小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



開成町のあじさいの里で6月11日から始まった開成あじさい祭りは本日19日で終了となった。祭り期間中は見物客で混雑するので、写真を撮るのにも、落ち着いて散策するのにも適していないように感じるが、普段は閑散としている農道沿いが賑やかになる様子が面白くて毎年祭りの期間に足を運んでいる。 10時前に会場に到着。先週はお昼近くだったのでかなり混雑していたが、今日は時間も早いためかそれほどでもなかった。あじさい農道周辺の紫陽花はどれも満開に近い咲き具合だった。したしみ通りのアナベルも見頃を迎えていた。あと1週間くらいは見頃が続きそうなので、来週はゆっくりと写真でも撮りながら散策したい。あじさい祭りの会場から少し離れたところにある南足柄市千津島のハナアオイ農道に移動。こちらでもハナアオイまつりが行われている。ハナアオイも見頃だった。ハナアオイ農道の北側には岡野あじさいの里があり、農道沿いに紫陽花が植えられている。ここの紫陽花の株は少し小さめだが、見物客が少ないので落ち着いて散策や撮影が出来る。ハナアオイ農道の西側には酔芙蓉農道の入口がある。5月の始めに来たときには切り株だった酔芙蓉も新芽が伸びて青々としている。時季外れの酔芙蓉農道には誰も歩いていなかった。自転車にまたがり田植えの終わった田んぼをのんびりと眺める。祭り会場の賑わいや雑踏から離れると、用水の水音や蛙の鳴き声が良く聞こえる。目の前の田んぼでは白鷺が餌をついばんでいた。来週は静かな田園風景と名残の紫陽花をゆっくりと楽しみたい。

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