品の瓦焼きそばは、アレンジが利く。

尤もパリパリ、カリカリに焼くのが本来らしいが、家人たちは口にしない。

多少の焼きをフライパンで焼くのは、特に問題なし。

いわばフツー通りに焼けばいいだけだ。

いろいろアレンジメニューを調べて作ってくれた名城食品の瓦焼きそばは、本日が賞味期限。

その日に合わせてつくってくれた瓦焼きそばの出来上がりに3人分に分けた皿盛り。

瓦焼きそばは蒸し麺。焼いても、焼く前も緑色の蒸し焼き麺。

今まで見たことのない不思議な色合いに美味しさはどうなのか、と疑ってもみたくなる。

トッピングの刻み葱にもみ海苔は一般的に売っている食材。

錦糸卵は、かーさん手造り。

おまけにもう一つのトッピングは、これまた今週の月曜日にスーパーハッスル5で買っておいたハーブ鶏のムネ肉。

必要な量だけ、包丁を入れて切り離し。

細切れ肉にしたハーブ鶏は塩、胡椒で下味。

そこまでしてくれたのかい。

初めて挑戦するだけに、いろいろ考えた上での手造りトッピング。

皿に盛っていたときから、美味しい香りが、ふわぁーーとっ。

こりゃいけそうな感じ。



小鉢に注いだつゆもテーブルに並べて、いただきます。

食べた一口目。

なんと美味しいことか。

これまで口にしたことのない味であるが、まさに外袋にあった謳い文句が「焼いた瓦焼きそばめんの香ばしいかつおと旨味たっぷりのだしが絶品です」通りの旨味。

かーさんも、おふくろも、美味い、旨いと箸が進む。

箸は停まることなく無限にか、と思ったくらいの旨さに感動する。

ほんまもんの瓦焼きそばは食べたことはないが、名城食品の瓦焼きそばは、謳い文句通りの絶品味。

売り場は、イオンモール大和郡山店。

また出かける機会があれば、売り場を巡ってこよう。

ところで、奈良県葛城市當麻に瓦焼きそばを提供する店舗がある。

店名は「はしもと商店 味の架け橋」。

山口県下関の郷土料理である瓦焼きそばを提供するお店

食べた人、みなが美味しいという評判高いお店の口コミ数も凄いが、瓦焼きそばセット1人前が1100円。

それだけ値打ちのある味なんだろうと思うが、同額を支出するなら、私は、名城食品の瓦焼きそばを選択する。

3人出かけて店舗で食べたら3500円の出費。

同額レベルにかっぱ寿司の美味しいネタがいっぱい食べられる。

我が家でつくるトッピングを入れたとして計算した1人前費用は150円程度。



はしもと商店のセット1人前の価格に、むちゃ美味しかった名城食品の瓦焼きそばなら7食も食べられる。

(R3. 8.12 SB805SH撮影)

今回もポリザン軟膏ににんにく粒喰いのおかげ

2023年10月16日 07時30分49秒 | かないあんぜん
午前中の診察を終えた泌尿器科クリニック。

午後から来週の8月16日月曜日までが夏休み。

入居しているビル全体が、同一期間まるまる夏休み。

と、いうことはビルオーナーが決めた日程なんでしょう。

毎晩に食べる2欠片のニンニク。

当初は熟成にんにくを食べていた。

味は美味しいが、費用削減のご下命が下ってからは、酢漬けとか味噌にんにくに鞍替え。

コリコリ感が専ら、いい感じに、場合によっては3粒も。

一晩寝たら十分な効き目がある。

朝は、朝で朝食後にバナナ1本。

植物繊維を摂って大腸の動きを活性化。

大腸の長さが長いとわかってからそうするようにしてきた。

おかげさんで内痔核出血は少々。

大量出血にならんよう、注意は怠らない。

今回の採尿結果に、とても小さな膿粒が顕微鏡検査で認められたが、この程度なら、いつもより多少の水分を・・。

今の時季ならスイカをいただくのも効果あり、といわれた。

(R3. 8.11 SB805SH撮影)

名張市赤目口・盆に食べるトビウオを昨年まで売っていた名張市赤目口の西川商店

2023年10月15日 09時30分24秒 | 民俗あれこれ(売る編)
「鮮魚に料理仕出しの西川商店がある。うちから近い赤目口駅からすぐ近くにある店。そこはトビウオを売っていた。」

そう教えてくれた名張市安部田谷出の永橋商店の女将さん。

赤目口の駅から名勝、赤目の滝に向かって走った左側にある。

その指示の通りに走ったらあった。

店舗外観を見るだけでは、鮮魚なども売っているようには見えない。出入口の扉を開けて、ごめんください。

「三重県にトビウオを食べる習慣がある、と聞いてやってきました。」

名前を名乗って取材主旨を女将さんに伝えた。

お盆に食べるという塩辛いトビウオは、20~30枚も入っているトロ箱で仕入れて売っていた。

仕入れ先は、伊勢の松阪の市場(※おそらく松阪市小津待ちの㈱松阪魚市)。

ここ何年か前から売れ残りが多くなっていた。

母親が健在だったころの西川商店。

亡くなる13年前まではトビウオを食べていたが、今はもう誰も食べないし、うちの若いもんは見向きもしない。

塩辛いのはヒダラもそうだが、なぜかトビウオを買う人が急におらんようになった。

これまで高齢者の人たちがトビウオを注文していたが、今はその声も聞かない。

こういう状況に、仕入れは昨年を最後にした。

両親がそろっていれば、2枚のトビウオを食べる習慣が、ここ赤目にもあったが、継いできたのは高齢者の人たち。

注文が途絶えたということは、高齢者の後を追う壮年、いや、もっと若い人たちは、継承する考えがなかった、ということだ。

(R3. 8.10 SB805SH撮影)

名張市元町・盆に食べるトビウオを売る名張市元町のイオン名張店

2023年10月14日 07時05分26秒 | 民俗あれこれ(売る編)
この日も猛暑。

実態を知った名張市街地にある2軒の魚屋さん。

常連だった購買者層の減少に歯止めがきかない。

名張黒田に住むMさんが、教えてくださった塩辛の飛魚を売るお店。

かつては、近くにダイゴ水産が売っていたが、数年前に閉店。

それからは、ジャスコと今でも読んでしまいそうになるイオン名張店の魚屋さんに見たことがある、と話してくれた。

その証言に嘘はないと信じて立ち寄った大手のスーパーのイオン名張店。

鮮魚コーナーにない開きの飛魚。

そりゃそうだ。開きの飛魚は、塩干物。

干物は鮮魚じゃなく乾物売り場にあり。

そう判断し、かなり距離が離れた売り場に・・・・あった。



「名張の盆にとびうお開き」を表記したPOPを立て、お客さんの目線を誘導していた。

ひと袋に2枚売りの開きの飛魚。

両親がそろっているなら2枚を食べる風習に合わせて、ここイオン名張店にも売っていた。

トビ魚の開きは、鹿児島県の屋久島産。

鮮魚の飛魚を仕入れ、加工製造した事業者は、鹿児島県日置市東市来町伊作田にあるみのだ食品㈲。

ネット調べにたくさんの干し魚を提供するみのだ食品。

ふるさと納税にも提供している加工専門業者のようだ。

外装の袋から見る開きの飛魚の状態から、名張城下町・本町のいしかわ魚店や、新町の矢の惣総合食品が売っているホントビとはまったく異なる仕様。

「屋久島産のトビ魚開き」の賞味期限は8月12日。



本日が10日だから、数日間。

たぶん売り切れると思うが、名張井出のNさんが、纏めた史料に「8月14日、夕方に墓参。両親の揃っている家の子どもたちは、夕食に飛び魚を食べる」である。

売る方にとっては、14日にトビウオを食べる盆の習慣は、知っていても、いつ食べなくてはならないかまでは知らずにいる。

つまりは商魂しかない、ということだろう。

内面のできぐあいでわかるイオン名張店が398円で売る開きの飛魚は、一般的なひと塩仕立ての食べやすい塩干物。

これなら塩辛くもないから、開きが好きな方なら、お盆に関係なく食べているだろう。

実は、そのふるさと納税仕様の中に「特大のとび魚開きが1枚」もある。

今、この売り場に並べているとび魚開きよりも、大きな干物だと表記していた。

(R3. 8.10 SB805SH撮影)

名張市本町・再訪、盆に食べるトビウオを売る新町の矢の惣総合食品

2023年10月13日 07時53分14秒 | 民俗あれこれ(売る編)
本町のいしかわ魚店に売っていたホントビと刺しさばを拝見して、それで踏査は終わりでなく、すぐ近くにある新町の矢の惣総合食品も再訪した。

ここ本町の通りは、江戸川亂(乱)歩先生の生誕地。

明智小五郎に怪人二十面相の唄。子供のころに歌っていた懐かしの歌。

「ぼっ、ぼっ、ぼくらは少年探偵団♪・・・(勇気凛々 瑠璃の色)」が、自然に口ずさむ世代は、今や高齢者。白黒テレビで観ていた番組を思いだす。

お客さんが途絶えた時間を見計らって食事を摂っていた店主のFさん。

どうぞ、ゆっくり食事を摂ってくださいね、と声をかけ。

店内にでてきた店主に、えっ、刺しさばも売っているのですね。と思わず声が・・。

近づいてよく見た刺しさばは、和歌山県産だった。



1枚ごと袋入りで売っていた刺しさば。シールを見れば「和歌山県田辺市磯間 水産加工 カネソ増田商店」が製造、販売するさしさば。

さしさばをきっかけに、機会を設けて和歌山県の田辺漁港まで、行ってみたい気もするが・・・。



その下にあったトロ箱のトビは、7月30日に入荷したときよりかなり減って、残り4枚。

入荷したときのトロ箱状態が7枚。これが実状である。

どちらも、ぐんと減ってきた。

今年も希望者が少なくなり、この状況である。

常連だった高齢者からは求める声も聞かなくなった、という。

トビもさしさばも、共に塩辛い塩干物。若い人にとっては、興味もない塩辛魚。

仮に高齢者が80歳台としても、その子たちは50歳から60歳であろう。

孫にも継がれない盆に食べてきた塩辛魚。

遅かれ早かれ、注文がまったくない時代を迎えることになるだろう。

(R3. 8.10 SB805SH撮影)

名張市本町・再訪、盆に食べるトビウオを売る名張市本町のいしかわ魚店

2023年10月12日 07時35分24秒 | 民俗あれこれ(売る編)
この年のホントビの仕入れは8月5日。

毎年の固定日でなく仕入れ先の奈良県中央卸売市場休場日は、制令が定める休日でなく、だいたいが水曜日。

稀に月曜とか、金曜、土曜に移動する場合もあるが・・。

5日に仕入れてすぐにホントビを求める顧客が押し寄せるわけでなく、10日前後がピークになる、と店主が話してくれた。

ただ、毎日が仕入れだと話していた店主であるが、ととやのいしかわ魚店の定休日は存じていない。

定休日の概念はある、と思うのだが・・。

今年は東京五輪の関係で8月9日は振替休日。

まさか、お休みでは、と思って、最も集中するであろうと判断した10日に車を走らせた。

お店の駐車場に停めさせてもらって、そこから見たととやのいしかわ魚店

シャッターを開けて売り物の魚を、通り過ぎるお客さんがすぐわかるように、昔ながらのPOP表示も置いて・・。



一瞬にしてわかったホントビの姿。

その姿は、奈良県・都祁白石の辻村商店、ならびここ名張の新町・矢の惣総合食品で売っていたトビと同じだった。

その横に、なんと身の厚いサバ。

日焼け、塩焼け、真っ黒けの刺しさば。

辻村商店から仕入れたんでは、と思ったくらいのそっくりさん。

いやいや、そうじゃなくて、ホントビも刺しさばも、奈良県中央卸売市場内で販売している松本水産㈱から仕入れた、と話してくれた店主。

まさか、私の住む奈良県大和郡山市内にある県中央卸売市場内で卸していたとは。灯台下暗しとは、こういうことだ。

先代の父親は、仕入れた生の飛魚から塩干物のホントビを作っていたころ。

漬物と同様、漬物桶に・・。

一枚、一枚重ねて塩漬けする開きの飛魚。

その塩の量の加減で、しょっぱさは強くもなるし、弱くもなる、と話してくれた。

「もう聞くことないか・・」といわれて、奥に入り込んだ店主。

体調がすぐれないのか、今日の応対は、ここまでだったが、自由に撮っていい、と・・・。

売値は、ホントビが350円。



刺しさばは、550円。

それぞれ、30枚に、10枚の仕入れ数。

年々、買ってくれる枚数が少なくなってきた。

購買者層は話してくれなかったが、2枚セットの人もあれば、1枚の人も・・。

(R3. 8.10 SB805SH撮影)