niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

7月31日。山形県小国町・朴ノ木峠の展望台からの山岳展望 と、関川村・光兎神社

2022年08月04日 | 朝日連峰

 

5月に訪れた朴ノ木峠

残雪のため展望台まで行かなかったので、雪が消えたころ訪れようと思っていたが、今年はずっと大気が不安定な状態が続いていて、すっきり晴れ渡った日を待っていたらあっというまに真夏。

この日も晴れることには晴れているが、新潟市から見える飯豊連峰も霞んでいる。まあいいや。どの辺りが見えるのかを確かめるだけでもいい。早朝テニスに参加してから9時半頃出発。

国道113号から県道260号、新田橋渡って県道15号へ。

新田橋からの眺め。何度も撮っているが、つい車を停めてしまう。

 

 

 

県道15号から林道朴ノ木峠線へ。え?こんなだったかなと思うほど細い坂を上がっていく。5月より、道路わきの草が生い茂り、細く感じるんだろう。

峠で右折。前回断念した林道を上がってゆく。舗装はなく砂利道だが、底をこするほどのこともなく安全な道。しばらく進むと道は左右に分かれる。左に行くと朝日連峰展望台。右にゆくと飯豊連峰展望台。

まずは朝日連峰展望台へ。

5,6台は余裕で停められそうな駐車スペース。車を降りるとそこが展望台。

いい眺め。でも季節も悪いんだろうが、草木が繁茂し視界を邪魔する。ふと気づくと、左に坂を登ってゆく踏み跡が。

林道に入ってから人っ子一人出会わない。ちょっと熊が心配だったが、この暑さ。熊も昼寝してるだろう。

一応、ラジオ鳴らして上がってみた。

 

遮るものがない、絶好の展望台。小国の街中も見渡せる。

朝日連峰のジャイアント達は雲の中に頭を隠しているがので、すぐにはどう見えるのかわからないが、

中央にひと際目を引く朝日前衛の祝瓶山。

これを目印に、時計周りに同定。

相変わらず、縦書きフォント@メイリオが見つからない。字もデカすぎた。

拡大

 

 

 

 

朝日連峰の主要な峰全てが見える。(こと、間違いなし)

車で行ける朝日連峰の展望台として100点満点。空気の澄んだ日にもう一度。条件が良ければ蔵王まで見えるかも??

 

引き返し、飯豊連峰展望台へ。

こちらも駐車場が即、展望台。

こちらは、木立がせまり、1点で見渡せるというわけにはいかないのか?

時計回りに。朝日連峰同様、主要な峰の多くは雲に隠れるが。特徴的に平らな御西岳がしっかり見えたので同定できる。

 

そしてこの大雪渓も。

 

立ち位置を変えると、朳差岳まで見えた。1点で見渡せないので90点。やはり、車で行ける飯豊連峰の展望台No.1は樽口峠だな。

 

きょうは、もう一か所寄ろうと思っていた場所がある。

初めて訪れる、関川村の光兎神社(こうさぎじんじゃ)。

 

真後ろに聳えるのが、光兎山。新潟100名山

 

 

二礼二拍手一礼し、お守りを求めて中に。すでに若い女性三人連れと、親子と思しき女性二人連れ。

三人連れは御朱印ハンター。

 

賽銭箱にも金色兎

その後ろに金箔兎。

お祓いを受けに来た人は、名刺大くらいの金箔を授かり、この兎に貼ってゆくんだそうだ。親子二人連れはうやうやしく金箔を頂いていた。

5人は、それぞれの目的の前に、神主さんの有難いお話を聞くことになっている。僕はお守りだけ買えればいいので、先にお金払って退散しようと思っていたのだが、神主さんの「どうぞ聞いていってください」の圧に負けて、椅子に座ってしまった。でも、光兎神社の由来や、出雲大社・お伊勢様との繋がり、など興味深いお話を聞くことができた。

 

 

彫刻にも二羽の兎。

 

光兎神社の名前は、前から知っていたし、光兎山の山頂には奥宮もあり、詣でたこともあるが、例えば、ネットで新潟県の神社を検索してもなかなか出てこないので、これまで訪れようと思ったことがなかったのだが。認識を新たにした。小さいながらも格式の高さを窺い知ることができる神社だった。二年詣りに来ようかな?

前を流れる川の対岸に滝が。

 

帰る道すがら、青々とした田んぼの背景に光兎山。

 

 

 

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8月13日 新潟100名山70座目 朝日連峰・以東岳 オツボ峰コースで大鳥池へ下山

2018年08月18日 | 朝日連峰
山頂から以東岳避難小屋に戻る。
ここで約1時間の大休止。

まずは腹ごしらえ。

さて、小屋を拝見。
中に入ると、ホワイトボード。

管理人さんは以東岳のイトウさんだって。
そうそう、13日の時点で日暮沢小屋まで車が入れない状態になってるそうだ。手前徒歩20分のところで通行止め。現在の状態は不明。行かれる方は気をつけて。
外に太陽光パネル。1回100円で携帯充電できるそうだ。


月山と鳥海山


飯豊連峰。石転び沢の雪渓もだいぶ小さくなった。




鷲ヶ巣山


この雪渓の下が水場かな?






0953 4名パーティーが山頂へ向け出発。


のんびりし過ぎた。私も山頂越えてオツボ峰へ向かおう。



スタート   :10:01
時間     :2:50'37.8
距離     :5.43 km
上昇     :91 m
下降     :854 m
上昇継続時間 :0:20'34
下降継続時間 :1:47'59
水平移動時間 :0:42'04.8
最大高度   :1777 m (みちびきが本格的に運用されるようになると、この精度ももう少しあがるんだろか)
最低高度   :961 m



山頂に戻ると、泡滝から狐穴小屋泊で戻ってきたというカップルとご挨拶。私の装備を見て縦走と思っていたらしく、これから大鳥池小屋に戻ると言うと、じゃあ余計な荷物は置いてくれば良かったのに~、と。そう、他の方にも言われた。あと2食分あればもう1泊できる。これ担いで登れるのか試してみたかっただけ。なんちゃって重装備。残り30座には、今までのような前泊日帰り登山では無理なところも。テストは合格?でも体力が?

1015 山頂越え下ると、これから山頂へ向かう若者グループとスライド


中央に月山、左に鳥海山、右に葉山。これらを背景に続くオツボ峰コース




以東岳にも花崗岩のオベリスクがあった。




1023


オベリスクの脇をすり抜け山頂を振り返る。



新潟市など南方向から見ると、とてもすっきりした三角形の以東岳。なるほど、これをほぼ反対側から見ているわけだ。





1030 大鳥池を見下ろす。


1034 振り返る。




山頂からは、2分に1回はシャッター切らずにいられない。




1039 まるで散歩道のようなオツボ峰コース。草原を逍遥す。






1053 小屋もだいぶ遠くなった。










1057 

おや?右上に妖しの雲が。

1059 小朝日岳の上空か?、もっと向こうか?


1101 発達してる?渦巻いてるんだろうか?




すぐにこちらに接近してくるものではなさそう。気を取り直して。




化穴山


甚六山






1112 オツボ峰着
(私がオツボ峰だと思っている場所は、その手前のピークかも。でも、休むにゃもってこいの場所。GPSの表示は1648m。)


たおやかな稜線の奥が戸立山。登山道はなさそう。





まだ、そこにあるな。あれは何?どなたか教えて。







さあ、先へ進もう。ここから先が、お花畑ロード。

1119 高根松虫草 私は今年初のご対面。惹かれるなぁ。ここから先は松虫草が咲き続く道






1125








1132 ハクサンイチゲ


1135


1140 植生保護のため、歩ける場所が規制されているところも。それだけ広々している。


この花は?一輪だけ咲いてる。コウメバチソウが開き始めたところ?




1143




1147 オツボ峰と三角峰の鞍部。水場があるようだ。


またまた以東岳を振り返る。


三角峰にもオベリスクがあるようだ。


1150


オベリスク直下にて。もうすぐこの眺めともお別れ。




1154 三角峰を下る。


1201 ニッコウキスゲとヒメサユリ




フサフサのチングルマ?


1206 最後の小さな丘を越えるとあとは


激下り。直線的に滑り台みたいに下っている。




この下りはちょっと想定外。ここ登るのって結構辛そう。反時計周りの周回で正解だろう。

1229 梢越しに大鳥池が近くに見えてきた。


この写真撮ったところで、なんとカメラ電池切れ。バシャバシャ撮って来たからなぁ。まあ、ここまでよくもってくれた。

1時前に大鳥池小屋着。
真っ先に水場で冷たい水を飲み、レーズンなどの行動食を腹に入れ小休止。
ちょうど、昨晩ご一緒した釣り人さんたちも下山の準備していたところで、一緒に泡滝ダムまで下ることにした。

1314
4人グループの中の女性が先頭に立って歩き出す。この娘の足が速い。それなりに疲れてるからのんびり下ろうなんて思っていたが、すぐに置いて行かれる。一生懸命追いかけた。
冷水沢で、3人がもう一度釣りをするという。私は、足の調子が悪いから先に下る、という方と二人で先に降りる。
高度が下がるにつれ、気温は急上昇。
だんだん歩みが遅くなり、口数も少なくなってくる。
駐車場についた時には二人ともバテバテ。やはり、この夏は暑かった。

小屋の管理人さんに教えてもらった日帰り温泉に向けて走り出すが、やはり眠気が襲ってきて朝日屋さんの近くで仮眠。
目覚めて、さあまた走り出そうと体を起こすと足が攣った。
外に出て足を伸ばしたかったが、エンジンかけたままの車はアブの波状攻撃を受けていてドア開けらんない。
暫く車の中で悶絶していた。

一応 完


新潟100名山  70座目
越後百山    53座目

























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8月13日 新潟100名山70座目 朝日連峰・以東岳 直登コースで山頂へ

2018年08月16日 | 朝日連峰


スタート   :05:39
時間     :2:58'49.6
距離     :4.02 km
上昇     :805 m
下降     :21 m
上昇継続時間 :2:15'11
下降継続時間 :0:05'34
水平移動時間 :0:38'04.6
最大高度   :1775 m
最低高度   :964 m



ほとんど下ることなく、同じ傾斜角度で登っている。こんなグラフの山は見たことない。

朝、3時を過ぎると、小屋の中も動きが多くなる。
一晩中、鼾と歯ぎしりの饗宴。自分も参加していたかどうかは定かでない。
暗いうちに外に出ると、満天の星。昴が輝き、オリオンの三ツ星は上って来たばかり。
ずっと見上げていると、二つ、三つと流れ星が。そうだった。お盆だ。ペルセウス座流星群だ。
荷を軽くするために三脚を置いてきたのが悔やまれる。
テーブルの上にカメラを上向きに置いてバルブ撮影するが、久々の星撮りでピンボケ。流れ星も写っておらず失敗。
でも、短時間に見た流れ星としては、過去最多だろう。見られただけでもラッキー。
そうこうするうちに、次第に明るくなってきた。
縦走組はヘッデン点けてどんどん出発してゆく。


0539 山荘前を出発


0544 オツボ峰コースと直登コースの分岐。登りは直登コースへ。


こんな道で、池を回り込んで行く。




こんな感じで尾根をまさに直登して行く。


あの河原?干上がった川底?を横切って登りが始まる。




タマガワホトトギス


ジャコウソウ


0639 大鳥池小屋が見下ろせた。


0706 展望の少ない樹林の中をずっと辿ってきたが、先に光が見える。


0711 一気に眺めが広がる。


0728 あのピークの向こうに山頂が。


振り返れば大鳥池


その左には化穴山(バケアナヤマ)。越後百山だが、道のない激藪山。行けない山。


0732 草原の中を直登していく。


何度も振り返る。


天気は安定している。この日、新潟市は雨が降ったそうだ。


イワイチョウ


化穴山


その右は甚六山




0802 鳥海山がせり上がってきた。




0817 鳥海山と月山の揃い踏み


0821 小屋が見えた!




0832 小屋着

荷物を置き、カメラだけ持って山頂へ



0840 山頂着




大朝日岳へ続く朝日連峰縦走路。

これから大朝日岳まで縦走するならもう1泊、最低あと2食分の食糧が必要。さらに泡滝ダムまでタクシーで帰る?なかなかハードルは高い。
中央最奥に尖った磐梯山。磐梯山の左は吾妻連峰。右は飯森山を経て飯豊連峰へ。

大朝日岳の左奥には蔵王連峰が






月山








0844 縦走路を進む登山者

この方、私より後にスタートしてオツボ峰コースを登ってきたのだが、私が山頂に着いた時には腰下ろしてまったりしていた。速い!

0846 そういえば三角点を確認してない。遅ればせながら


月山


鳥海山


蔵王


一度小屋に戻って早い昼食としよう。

(続く)








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8月13日 新潟100名山70座目 朝日連峰・以東岳 アプローチ・大鳥池まで

2018年08月15日 | 朝日連峰
 このお盆休みは初・飯豊本山のつもりで、切合小屋に宿泊の連絡入れたり、EVAフォームマット新調したりと準備していた。
11日夜に出発し、コンビニ泊の弥平四郎登山口発、切合小屋泊~飯豊本山ピストンと余裕を持った計画とした。今年の夏はあっちぇ~し。
ところが、11日昼過ぎにトラブル発生!これから慌ただしくなるな、山なんか行ってる場合じゃないな、と切合小屋に断りの連絡を入れた。

 翌12日朝、これが一気に解決。ほっとするやら、可笑しいやら。
さてそうなると、一度は頭を引っ込めたお山の虫が、再び頭をもたげる。時刻は10時。今から飯豊はない。
実に35年以上振りとなる山小屋泊の準備は万端。
この時刻に出発して、小屋に1泊して登れる新潟100名山は?あった!以東岳。大鳥池小屋に泊って以東岳ピストン。この日のために残していたかのようなロケーション。天気予報も申し分ない。
大急ぎで残りの準備をし、日本海東北自動車道~山形道経由で泡滝ダム登山口へ。

スタート   :14:49
時間     :2:44'26
距離     :7.63 km
上昇     :491 m
下降     :71 m
上昇継続時間 :1:29'14
下降継続時間 :0:15'02
水平移動時間 :1:00'10.6
最大高度   :991 m
最低高度   :494 m





1449 駐車場発


1458 泡滝ダム 上流で冷水沢、源太沢、七ツ滝沢などを合わせるこの綺麗な川の名前は大鳥川、でいいの?


1459 登山口 


1513 大鳥池まで10区間に分けてある。1区間15分見当らしい。


1528 大鳥川に注ぐ沢は沢山。小沢をいくつも渡る。ふと見上げると滝になってる沢も。
どの沢もバシャバシャ流れてて、水に困ることはない。 


1530 綺麗な川を眺めながらの緩登が続く。快適~








この時間なので、多くの下山者とすれ違う。




1554 吊り橋 ちょうど渡ってきた方にモデルになってもらう。


揺れる、揺れる


1556 ここが冷水沢






1612 5/10 漸く半分


1622 二つ目の吊り橋 七ツ滝沢を渡る。




暫く七ツ滝沢に沿って登る。ブナの原生林帯






1636 この辺りから七曲りが始まる。電光形に登る登山道。所々ショートカットを規制するロープが張られている。
植生保護のため、ショートカットは厳に慎みましょう。




1720 

影がだいぶ長くなってきたなぁと思った頃、

1727


大鳥池小屋(タキタロウ小屋山荘)着


1泊素泊まり1500円
受付済ませ、2階へ案内される。
2名の先客さんの前に荷を下ろし、ご挨拶。
なんだか話が噛み合わないと思っていて気づいた。「これですか」と手で竿を振るふりをすると、そうですと。釣り人さんだった。
ここを基地にして、あちこち歩きまわりフライフィッシィングをしてるのだそうだ。
気さくな方で、下山まで色々お話して今回の登山をより楽しいものにしていただいた。

1744 まずはタキタロウ池を見下ろしながら缶チューハイを開け夕食。

いつものスープご飯。今回は4食分用意してきた。1食は非常食。

1818 食べ終わり、周囲を散策






水は嬉しくなるくらいバシャバシャ出ている。これで今回の登山の水の心配は全くなくなった。


水力発電だって。Σ(゚Д゚)














1903 一番星見つけた。


さて、これから管理人さん囲んで酒盛りとかあるのかなと、ジンビームのペットボトルの出番を期待し部屋に戻るが、すでに皆さん消灯モード。
暗がりの中で、一人水割りチビチビ飲んで1日目は終わり。

(続く)





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8月13日 新潟100名山70座目 朝日連峰・以東岳 速報版 

2018年08月14日 | 朝日連峰
8月13日 朝日連峰・以東岳に登ってきました。
漸く新潟100名山70座目に到達。
登りついた山頂からは飯豊、磐梯、吾妻、蔵王、月山、鳥海山・・・見たい山はほとんど見えた。
1点360度の絶景の山頂でした。



昨年、新装なった山頂避難小屋


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9月24日 紅葉の朝日連峰 新潟100名山62座目 竜門山・63座目 西朝日岳 詳細版その2

2017年09月28日 | 朝日連峰
1231 竜門山が近づく頃、かなり稜線上の雲が取れてきて寒江山も姿を現してきた。




この寒江山(かんこうさん)。深田久弥著「わが山山」の朝日連峰・大鳥池の頁では、「さがえやま」とルビをふってあるが、「かんこうさん」が正しいとの事。この本で寒江山を知ったので、ずっと「さがえやま」だと思っていた。深田久弥が山の名前を間違えるわけがないだろ、と、かんこうさんという読み方を知ってからも思っていたが・・・。近くに寒河江市があるから間違ったということらしい。
かんこうさんを変換してもなかなか寒江山にならないので、寒河江山といれて河の字を消している。

1233 竜門山への登り


1236 さらに、後方には西朝日岳から中岳も。




中岳




そして西朝日岳


K君がスマホで撮ってくれたパノラマ写真。へぇ、スマホってこんな事もできるんだ。ま、僕はガラケーでいいや。


竜門山山頂と思われるピークを通過し、


1243 分岐に戻って来た。


主稜線を進み、竜門小屋へ向かう




ユウフン山と清太岩山 


竜門山を振り返る


中俣沢方向を見下ろす。


1251 小屋までもうすぐ。


1253 竜門小屋 着   管理人さんは布団干しに大わらわ。

最初の計画では、ここでゆっくりランチのはずだったので、きょうも塩麹漬け豚肉をガッツリ持ってきた。が、2時間ほどオーバーしているのでいささか気忙しい。なのになかなか肉は焼けず。またまた時間をロス。

小屋前からの山形県側の展望




新潟県側の展望  ここは県境稜線。




登りの時、竜門山への最後の登りの辺りで、山頂を通らずにここの小屋へショートカットする道があるように見えた。
帰りは、そのショートカットを使えば楽なんじゃないかと管理人さんに聞くと、小屋から水場に行く道なのだと。ショートカットではないかと皆に同じ事聞かれるのだ、と。途中までだし、管理人さんも足を取られる悪路だそうだ。やはり登り返さなきゃならんのだな。

1335 さあ、帰ろう。

1340 いつか泊まってみたい、綺麗な小屋だった。


1342 寒江山も登らねばならない新潟100名山。いつかこの縦走路を。








1346 大休止した後の登りは辛い。


1347


1348 竜門山の右に、西朝日岳、袖朝日岳

 


1353 まだ体が登山ペースにならない。


1354 ようやく分岐


1355 すぐに日暮沢に向けて下る。


あっこを越えて行かねばならん。


1405


1406 これから小屋へ向かう男性とスライド


1413 北寒江山 以東岳は結局最後まで全貌を現さなかった。






1420 主峰・大朝日岳もクッキリと。




小屋も見える。


1421 名残惜しい竜門山を見上げる。


1423 ユウフン山


1431 もうすぐ。まん丸なユウフン山。




1458 清太岩山を目指す。




1610 ゴロビツ 


1718 急降下が膝に来てる。


1719 日暮沢小屋は近いが、日暮れも近い。4時には下山完了する予定だったが、やはりあの2時間がここにきて響いて来た。


1721 入山者数のカウンターまで来た。


1723 山の端に日が落ちる。


1736 日暮沢小屋に戻って来た。暗くなる前に降りられて良かった。


1738 日暮沢を渡り、駐車地点に向かう。


小屋からの山道。ヘッドライトの先を時々小動物が横切って肝を冷やす。

「道の駅にしかわ」に戻り、併設の日帰り温泉に。露天風呂はないが、綺麗でしかも300円。これは使える。

帰りは、朝日町や飯豊町経由。国道278号線~113号線。どこも4,50キロ制限の道なのに、皆ゆうに30キロオーバーで疾走するもんだから小心者の私の車の後ろにはすぐ金魚の糞(お前たちは糞じゃ!)よろしく渋滞ができる。大型トラックが接近すると恐怖。大型トラックって、なんであんなに車間詰めるのかねぇ?鬱陶しいんだよ。なんてね。

越後百山    46座目

新潟100名山  63座目
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9月24日 紅葉の朝日連峰 新潟100名山62座目 竜門山・63座目 西朝日岳 詳細版その1

2017年09月26日 | 朝日連峰

待望の晴れ予報の日曜日。計画しては頓挫してきた朝日連峰の竜門山に漸く登ることが出来た。
5時に道の駅にしかわを出発。
日暮沢小屋の目前で日暮沢の水が道路上をバシャバシャ流れている。その手前にすでに何台かの車が駐車している。
この流れの中を通って小屋まで行っても、もう満車状態なんじゃないかと考え、沢の手前に駐車して身支度整え出発した。

スタート   :06:15
時間     :10:20'06(フル充電してきたが、約10時間、下りのゴロビツ付近でGPS電池切れ)
距離     :16.34 km(駐車地点からゴロビツまで約1.7km?約18kmの行程)
上昇     :1470 m
下降     :1225 m
上昇継続時間 :3:55'40
下降継続時間 :2:56'10
水平移動時間 :3:28'16.1
最大高度   :1818 m
最低高度   :627 m

0617

きょうは若手Kくん、Yくんと3人で登る。

0618 日暮沢小屋

もう数台停められそうだったが、ここまで来て引き返すより、あっちに置いてきて正解でしょう。たかが数分。
紅葉真っ盛りの朝日連峰は半端ない混雑とか言うし。

0621 至 竜門山


0631 いきなりの急登。足の松尾根ばりの、根っこむき出しの急坂が続く。


0646 


でも時々長い平らな道もあり、こういうのがあると助かるなぁ、などと余裕をかましていたが・・・。
やはり、急登は続く。


0729 北側の展望が開ける。月山は雲の中?


0740 こんな抉れた部分もあり、


0742 ゴロビツ

右にちょっと下ったところにある貴重な水場だが、岩を伝っている感じ。あまり期待しないほうがいいかも。
GPSの表示は1151m。登り始めから1時間30分弱。
「新版 新潟100名山」の地図上のゴロビツを示す赤マークは標高1000mくらい。間違ってないか?
竜門山・寒江山・西朝日岳。どの項目も同じ地図を使っているので、3つ全部間違ってる?
菱ヶ岳や蒜場山の項でも間違いと思われる点がある。別に粗探しをするつもりはないが、それを見つけるのが楽しかったりして。



ゴロビツを過ぎて暫くして、高い段差をグイと足を持ち上げたところで、両太ももが攣った。朝から先頭に立って登って来た。
若者にいい所見せようと、知らず知らずに飛ばし過ぎてたのかも。まだ清太岩山までも登ってないのに。
とても涼しいので水も飲んでないし、塩分チャージタブレットも食べてなかったなぁと、二人には先に行ってもらいボリボリ食べる。
もはや私にとっては信仰に近い塩分チャージタブレット。店頭から消えてもアマゾンで買えるから安心。
ここから大幅にペースダウン、と思いきや、この後も「新版新潟100名山」コースタイムよりずっと速い。若者が先行してくれたためか、コースタイムが余裕持たせすぎなのか?


0814 徐々に展望が開けてきて、小朝日岳も見えるようになった。大朝日岳は雲の中。


0817


0819 右 清太岩山・左 ユウフン山


0823


0835 それなりに紅葉始まっているようだ。


0847 1359m付近? 一気に展望が開ける。


0848 ユウフン山北西面の紅葉が進んでいる。ワクワク


0850 二人は何度も立ち止まり待っていてくれる。先行してもらったので写真にモデルが登場するようになった。




0855 清太岩山 着


0856 ユウフン山を見上げる。

若者二人は、近いね、20分、30分?なんて話してる。コースタイムは1時間半だし、自分の足が心配だったし、無理無理と言うが、確かに近く見える。

0857 主稜線はやはり雲の中。


0858 辿って来た道を振り返る


0900 現地で見ている時は方角からして蔵王かなと思っていたが、熊野岳のようだ。


0901


0910 ユウフン山へ向かう。


0917 一度下り、登りに転ずる。心配した足もまずまず。若者の後を追う。


0918


0919


0942


0944


0946


0947 清太岩山を見下ろす。


0949 ユウフン山 着。 清太岩山から40分。やはり速かった。コースタイムが遅すぎか?

(後日談:このコースタイムは、「新潟100名山」に載っていたものだが、次に出た「新潟100名山+10」では45分になっていた。なんだ間違いだったんだ。でも、まさかコースタイムが間違ってるなんて。有り得ない間違い。)  




お!雲の切れ間から竜門小屋が見える。


そして、ついに竜門山が全容を現したのであった。カ・ン・ゲ・キ(これはセーラー服と機関銃のカ・イ・カ・ンの雰囲気でどうぞ)


0959 ちょっと休憩して、山頂に向け出発。


西朝日岳はまだ雲の中。






1000


1003




1011 ユウフン山を振り返る。




1013




1021




1035


1044 ついに主稜線に到着。 この標識は分岐を示しているだけで山頂とは書いてない。ザックがいくつかデポしてある。空身でどっちに行ったのかな?


左方向に、高い所があるのであっちかと歩を進めるが、何もない。かなり拍子抜け。
山頂標識の前で快哉を叫んだり、記念撮影したりというのがないのは消化不良だ。
そこにザックをデポしていたグループが西朝日岳方向から戻って来た。問えば、西朝日岳ピストンしてきたと妙齢の山ガールが事も無げに答える。
2時間くらいかしら、と。この時、全員が心配しているのは私の足の具合だけだと思っていた。塩分チャージタブレットのご利益で?既に充分回復しており、ピストンを躊躇わせる障害はなかった。時間もまだ11時前。GOサインだ。

1047 計画変更し、西朝日岳に向けて出発。


また、雲が厚くなる。


西朝日岳山頂はあの二つコブのちょっと向こうくらいに思っていたが実際にはそのずっと奥に巨体を隠していた。






1054










1059


1113


1115 二つ目のコブだったかな?この後も数回だまかし山に騙され、その度、きっと次が、きっと次が山頂と思いながら進む。


1121 振り返って


1125 吹きっさらしの稜線はかなり寒い。


1131


1140 標柱が見えたぁ。


1141 西朝日岳 着   疲労感は半端ない。  

疲れたとはいえ、竜門山から約1時間。やはりコースタイムは余裕持たせすぎか?この長いコースタイムが足枷になって、なかなか計画が実現しなかったという面もある。何歳くらいを対象にしたコースタイムとかって説明は大切かも。
 

1150 山頂にはソロの方ひとりだけ。この方、コンロの上に蒸篭(せいろってこの漢字?)乗っけてる。何?焼売?いいなぁ。


1151 展望もないし、三角点に別れを告げ、そそくさと撤退。63座目、頂きました!


1157




草紅葉も綺麗




小朝日岳がまた姿を現してきた。


1211


1212


1216


1218


1220 下るにつれ、どんどん雲が取れて来た。あれは中岳か?


1228 進行方向、寒江山も姿を現す。


この後をアップロードしようと思ったら、1日のアップロード可能枚数を越えたそうで。
編集途中ですが、この辺で「その1」としてアップロードします。








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9月24日 紅葉の朝日連峰 新潟100名山62座目 竜門山・63座目 西朝日岳 速報版

2017年09月25日 | 朝日連峰
待望の晴れ予報の日曜日。計画しては頓挫してきた朝日連峰の竜門山に登ってきました。
若者Kくん、Yくんに引っ張り上げられ、予定外の西朝日岳まで足を伸ばし、新潟100名山63座目までゲット出来ました。
写真は、晴れ行く西朝日岳。

帰宅すると24時近く。朝日連峰はやはり遠かった。写真整理は明日以降。
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2014年10月12日 「玉の如き快晴の、大朝日岳」 の記事に、写真追加

2017年09月06日 | 朝日連峰
9月の連休に朝日連峰・竜門山に登ろうと、2014年の大朝日岳の記事を見返していると、不思議なことにあまりにも写真が少ない。
何枚かチョイスして追加しました。



玉の如き快晴の、とは、深田久弥が日本百名山の鳥海山の項で用いた表現だが、12日は本当に素晴らしい快晴。朝から夕方まで頭上に一片の雲もなかったなんていうのはほんとに珍しい。
前日、仕事が終わってから車で出発。
日本海東北道無料区間を通り、道の駅月山に辿りつくが、この先、麓までコンビニは無いと聞きUターン。ファミマまで戻り買い出し。
また引き返し、道の駅にしかわで車中泊。未明に車外に出てみるとオリオンがすっくと直立していた。

0622 日付が変わる前に満車になるそうなので、最初から路駐のつもりだったが、随分離れた場所に駐車した。

0634 原生林の中の道を古寺鉱泉へ向かう。


0700 古寺鉱泉前の駐車場発

0746 紅葉の登山道




0813 水場 細い流れだがしっかり出ている

0820 大朝日岳・日暮沢 分岐

0848 三沢清水 枯れていた。

0908 古寺山
山頂に辿りつくと、にこやかに笑いかけてくる方がいる。9月に荒沢岳山頂でお会いした方だった。

1000 小朝日岳 着

1008 目指す大朝日岳 小屋も見える。


1022


飯豊の石転び沢を遠望する。
月山から見た飯豊、朝日連峰の重なり具合で学習したつもりだったが、このように飯豊連峰を横一列に見ることができるんだと改めて知る。


中岳や西朝日岳の尾根が美しい。




1045 小朝日岳を振り返る


1056 天空の散歩道


1104


1117 銀玉水 ここで休んでは、どっと疲れがでそうだし、大変混んでいたので通過。

1134 中岳へ続く道


1200 大朝日岳
以東岳に続く縦走路。いつか辿ってみたい。






月山と葉山。葉山の右上には、


栗駒山。見ている時は、岩手山かな?まさか岩木山?などと。


越後百山の鷲ヶ巣山と光兎山。徳網山も人気の、登ってみたい山のひとつ。
妙高連山まで見える。米山かな?とも思ったが。


印象的だったのは祝瓶山。
延々と続く山並みの奥に屹と天を突く姿は登高意欲をかき立てる。が、クマが怖いので当分行かないと思う。


1300 下山開始

1310 中岳を左に見て往路を戻る


1353 小朝日岳・古寺山 分岐 帰りはショートカット

1416 分岐

1437 古寺山

1520 日暮沢への分岐


1622 古寺鉱泉

越後百山  22座目
日本百名山 9座目

9月の朝日連峰はどんな姿を見せてくれるのか、今から待ちきれず、過去記事を再編集しました、とさ。
我ながらやる事が子供っぽいなぁ

コメント (3)
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