niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

11月30日 下権現堂山

2014年11月30日 | 権現堂山
30日は、下越よりも中越の方が晴れ間が広がるようだ。中越でこの時期登れる未踏の山。権現堂山がすぐ浮かんだ。
菱ヶ岳や倉手山で、すでに雪を踏んでいるので、同程度の標高の権現堂山にも当然雪があるだろうと、長靴履きでザックに軽アイゼン忍ばせて出発したが、結局、全く雪はなく、少し拍子抜けだった。

0944 戸隠神社に参拝

左右にルートが分かれるというので、左に取ったら、それは鷹ノ巣神社方向で引き返す。


0959 権現堂山登山口


1035 四合目
とても暑くて、重ね着を脱いでいると、下から軽快に駆け上って来た方が、「暑いなんてもんじゃないよ」と言いながらも、あっという間に駆け抜けていった。このあと、私が8合目に着いた時に、下りの彼とスライドした。きょう出会った方々は、皆尋常の速さじゃない。(私が遅いのか?)


1059 六合目
この辺りからさらに傾斜が増してゆく

1113 唯一のロープ

全体に良く踏まれているが、必要最低限の階段や1か所だけのロープなど過剰な整備はなく、急でよく滑るのだけど、気持ちのいい登山ができるコースだと思った。

1131 下権現堂山 山頂着
いい具合に岩が配置され、気持ちのいい山頂。




山頂に着くと雲海の上に


守門岳


長い守門岳の裾野の向こうのピラミッドは?袴腰山だった。


八海山


越後駒ヶ岳


荒沢岳


来年の干支の山 未丈が岳


この雲は?放射状層積雲?巻雲は見分けられるが、他は良くわかりません。どなたか教えてください。


もう少し、雲が取れるまで、と思っている間にどんどん時間は過ぎ、上権現堂山は、どうせ展望はないからと早々と断念。
結局2時間半も山頂にいた。その間、二人の男性が登ってきた。
なかなか、去りがたい山頂であったが、地元魚沼の方が、大力山ならこれからでもまだ登れるかもというので、更なる越後三山の展望を求めてようやく下山することにした。


1420 山頂発 往路を戻る。
だいたい、山は下り始めると眺めが良くなってくるもので、8合目の岩のテラスに立つと、きょう一番すっきりとした三山の姿が眼前に広がった。

1525 登山口着

大力山方面に車を進めるが、さすがに明日は12月というこの季節。辺りは次第に夕方の雰囲気で、地元の方ならまだしも、その時間から大力山というのは取りやめて家路に着いた。
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11月23日 倉手山と、2011年の樽口峠のオオヤマザクラ

2014年11月23日 | 飯豊連峰
23日は、全国的に高気圧に覆われるが、新潟だけ雨の予報。
山形は、新潟よりはいいようだ。
となれば、以前から行きたかったが、スズメバチが嫌で遠のいていた、小国町の倉手山に登ろう。
朝6時に車で出発。2時間程度で小国町に入るが雨。道の駅やりふれなどを巡って時間を潰す。

1052 梅花皮荘の赤い吊橋
どなたかのブログで山頂には雪が積もっていることがわかったので、今シーズン初の長靴。
迷ったが、ワカンもザックにくくりつけ、私の準冬山スタイルで出発。
遅い時間なのでこれから登る方はいないかな、と思ったら先を行く女性が一人。大いに心強い。


1107 倉手山登山口

登り始めると、7,8人の下山者とスルーした。他に登っている方はいないようである。
次第に雲は薄くなってきているが、この方々は山頂での飯豊を眺めることはできなかったようだ。
山頂手前で雲間から日差しが。

1223 倉手山山頂着


左から大尾根(切歯尾根)・クサイグラ尾根・梶川尾根


中央奥は地蔵岳


光さす梶川峰。中央に丸森尾根。梅花皮岳や梅花皮小屋が現れては消える。北股岳は最後まで見えなかった。


山頂の宿り木。え?熊棚?と一瞬。


鉾立峰も一瞬姿を現したが、本山山頂は見えず。2時間以上粘ったが、そろそろタイムリミット。

1449 山頂発

1515
下り始めて、ようやく飯豊山山頂が姿を現した。


枯松山と大境山


大境山の右ずっと奥に綺麗なピラミッド。
名のある峰だろうと思ったが、光兎山だった。
山々の位置関係の感覚(ヤマ感)がまたリセットされた。


1551 倉手山登山口

時間があったら以前行った樽口峠にも行ってみたかったが、時間切れだった。
2011年5月3日の樽口峠のオオヤマザクラ

峠に続く林道はまだ除雪されておらず、小玉川公民館に駐車し林道を辿ったが、地元の方は峠までのショートカットコースを行くようだ。

桜の左に朳差岳


石転び沢

コメント (1)
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11月16日 五頭山三ノ峰ルートから菱ヶ岳へ縦走 今シーズン初の新雪踏んで

2014年11月16日 | 五頭連峰
今ひとつすっきりしない天気の日曜日。
きょうは越後百山の松平山を落としたいと思っていたが、人の少ない山葵山経由はまだ熊が気になり、三ノ峰からピストンして避難小屋で昼食という一応の予定で家を出る。阿賀野市に近づくと、二王子がしっかり冠雪しているのが見えた。

0918 駐車場着
どんぐりの森に近い所は、この時間ではすでに満杯。少し戻って駐車。
使わないだろうと思ったが、4本爪をザックに入れる。ここでポールを忘れたことに気づいたが、五頭山だからまあいいか、と。

0930 三ノ峰ルート登山口
ここの三角屋根は四季折々、いい雰囲気を出している。


1007 7合目
7合目を過ぎると雪が現れる

1036 三ノ峰 着
こんなに雪があるとは思っていなかった。この時点で松平山は無理だと思った。

1037 避難小屋
ポールがたくさん置いてあり、大勢の方が休んでいるようだ。そのままスルー。


1049 一ノ峰


1058 前一ノ峰



飯豊や蒜場山、川内山塊など、もうこんなに!と思うほど冠雪している。
五頭連峰は、まだ樹木は雪に埋もれていないので、雪が覆っているルートが白い帯になって良く見える。多くの方が菱から縦走してくるのがわかった。
天気はまずまず安定している。
これだけの人が歩いていればポールなしでも行けるだろうと、菱へ縦走することに決定。
しかし、この雪の中、半袖シャツやランニングで登ってくる人もいてビックリである。

1119 松平山・菱ヶ岳分岐

1221 与平の頭


1243 菱ヶ岳

積雪は30cm程?
ツェルトが一張り。正解である。
私は寒空の下、コッヘルに袋入りのおでんをあけて温め、そこにパックご飯を入れて雑炊状にして昼食。
汁も全部飲み干せば、コッヘルの後始末も簡単。ただ、おでん、そのものの味がイマイチ。

ここは、東港や阿賀野川は良く見えるが、山岳展望はほとんどない。
やはり、菱から五頭。連峰最高峰を極めてから、稜線漫歩で、好展望の前一ノ峰へ。そして避難小屋で昼食、というのがいいのだろう。

1325 菱ヶ岳発
4本爪アイゼンをつけて下るが、菱からの下りはなかなか急である。
ここでポールを忘れたことを悔やむ。滑らないようゆっくりと降りた。

1357 夏道と冬道の分岐の辺りで雪はほとんど消えた。

1402 笹清水

山中いたるところに灰皿がある山は五頭山くらいなもんだろう。
五頭山は、以前は登山客の捨てるゴミだらけの大変汚い山だったそうだ。五ノ峰辺りは目も当てられない状態だったそうな。
灰皿はそのころの名残か。いい加減撤去しませんか?吸いたい人はMy灰皿持ってくればすむこと。
県外の方にみっともない。


1409 杉端
ここを過ぎると、徐々に紅葉が鮮やかになってきた。

1420 見晴らし場?だろうか。
中ノ岳からのオッタテ尾根は、雪が絞まった頃、下ってみたい


1513 菱ヶ岳登山口

新潟の山はもう冬支度。次からは長靴と新調したモンベルのアイゼンで行こうか?次の連休はどうしようかと今から計画を。
松平山は、まだまだ遠い。だれか、雪が絞まった頃に五頭山~松平山にラッセル跡つけてくれないかなぁ(自分でやれよ。)







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11月2日 一ノ倉沢見物

2014年11月03日 | 谷川連峰
連休なのに雨予報。さすがにこの連休は休養日、溜まっている仕事も片付けんと。だが調べるとみなかみ町は12時晴れマーク。
時間も中途半端だし、登山ではなく、先週ノゾキから見下ろした一ノ倉沢を見上げてこようと、土合駅から旧道辿り一ノ倉沢へ
新潟市から湯沢に近づくにつれ晴れ間が広がってきた。

1130 一ノ倉沢着
立派なトイレがあり、シャトルバス?も2台。そーか。こーなってたんだ、と感心。
写真撮る人、食事する人で溢れている。
道路から100m?ほど沢沿いに進むと、岩陰に入り人は見えなくなる。
ここで私も写真・昼食








電車時間が気になり、いささか気忙しい。
帰りは新道へ。
新道より、旧道のほうが整備されていて思い描いていたイメージと真逆。

土合駅のトイレ。素晴らしい。


一度歩いてみたかった土合駅の地下ホームへ続く階段。古いTV番組のタイムトンネルを思い出した。


13時50分発の長岡行に乗り、トンネル抜けて新潟県に入ると雨が降ってきた。
コメント (2)
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